木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

19年08月05日

DNA特別講演会「口腔機能と身体 歯科医療が抱える身体への影響」


2019年8月4日(日)、上野で第10回Dental Next Action 特別講演会(DNA特別講演会)「口腔機能と身体 歯科医療が抱える身体への影響」が開催されました。

当院からも、スタッフ6人で睡眠と歯科のセミナーに参加してまいりました。

講師はスタンフォード大学 医学部精神科教授で睡眠•生体リズム研究所 所長の西野 精治 先生と日本大学 歯学部 口腔外科学講座 主任教授の外木 守雄 先生です。

睡眠時無呼吸症候群

西野先生のご著書『スタンフォード式 最高の睡眠』『スタンフォード大学教授が教える 熟睡の習慣』をお読みになった方もいらっしゃるかもしれません。西野先生の提唱する“睡眠負債”という言葉は、流行語にもなりましたね。

睡眠•生体リズム研究所は世界最高峰の研究機関と言われています。今回のご講演、“スタンフォードにおける睡眠医学”では閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)をはじめとして、睡眠医学の歴史と現状や、歯科領域と関連する最新の話題をお聞きすることができました。

睡眠時無呼吸症候群は、歯科領域と関連が深い疾患です。1976年にスタンフォード大学で提唱されました。重症例は8年での死亡率は約4割ともなる非常に重篤な病気です。アジア人は生来気道が狭いので、性別・年齢を問わず小さなお子さんにも発症します。今回は、睡眠関連呼吸障害と歯科医療との関わり、特に口腔内装置の適応とその見極めについてお話しくださいました。

OSAに対する歯科の役割

もうおひとり、日本大学 歯学部 口腔外科学講座 主任教授の外木 守雄 先生のご講演をお聞きできました。テーマは“OSAに対する歯科の役割そのイビキ、歯科で治るかもしれません!?”

外木先生は、閉塞性睡眠時無呼吸症(OSA)の病因病態学的な因子として、4つの要素をあげられました。

  • 解剖学的上気道狭小化
  • 呼吸調節系の不安定性
  • 上気道代償性低下
  • 低い覚醒閾値

この4つの構成要素が、個々の方の体系や状況などと複雑に関連して睡眠時無呼吸症を発症しています。 口腔内の健康の観点から改善できる点は、・解剖学的上気道狭小化 ・上気道代償性低下 です。

いびきが治るという、目に見える効果があらわれるということですよ。

現代の口腔医療は、全身の健康に大きく関わっています。木更津きらら歯科は、傷んでしまった歯を修復するだけでなく、予防、全身の健康をサポートする歯科クリニックとしてこれからも研鑽を重ねてまいります。


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