モデルケース

男性Aさん(50代)の Before After

治療前


自覚症状

  • 歯・歯ぐきがとても痛い
  • 義歯を入れて噛めるようになりたい
  • 口の中をキレイにしたい

20年ほど歯科医院に行かず、歯科医師(歯医者)に診てもらうきっかけもなく、日頃のケアもあまりできていない状態でした。50才を過ぎて歯がだんだんと抜け始め、食事もできず、残っていた歯も痛みがどんどんひどくなったので、これ以上悪くなるのではと不安になった為、歯科医院に行くことを決意されたそうです。

治療後


自覚症状

  • 歯の痛みがなくなった
  • 固形物でも問題なく噛めるようになった
  • 口の見た目がキレイになった

歯を全てインプラントにした場合の方が費用が安くなる、というご提案もさせていただいたのですが、「自分の歯は出来るだけ残したい」という患者さまの希望があり、残せないと思われたご自身の歯も残しつつ、インプラントを埋入しました。 また、将来ご自身の歯が駄目になってしまった場合にも、インプラントはそのままで、上の被せ物をやり替えるだけでリカバリー出来るようにしました。

お口のコンサルティング内容

むし歯や歯周病に加え、いくつか歯の欠損がみられたので、保険診療内でのむし歯・歯周病・義歯(入れ歯)を提案。
その後、本人の希望により、自由診療(保険外診療)の矯正およびインプラントで、自分の歯を残しつつ、より噛めて美しい見た目を追求する事にいたしました。

課題1 むし歯・歯周病・欠損部位への治療(義歯)

むし歯や歯周病が深いところまで進行し、患者さまも相当痛みを訴えていたため、まずは痛みを取るために、歯周病治療・むし歯治療を行いました。
また、歯の欠損もみられたので、義歯(入れ歯)を保険診療内で提案しました。

課題2 より噛めてさらに見た目を美しく

本人の希望もあり、より噛めてさらに見た目を美しくする、自由診療(保険外診療)の矯正とインプラントを同時並行で治療する方針を立てました。

治療の流れ

上顎のフレーアウト、スペースの改善

  • 1. 治療前

    まずは保険診療内で、むし歯・歯周病治療をしながら、残せない歯の抜歯を行い、歯の欠損している部位に義歯(入れ歯)を入れる診療方針を定めました。全顎的に歯周ポケットが深く、出血や動揺もありました。

    初診時
  • 2. 治療前のレントゲン写真

    左顎関節の形態異常を認めますが、患者さまは顎の痛みやクリック音等の自覚症状はありませんでした。


    初診時
  • 3. むし歯・歯周病治療完了時

    炎症も見られなくなり、歯ぐきの色も良くなりました。患者さまからの自分の歯を残しつつ、より噛めて、さらに見た目を美しくしたいとのご希望により、矯正およびインプラント治療を提案。

    6ヶ月後
  • 4. 矯正時

    インプラント治療中の間は義歯を装着し、上の歯は矯正を行いました。

    1年後
  • 5. インプラント後のレントゲン写真

    8本の人工歯根を埋入しました。

    1年半後
  • 6. 治療完了時

    むし歯・歯周病もなく、より噛めて見た目が美しい治療を行いました。

    1年半後

費 用

<保険診療>
むし歯・歯周病・義歯(入れ歯)治療
<自由診療>
矯正・インプラント

一式 3,300,000円(税込)

コンサルタントからの一言

治療後は、日々の丁寧なブラッシングを心がけつつ、3~4ヶ月に一回は定期検診に訪れましょう!

Aさんの場合は、日頃のケアがうまく出来ていなかったために重症化したケースです。
通常の定期検診は3〜4ヶ月に一回、汚れが気になる人の場合でも、1〜2ヶ月に1回は歯科医師(歯医者)にチェックしてもらった方が、歯周病なども重症化せずに済みます。
また、お口がキレイで問題が見当たらない人は、4ヶ月〜半年に1回の定期検診で十分になりますので、常日頃、食後のブラッシングと、歯科医院への定期検診で、いくつになってもキレイで健康な歯を維持していきましょう。

患者さま一人ひとりに合わせた、「安心・安全・そして最良」の治療提案を心がけております。

当院では、保険診療でも自由診療(保険外診療)でも幅広い治療内容の中から、患者さまのスケジュールとご予算に合わせた形で治療いたします。 「お金がかけられないので、保険診療内のみで対応してほしい」「自由診療(保険外診療)でも良いので、歯がキレイになる治療をしてほしい」など、患者さまによって治療の要望は様々です。当院では、患者さまの声を聞きながら、患者さまご自身が納得して頂ける治療を提案します。
次に、当院の患者さまに聞かれる、よくある質問をまとめました。来院される際の参考にして頂ければと思います。