木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

22年07月30日

歯科医が考えるお口の中の夏バテ対策


夏バテになると、お口の中の状態が悪くなり、むし歯や歯周病も進行してしまいかねません。むし歯と夏バテが関係あるのでしょうか?

■夏バテとは

暑い日が続き、なんとなく疲れがとれない、食欲がないといった体調不良を感じることがあります。それをなんとなく「夏バテ」と呼んだりしますね。そもそも夏バテとはなんでしょうか。

■自律神経の乱れ

夏の体調不良の原因のひとつは、室内と屋外の温度差があげられます。近年は体温より高い猛暑の日もあり、冷房なしでは暮らせません。汗をかくなどのからだの調節機能を担う自律神経に負担がかかっているのです。自律神経がうまく働かなくなると様々な不調が起こります。

*体温調節機能の乱れ

さわやかないい汗ではなく、ベタベタした悪い汗をかいてしまいます。

*胃もたれ・食欲不振

消化器の機能が低下し、食欲がなくなってきます。吐き気を催すこともあります。

*疲労感が蓄積する・なんとなくだるい

身体の調節機能がうまく働かず、疲労感が蓄積します。

■睡眠不足

熱帯夜が続くと寝苦しさからぐっすり眠れなくなり、睡眠不足が体調不良を招きます。

■脱水症状

発汗により体内の水分やミネラルが不足気味になります。鉄分の不足で貧血を起こすこともあります。

■口腔環境と夏バテの関係

夏バテの症状はお口の中の状態にも現れます。発汗して脱水症状気味になると、唾液の分泌が減少してお口の中がねばねばと乾燥した状態になります。お口の中の健康のためには、唾液はとても重要なのです。唾液には抗菌作用があり、酸性に傾いた口腔内を中性にもどし、食べかすやプラークを洗い流してくれるのですが、お口の中が乾燥すると、その機能が働きにくくなるのです。

また疲れがたまると免疫の力が落ちてしまいます。歯ぐきの炎症が起こりやすくなり、歯周病の進行を許し、むし歯も悪化してしまいます。夏バテは、むし歯や歯周病を進行させる原因にもなってしまうんです。

■歯科医が考えるお口の中の夏バテ対策

  • 水分をじゅうぶんとり、お口の中の潤いを保ちましょう。
  • 唾液線マッサージで唾液の分泌を促しましょう。
  • 不足しやすいタンパク質やビタミン、ミネラルを補うことを意識して、食事を考えてみてください。ウナギや豚肉、枝豆にトマトといった旬の野菜がおすすめです。
  • お風呂はぬるめのお湯にゆっくり浸かり、適度に汗をかいて自律神経を整えましょう。

ところでスイカは、90%以上が水分で、糖分やカリウム・カルシウム・マグネシウム等のミネラルを含んでいます。暑い夏にスイカをおいしく感じるのは、わけがあるんですね!

夏バテのせいで、皆様のむし歯や歯周病が進行しませんように。おかしいなと思ったらすぐ受診してくださいね!


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