木更津きらら歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

歯周病

23年10月31日

静かにあなたを蝕むサイレントキラー「歯周病」

歯周病とは歯を支える骨が溶けてしまう病気です。そればかりでなく、全身の重大な病気を悪化させるリスクもあるのです。痛みがないため自覚症状がなく、静かな殺し屋、サイレントキラーと呼ばれているんです。歯周病の怖さについて知っていただきたいと思います。

血液にはいって全身をめぐる歯周病菌は、高血圧・脳梗塞・心筋梗塞といった命にかかわる病気を招くリスクを3~4倍も高めます。糖尿病にも関係があります。肺炎の原因になり、妊婦さんのお腹の赤ちゃんに悪い影響を与えます。アルツハイマー型認知症の原因となったり症状の悪化を招いたりもします。関節リウマチ、骨粗鬆症にも影響があります。歯を失って食事をとりにくくなるといったことだけではないのです。

■肺炎(誤嚥性肺炎)

歯周病菌は、食べ物や唾液が誤って気管にはいってしまったときに気管支から肺にたどり着くことがあります。肺にたどりついた歯周病菌は誤嚥性肺炎を起こします。肺炎は日本人の死因の第3位ですが、多くは75歳以上のご高齢者で、主な原因は「誤嚥性肺炎」と考えられています。ご高齢者は口腔内の衛生状態を保ちつことがむずかしく、飲み込む力が弱くなっているので、誤嚥を起こしやすいのです。ご高齢者が一度、誤嚥性肺炎を起こすと、余命にも影響をおよぼします。大切な家族の残された時間が短くなってしまうのです。

呼吸器から歯周病菌などのお口の中の細菌が検出されることから、誤嚥性肺炎は歯周病と関連があると考えられています。歯周病の治療やお口のケアが誤謬性肺炎の予防に有効であるということがわかっています。

誤嚥性肺炎を予防するには、嚥下する力をトレーニングしたり、食べ物や飲み物に工夫して飲み込みやすくしたり、飲み込む機能をサポートすることを考えます。また一方で、口腔ケアにより、お口の中を清潔に保つことで、肺炎の原因となる菌をとりのぞいていくことが大切なんです。



■糖尿病

糖尿病は、すい臓から分泌されるインスリンというホルモンの働きが弱くなったり、十分に分泌されなくなったりすることで血糖値が高くなる病気です。 糖尿病が進行すると、高血糖が続くことで多くの合併症を引き起します。血液中のブドウ糖が血管や神経に悪影響を及ぼし、網膜症、腎症、神経障害といった三大合併症に加え、脳梗塞や心筋梗塞などの生命にかかわる病気を招きやすくなります。

歯周病は以前から、糖尿病の合併症の一つと言われてきました。糖尿病の人が歯周病にかかっていると、歯周病菌によってつくられた炎症性物質が血液中のインスリンの働きを低下させるため、血糖値が下がりにくくなります。糖尿病の人はそうでない人に比べて歯肉炎や歯周炎にかかっている人が多いということは、複数の調査報告から明らかになっています。

それだけでなく糖尿病と歯周病は相互に影響し合う関係にあります。糖尿病の人は歯周病が悪化し、歯周病になると糖尿病の症状が悪化するのです。つまり、歯周病と糖尿病は、相互に悪影響を及ぼしあっているようなんです。歯ぐきの炎症が進むと炎症性物質が体内に侵入し、インスリンの働きが弱まり、血糖コントロールが悪化します。一方、糖尿病で免疫力が弱まると、歯周病は進行してしまうんです。

歯周病治療で血糖コントロール

ということは、歯周病の治療をすると糖尿病によい影響があるのではないでしょうか? そのとおり、国内外の臨床報告で、歯肉の炎症をコントロールしていくことにより、インスリン抵抗性が改善され、血糖コントロールも改善する研究成果が発表されています。

歯周病の治療は血糖コントロールに有効なんです。患者さんご自身のセルフケアによりププラークコントロールをしっかり行い、歯科で、専用の器具を使い炎症の原因となっている歯石を確実にとりぞくスケーリングを行うことで、血糖値にも変化があらわれるのです。ただ、血糖値の低下がみられない場合もあり、今後の研究成果が待たれています。


■狭心症・心筋梗塞

歯周病菌が血管にはいりこむと、炎症を引き起こす物質などが集まりお粥状(アテローム)になります。さらに進むとかたまってプラークとなり血管の壁にこびりつきます。プラークが血管の壁にこびりつくと、心臓に血液を送る血管が狭くなったり(狭心症)、血栓ができてつまったりします(心筋梗塞)。これが、歯周病菌の引き起こす血管の病気です。冠動脈がふさがってしまうことで、死に至ることもある危険な状態を引き起こすんです。

引き金は動脈硬化

狭心症・心筋梗塞の引き金になるのが「動脈硬化」です。この動脈硬化を起こした血管の内壁から、歯周病菌が見つかっているのです。脳梗塞も歯周病と関連する可能性が高いと考えられています。



■アルツハイマー型認知症

認知症の中でも最も多いのが「アルツハイマー型認知症」です。アルツハイマー型認知症は本来なら分解されて排出されるべき、「アミロイドβ」というたんぱく質が脳に蓄積されてしまい、脳の情報伝達が悪くなり、機能の低下を起こしているものです。近年の研究で歯周病菌がアミロイドβの生成・蓄積を促進させることがわかりました。なんと、歯周病菌が、アルツハイマー型認知症を重症化させてしまうのです。2019年に九州大学が発表したこの報告は、非常なおどろきをもって迎えられました。

アルツハイマー型認知症の予防に口腔ケアはとても重要です。年をとってもいきいきと過ごせるように、できることはあるんです。歯周病を重大な病気として認識し、予防していきましょう。



■早産・低体重児出産

歯周病はお腹の赤ちゃんに影響を与えます。妊婦さんが歯周病にかかっていると、歯周病菌や炎症性物質が血液中に入り、出産のときに必要な子宮を収縮させるホルモンなどに影響を与えるため、早産のリスクが高くなります。また妊婦さんの羊水から歯周病菌が検出されたことが報告されており、妊娠中の歯周病は赤ちゃんの発育不全を招く可能性があるとされています。

妊娠中のお口のケア

妊娠期はつわりで歯みがきが十分できなくなるため、歯周病のリスクが高まる時期です。気分がよいときに歯みがきするなど、できる範囲でお口のケアをしましょう。つわりがおさまり、安定期にはいったら歯科検診を。妊娠中でも使用できるお薬や、痛み止め、抗生物質もあります。局所麻酔も通常量の使用なら赤ちゃんに影響はありません。治療が必要な場合はこのときにしておきましょう。



■歯周病と骨粗鬆症

骨粗鬆症は、全身の骨強度が低下し、骨がもろくなって骨折しやすくなる病気です。患者さまの約90%が女性です。骨代謝にかかわるホルモンのエストロゲン分泌が低下して発症するのが、閉経後骨粗鬆症で、閉経による卵巣機能が低下することで起こりやすくなります。

このエストロゲンの欠乏が、歯周病が進行しやすい原因となってしまうんです。エストロゲンの分泌が少なくなると、全身の骨がもろくなるとともに、歯を支える歯槽骨ももろくなります。また、歯周ポケット内では、炎症を引き起こす物質が作られ、歯周炎の進行が加速されると考えられています。閉経後の女性は、エストロゲンの減少により、歯周病にかかりやすく進行しやすい状態にあるわけなんです。



このように、歯周病は多くの全身の重大な病気に関わっています。20歳以上の約8割の方が歯周病になっていると言われています。重症化しないためにまずセルフケアをしっかり行いましょう。そして、歯科医院での定期的な検診を強くおすすめいたします。木更津きらら歯科でお待ちしています。


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23年09月30日

てごわい歯石を放置しないでください!

歯石の除去は歯周病治療の第一歩です。石のように固く、歯の周りにこびりついて歯みがきではとれない歯石は、虫歯・口臭などの原因ともなります。てごわい歯石をとりのぞいてお口の健康をとりもどしましょう。


■プラーク(歯垢)と歯石

私たちの口の中では、「脱灰」と「再石灰化」が繰り返されています。食事によって口腔内が酸性に傾き、歯の表面のエナメル質からカルシウムやリン酸を溶かしてしまう状態が「脱灰」、唾液の成分によって溶け出したカルシウムやリン酸が再び歯にもどって修復を行う働きが「再石灰化」です。

「脱灰」と「再石灰化」が正常に繰り返されていれば、歯の健康は保たれているんですね。

ところが、歯ブラシを上手に使い、歯間ブラシやデンタルフロスを効果的に利用しても、ふだんのセルフケアだけではどうしても少しづつ汚れがたまっていきます。

歯みがきで落としきれなかった食べかすが歯に付着していると、プラーク(歯垢)というネバネバした細菌の温床となり、唾液のカルシウムやミネラルなどの成分によって石のように固まってとれなくなります。プラークは、2日ほどで、歯みがきではとれない石のようなかたまりへと石灰化してしまうんです。これを歯石といいます。

この歯石が大問題なんです。



■歯石の弊害

では歯のまわりに歯石がついてしまうと、どんなよくないことが起こるのか見ていきましょう。

歯周病の原因となる

プラークは細菌の温床です。プラークが歯石になり、歯石があることでさらにプラークが溜まりやすくなります。プラークや歯石を放置していると、口腔内の衛生がどんどん悪くなってしまうのです。

歯石は歯周病の原因菌の住処となり、放置していると、歯周病の進行を誘発します。

こわい歯周病

歯周病が進行すると、歯肉がやせ、歯に動揺が起こるようになり、歯槽骨まで吸収され、重症になると歯が抜け落ちるという事態にまでなってしまいます。

また歯周病は、インスリンの働きを悪くさせ糖尿病を悪化させたり、早産や低体重児出産の原因ともなり、心筋梗塞や脳梗塞という血管の病気にも悪影響を与えます。アルツハイマー病の悪化の引き金となる可能性も報告されています。

歯石を放置しているということは、そんな怖い細菌が、お口の中にたくさん溜ってしまうということなんです。

歯周病はサイレントキラーと呼ばれ、初期の段階では痛みなどの自覚症状がありません。ですから歯石と関係あるのかピンとこないかもしれませんが、歯周病の治療は歯石の除去からはじまるのです。

口臭の原因となる

健康な歯の表面のエナメル質はつるつるしています。ところが歯石の表面はザラザラしているため、お口の中の細菌やプラークが付着しやすいのです。プラークは、発酵して口臭の元となるガスを発生させます。お口の中が、卵や玉ねぎの腐ったような不快な臭いがする、口臭が気になると思ったら、クリーニングが必要です。

頑固な汚れとなる

歯石やステイン、タバコのヤニといった頑固な汚れは、歯科医院で専用の道具を使ってクリーニングをしないと、取ることができません。 また歯みがきも、ご自身でされる口腔清掃だけではお口の中の隅々までしっかり行うことは難しく、歯と歯の間など、プラークが残りやすくなります。 特に歯並びが良くない方は要注意です。



■歯石の付きやすい場所

歯石のつきやすい場所というのがあるんですよ。歯みがきの際に意識してみてください。

下の前歯の後ろ側

ここ、鏡で見てもわかるので目立ちますよね。下の前歯の裏側には、唾液がでるところがあり、この場所に食べかすが変化したプラーク(歯垢)がついていると、唾液の成分で石灰化し、歯石となりやすいのです。歯医者さんでクリーニングした直後には歯に挟まっているようなものがなくすっきりさっぱりだったのに、しばらくたつと、「あれ、隙間がなくなっている・・・?」という経験はありませんか? それ、歯石がくっついているんですよ。

上の奥歯の表側

上の奥歯は、外側、表側のほうが歯石がつきやすいのです。唾液のでるところがここにあるんです。歯ブラシが届きにくく、磨き残して食べかすが残りやすいため、歯石ができる条件がそろってしまうのです。歯ブラシが歯の表面や歯と歯のすきま、歯と歯ぐきの境目にさわっているか、意識してみてください。



■白い歯石と黒い歯石

実は歯石にも異なる種類があり、歯石となってしまう仕組みも異なります。お口の中はとても複雑で繊細なんです。

白い歯石

歯ぐきより上の、目で見える場所にできた歯石は、唾液の成分によって石灰化しています。歯の表面のつるつるしたエナメル質の上に付着しており、比較的除去しやすいことが多いです。

黒い歯石

歯ぐきより下にできた歯石は、歯と歯ぐきのあいだから浸み出てくる歯肉溝浸出液の成分によって石灰化しています。歯肉溝浸出液は、歯と歯ぐきのあいだ、歯肉溝を清掃する働きを持っている、唾液とは異なる体液です。褐色や黒っぽい色をしており、歯ぐきの中にこびりついているため、除去するのが困難です。



■歯石のできやすい人

歯石にはできやすい人とできにくい人があります。いったいどういうことなんでしょうか?

歯石は、唾液に含まれているミネラル成分と歯垢が結びついて石灰化してできます。

食事でお口の中が酸性に傾き、歯の表面のカルシウムやリンが溶け出す脱灰がおきると、唾液に含まれるミネラル成分が修復してくれる再石灰化という作用が起きるのですが、この再石灰化を促す作用は、歯垢の石灰化も促進させてしまうのです。ということは、再石灰化がうまくいってむし歯の少ない人は、歯石もできやすいということになってしまうんです。

歯石のできやすい人には2つのことが考えられます。ひとつは体質的に、唾液がさらさらとしてアルカリ性に傾いている場合。むし歯になりにくい面もあります。もうひとつは、歯みがきがうまくいっておらず、歯垢がたまっている場合です。

逆に、唾液が酸性に傾いている方は石灰化がおきにくく、どちらかといえば歯石がつきにくい一方で、むし歯になりやすかったりもします。なかなかうまくいかないものですね。

歯石がたまりやすい方は、むし歯になりにくい反面、プラークがたまりやすく歯周病のリスクが高くなるということでもありますね。むし歯がなくても、歯科定期検診で定期的に歯のおそうじをして、歯石があればそれを除去するのはとても大切なことですよ。



■歯石の除去を何回かに分けて行う場合

歯医者で歯石をとるために何度も通わなくてはならなくなったことはありませんか? これは歯ぐきを守るために、保険診療上のルールで決められているのです。

歯石が多かったり、歯ぐきの中の深い所にまでついている場合、一度に除去しようとすると、歯ぐきに腫れや痛みが出てしまう可能性があります。そのため、数回に分けて行わなければならないというルールがあるのです。

歯ぐきより上の部分についている歯石とりは上の歯と下の歯で分けて行う、歯肉に覆われて外からは見えない場所の歯にこびりついた歯石をとりのぞくには、上下左右と6つのパーツにわけて、順番に行うといったように決められているのです。全ての歯石とりを一度で行うことはできません。

歯石がたくさんついてしまっているということは歯周病も進行しています。歯周病治療のために何度も通わなくてはならないのは、そういうわけなんです。



■歯石の予防

歯石を予防するためには、歯磨きをしっかり行うことが大切です。 歯ブラシで歯垢を除去することで、歯石が付きにくくなります。 また、歯磨きだけでなく、フロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間の汚れも取り除くようにしましょう。

こうして丁寧にセルフケアを行っていても、歯の汚れはどうしても蓄積していき歯石に変化していきます。歯石は毎日の歯みがきでは除去することはできず、新たにむし歯や歯周病を引き起こします。

3ヶ月に1回程度、定期検診でチェックをしましょう。歯石がついているとわかれば、歯石を除去する治療を行います。

お口の中ではとても複雑ないろいろなことが起こっています。お口や全身の健康を守るために、歯科定期検診をご利用いただき、定期的な歯のおそうじをしていただくことをおすすめいたします。


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23年07月31日

こわがらないで! 知識と根気で歯周病を治療しよう

今日は「人類史上最大の感染症」と呼ばれる、歯周病という病気についてお話します。歯周病とは細菌の感染によって引き起こされる炎症性疾患です。歯周病菌という菌が炎症を引き起こし、歯の周りの歯肉が腫れて歯の根を包み込んで支えている骨が溶けてしまうという病気です。


■歯周病は細菌が骨を溶かす病気です

お口の中の食べ物の残りカスは、歯の表面にとどまると食後8時間程度で大量の細菌を繁殖させます。この細菌の集団は、プラークと呼ばれます。以前は歯垢という言葉も使われていました。

プラークが歯と歯肉の境にある隙間にたまったままになると、体は細菌を退治するために炎症を起こすので、歯肉が赤く腫れたり骨が溶けたりします。

これが歯周病です。


■歯周病と全身の病気との関係

近年では歯周病はお口の病気にとどまらず様々な全身疾患を引き起こすことがわかってきました。例えば

  • 糖尿病
  • 慢性腎臓病
  • 心筋梗塞
  • 誤嚥性肺炎
  • 早産
  • 低体重児出産

といった重大な疾患を引き起こしたり、悪化させたりするということが国内外の研究から分かっています。他にもアルツハイマー病やガンのリスクが高まるという報告もされています。歯周病は、歯科医院で治療する病気の中では唯一の生活習慣病なのです。


■歯周病は自覚症状がありません

歯周病には初期段階の歯肉炎と進行段階の歯周炎の2つがあります。歯肉炎になると赤くなったり腫れたりしますが、実はこの段階では痛みを感じないことがほとんどです。

ところがさらに進行して歯周炎になると膿が出たり、歯がグラグラして最後には歯を抜かなければならなくなるほど骨が溶けてしまいます。それでも痛みは感じないんです。

■人類史上最大の感染症

歯周病が「人類史上最大の感染症」としてギネスブックに認定されたのは2001年のこと。その後もこの感染症が収束したという報告はされていません。日本でも、20歳前後の若者の5人に1人、50歳前後なら2人に1人は歯周病にかかっています。それ以上の年齢だと歯周病の人の割合はもっと増えるのです。日本人の歯を失う原因の第1位は歯周病というのも納得するほかありません。歯周病はそれだけ自分では気づきにくくありふれた病気なのです。

■歯周病のセルフチェック

もしかしたらあなたもすでに歯周病にかかっているかもしれません。このチェックリストを確認して自分に歯周病の可能性があるかどうか見てみましょう。それはスタート!

  1. 口臭を指摘された・自分で気になる
  2. 朝起きたら口の中がネバネバする
  3. 歯みがき後に、毛先に血がついたり、すすいだ水に血が混じることがある
  4. 歯肉が赤く腫れてきた
  5. 歯肉が下がり、歯が長くなった気がする
  6. 歯肉を押すと血や膿が出る
  7. 歯と歯の間に物が詰まりやすい
  8. 歯が浮いたような気がする
  9. 歯並びが変わった気がする
  10. 歯が揺れている気がする

判定
  • チェックが1~3個の場合
    歯周病の可能性があります。軽度のうちに治療を受けましょう。
  • チェックが4~5個以上の場合
    中等度以上に歯周病が進行している可能性があります。早急に歯周病の治療を受けましょう。
  • チェックがない場合
    チェックがない場合でも無症状で歯周病が進行することがあるため1年に1回は歯科検診を受けましょう。

■歯周病対策には、プラークの除去が重要です。


歯周病の原因は歯周ポケットのプラークを住処として繁殖する細菌です。だから口の中のプラークを減らしてあげることができれば予防や治療につながります。こまめな歯みがきが大切ですが、それだけでは不十分なんです。歯間ブラシやデンタルフロスで歯の隙間のプラークを書き出すことがとっても大切なんです。歯周病は原因をしっかりと理解し適切なケアをしていけば予防も治療もできる病気です。がっかりせずに、ご一緒にしっかりケアをしていきましょう。

■歯周病の治療

*歯周病検査

歯周病の治療で一番最初に行われる歯周病検査について紹介したいと思います。 健康な人でも、歯と歯肉の間には歯肉ポケットと呼ばれる約1から3ミリの溝があります。この歯肉ポケットにプラークが入り込みうまく除去できないままでいると、炎症が起き、歯肉が腫れ、溝が深くなってしまうんです。歯周病の初期段階、歯肉炎の始まりです

歯周ポケットは歯肉に覆われているため、見ただけではポケットが深くなっているかどうかわかりません。そこでプローブという針状の器具を挿入し、歯肉の色形、感触、出血の有無をよく観察しながら溝の深さを測ります。一見健康そうな歯肉に見えるのに6ミリもプローブが入ることもあります。特に重要なのは出血の有無。歯肉に炎症が起きていると、プローブでこすっただけでも出血が起きるのです。

今度は歯の動揺度を調べます。歯周病が進行すると支える骨が溶けて歯がグラグラしてきます。ピンセットで歯を揺らして歯がぐらぐらしていないかを調べます。前歯も調べていきますよ。


X線検査では、歯の周りに骨がどれくらい残っているかを正確に確認します。健康な場合は歯肉のすぐ下まで骨で満たされていますが、歯周炎になると歯を支えている骨の量が減ってしまいます。/p>

歯周病検査は患者さんの歯周病の進行度と原因を調べ原因を取り除くにはどのような治療をどのような順番で行っていくかという治療の計画を立てるためにとても大切な工程です。

*歯周基本治療

歯周病の大元の原因である歯垢、プラークを取り除いて歯周病の進行を食い止めます。歯科医院で行うスケーリング・ルートプレーニング(SRP)、患者さん自身に行ってもらうブラッシングの指導が歯周基本治療の中心です。

スケーリング・ルートプレーニング(SRP)

患者さん自身では取り除くことが難しい、歯肉に覆われて外からは見えない場所の歯にこびりついたプラーク(歯垢)、歯石を除去する方法です。スケーリングで歯の表面についた歯石を取りのぞき、ルートプレーニングで表面を一層削ることで細菌を除去し、綺麗でなめらかな歯に仕上げます。再びプラークや歯石が付着しにくくすることが目的です。歯周病の重症度に合わせて何回かに分けて行っていきます。

ブラッシング指導

ブラッシング指導では患者さん一人一人のお口に合った歯ブラシの選び方や、歯ブラシの動かし方、歯ブラシが当たりにくいところの磨き方をお伝えします。歯間ブラシやデンタルフロスを使うことも大切です。歯周病の原因である歯垢、プラークを患者さん自身がきれいに取り除けるよう適切なブラッシング方法を指導します。


*歯周外科治療

歯周基本治療だけでは直しきれない中等度以上の症状の場合、歯周外科治療に進むことがあります。

歯肉切除

歯石をとりのぞいても歯周ポケットの深さが改善されない場合、歯周ポケットを浅くするために、腫れてしまった歯ぐきをメスやレーザーで切除します。

歯周ポケット掻爬術

歯周ポケットの奥深く、歯の根の表面にこびりついた汚れや、歯周ポケットの内側の細菌に感染した部分を掻き出す治療です。痛み止めの麻酔を注射して行います。歯の根の表面が清潔になり歯肉が密着すれば、汚れの付着を予防することにつながります。

フラップ手術

歯ぐきを切り開いて歯の根のまわりをきれいにする方法があります。歯ぐきに麻酔をして行うフラップ手術です。スケーリング・ルートプレーニング(SRP)や歯周ポケット掻爬術を行っても汚れや歯肉の内側の感染した部分をとりきれない場合に選択します。抜糸まで1週間程度が必要です。

*自由診療

歯周組織再生法(エムドゲイン療法)

症状が進むと歯肉の中の骨が溶けてなくなってしまっている場合もあります。ですが朗報です。近年は、歯周組織再生法と言って特殊な薬剤により失った骨を再生することもできるようになりました。エムドゲインの主成分(エナメルマトリックスデリバティブ)は、歯が生えてくるときに重要な働きをするタンパク質の一種です。治療部分の歯肉を切開し歯根表面のお掃除をして、エムドゲインゲルを塗布して縫合します。数か月から1年程度で歯周組織の再生が見込まれます。技術は日々進歩しています。

結合組織移植術(CTG)

歯茎の高さやボリュームを出すため、上顎の口蓋部分の粘膜を移植する方法です。

※医療行為にはリスクもあります

本来であれば隠れているはずの歯の根元をあらわにする治療は、一時的な知覚過敏になったりアナフィラキシーショックの報告もあります。それでも感染源の除去は医療の原則です。ご自身の全身の健康状態も鑑み、歯科医師とよく相談いただいたうえで、治療に踏み切る選択をご検討ください。

*メインテナンス

歯周病は非常に自覚症状に乏しい疾患で「サイレント・ディジーズ (静かなる病気)」と呼ばれています。ですので、治療が終わった後もかかりつけの歯科医院で年に数回の定期的なメインテナンスを必ず受けてください。再発を防ぎ早期発見、早期治療のためにも定期的な歯科検診は欠かせないのです。

メインテナンスでは歯周病検査をしプラークや歯石のチェックと清掃をします。人によって歯並びは違いますし時間が経てば形も変わっていきます。それぞれの患者さんの現在のお口の状態にふさわしい歯ブラシやケア用品をご紹介し、使い方を丁寧に指導します。


歯周病は自分ではとても気づきにくい病気でありながら、全身の健康に重大な影響をおよぼすこともあります。木更津きらら歯科では日本歯周病学会 認定医が所属し、最新の歯周病の知識で診断、治療、メインテナンスにあたります。恐れず根気よく治療し、毎日のセルフケアと定期的な検診で大切なご自分の歯を守っていきましょう。


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23年05月08日

歯周病の予防

残っている歯の本数が多いと、病気になりにくく、医療費も少なくなるんです。実はお口の健康と全身の健康は大きく関わり合っているのです。

■歯周病と全身の病気

歯を失う原因の4割近くを占めているのが歯周病です。そして歯周病は、糖尿病、脳卒中、狭心症、心筋梗塞などの病気と関連があることが明らかになっています。



糖尿病との関係

歯周病で出血や膿のある歯周ポケットからは、炎症に関連する化学物質が放出され血流にのって全身にまわります。この炎症に関連する物質は、体のなかで血糖値を下げるインスリンの働きを低下させます。そのため、糖尿病の発症や進行につながってしまうのです。

狭心症、心筋梗塞、脳梗塞との関係

お口から血管にのって流れる歯周病原因菌の刺激により、血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)ができてしまい、血液の通り道が細くなります。狭心症・心筋梗塞は、心臓への血液供給が絶たれ、死に至ることもある病気です。脳梗塞は脳の血管がプラークで詰まってしまう病気です。歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞のリスクが高いのです。

アルツハイマー病との関係

アルツハイマーと歯周病との関係性についての研究報告も提示されています。歯周病菌の毒素は血流にのって脳にはいりこみ、アルツハイマーを進行させる原因となってしまいます。

歯周病は怖いです! まちがいなく皆様が全員感染しあす。逆に言えば、歯周病を予防し、年をとっても自分の歯がたくさん残っていることが、糖尿病や血液の病気を予防したり進行を遅らせたりすることにつながっているのです。

■定期検診のおすすめ

予防歯科先進国のスウェーデンでは、80歳の方でも自分の歯が20本あります。食べること、噛むことがほぼ自分の歯で可能なんです。日本は、80歳の方は8本しか歯が残っていません。その違いは、「定期的なメインテナンスを受けているかどうか」によるのです。



日本では「歯医者はむし歯が痛くなったら行くところ」と理解されています。むし歯を削ってつめものをし、最終的には入れ歯の製作・装着に頼ることになるのは、歯科の治療の重要な部分ではあります。木更津きらら歯科は、ここで「お口の健康を守ることの大切さ」もお伝えしてかなくてはならないと考えています。お口の健康を通して全身の健康を守ることができれば、年をとっても医療費も少なくてすむというわけなんです。

木更津きらら歯科では3ヶ月に一度の定期検診をおすすめしています。定期的にメインテナンスを行うことで、悪いところがあっても初期のうちに短期間の治療で治すことができますよ。


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23年01月21日

インフルエンザ予防と歯周病菌


インフルエンザの予防には歯みがきが効果的です。千葉県では、2022年12月28日に、国が目安としている数値を上回ったとしてインフルエンザの流行シーズン入りを発表しました。かかってしまう前に、予防しましょう。





インフルエンザは、子供から高齢者まで幅広い世代で発症し、またたくまに拡散するほど感染力が強いのです。普通の風邪に比べて、突然の高熱、頭痛、関節痛などの全身症状が強く、気管支炎や肺炎などを合併し重症化することがあります。体力のないご高齢者や小さなお子さんには、特に注意が必要です。

■歯みがきでインフルエンザ予防

かかってしまう前にまず予防。皆さんはどんな方法でインフルエンザの予防をしていますか?

  • うがい
  • 緑茶を飲む
  • 加湿
  • 手洗い
  • マスク

そして・・・

  • 歯みがき

効果的なインフルエンザの予防法があります。うがいも大事ですが歯みがきはもっと大事なんです。お口が汚いとインフルエンザにかかりやすいのです。動画では大阪大学大学院歯学研究科の天野敦雄先生がお話してくださっています。

■キーワードは「ウイルス」

なぜ歯みがきとインフルエンザ感染が関係あるのでしょうか? キーワードは「ウイルス」です。

一般的に風邪は細菌かウイルスのどちらかが原因で発症します。細菌とウイルスでは、感染のメカニズムが大きく違うのです。

細菌感染の場合は粘膜に付着するだけで炎症を起こし喉が痛くなったり熱が出たりします。一方ウイルス感染は粘膜に付着しただけでは発症しません。細胞の中へ入り込むことで発症するんです。

■細胞の中にウイルスがはいりこむ

ウイルスが細胞の中にはりこむときに、重要な役目をしている酵素があるのです。インフルエンザウイルスの表面には鍵とハサミのような働きをする2種類の酵素があります。

  1. インフルエンザウイルスが喉などの粘膜にくっつく。
  2. ひとつの酵素が鍵を差し込んで細胞膜をこじあける。
  3. 細胞の中でウイルスが大増殖する。
  4. もうひとつの酵素がハサミをもって隣の細胞へウイルスを放出。

こうして感染が拡大していきます。

■口腔細菌界の魔王、「歯周病菌」

そしてなんとこの酵素を活発にする細菌があるんです。特に気をつけなければいけないのが歯周病菌です。細菌の中でも最強なのが口腔細菌界の魔王、「歯周病菌」。

歯周病菌がウイルスの酵素を活発化させるんです。歯周病菌に感染していると、インフルエンザウイルスの酵素の活動が活発になり、ウイルスが細胞の中に入りやすくなって、インフルエンザが発症してしまいます。

プラークに住み着く歯周病菌は抗生物質などの薬で撃退したり除去することはできません。人間の体の免疫細胞でも撃退できないのですね。だから歯周病菌はプラークごと歯磨きで除去するしかないんです。

■口腔ケアをしていたご高齢者、していなかったご高齢者

介護施設で歯科衛生士から口腔健康管理を受けていた場合、ご高齢者のインフルエンザの発症率は大幅に減少していたという報告があります。特に寝たきりの方肺炎を防ぐためにも、口腔内を清潔に保つことが大切なんです。

ぜひ、ふだんのお口のケアを見直してみてください。日頃からお口の中を綺麗にしていくことが一番大事です。歯科クリニックでの定期検診や、歯みがき指導も活用してください。

コロナウイルスの感染経路はインフルエンザと同じと言われています。新型コロナウイルスの感染症法上における位置付けの見直しが検討されている折でもあります。私たちもあらためて、感染症対策をしっかり行っていきましょう。


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22年12月28日

Instagramと歯周病

30代の後半くらいから、歯周ポケットが4mm以上の歯のある人がめだってきます。30代の8割もの人が、歯科クリニックでの定期検診や治療を「早くやっとけば良かった…!!」と後悔しているんです。ぜひクイズでご自身を振り返ってみてください。

日本歯科医師会制作「歯の学校」No.75 よりご紹介いたします。

■30代でInstagramをやっている人と、30代で歯周病にかかっている人、どちらが多いと思いますか?



はい、歯周病にかかっている方のほうがずっと多いんです。

30代の実に56%の方がInstagramを利用しているというSNS時代なのですが、歯周病にかかっている30代はなんと約70%!

歯周病は、歯と歯ぐきの境目の歯周組織に炎症が起こる細菌感染症です。歯と歯ぐきの境目の、がんこな歯垢(プラーク)が原因です。進行すると、やがて歯が抜けてしまうこともあります。

■ではその”プラーク”とは? 歯と歯の境目にこびりついた食べかすのことでしょうか、それとも細菌を指すのでしょうか?



歯垢(プラーク)は、ねばねばした細菌のかたまりです。細菌にとって快適な環境のため、歯周病菌もどんどん増殖してしまいます。プラークが唾液の中のカルシウムやリンと結びつくと、石灰化し堅い歯石となります。歯石の上にはまたプラークがつきやすくなります。口腔内の健康を保つためには、歯と歯ぐきのすき間のプラークを、歯石となる前にきちんととりのぞくことが大切です。

■大切な歯が失われる原因は? 虫歯でしょうか、歯周病でしょうか。



日本人が歯を失う原因で最も多いのは、「歯周病」です。歯周病とは、歯と歯ぐきの周りにこびりついた細菌の塊が、歯の周りの組織を破壊していきます。炎症の範囲が歯ぐきだけなら「歯肉炎」、炎症が歯根膜や歯槽骨まで及ぶと「歯周炎」となります。重症化すると歯槽膿漏とも言われ、歯を失うことにまで進行してしまうんです。

歯周病は、自覚症状がなく静かに進行していきます。ぜひ歯科の定期検診を活用し、お口の中の健康に関心をもってください。


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22年12月26日

妊娠と歯周病

歯周病治療を必要とする妊婦さんのお話をご紹介します。総合医療センターの産婦人科を舞台にした「コウノドリ」というマンガのエピソードです。



妊娠中の白鳥さんは、不安なことばかり。からだを冷やしてはいけないと脱水症状を起こすほど着込んだり、迷信に惑わされたり、そのたびに担当の四宮先生に叱られます。

一見冷たいけれど、患者さんをよく見ている四宮先生、テレビドラマでは星野 源さんが演じられていたのを覚えておいでの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ある日、白鳥さんは四宮先生に訴えます。

「あの 四宮先生・・・・」
「まだ何か?」
「歯が痛いんです」
「歯?」
「はい奥歯が・・・ 全体的に歯が浮いてる感じなんです」
「白鳥さん ここ産科 歯が痛いなら歯医者に行ってください」
「でも…妊娠中は歯の治療なんてできませんよね?」

「逆ですよ
妊娠中こそきちんとした歯の治療やケアが必要です」

「でも薬とか麻酔ってだめですよね?」

妊娠中に歯の治療に行くべきか迷うのはそこですよね。

「妊娠中でも使用できる薬・・・
痛み止めや抗生物質もあります
局所麻酔も通常料の使用なら影響はないです
汗をかきながら白湯を飲むのもけっこうですが・・・
最優先はまず歯の治療でしょ」

「・・・」

そう言われても、妊娠中に歯の治療をしていいものか、不安そうな白鳥さん。自宅で夫さんと話します。

「でも産科の医者が行けって言うなら歯医者に行けば?」
「でもやっぱり薬とか麻酔とかイヤだな~ 何かあったらこわいもん」
「まあ・・・ それもわかるけどさ」
「さっきお婆ちゃんに電話したら 歯にこれ塗ればだいじょうぶだって!」
ガサゴソ
「どれどれ やめとけって塩は・・・」

白鳥さんは、どうしても歯医者に行く気持ちになれません。ついに病院の廊下で、頬を腫れあがらせてうずくまってしまいます。そしてまた四宮先生に叱られることに・・・。

「なんで行かなかったんです? 歯医者・・・」
「・・・」
「さらに頬っぺたがパンパンですよ」
「さらに・・・ やっぱり塩でマッサージすればよかったんですかね?」
「歯医者に行けばよかったんですよ」
「妊娠中はやっぱり赤ちゃんのために治療はしたくないんです」

ご不安な気持ちはわかります。そういうときは、ぜひ医師の意見も聞いてみてください。

「赤ちゃんのためでもあるんですけどね・・・
歯周病により早産や低出生体重児が増えるというデータがあります」

「え?」

「歯周病を治療したからそれらの確率が減るとは断言できませんが・・・ 治療はしたほうがいいに決まっています」
「でもこんなの歯の状態は・・・ 妊娠してからなんです」

クールに熱く、歯周病の危険性について語る四宮先生。

「まず妊娠中は唾液の分泌が減ります 
つわりのときなどは歯磨きもままならないコトもあります
口腔内は酸性になり 虫歯も進行しやすい 
女性ホルモンの増加により・・・ 
歯周病原細菌が増殖しやすくなるんです
妊娠前の歯の治療は当然ですが
妊娠中こそ定期的な検診を受けてください
治療は妊娠初期や出産間近は避けた15週から32週
遅くても35週までには受けた方がいいです
歯周病原細菌は腫れた歯肉から容易に血管に侵入し・・・・
全身疾患につながることもあります
ですから歯の状態に緊急性があれば・・・
週数を問わす治療することも必要です」

そんなたいへんなことなんだ・・・ 白鳥さんは観念して歯医者に行く決心をします。

「それじゃあ明日 歯医者に・・・」
「今日行ってください」
「イヤ 今日はちょっと・・・」

ピクピク 怒りで震える四宮先生

「もちろん今日でしょ・・・」
「それと白鳥さん」
「はっ はい・・・」
「歯医者での仰向けの姿勢は・・・・ 気分が悪くなるかもしれないのでお気をつけて」
「・・・・」

妊娠中の方に起こるリスクを描いた白鳥さんのエピソードでした。妊娠中の方が必要以上にご不安になることのないように、少しコミカルに描かれています。

もちろん、患者さまと赤ちゃんの状態は患者さまおひとりおひとり異なります。できたら妊娠がわかる前に治療しておいたほうがいいですよ。妊娠中でも歯周病治療を急いだほうがいい場合もあるのです。妊娠中の方は、どうかおからだを大切に、歯の治療のことも頭にいれておいていただけると嬉しいです。

木更津市では、妊婦歯科健康診査を無料で受けることができます。木更津きらら歯科は妊婦歯科検診の指定医療機関です。妊娠がわかったら妊婦歯科検診を受けましょう。母子健康手帳別冊に、受診票がはいっていますので予約のうえぜひ活用してください。



コウノドリ 鈴ノ木ユウ先生
出版社:講談社
2016年、第40回講談社漫画賞・一般部門受賞
白鳥さんのエピソードは11巻に収録!


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22年12月19日

りんごをかじると、歯ぐきから血が出ませんか?

歯みがきのときに歯肉から出血するのは、典型的な歯肉炎の症状です。歯肉炎は、歯周病の前段階です。その症状を、「りんごをかじると、歯ぐきから血が出ませんか?」という印象的なフレーズで伝えたのは、昭和40年代の歯みがき会社のCMです。


昭和50年代にはいって、現在のような歯周病治療が行われるようになりましたが、それも大学病院や限られた歯科医療機関のみでのこと。この歯みがきのCMは当時かなり画期的だったと言えそうです。

歯みがきの際に、軽く出血が見られる程度なら、フロスや歯間ブラシを使ってきちんと歯みがきすることで、歯ぐきがひきしまり基本的には健康な状態にもどっていきます。歯と歯ぐきの境目にプラークがたまっていないか、たまっていたらきれいにとりのぞくために、歯科定期検診をぜひご活用ください。

■りんごのお話

今日は歯周病ではなくりんごのお話です。“An apple a day keeps the doctor away.” イギリスには「1日1個のりんごを食べていれば医者にかからなくて済む」ということわざがあるそうなんですよ。

*風邪をひいたとき

りんごのほとんどの成分は、水分です。そして角砂糖14個分ほどの糖質を含みます。風邪をひいて熱があるときには、食欲がなくなり、小さい子供さんは低血糖の状態になりやすくなります。りんごの水分と糖質は、エネルギーの補給源として役に立つのです。

*整腸作用

りんごには不溶性食物繊維と水溶性食物繊維の両方が含まれています。腸の働きを整え、便の排出を助けます。お通じがよくなるんですね。食物繊維は善玉菌の増殖を促すため、腸内環境の改善も期待できます。すりおろしたりんごは赤ちゃんにも優しく作用してくれます。

*高血圧の予防に

りんごに多く入っているカリウムには、ナトリウム(塩分)を体外に排出する作用があり、この働きが血圧の上昇を防いでくれます。また、りんご繊維の一つであるペクチンも同じような働きをします。

*貧血の予防に

りんごに含まれているビタミンC等は、鉄分の吸収を高めます。ジュースにしたリンゴは胃液の分泌を促し、鉄分の吸収を助けてくれます。また、リンゴ酸をはじめとする有機酸は、貧血の予防に効果があります。

*りんごポリフェノール

りんごには、ポリフェノール成分が多く含まれています。りんごポリフェノールは、動脈硬化を抑制する作用、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を抑える作用、むし歯の原因となる歯垢形成酵素の働きを阻止する作用、肌を白くする作用などが知られています。皮に近いところにも多く含まれていますよ。

今では一年中おいしいりんごが食べられますが、りんごの旬は11月から2月頃。今がりんごのおいしい季節です。季節の食物をおいしくいただいて、健康なからだを作りましょう。


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22年09月21日

重度の歯周病の治療

重度歯周病の治療は、患者さまの口腔内の状態により、治療の選択肢が多岐にわたります。木更津きらら歯科では日本歯周病学会認定医が所属しており、患者さまのご要望を考慮しつつ総合的に治療方針を検討していきます。


症例:重度の歯周病により歯周組織が破壊されていた、女性Lさん(40代)の症例です。再生療法/エムドゲインで損なわれた歯周組織を再生する治療を行いました。

■外科的な治療

初期の歯周病なら、歯のまわりをきれいにお掃除して、その状態を保つ歯みがきや歯のお手入れを継続することで改善されます。しかし、歯周ポケットが深かったり、歯肉に隠れた部分が汚れていて器具を使ったスケーリングだけでは歯石をとりきれない場合、メスやレーザーで腫れてしまった歯ぐきを切除します。細菌の住処となっている歯石をとりのぞく必要があるのです。

◇歯肉切除

お掃除を徹底的にして正しい歯みがきを実践しても歯周ポケットの深さが改善されない場合は、腫れてしまった歯ぐきをメスやレーザーで切除します。

◇歯周ポケット掻爬術

歯の根っこの部分の表面にこびりついた汚れや、歯周ポケットの内側の細菌に感染した部分を掻き出す治療です。麻酔をして行います。歯の根の部分が清潔になり歯と歯肉が密着すれば、汚れがたまりにくくなります。

◇フラップ手術

歯ぐきを切り開いて歯の根のまわりをきれいにする手術を選択する場合もあります。1週間程度で抜糸となります。

■歯周組織の回復

歯周病の基本は歯周病原因菌を除去することで、そのために菌の住処となるプラークをコントロールすることにあります。さらに、重度の歯周病の場合は損なわれた組織を回復する必要があります。

◇歯周組織再生法(エムドゲイン療法)(自由診療)

歯周組織の破壊がひどい場合には、歯周組織を回復させるための手術(歯周外科手術)が必要となります。この手術の際に、歯周組織の再生を誘導する薬剤を使用します。当院ではエムドゲインという歯周組織再生用材料を使用します。エムドゲインの主成分はタンパク質の1種で、歯が生えてくるときに重要な働きをする成分です。歯肉を切開し、歯の表面をお掃除をして、エムドゲインゲルを塗布して縫合します。数か月から1年程度で歯周組織の再生が見込まれます。

■抜歯を検討しなければならない場合

歯周病治療は、歯を残すための治療です。しかしどうしても抜歯を検討しなければならない場合もあります。根の先まで大量の歯石がついており歯周病菌に侵されているケースや、周りの骨まで溶けてしまっているケースなどです。治療後のことを考えたとき、人工の歯を入れる可能性も考慮すると抜歯をおすすめすることもあります。抜歯は本当に最後の手段です。歯科医師は、歯を残す治療をしたいのです。他の医院で抜歯をすすめられた患者さまのセカンドオピニオンも受け付けています。

歯周病は、歯をきれいにクリーニングして正しい歯みがきを行うことができれば、多くは改善に向かいます。はやめにご相談ください。


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22年09月20日

初期の歯周病の治療


歯周病治療の基本は歯周病菌をとりのぞきプラークをコントロールすることです。そのために、進行度を検査し、進行度に応じた手法で歯と歯ぐきを徹底的にお掃除します。そしてふだんの歯みがきでお口の中の清潔を保っていきます。

■歯周病は自覚症状がない

歯がぐらつく、口臭がするといったお口の中の違和感を放置しないでください。歯みがきでとりきれなかった歯と歯肉の間の汚れ。そこに細菌が住み着くとプラーク(歯垢)となり、歯にこびりつく歯石となると、炎症が引き起こされます。これが歯周病のはじまりです。歯周病には自覚症状がなく、自分で早期発見することはできません。歯がぐらぐらするほどになって初めて気づくのです。

■歯周病治療はまずお掃除

歯周病は、気づくのが早ければ歯についた汚れの掃除と歯みがきで治すことができます。それぞれの段階で治療法が異なりますので、適切な治療計画をご提案させていただきます。

◇歯周ポケットの深さを検査する

歯と歯肉との間の隙間を歯周ポケットといいます。この隙間ができるのが歯周病の症状です。針状の器具やレントゲンで深さを確認します。3㎜以上なら治療が必要です。

◇スケーリング

歯にこびりついている歯石を先端のとがった器具でとりのぞいていきます。歯石は、プラーク中の細菌が唾液の中の成分と結びついて固くなり歯にこびりついている状態です。それほど進行していなければ、歯石をとりのぞき歯みがきの習慣を見直すことで改善されます。

◇スケーリング・ルートプレーニング(SRP)

スケーリング・ルートプレーニングは、特殊な器具で歯肉の奥までお掃除し、歯の表面をなめらかにする治療です。きれいになった歯の表面に、再びプラークや歯石が付着しないようにすることが目的です。

■毎日の歯のお手入れ

そしてこれがとても重要なのですが、歯科医で歯をきれいにしたら、日々の食事で汚れがたまらないように、歯みがきの方法を見直していただきたいのです。1本1本の歯に対して、歯の前側、後ろ側、わき、隣の歯と接しているところ、つけねに歯ブラシがあたるように子心がけてください。

ポイントは、「磨きのこしがないように」

  1. 順番を決めて磨く。例えば左奥歯から右奥歯へと、流れにそって。順番がないと磨き残してしまうかもしれません。
  2. 歯ブラシの毛先が歯周ポケットにむくように、45度に傾ける。
  3. 力は加えず、歯と歯のあいだに毛先が当たるように、小刻みに動かす。大きく動かすと、歯と歯の間に歯ブラシが届かず、磨き残してしまいます。

歯医者では治療だけでなく、歯みがき方法の見直しもお手伝いします。歯周病はお掃除と歯みがきで、改善されるのです。正しい歯みがきをして、お口の中の感染症を退治しましょう!


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22年09月19日

人類史上最大の感染症「歯周病」


「歯周病」が「人類史上最大の感染症」としてギネスブックに認定されたのは2001年のことです。「地球上を見渡しても、この病気に冒されていない人間は数えるほどしかいない」とまで記述されてるんです。その後もこの感染症が収束したという報告はされていません。

■歯周病で歯を失う

こちらは2018年に財団法人8020推進財団が発表したデータです。赤い部分が歯周病で歯を失った方の部分です。40代前半という年代の1/4の方が、歯周病で抜歯しなければならなくなっています。50代後半になると、二人に一人の方が歯周病で歯を失っているのです。


  • 歯周病が原因で歯を抜くに至ったケースは、15歳未満からみられ、25~29歳で約3%、35~39歳では約12%、40~44歳では約24。
  • 50~54歳までは、う蝕が原因で抜歯に至ったケースの割合が歯周病より多い。
  • 55歳以降の各年齢層においては、歯周病が原因で歯を抜くに至ったケースが多くを占めている。

■歯周病は感染症

歯が生え始めたばかりの赤ちゃんに歯周病菌はいません。大人の歯周病菌が、噛み与えや食器の共用などから感染してしまうんです。唾液感染が、感染ルートでは一番多く、キスや箸・スプーンの共用が考えられます。人間の歯周病菌と同じ菌が犬の口から発見された報告もあります。かわいいペットと歯周病を移しあっては悲しすぎます。動物とキスをするのはやめましょう。

■歯周病がもたらす重大な病気

歯周病は歯のまわりにたまったプラークが原因です。プラークは細菌の塊。プラークの中の細菌がからだに入り込もうとするのを阻止しようとして、歯ぐきのまわりに炎症が起こります。炎症性物質は、口腔内の血管から全身にまわり、様々な重大な病気の原因となります。

◇脳梗塞・狭心症・心筋梗塞

どれも血管の病気です。全身にまわった歯周病菌は血管内にプラーク(粥状の脂肪性沈着物)をつくり、血管の壁面からはがれたプラークは血液の通り道を狭くします。狭心症・心筋梗塞は心筋に血液の供給がなくなり死に至る場合もあります。脳梗塞は脳血管がつまる病気です。歯周病の人は、そうでない人より脳梗塞になるリスクが2.8倍も高いのです。

◇糖尿病との関係

歯周病と糖尿病は相互に悪化させあいます。逆に、糖尿病の患者さんが歯周病を治療すると、血液中のTNF-α濃度が低下し、HbA1c値も改善するという報告がされています。血糖値がさがり血糖値をコントロールする機能が回復するということです。

◇歯周病と低体重児早産

妊娠している女性が歯周病にかかっていると、低体重児の出産と早産のリスクが高くなることが明らかになっています。喫煙や飲酒、高齢出産などよりもはるかに高い数字なのです。

◇誤嚥性肺炎

誤嚥性肺炎は細菌が気管から肺の中にはいることによって起こります。免疫力の低下しているご高齢者や、脳血管障害のある方は注意が必要です。お口の中の細菌が命に関わることもあるのです。

◇関節炎・腎炎

お口の中の炎症物資が血液中にはいりこみ、関節炎や糸球体腎炎を起こすことがあります。歯周病は口腔内が常に炎症しており危険な細菌が常駐しているような状態のため、様々な病気の原因となります。

口腔内の健康は全身の健康と大きく関わっています。それをお伝えするのは、歯科医療の重要な役目です。歯周病は痛みといった自覚症状がなく静かに進行する病気です。普段からお口の中の違和感にも気を付けてあげてください。そしてかかりつけ歯科クリニックの定期健診をぜひ活用してください。


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22年05月30日

当院は厚生労働省認定の「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」です

木更津きらら歯科は、厚生労働省認定の「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」です。「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」は、通常、保険適用外である予防やメインテナンスのうち、保険の範囲内でできることがあります。


むし歯予防のためのフッ素塗布

フッ素塗布は従来、子供さんのむし歯予防のためにするものと考えられてきました。実は大人の患者さまにもフッ素塗布は有効です。大人の歯は、治療した歯があったり、加齢により歯の根元のはぐきが露出してきてむし歯になりやすいのです。定期検診のクリーニングのあとに、フッ素塗布をおすすめいたします。

歯周病のメインテナンスが毎月できるようになりました

従来、保険診療内での歯周病のメインテナンスは、3カ月に一度しかできなかったのですが、1か月に一度の治療に保険が適用されるようになりました。歯周ポケットが深くてお悩みの方も、集中して治療して改善していきましょう。

かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所の意義

厚生労働省では、平成28年度に「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」を認定する制度が新設されました。

かかりつけの歯科医が、むし歯や歯周病の有無、年をとっても残っている歯の本数などに大きく関係していることがわかってきました。むし歯を削ってつめる治療だけではなく、予防やメインテナンスにも重点がおかれるようになったのです。そのためにはかかりつけ歯科医の存在が重要であることが認められたのです。

認定の条件

「かかりつけ歯科医機能強化型歯科診療所」は、スタッフのレベルや人数、過去の治療実績、設備、ご高齢者を診療できる訪問診療対応、他の医療機関との連携や研修の充実、感染症対策などの条件をクリアすることで認定されます。

ポイントとしては、

  • 患者さまの安全に留意しているか?
  • 院内環境に留意しているか?
  • 歯科医療が全身の健康に大きく関係があり、予防が重要であるという、現在の歯科医療のあるべき姿を理解して診療しているか?
といったことがあげられます。

まだ全国でも数パーセントの医院のみが認定されている段階で、当院の活動が形になって認められたのはありがたいことです。木更津きらら歯科は、歯科医療を通じてすべての世代の方の健康を守るヴィジョンを持ち、地域のみなさまをサポートできるようにがんばってまいります。


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22年04月17日

歯周病と糖尿病

歯周病は、糖尿病と悪い影響を与え合う関係にあります。歯科医にとっては、歯周病は患者さまの全身の健康を阻害する大敵。歯周病も糖尿病も初期の段階では自覚しにくい病気ですが、お口の中の病気が健康に重大な影響をおよぼすことをぜひ知っていただきたいと思います。


■糖尿病とは

糖尿病は、血液中のブドウ糖(血糖)が増えすぎる病気です。血糖が増えたままの状態が長く続くと、血管が傷つき、心臓病や、失明、腎不全、足の切断といった、さらに重い病気をひきおこします。

■糖尿病の原因

血液中のブドウ糖(血糖)糖尿病が増えてしまうのは、インスリンというホルモンが十分に働いてくれないことが原因です。インスリンは膵臓で作られるホルモンで、血糖を正常な範囲におさめる働きを担っています。血液中の血糖はインスリンの助けを借りて細胞にとりこまれます。インスリンの分泌量が足りなかったり、量はたりているが肥満などで細胞に糖がうまくとりこまれない状態だと、血液中に糖があふれてしまいます。

■歯周病が糖尿病を悪化させるわけ

では歯周病は糖尿病にどのような関係があるのでしょうか。歯周病は、インスリンの働きを阻害します。「血糖値を正常な範囲におさめる」というからだの機能が働かなくなるのです。ちなみに正常な人のHA1c(ヘモグロビンエイチエーワンシー、過去1~2ヵ月の血糖の平均値)は5.9%以下です。6%を超えたら糖尿病予備軍です。

■糖尿病が歯周病を悪化させるわけ

一方、糖尿病は免疫機能の低下や血流の悪化、唾液の減少を引き起こし、歯をとりかこむ歯周組織にも障害を起こします。そのため歯周病になりやすく、また重症化もしやすいのです。これはもう悪循環としか言いようがありません。

■歯周病治療で血糖値がさがる可能性

逆を考えてみて下さい。歯周病を治療すると、「血糖値を正常な範囲におさめる」という働きが改善されることになります。実際、歯周病治療により、HA1cが最大1%改善するという報告がされているのです。木更津きらら歯科のinstagramでこの話題をとりあげたところ、「歯周病の治療をしたら血糖値が劇的に改善されました!」とコメントくださった方がいて、とてもうれしく思いました。歯周病治療は、血糖値の正常化に貢献するんです!

■木更津きらら歯科は日本歯周病学会認定医が所属しています

歯周病や糖尿病は重大な病気をひきおこしますが、健康は毎日の習慣で守ることができるのです。悪いところのある方でも、生活習慣をあらためることで改善できる部分もあります。歯科医は、お口の健康を守ることで皆様の健康をサポートすることができます。

■お口の中の様子をチェック

お口の中の様子からいろんなことがわかりますよ。歯みがきしたときに、お口の中をチェックしてみてください。次の設問のすべてに〇がつくのが理想です。×の項目があったら、早めに歯科医にご相談ください。

  • □1 いつも口の中がさわやかだと思う。
  • □2 歯肉の色がピンク色でひきしまっている。
  • □3 歯のぐらつきがなく、しっかりかめる。
  • □4 歯と歯の間にものが挟まらない。
  • □5 歯がしみたり、痛まない。

■生活習慣チェック

次にあげるのは生活習慣のセルフチェックです。すべて〇を目指して、ご自身の生活をふりかってみてください。

  • □1 間食が少ない。
  • □2 ストレスを感じるときでも気持ちの切り替えができる。
  • □3 喫煙習慣がない。
  • □4 深酒をしない。
  • □5 1日1度は時間をかけて歯みがきをしている。
  • □5 歯磨きはフッ化物入りのものを使用している。

歯周病という病気の重大さをお伝え出来ましたでしょうか? 当院では日本歯周病学会 認定医が所属しています。お悩みがありましたらぜひご相談ください。


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22年01月28日

歯周病治療の終わりは予防のはじまり

歯科定期検診はむし歯や歯周病を早期発見して治療につなげるためのものです。歯科定期検診と連動して、歯とお口の中の状態を健康に保つために必要なのがメインテナンスです。患者さまの口腔内の健康管理のため、必要なアドバイスをご提供したり、ケアをしたりします。


■再発しやすい歯周病

なかでも歯周病は再発しやすく、自覚症状がないため、知らないうちに進行してしまいます。徹底したクリーニングと正しい歯みがきで、予防が可能になり、初期のうちに進行を食い止めることができるのす。

■プロービング検査

まず歯周ポケットの深さを調べます。歯と歯ぐきのあいだにあるすきまが、歯周ポケットです。プローブという針状の器具を使って深さを探るため、プロービング検査と呼ばれます。また歯を支えている骨の状態をレントゲンで調べることもあります。

■歯周ポケット

歯周ポケットの深さがわかったら必要なメインテナンスを決定します。健康な歯と歯ぐきなら、歯周ポケットは1~2 mm程度です。深さが3 mm程度だと歯肉炎を起こしている可能性があります。きれいにおそうじして正しい歯みがきをすることで回復します。

■初期の歯周病

歯と歯のあいだや、歯と歯肉のあいだにたまった汚れは、放置しておくと歯石となり、歯周病菌の温床となります。初期の歯周病はプロによるクリーニングと正しい歯みがきを続けることで、改善されることが多いのです。また歯の表面がなめらかになり歯垢がつきにくくなることは歯周病菌の繁殖をふせぎ予防に効果的です。

*PMTC

Professional Mechanical Tooth Cleaning の略です。その名のとおりプロの歯科衛生士による歯のおそうじです。日々の歯みがきで落としきれず、歯と歯肉のあいだや歯の根の部分に残ってしまった汚れを、振動するプラスチックやゴム製の器具でおそうじし、フッ化物入りペーストを使用して、きれいに磨いていきます。歯石を取る治療とは異なり、エステのような感覚の気持ちよい刺激で、眠ってしまう方もいらっしゃるほどです。

■重度の歯周病

歯周ポケットが4~5mm程度まで深くなると危険信号です。6mm以上になると、重度の進行した歯周病で、歯を支えている骨が溶けていることもあります。歯周病治療の基本は徹底した歯のおそうじと歯みがきです。重度に進行した歯周病では、歯と歯ぐきのあいだに細菌のかたまりである歯石ががんこに付着していることがあります。その場合は歯ぐきを切り開いてクリーニングする外科的な処置も検討します。

歯周病は自覚症状がなく「静かなる病気」と言われています。メインテナンスで、お口の中の重大な病気を予防できたり、治療の第一歩になったりします。トラブルを感じていなくても、定期的に歯科で検診しメインテナンスを受けることはとても大切なのです。


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22年01月18日

歯垢(プラーク)と歯石

今日は歯周病菌やむし歯菌の温床となってしまう歯垢と歯石についてお話しましょう。

■歯は天然のミキサー

歯はものを食べるときに、食べ物を細かくかみ砕いて消化しやすくしてくれます。前歯は食べ物を噛みきり、先のとがった犬歯は食べ物を切り裂き、奥歯は食べ物をすりつぶします。こうして砕かれた食べ物は飲み込みやすくなり消化もたやすくなります。天然のミキサーを誰もが持っているんです。

■歯の垢、プラーク

ミキサーにはお手入れが必要です。食べ物を噛み砕いた後の歯のまわりには、食べ物のカスがくっついています。歯の表面や、歯と歯の間だけでなく、歯と歯ぐきの間にも残ってしまいます。そのままにしておくと、食後8時間ほどでむし歯菌(ミュータンス菌)がねばねばした物質を作り始め、膜のようにはりつきます。ここは温度も最適で食べ物もあり、細菌が繁殖しやすい住処となってしまいます。

これが、歯垢(プラーク)で、バイオフィルムともいいます。プラークは水にとけにくく、うがいなどでは落ちないため、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスでしっかりおそうじしないととりのぞくことができません。


■プラークの危険性

プラークには、たくさんの種類の細菌が住み着きます。わずか1/1000gのプラークに、1億個以上の善玉菌と悪玉菌が生息します。プラークが除去されず、時間がたつほど、悪玉菌が増えてしまいます。

代表的な悪玉菌が歯周病菌です。歯周病菌は歯ぐきの炎症を起こし、出血や膿の原因となり、歯の周りの骨を溶かす作用ももっています。しかも、プラークは、唾液や薬の抗菌成分にも抵抗力が強く、化膿止めといった薬も効きにくいのです。

■脱灰と再石灰化

通常、中性であるお口の中は、食べたり飲んだりしたあとは酸性に傾き、歯のカルシウムを溶かしはじめます。これを「脱灰」と言います。少しのことなら、唾液の助けなどにより歯は自然に修復します。これを「再石灰化」と言います。ところが、プラークが除去されないまま長時間たつと、再石灰化がまにあわず、歯に穴があくほどに進んでしまうことがあります。これがむし歯です。

■歯石

さて、除去されなかったプラークはどうなるのでしょうか。プラークは、唾液や血液の中のカルシウムやリンと結びついて灰白色、黒褐色の石灰化した堅いかたまりとなり、歯と歯の間や歯と歯ぐきの間に張り付きます。これが歯石です。

■歯周病のリスク

プラークや歯石は悪玉菌、特に歯周病菌の住処となり、炎症などのトラブルを起こします。歯周病は放っておくとどんどん進行します。痛みがないからといって放置していると、抜歯しなければならないほど歯や歯ぐきが痛んだり、歯周病菌が血液中にまわって重大な病気につながったりします。

プラークは歯みがきなどでおそうじすることができますが、歯石になってしまったら自分でとりのぞくことはできません。歯科で歯石の除去をしてもらってください。なんとなくお口の中がねばねばしている、そんな感じがしたら要注意。しっかり歯みがきしてさっぱりしたお口の中をとりもどしてくださいね。


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21年12月28日

感染症対策に取り組んだ2021年

2021年は、新型コロナウイルス感染症対策で皆様が苦しい思いをされてきた1年でした。医療関係者の方々のたいへんなご苦労があり、一般の方々も外出の自粛や、渡航の制限、イベントの中止、テレワーク、学校の休校やオンライン授業、会食も遠方の家族と会うことも我慢するといった、本当に厳しい、様々な努力をしてきました。医療のジャンルでは、予防やリスク軽減につながる研究が日々続けられ、有益な報告も多数あげられてきました。

■歯科クリニックの感染症予防

その中で、歯科クリニックが感染症が流行する中でたいへん厳しく徹底的に予防対策をしていることはあらためて知っていただけたのではないでしょうか。

歯科クリニックでは患者さまを守るだけでなく、歯科スタッフのことも感染症から守らなくてはなりません。そのため、従来からB型肝炎やHIVなど感染対策には力を入れており、ノウハウも確率されています。コロナ禍においてもいちはやく「歯科診療のガイドライン」を策定して対応しています。

2021年6月のことですが、大阪府の吉村府知事が、歯科医院のクラスター発生が報告されていないことをTwitterで発信されていました。大阪だけではなく、これは全国的にも言われていることなんです。

通院途中の方、お口の中の健康状態に気になることがある方は安心してご来院いいただけます。治療の中断をなさいませんように、ご心配なことがあればいつでもご相談ください。

■歯周病のリスク

何度も繰り返しお伝えしたいのは、「歯周病」のリスクです。

歯周病は日本人の8割がかかっていると言われるほど身近な病気ですが、身体全体に影響がおよぶほど重大な病気であることはご存じでしょうか。口腔内の細菌は、血液にのって循環器、呼吸器、消化器へと広がり、慢性の炎症を起こします。この状態は、感染症ウイルスが蔓延しているような緊急事態では、免疫暴走や細菌性肺炎、重大な臓器障害を起こすリスクを高くしてしまうのです。

歯周病を治療することは、感染症に負けないからだ作りにもとても大切なのです。

■歯周病治療が感染症予防につながる

また新型コロナウイルス感染症の原因ウイルス(SARS-CoV-2)は、インフルエンザと同じ、付着様式で感染することがわかっています。ウイルスが付着した手や唾液を介して、からだの粘膜に付着し、感染していくのですね。

風邪やインフルエンザにおいては、歯周病菌がウイルスの付着を助けていることは明らかにされています。歯周病原因菌をお口の中から減らすことができれば、付着を防げることがわかっているのです。ということは、新型コロナウイルス感染症でも、歯周病を治療し口腔内を健康に清潔に保つことによって、付着を防げる可能性が高いのです。

歯科医療の立場からは、口腔ケアが、患者さまの全身の健康を守り感染症対策のサポートになると考えております。

写真は木更津の証城寺(しょうじょうじ)の鐘です。今年は感染症対策のため除夜の会は行わないそうです。早く季節の行事や日常がもどってきてほしいですね。本年中はたいへんお世話になりました。来年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


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21年10月03日

歯周炎はCOVID-19合併症のリスク因子



「歯周炎はCOVID-19合併症のリスク因子である」との研究報告が、 Jon B. Suzuki先生よりありました。歯周病は感染症対策の上でも本当に危険な病気であることを表す報告です。

Suzuki先生はアメリカの大学で臨床教授を務められている方で、10月2日から3日にかけて札幌で開催された、iACD(国際コンテンポラリー歯科学会)日本支部の学会で講演をされたのです。

理事長中谷が学会に参加し、お話を聞いてきました。中谷はiACD日本支部の役員を務めております。

正しい口腔ケア、歯科定期健診は感染症予防につながります

わからないことが多かったコロナウイルス感染症ですが、少しづつ明らかになっていることもありますね。歯科の立場からは、正しい口腔ケア、定期健診をおすすめいたします。

緊急事態宣言が明けたとはいえ、まだまだ油断はできないのが現状です。皆様がいろいろと苦しい思いをされている中ではございますが、もうひとがんばり、宣言下同様の感染症対策を続けていきましょう。


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20年10月04日

歯周病菌を撃退! 3DS(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)

2013年、鶴見大学歯学部に3DS除菌外来が開設されました。歯周病菌の除去を専門とする診療科です。専門の外来が必要とされるほど、歯周病菌の除菌は重要なことなんでしょうか?



恐ろしい歯周病

歯周病は本当にこわい病気です。歯と歯ぐきの間にたまってしまう歯垢は細菌のかたまりです。これが歯ぐきの炎症を起こし、歯を支える骨を溶かし、血管にはいった歯周病菌は血管の慢性的な炎症を起こすのです。

そのうえ、歯周病菌は、動脈硬化、脳疾患、糖尿病、高血圧、肺炎、早産などの危険因子となることがわかってきたのです。歯周病の症状は、歯ぐきをいためて歯が抜けてしまう、というだけではないんですね。

しつこい歯周病菌

対策としては、歯周病菌を除去すればいいのですが、これがなかなか簡単ではありません。細菌がくっつきあってネバネバしたかたまりとなっているため、簡単には取り除けないのです。

こんな方はご注意

歯の質や歯並び、お口の中の状態は人それぞれ。こんな方はご注意ください。

  • 丁寧に歯磨きしても、むし歯や歯周病を繰り返してしまう患者さまもいらっしゃいます。
  • インプラントや矯正治療の装具をお口の中に装着している場合。
  • ご自身で丁寧な歯みがきを行うことのできないご高齢者。
歯周病菌がたまりやくなっているかもしれません。

「3DS(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)」

ではどうすれば歯周病菌を除去し、歯周病を予防できるでしょうか。

木更津きらら歯科では、鶴見大学の研究チームが開発した「3DS(デンタル・ドラッグ・デリバリー・システム)」という予防システムをとりいれています。

マウスピースに殺菌作用のある薬剤を注入して、一日5分、お口に装着するというもので、薬剤が歯と歯茎にとどまり、効果的に除菌できます。

当院では、注入する薬剤として、高い殺菌力とフッ素配合が特徴のコンクールジェルを採用しました。効果的、かつ徹底的にむし歯菌や歯周病菌を殺菌、歯の再石灰化も促進します。



3DSの効果

定期的なメンテンナンスと一緒に行う事で、むし歯や歯周病のない健康なお口を手に入れることができます。全身の健康づくりにも役立てることができます。

鶴見大学歯学部の花田教授によると・・・歯周病の前段階の歯肉炎に対して、3DSを6週間続けた結果、

  • 歯周ポケットが浅くなる
  • 出血が劇的に減る
などの効果があったそうです。

また血圧が下がり、服用していた降圧剤がいらなくなった人も報告されているということです。

「3DS」について興味のある方は診療時にご案内いたします。ごいっしょに、歯周病という病気を学んでいきましょう!


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18年05月01日

歯周病が虚血性脳卒中と関連

歯周病と全身の疾患の関係を証明する重要な調査が、またひとつ発表されました。
歯周病の重症度が進むにつれ脳卒中のリスクが高まるというものです。また歯科の定期的な受診が、脳卒中のリスクの低下に効果があることも明らかになりました。


Medical Tribune 2018年2月1日号

歯周病の進行で脳卒中リスクも上昇

米国の大規模な調査で、6,736人に歯周ポケット検査を行った結果です。歯周病の重症度が進んでいるほど、虚血性脳卒中のリスクが、2倍~3倍、高くなることが明らかになりました。

台湾でも、アメリカでも同様の結果がでています

歯周病は、心血管疾患の重要なファクターであり、世界的に、公衆衛生の重要な課題です。それを示す調査結果が、各国で続々と発表されています。今回の調査は、米国人約1万5,000人を15年間追跡した大規模観察研究の付随調査です。白人と黒人が大勢をしめる米国では初めてのこととなります。台湾では、すでに歯周病と虚血性脳卒中が関連していること、歯周病の予防や治療が脳卒中のリスクを低下させることが明らかになっています。

脳の血管がつまる脳卒中

「虚血」は「血がない状態」という意味で、脳血管の血の流れが阻まれ、脳の機能に障害が起こる病気です。運動麻痺、嚥下障害、感覚麻痺、言語障害、意識障害等といった症状が現れ、死に至るケースもあります。

虚血性脳卒中のうち、発生率の高いものは、心原性脳塞栓と血栓性脳梗塞と認められました。

心原性脳塞栓は、心臓にできた血栓が血液の流れにのって脳へ到達し、脳の太い血管がつまってしまう病気です。血栓性脳梗塞では、もともと太い血管が動脈硬化で狭くなり、そこへ血栓ができて血管が詰まってしまいます。



定期歯科受診で脳卒中リスク23%減

今回の調査では、定期的な歯科の受診をした人たち6,670人は、不定期な受診しかしていない人3,692人に比べて、15年の間に脳卒中のリスクが23%低下しています。歯周病は、全身の様々な疾患に関係あることが明らかになってきていますが、またひとつ、大規模な調査結果によって裏付けられたことになります。

自覚症状のない歯周病




初期の歯周病は痛みがなく自分ではわかりません。進行してしまってからでは、とけてしまった歯槽骨はもとにはもどらないのです。

3~4か月に1度は痛みがなくてもお口の中を検査しましょう。かかりつけの歯科医で、歯周ポケットの検査をお願いしましょう。木更津きらら歯科では、歯周ポケット検査のうえ、重症度に応じた適切な治療に対応できます。気楽な気持ちで、ご来院ください。


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17年08月15日

歯周病は、心筋梗塞と脳血管疾患の原因となります

中高年のみなさん、歯周病をあなどってはいけません。歯磨きや定期健診で予防につとめ、おかしいな? と思ったら歯科医に足を運びきちんと治療しましょう。木更津きらら歯科も、お手伝いいたしますよ!




歯周病を、あなどってはいけない

平成29年6月、厚生労働省が平成28年の人口動態について発表しました。それによると、日本人の死亡原因は、1位が悪性新生物(がん)、続いて2位が心疾患となっています。3位の肺炎に続き、脳血管疾患が4位。実は、心疾患と脳血管疾患は、歯周病ととても関係が深いのです。


厚生労働省 平成28年人口動態統計月報年計(概数)の概況




歯がないと、心血管疾患・脳卒中のリスクが高くなる

歯がない人、自分の歯が少ない人は、心血管疾患・脳卒中のリスクが高くなることがわかってきました。各国の調査をご紹介します。


スウェーデン
スウェーデン・ウプサラ大学医療科学科のグループが2015年12月に発表した調査では、歯が全くない人は、歯が26~32本ある人に比べて、心血管疾患による死亡のリスクが1.85倍、脳卒中による死亡のリスク1.67倍という結果がでました。他の死因についても、死亡リスクは1.81倍となるそうです。39カ国、1万5456人を対象とした調査です。


アメリカ
アメリカでは、失った歯の数に比例して、脳卒中のリスクが高まるという調査結果がでています。2010年、41万人を対象に電話調査をしたところ、1~5本の歯を失った場合、脳卒中にかかる危険性は1.29倍に高まり、6本以上の歯を失った場合は 1.68倍、全ての歯を失ってしまっや場合は1.86倍にもなるそうです。


イギリス
イギリスでは、2012年に1万2871人の健康記録を調査したところ、やはり歯をすべて失った人は、すべて自分の歯で生活できている人に比べて、心血管疾患による死亡率が高いことが明らかになりました。脳卒中の死亡リスクは3倍ともなっています。


日本人の80%がかかっている歯周病




歯周病は、日本人の80%がかかっていると言われており、歯を失ってしまう原因としてもトップです。そればかりか、歯周病菌は血管にはいると血管内にプラークをつくり、血液の通り道を補足してしまいます。また血管内のプラークは、はがれおちて脳や血管を詰まらせる原因となるのです。

歯の本数は、健康のバロメーター

死に至るほどの重い病気は、歯の状態と深く関係しているのです。日本人は、40歳までは自分の歯で生活しています。40歳以降に、急激に歯を失っていくのです。

自分の歯が残っているということは、健康のためにとても重要なことです。1億円の価値があるとも言われる、貴重な宝物を大切にしてゆきましょう。


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