木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

22年05月13日

矯正の検討が必要な歯並び



正しく噛み合わない歯並びを不正咬合(ふせいこうごう)といいます。

乱れた歯並びの問題点は、歯ブラシが届きにくくむし歯や歯周病になりやすい点と、噛む力が異常な方向に働くため、ぐらぐらして抜歯の時期が早くなってしまう点にあります。突き出した歯は、転んだりスポーツの際にけがの元ともなってしまいます。見た目だけではなく、健康や生活全体に悪い影響をおよぼしてしまうのです。

矯正が必要な症状は、受け口、乱食い歯、八重歯、すきっ歯、出っ歯、前歯がかみ合わずお口が開いてしまう、といったケースがあげられます。

■反対咬合:はんたいこうごう(受け口)



下の歯が上の歯より前に出ている状態です。歯にかかる力が反対に働くため、歯がぐらぐらして抜歯のリスクが正常な場合より高くなります。奥歯に虫歯ができやすくなり、発音に障害が出てくる場合もあります。

■叢生:そうせい(乱ぐい歯・八重歯)



顎の成長が十分でなく、歯が並ぶスペースが足りず、でこぼこしている状態です。八重歯も叢生の1種です。歯ブラシが届きにくく、プラークがたまりやすくなり、むし歯や歯周病になりやすい歯並びです。

■空隙歯列:くうげきしれつ(すきっ歯)



下の歯が上の歯より前に出ている状態です。歯にかかる力が反対に働くため、歯がぐらぐらして抜歯のリスクが正常な場合より高くなります。奥歯に虫歯ができやすくなり、発音に障害が出てくる場合もあります。

■上顎前突:じょうがくぜんとつ(出っ歯)



上顎と下顎の成長のバランスが悪かったり、前歯の角度が異常だったりする場合に、前歯が飛び出す「出っ歯」と呼ばれる状態になることがあります。前歯が突き出していると、転んだりスポーツの際などに歯が折れたり口を切ったりしてしまいます。口が閉じられないので、ドライマウスの症状が起こりやすくなります。

■開咬:かいこう(前歯がかみあわない)



前歯が噛み合わず、前歯でものを噛み切ることができない状態です。奥歯に負担がかかり、奥歯にひびがはいってむし歯や歯周病になりやすくなります。見た目だけの問題ではないんですね。口呼吸にもなりやすく、口臭やドライマウスの原因ともなります。

■乳幼児の歯並び

乳歯の時点では、空隙歯列(くうげきしれつ)といって歯と歯のあいだに隙間がある状態のほうが、大人の歯がはえてきたときにきれいな歯並びになりやすいと考えられます。乳歯の段階できれいな歯並びだと逆に大人の大きな歯が生えてきたときに歯並びが乱れがちです。またでこぼこな場合も、矯正が必要になる場合が多いようです。

歯並びはそれぞれの方の個性があります。歯列矯正は高額で時間のかかる治療でもあります。見た目、問題点、メリット・デメリットを知っていただき、ご検討いただきたいと思います。お悩みがありましたらご相談ください。


←トップに戻る

カテゴリ一覧

新着一覧

 22/06/30  
フッ素ケアの効果
 22/06/29  
ワイヤー矯正(マルチブラケット法)
 22/06/28  
自分にあった矯正方法
 22/06/27  
マスク生活で口臭が気になる! からだの大事なサインです
 22/06/26  
木更津きらら歯科のホワイトニング
 22/06/24  
免疫力アップでむし歯・歯周病予防
 22/05/31  
国民皆歯科健診
 22/05/30  
当院は厚生労働省認定の「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」です
 22/05/29  
デンタルフロスのすすめ
 22/05/26  
歯間ブラシのすすめ
 22/05/13  
矯正の検討が必要な歯並び
 22/05/10  
理想の歯並び
 22/04/30  
コンポジットレジン充填
 22/04/28  
むし歯はほおっておかないで!
 22/04/27  
歯科衛生士勉強会
 22/04/26  
ジルコニアを使用した症例
 22/04/23  
オールセラミックとジルコニア
 22/04/17  
歯周病と糖尿病
 22/04/11  
歯科医がこだわりぬいた歯みがき TOOTH & PEACE
 22/03/17  
訪問歯科診療にうかがいました