木更津きらら歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

20年03月30日

腸内フローラを整えて、からだの免疫力を高めましょう



お腹のなかの花畑、腸内フローラを整えて、からだの免疫力を高めましょう。腸は食物を消化するだけではありません。からだの免疫組織の50%以上が、腸管で働いています。免疫力アップに重要なのは、腸内細菌の状態なんです。

腸内フローラ(ラテン語で花畑の意味)

腸の壁には何百兆も菌が生息しています。身体の調子を健やかに整える善玉菌、腸の働きにはじまり身体全体にも悪い影響をおよぼしてしまう悪玉菌、善玉菌になったり悪玉菌になったりする日和見菌。

これらの菌は腸内フローラ(ラテン語で花畑の意味)と呼ばれ、善玉菌が優位を保ち、日和見菌が悪玉菌になってしまうことなく、そして悪玉菌がおとなしくしているように管理がされていることが、健康にも美容にもとても大切なのです。

腸内細菌に元気に働いてもらうには?

免疫を強化するために必要な、ビタミン・ミネラル・脂肪酸などを産み出してくれる腸内細菌。元気に働いてもらうためには、菌が好きな糖質(白米や雑穀米)や食物繊維(根菜や海藻、きのこ)、発酵食品(味噌汁、ヨーグルト)がおすすめです。

根菜の具がたくさんはいったお味噌汁はいかがでしょうか?

木更津きらら歯科では”生きる乳酸菌”と呼ばれる「Lロイテリ菌」のサプリメントを取り扱っています。


Bio Gaia プロデンティス30錠
3,240円 (税込) ※1錠108円
お口の中の口腔内細菌の「菌質」を天然プロバイオティクスで改善します。

サプリも上手にとりいれて、腸内フローラを育てましょう! もちろんお口の中の細菌も、全身の健康に関係があります。歯みがき、がんばりましょう!


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19年12月20日

口腔ケアでインフルエンザ予防


厚生労働省の発表では、12月第1週のインフルエンザの報告数は昨年同期に比べて、およそ6倍になっているそうです。子供さんや高齢の方にも心配な季節ですね。

インフルエンザを予防するために、何をされていますか?


  • ワクチン接種
  • うがい
  • 手洗い
  • 歯みがきや歯のおそうじ

インフルエンザは会社や学校であっというまに感染します。予防のためにみなさまはいろいろ対策をされていることと思います。その中で、お口の中のケアが、インフルエンザ予防に効果があるとご存じでしたか?

お口の中の雑菌がインフルエンザの原因に

インフルエンザはお口の中の雑菌や細菌のだす酵素を通じて、気道の粘膜にはいり細胞に侵入し、発症します。つまり、酵素をだすお口の中の雑菌が少なくなれば、インフルエンザに感染する可能性も低くなるのです。抗インフルエンザ薬はこの酵素の働きを抑制することで感染の拡大を防いでいるんですよ。

口腔ケアでインフルエンザ予防

お口の中で様々な菌の住み家となってしまうのが、プラーク(歯垢)。汚れが固まってプラークになってしまう前に、きちんと歯みがきしてお口の中を清潔にしましょう。歯科定期検診で歯のおそうじをしてお口の中をメインテナンスしましょう。

口腔ケアがインフルエンザ予防になることは意外と知られていません。この機会に歯科定期検診でお口の中をメインテナンスしてあげてくださいね!


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19年12月12日

えっ、この歯、抜かなくちゃいけないんですか⁉️


抜歯ってショックですよね。患者さんもショックを受けられますが、歯科医師も「抜歯するしかないのか・・・」と非常に残念に感じています。歯科医院ではできるだけ抜歯はしないように治療を進めますが、後悔先に立たず、ということになってしまうケースも、残念ながら、あるんです。

歯を失う理由。虫歯や歯周病がほとんどです。

神経をとらなければならなかった歯、根っこに悪いところが残っている歯を、抜かなければならなくなることが多いのです。しかも、奥歯から失われていく傾向があります。奥歯を失うと、噛みあわせが悪くなり、他の歯にも悪い影響をおよぼしていきます・・・

歯が多く残っている人は、医療費も少ない

一方、歯が多く残っている人は、歯を失った人に比べて医療費もかからないんですよ。歯の数が少ない人は全身の健康状態がよくないこと、特に循環器疾患や認知症が多いという研究結果が多数報告されています。 また歯を失う原因の第1位である歯周病が、糖尿病など生活習慣病を悪化させることもわかってきています。


年をとってからの話ではない

歯を健康に保つことが、生活習慣病などによる医療費の負担軽減に役立つのです。それも、80代の方より40代の方のほうが、歯がある人と少ない人の医療費の差が大きいのです。

歯を失うことが全身の健康を損ない、医療費の負担も多くなる。年をとってからの話では、ありません! 若い時期からの定期検診で、歯を大切にしていきましょうね!


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19年10月29日

歯みがきは、糖尿病の治療です


歯みがきは、糖尿病の治療なのです。いったい、どういうことなのでしょうか?

糖尿病ってどんな病気?

糖尿病は、からだを動かすエネルギーとなるはずの糖分が、エネルギーにならない病気です。

糖分は、インスリンという物質を鍵として細胞にとりこまれ、エネルギーとなります。この鍵となるインスリンが足りなかったり、うまく働いてくれないと、高血糖になり、糖尿病と診断されます。

血糖コントロールの測定のめやすとなるHbA1c(ヘモグロビン・エーワンシー)が8.4%を超えた状態をほっておくと、両足のしびれや足の感覚の麻痺からはじまり、視力の低下、失明、腎不全とからだの機能が損なわれていくのです。

初期の糖尿病は自覚症状がない

ですから、糖尿病ははやいうちに気づいて食事療法や運動療法、インスリンの注射、投薬といった治療を開始することが非常に大切なんです。

歯みがきで血糖コントロールが改善される

歯周病の治療をすると、血糖がうまくコントロールされるようになってくるという報告が多くされています。HbA1c値が非常に高かった方が、歯みがきだけで基準値以内に改善されたという報告もあるほどなんです。

どうして歯みがきが糖尿病の治療になるの?

歯周ポケットにたまった炎症に関連する物質が血流にのるとインスリンを効きにくくします。逆に、歯周病のある方が、歯肉の炎症をコントロールできれば、血糖コントロールも改善できるのです。

歯周病の治療は、細菌の温床となるプラークをしっかりとりのぞくことです。それは患者さんご自身の歯みがきでできることなのです。歯科医院で歯石をとりのぞくスケーリングも行いましょう。

歯周病や歯周病予防のための歯みがき・定期検診が、糖尿病の治療にもつながるんですね。
現代の歯科医療は、このように全身の健康に大きく関わっています。ぜひ、おぼえておいてくださいね!


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19年10月29日

皮膚の病気とお口の健康


むし歯や歯周病は、皮膚の病気と大きな関係があります。お口の中の細菌が作るたんぱく質が、皮膚に炎症を起こすことが分かってきたのです。今日は皮膚の病気とお口の健康についてお話ししますね。

歯周病が皮膚に悪いわけ

歯周病のような、細菌感染がずっと続いている状態は、皮膚に悪い影響をおよぼします。

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)

掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)という病気もそのひとつです。

手のひらや足の裏に、小さな水ぶくれのような湿疹がぽつぽつと現れます。水虫に勘違いされるような症状です。皮膚や爪がかさぶたのように盛り上がりひび割れて、痛みを伴うこともあり、きちんと治療しないと何度も繰り返すことが特徴です。胸の骨が痛くなる関節炎を伴うこともあります。水虫のように、感染はいたしません。


掌蹠膿疱症の原因となるのは・・・

  • 歯周病をはじめとする感染症。細菌感染が皮膚に影響をおよぼしています。
  • 金属アレルギー。銀歯をセラミック、ジルコニア、CRなどの歯に代えると症状がおさまる場合があります。当院でも、皮膚科で金属アレルギーの指摘を受けた患者さまを治療させていただいたことがあります。
  • 喫煙。ニコチン受容体が汗腺に現れ、皮膚が反応しているのではないかという研究結果が報告されています。

原因を除去することで症状がよくなることも多いのです。歯科でできることがたくさんありますね。

生物学製剤トレムフィア

掌蹠膿疱症の治療は、お薬での治療方法が適している場合もあります。新しい注射薬が掌蹠膿疱症で保険承認されました。トレムフィアという生物学製剤です。2018年11月というごく最近のニュースです。

最新の正確な情報をみきわめる

ネットでは様々な医療情報があふれていますが、最新の正確な情報をみきわめることも大切です。困ったことがあったら、自己判断せずに早めに受診することをおすすめします‼️

もちろん、お口の健康を清潔に保つことが一番なのはおわかりいただけますね‼️ 3カ月に1度の定期検診に、ぜひご来院くださいね


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19年08月05日

DNA特別講演会「口腔機能と身体 歯科医療が抱える身体への影響」


2019年8月4日(日)、上野で第10回Dental Next Action 特別講演会(DNA特別講演会)「口腔機能と身体 歯科医療が抱える身体への影響」が開催されました。

当院からも、スタッフ6人で睡眠と歯科のセミナーに参加してまいりました。

講師はスタンフォード大学 医学部精神科教授で睡眠•生体リズム研究所 所長の西野 精治 先生と日本大学 歯学部 口腔外科学講座 主任教授の外木 守雄 先生です。

睡眠時無呼吸症候群

西野先生のご著書『スタンフォード式 最高の睡眠』『スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣』をお読みになった方もいらっしゃるかもしれません。西野先生の提唱する“睡眠負債”という言葉は、流行語にもなりましたね。

睡眠•生体リズム研究所は世界最高峰の研究機関と言われています。今回のご講演、“スタンフォードにおける睡眠医学”では閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)をはじめとして、睡眠医学の歴史と現状や、歯科領域と関連する最新の話題をお聞きすることができました。

睡眠時無呼吸症候群は、歯科領域と関連が深い疾患です。1976年にスタンフォード大学で提唱されました。重症例は8年での死亡率は約4割ともなる非常に重篤な病気です。アジア人は生来気道が狭いので、性別・年齢を問わず小さなお子さんにも発症します。今回は、睡眠関連呼吸障害と歯科医療との関わり、特に口腔内装置の適応とその見極めについてお話しくださいました。

OSAに対する歯科の役割

もうおひとり、日本大学 歯学部 口腔外科学講座 主任教授の外木 守雄 先生のご講演をお聞きできました。テーマは“OSAに対する歯科の役割そのイビキ、歯科で治るかもしれません!?”

外木先生は、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の病因病態学的な因子として、4つの要素をあげられました。

  • 解剖学的上気道狭小化
  • 呼吸調節系の不安定性
  • 上気道代償性低下
  • 低い覚醒閾値

この4つの構成要素が、個々の方の体系や状況などと複雑に関連して睡眠時無呼吸症を発症しています。 口腔内の健康の観点から改善できる点は、・解剖学的上気道狭小化 ・上気道代償性低下 です。

いびきが治るという、目に見える効果があらわれるということですよ。

現代の口腔医療は、全身の健康に大きく関わっています。木更津きらら歯科は、傷んでしまった歯を修復するだけでなく、予防、全身の健康をサポートする歯科クリニックとしてこれからも研鑽を重ねてまいります。


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