木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

22年12月28日

Instagramと歯周病

■30代でInstagramをやっている人と、30代で歯周病にかかっている人、どちらが多いと思いますか?

はい、歯周病にかかっている方のほうがずっと多いんです。

30代の実に56%の方がInstagramを利用しているというSNS時代なのですが、歯周病にかかっている30代はなんと約70%!

歯周病は、歯と歯ぐきの境目の歯周組織に炎症が起こる細菌感染症です。歯と歯ぐきの境目の、がんこな歯垢(プラーク)が原因です。進行すると、やがて歯が抜けてしまうこともあります。

■ではその”プラーク”とは? 歯と歯の境目にこびりついた食べかすのことでしょうか、それとも細菌を指すのでしょうか?

歯垢(プラーク)は、ねばねばした細菌のかたまりです。細菌にとって快適な環境のため、歯周病菌もどんどん増殖してしまいます。プラークが唾液の中のカルシウムやリンと結びつくと、石灰化し堅い歯石となります。歯石の上にはまたプラークがつきやすくなります。口腔内の健康を保つためには、歯と歯ぐきのすき間のプラークを、歯石となる前にきちんととりのぞくことが大切です。

■大切な歯が失われる原因は? 虫歯でしょうか、歯周病でしょうか。

日本人が歯を失う原因で最も多いのは、「歯周病」です。歯周病とは、歯と歯ぐきの周りにこびりついた細菌の塊が、歯の周りの組織を破壊していきます。炎症の範囲が歯ぐきだけなら「歯肉炎」、炎症が歯根膜や歯槽骨まで及ぶと「歯周炎」となります。重症化すると歯槽膿漏とも言われ、歯を失うことにまで進行してしまうんです。

歯周病は、自覚症状がなく静かに進行していきます。ぜひ歯科の定期検診を活用し、お口の中の健康に関心をもってください。

中谷 一空

■この記事の監修者

中谷 一空

経歴
  • 福岡歯科大学医科歯科総合病院 歯周病科
  • 福岡歯科大学医科歯科総合病院 口腔インプラント科
修了研修・学会等
  • 日本歯周病学会 認定医
  • 日本口腔インプラント学会 専門医
  • 国際口腔インプラント学会 認定医(ICOI:FELLOW)
  • iACD(国際コンテンポラリー歯科学会)理事 および Diplomate(歯科総合研究指導医)
  • アジアアンチエイジング美容協会 名誉顧問
  • 日本歯科審美学会
  • 日本スポーツ歯科学会
  • 木更津市警察歯科医
  • 海上保安歯科医
  • 東久邇宮国際文化褒賞受賞
  • 臨床研修指導歯科医 東久邇宮国際文化褒賞受賞

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