木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

23年03月23日

歯科麻酔

歯科麻酔の目指すところは、「快適に安全に治療を受けていただくこと」にあります。医科の麻酔とは少々性質が違うのです。


■歯医者は怖くない

歯医者はなんとなく怖いところ、とお感じではありませんか? 治療が痛そう、ドリルの音がうるさくて気に障る・・・ いろいろなハードルをお感じかもしれません。私たちは、そんなご不安を感じていただきたくありません。

■静かで痛みの少ない治療

木更津きらら歯科の治療方針は「静かで痛みの少ない治療」。当院では、削る音の小さいドリルを使用し、治療は静かで快適な環境で行われます。また適切に麻酔を使用し、不必要な痛みを我慢していただくことはないのです。

■歯科麻酔

近年の高度先進的な歯科医療では、さまざまな治療や手術においてとても緻密で高度な技術が用いられ、時間を必要とする場合もあります。その間、固い顎の骨を広範囲に無痛にしておく麻酔が必要です。

また、患者さまは大きく口を開けるといった姿勢を長時間強いられることになります。そのようなハードルを越えるため、当院では、伝達麻酔法など特別な配慮を必要とする麻酔や、静脈内鎮静法といった麻酔に対応しています。

■歯科医療で行う麻酔の種類

ここで当院で使用している麻酔をご紹介しましょう。

  • 表面麻酔
    麻酔薬を歯ぐき(歯肉)の表面に塗って、表面の感覚を麻痺させる方法です。治療に必要な麻酔にはどうしても注射が必要なのですが、その注射の痛みを和らげるのです。歯石のクリーニングや乳歯の抜歯などに使用することもあります。
  • 浸潤麻酔
    歯ぐきに麻酔薬を注射する方法です。現在は細くてよい針が開発され注射器自体も進化し、以前よりずっと痛みは感じにくくなりました。
  • 伝達麻酔
    下の奥歯のあたりは麻酔がききにくい場所です。そこで脳から下顎につながる神経のとちゅうに麻酔薬を作用させる方法が伝達麻酔です。唇や舌を含む広い範囲に数時間の効果があるので治療後の痛みが軽減され、痛み止めの量を減らすこともできます。
  • 静脈沈静法
    静脈内鎮静法は静脈から眠くなる薬剤を入れる方法で、当院所属の日本歯科麻酔学会認定医が行います。治療のあいだ、リラックスして過ごしていただけます。
  • こうして治療がすすみ、歯の機能や審美性が向上していけば、歯医者を身近に感じていただけるのではないでしょうか? 歯の治療はご自身のからだの大切なメインテナンスなようなもの。ぜひ木更津きらら歯科にお手伝いさせていただきたいと考えています。


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