木更津きらら歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

矯正歯科

24年05月09日

インビザライン矯正中に虫歯ができたときはどうする?対処法を解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インビザライン治療中に虫歯になった歯

インビザライン矯正中に虫歯ができたら、どのように対処すれば良いのでしょうか。「治療をやめなければならないのでは?」「虫歯を放置するの?」など、不安に思う方が多いでしょう。

この記事では、インビザライン矯正中に虫歯ができる原因と、見つかった場合の対処法について詳しく解説します。

虫歯があるとインビザラインはできない?

インビザライン治療中に虫歯になったイメージ模型

インビザライン矯正を始める前に虫歯がないかを確認し、もし虫歯が見つかった場合はその治療を先に行う必要があります。インビザライン矯正中に、虫歯を治療して歯の形が変わってしまうと、マウスピースがうまくフィットしなくなる可能性があるからです。

基本的に、虫歯がある場合はその治療を完了させてからインビザライン矯正を開始します。

インビザライン矯正中に虫歯ができたときはどうする?

インビザライン治療中に虫歯になって治療している人

では、インビザライン矯正中に虫歯ができた場合は、どのような対処が必要なのでしょうか。実際の対処法は、以下の3つです。

応急処置だけしてインビザライン矯正を続ける

インビザライン矯正中に虫歯が見つかった場合、矯正が終わりに近づいているのであれば応急処置をして矯正治療を先に完了させることがあります。応急処置は、虫歯の進行を遅らせるための一時的な対策です。

応急処置だけでは虫歯は治らないため、インビザライン矯正が終わったらできるだけ早く本格的な虫歯治療を始めなければなりません。

インビザライン矯正と並行して虫歯治療を行う

虫歯が歯の形を大きく変えない小さなものであれば、インビザライン矯正を続けながら同時に治療することができます。虫歯治療の際はマウスピースを一時的に外さなければなりませんが、終わった後はマウスピースをすぐにまた装着してインビザライン矯正を進めます。

虫歯が見つかったからといって、インビザライン矯正のスケジュールが大きく狂うわけではないので安心してください。

インビザライン矯正を中断して虫歯治療を優先する

インビザライン矯正をしている最中に虫歯が重症化した場合、矯正治療を中断してまずは虫歯の治療に集中することが重要です。特に、虫歯が悪化しているなど、緊急で抜歯が必要な場合にはインビザライン矯正を一旦中止することが一般的です。

インビザライン矯正を一時的に中断すると、歯並びが元に戻ってしまうかもしれません。矯正中の歯は不安定なので、マウスピースを装着していないと後戻りすることがあるのです。

しかし、虫歯が原因で歯を失うリスクを避けるためには、やむを得ないと言えるでしょう。

インビザライン矯正中に虫歯ができる原因とは?

インビザライン治療中に虫歯ができる原因

マウスピースを装着しているあいだは、そうでない場合と比べて虫歯になりやすいです。その理由について解説します。

口内が乾燥しやすくなる

インビザライン矯正では、マウスピースを1日に20~22時間以上つける必要があります。マウスピースはとても薄くわずか0.5mmですが、上下の歯に装着すると合計で1mmの厚みになります。

このため、マウスピースをつけていると唇が閉じにくくなり、口の中が乾燥することがあります。口内が乾燥すると、歯に付着した食べかすなどの汚れが留まり、通常の歯磨きだけでは落としきれなくなるのです。

インビザライン矯正中は、特に口腔ケアに注意し定期的にクリーニングに通うことが大切です。

アタッチメントに汚れが溜まりやすい

インビザライン矯正で使うマウスピースは、いつでも取り外すことができます。

しかし、歯を動かすための小さなパーツであるアタッチメントは、歯にしっかりと接着されていて取り外しできません。アタッチメントは、マウスピースと歯を密着させるために使用されます。

アタッチメントの周辺は汚れが溜まりやすくなるため、注意しなければなりません。アタッチメントは小さな突起物のような形をしているため、食べかすやプラークが引っかかりやすく、歯磨きでしっかりと除去しなければ虫歯のリスクが高まります。

口内の唾液の循環が悪くなる

インビザライン矯正では、マウスピースを長時間装着します。そのため、口内の唾液の循環が悪くなります。

唾液は、口の中を清潔に保つ重要な役割を担っています。唾液には自浄作用と殺菌作用があり、これによって虫歯の発生を防ぎ、食べ物の残りかすなどの汚れを洗い流しているのです。

マウスピースを装着していると唾液の循環が悪くなり、これらの効果が十分に発揮されなくなります。

インビザライン矯正中に虫歯ができるのを防ぐ方法

インビザライン治療中に虫歯ができるのを防ぐために歯磨きをする人

インビザライン矯正中に虫歯ができると、矯正治療を中断しなければならない可能性があります。矯正の中断は治療期間の延長にもつながるため、日常ケアをしっかり行い虫歯を予防することが大切です。

歯間ブラシやデンタルフロスを使う

歯磨きをするとき、ただ歯ブラシを使うだけではなく、歯間ブラシとデンタルフロスを使用することもとても重要です。歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間の汚れを効果的に取り除くことが可能です。

歯間ブラシは、歯に対して垂直に持ちゆっくりと汚れをかき出すように使います。デンタルフロスは歯と歯の間の狭いスペースに挿入し、歯の表面に沿って擦りつけてプラークや食べかすを取り除きます。

ただし、どちらの道具もどのように使うかがとても重要です。間違った使い方をしてしまうと、歯や歯茎を傷つけることもあるため注意が必要です。

歯間ブラシやデンタルフロスの正しい使用方法や適切なサイズの選び方については、歯科医院で相談するとよいでしょう。

フッ素入りの歯磨き粉を使う

虫歯は、私たちが食べた後に口内に残った食べかすが原因で、歯垢の中のバクテリアが酸を作り出すことから始まります。この酸が歯の表面のミネラルを溶かす現象を脱灰と言います。

脱灰が起きても、唾液が持つミネラルが歯の表面に戻ることで、虫歯の進行を防ぐことができます。これを再石灰化と言い、私たちの口の中では脱灰と再石灰化が常に繰り返されています。

脱灰が優位になると虫歯になりやすいので、再石灰化を促すフッ素の使用が有効でしょう。フッ素は歯磨き粉に含まれており、高濃度フッ素が配合されたものも販売されています。

ただし、6歳未満のこどもにはフッ素の濃度が1,000ppm以下の歯磨き剤を使うことが推奨されています。使用に不安がある場合は、歯科医院で相談すると良いでしょう。

水以外の飲み物を摂取するときはマウスピースを外す

インビザライン矯正中に特に気をつけたいのは、飲食時のマウスピースの取り扱いです。マウスピースを外さずにそのまま飲み物を飲む人も多いでしょう。

マウスピースを装着したままジュースなどの甘い飲料を飲むと、歯とマウスピースの間に飲み物が入り込み、歯が砂糖水に浸されるため虫歯を引き起こしやすくなります。水以外の飲み物を飲む際は、マウスピースを外す習慣をつけましょう。

こまめに水分補給を行う

インビザライン矯正中は、マウスピースが唾液の流れを妨げるため口の中が普段より乾燥しやすくなります。口が乾くと細菌が活発になり、虫歯のリスクが増えます。

マウスピースを装着している間は、こまめに水分を取ることが大切です。

ただし、水分補給をするときは、ジュースやスポーツドリンクなどの糖分が含まれている飲料は避けましょう。水や無糖のお茶を選んでください。先ほど説明したとおり、糖分を含む飲料は虫歯の原因となる砂糖を口内に残すため、虫歯を引き起こすことがあります。

マウスピースの洗浄を怠らない

マウスピースは、取り外した際に洗浄することが推奨されています。歯磨きで歯をきれいにしていても、マウスピースの溝に溜まった細菌が繁殖すると虫歯になるリスクが高まるからです。

洗うときは、指や手で優しくこするか、柔らかい歯ブラシで汚れを取り除きましょう。週に一度は専用の洗浄剤を使ってマウスピースをつけ置き洗いすることで、マウスピースをより清潔に保つことができます。

ただし、歯磨き粉はマウスピースに傷をつける可能性があるので使用しないでください。また、熱いお湯で洗うとマウスピースが変形する可能性があるため、水またはぬるま湯を使いましょう。

まとめ

虫歯が完治してインビザライン治療をしている人

インビザライン矯正を始める前には、虫歯がないかを確認します。必要があれば治療を優先し、改善されてからインビザライン矯正を始めます。

また、矯正中に虫歯が見つかった場合は、状況に応じて応急処置や治療を行い、最悪の場合は矯正を中断することも考えられます。

インビザライン矯正中は、通常よりも虫歯になりやすい状況なので予防が非常に重要です。飲食時にはマウスピースを外し、流水で洗浄してから装着しましょう。

歯磨きの際は、歯間ブラシやデンタルフロスも併用してください。歯の隅々まで清掃することで、虫歯のリスクを減らすことができます。

口腔ケアの方法に不安がある場合は、歯科医院で相談してみてください。

インビザライン矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年04月18日

インビザラインで後戻りが起こる原因とは?後戻りを防ぐ方法も解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インビザラインのマウスピース

インビザライン治療後に後戻りが起きないか、不安に思う方も多いのではないでしょうか。後戻りは、矯正治療後に誰にでも起こりうる現象です。

本記事では、インビザラインで後戻りが起こる原因や、後戻りした場合の対処法を解説します。インビザラインは後戻りしやすいのか不安を感じている方は、ぜひ参考にしてみてください。

後戻りとは?

インビザラインの後戻りに悩む人

後戻りは、矯正治療で整えた歯並び・噛み合わせが元の状態に戻ってしまった状態を指します。 矯正治療後の歯は、あごの骨にしっかりと定着していないため不安定で動きやすい状態です。

インビザラインだけでなく、マウスピース矯正・ワイヤー矯正どの矯正方法で治療して矯正治療後は歯が動きやすいです。そのため、歯を動かす矯正期間が完了したら、歯を保定する保定期間に移行するのが一般的です。

保定期間は、歯の後戻りを防ぐために保定装置(リテーナー)を装着して、歯とあごの骨の定着を待ちます。保定装置を装着すると歯の移動を防ぐことができるため、整った歯並び・噛み合わせを維持することができるでしょう。

インビザラインで後戻りが起こる原因

重度の歯周病

インビザラインをはじめとした矯正治療で後戻りが起こる原因を確認しましょう。


  • 保定がしっかりできていない
  • 悪習癖がある
  • 重度の歯周病
  • 無理に治療を進めた

それぞれ解説します。

保定がしっかりできていない

インビザラインで後戻りが起こるもっとも大きな原因は、保定が不十分なことです。上述したとおり、歯列矯正後は歯とあごの骨がしっかりと結合していないため、後戻りが起こりやすいです。

後戻りを防ぐためには、歯科医師の指示どおりに保定装置を装着するようにしましょう。保定期間は、矯正期間と同じくらいの期間は必要だといわれています。後戻りを防ぐためにも、1日の装着時間と保定期間はしっかりと守ることが大切です。

保定期間を守らず保定装置の装着を怠ると、矯正治療で整った歯並び・噛み合わせを維持することができなくなります。

悪習癖がある

後戻りを起こす原因として、日頃の習慣や癖も挙げられます。舌を前に出したり歯を舌で押したりする舌癖や、爪や唇を噛む癖、口呼吸、歯ぎしり、頬杖をつくなどの習慣や癖がある方は注意が必要です。

このような習慣や癖がある方は、歯に力が断続的にかかるため後戻りを助長させる可能性があります。舌癖がある方は、インビザライン治療中にトレーニングをおこなって改善する必要があるでしょう。

また、爪や唇を噛む癖、頬杖をつく癖などは普段から意識して改善できるよう努めることが大切です。

重度の歯周病

重度の歯周病に罹患すると、後戻りする原因になります。歯周病は30代の8割が罹患しているといわれる身近な疾患です。歯周病に罹患すると、歯を支える骨や歯茎などの組織が炎症を起こします。

炎症が進むと、歯を支えるあごの骨が溶けてしまうため、歯が動揺し噛み合わせが悪くなる可能性があるでしょう。結果として、歯並びが悪くなり後戻りの原因になります。

無理に治療を進めた

インビザラインで治せる歯並びには限りがあり、骨格的な異常はなく歯の位置関係が悪いことによる不正咬合が適応症例です。骨格から治療する必要がある場合や、インビザラインでは治療できない症例にもかかわらず無理に治療すると、後戻りなどのトラブルにつながります。

例えば、抜歯が必要な症例にもかかわらず抜歯せずにインビザラインで無理に歯並び・噛み合わせを整えると、治療完了後に歪みが生じやすいため後戻りのリスクが高くなるでしょう。ご自身の歯並び・噛み合わせがインビザラインの適応であるのか診断してもらうことが大切です。

後戻りを防ぐためにはどうしたらいい?

マウスピースをしっかりつける人

インビザラインで整えた歯並び・噛み合わせを後戻りから守るためには、日常生活で気を付けるべきことがあります。インビザラインで後戻りを防ぐために気を付ける点は、以下の3つです。

  • 保定期間・時間をしっかり守る
  • 悪習癖を改善する
  • 定期メンテナンスに通う

それぞれ解説します。

保定期間・時間をしっかり守る

保定期間は、歯とあごの骨を定着させて後戻りを防ぐために必要な期間です。歯科医師に指示された1日の装着時間や保定期間は守るようにしましょう。

保定を怠ってしまうと後戻りのリスクが高くなります。保定装置は矯正期間と同じくらいの期間は必要とされており、2年前後おこなう場合が多いでしょう。

保定装置には、固定式と着脱式があります。着脱式の場合、矯正期間が終わった直後は食事やブラッシング以外は装着するよう指示されるケースが多いでしょう。ある程度期間が経って歯とあごの骨が固定されてきたら、就寝時のみなど装着時間を少なくしていきます。

着脱式は自己管理が必要なため、管理に自信がない方は固定式での保定を選択したほうがよいかもしれません。ご自身のライフスタイルに合った方法で保定期間を過ごしましょう。

悪習癖を改善する

舌癖や口呼吸、爪や唇を噛む、頬杖をつくなどの悪習癖がある方は、矯正期間中に改善するように努めましょう。悪習癖は後戻りの大きな原因です。一度にかかる力はわずかですが、断続的にかかるため矯正力と同じように歯を動かしてしまいます。

舌癖がある場合は、矯正治療中に正しい舌の位置や使い方を習得できるようにトレーニングをおこないます。爪や唇を噛む癖や頬杖をつく癖はご自身で意識することはもちろん、周囲の人にも協力してもらい改善できるように努めましょう。

定期メンテナンスに通う

インビザライン治療後も、歯科医院の定期メンテナンスに通って口の中の状態を確認してもらいましょう。定期メンテナンスでは、保定装置がしっかり使えているか、虫歯・歯周病の有無、後戻りが起きていないかなどを確認していきます。

特に、歯周病は歯を支えるあごの骨を溶かす病気です。罹患すると後戻りしやすい環境になるので、予防・早期治療が重要といえます。虫歯で歯を大きく削る必要がある場合、歯の形や大きさがわずかに変わるため歯並びに影響を与える可能性も少なくありません。

虫歯や歯周病の原因はプラークです。歯科医院の定期メンテナンスでは、適切なセルフケア方法の指導や虫歯・歯周病にかかりにくい口内環境に整えるための掃除などをおこないます。

些細な変化を逃さないためにも、歯科医院の定期メンテナンスに通って確認してもらうことが大切です。

後戻りを起こしたときの対処法

歯医者へ相談

後戻りが起こったと感じた場合は、速やかに歯科医院を受診して確認してもらうようにしましょう。無理に合わないリテーナーを使用したり、自己判断でリテーナーの使用を止めたりすると、後戻りを悪化させる原因になります。

後戻りが起きてしまった場合、後戻りの状態によって対処法が異なります。

軽度の後戻り

後戻りが軽度と判断された場合、リテーナーを正しく装着することで改善する可能性があります。リテーナーが上手く入らない場合は、調整して対応するケースが多いでしょう。

リテーナーの装着時間や保定期間を守っていれば、後戻りするリスクは低いです。

重度の後戻り

後戻りが重度でリテーナーの装着では対応できない場合は、再治療を検討する必要があります。再治療をおこなう場合、通院の負担はもちろん追加で費用がかかる可能性が高いため、事前に確認しておきましょう。

後戻りの状態によっては、ワイヤー矯正の検討も必要になるケースがあります。

後戻りが起こってしまっても、軽度であるほど少ない負担で改善できます。後戻りの可能性がある場合は早めに確認してもらうことが大切です。

まとめ

インビザライン矯正をする人

矯正治療が終わった後は、後戻りしやすい環境になります。そのため、インビザライン矯正後は後戻りを防ぐために保定装置を装着することが重要です。

悪習癖がある場合は、矯正治療中に改善できれば後戻りのリスクを軽減することが可能です。後戻りが起きてしまっても、軽度の場合は再度正しくリテーナーを装着することで改善できるかもしれません。

しかし、重度の後戻りになると再治療の必要があるため、通院や費用の負担が発生するでしょう。後戻りしているかもと感じたら、速やかに歯科医院に連絡して確認してもらってください。

インビザラインを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年04月04日

歯ぎしり癖がある方がインビザライン矯正をする場合の注意点を解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インビザライン矯正をする人

インビザラインとは、世界で1,400万人の実績を誇る有名なマウスピース矯正です。透明で目立たず、取り外せるので食事や歯磨きに影響しないことから人気を集めています。

治療を検討していても、歯ぎしりでマウスピースが割れたらどうしようと不安に思っている方もいるのではないでしょうか。

今回は、歯ぎしりの原因や改善方法、歯ぎしりの癖がある方がインビザライン矯正を受ける場合の注意点について解説します。

歯ぎしりとは?

歯ぎしりする女性

歯ぎしりとはブラキシズム(bruxism)とも呼ばれ、睡眠中などの無意識下で上下の歯を強く噛み合わせたり、こすり合わせることをいいます。睡眠中に音を立てて歯をこすり合わせるイメージがあるかもしれませんが、日中に歯をぎゅっと噛むのも歯ぎしりです。

睡眠中の歯ぎしりは、口の中に問題がある場合や、昼間のストレスが原因の場合があります。日中の歯ぎしりは、ストレスや緊張が原因の場合だけでなく、癖でしていることもあるでしょう。

いずれにしても、睡眠中や無意識下で行っていることが多いので、自分では気づきにくいのが特徴です。自分が寝ている間に歯ぎしりをしていないか、一緒に暮らしている人に確認してみたり、日中も無意識に歯を噛んでいないか気にしてみてください。

歯ぎしりの種類

歯ぎしりは、以下の3つに分類されます。

グラインディング

グラインディングは、上下の歯をギリギリとこすり合わせる動作です。睡眠中に行う方が多く、ギリギリと音が鳴ることが特徴でしょう。

一般的に歯ぎしりといわれて連想するのは、グラインディングが多いです。

クレンチング

上下の歯を強く噛み締める動作のことです。スポーツをしている時や重いものを持つとき、集中しているときに行う方が多いです。

一般的には、噛み締め、食いしばりと呼ばれます。

タッピング

上下の歯をカチカチと噛み合わせる動作のことです。タッピングだけで強い力が加わることは少ないですが、他の歯ぎしりのきっかけになる傾向があります。

歯ぎしりの原因

ストレスのある男性

次に、歯ぎしりの原因を確認しましょう。

ストレス

歯ぎしりが起こる一番の原因としてあげられるのが、ストレスです。精神的なものだけでなく、肉体的な疲れもストレスになります。日中に受けたストレスを解消するために、歯ぎしりをすることがあるのです。

噛み合わせに問題がある

噛み合わせや歯並びが悪いと、それが歯ぎしりを起こす原因になります。歯が強く当たる部分がある場合や、合わない被せ物が入っている場合、しっかり噛めないことからバランスを調整しようとして歯ぎしりを起こします。

睡眠の質が低い

眠りが浅いときに歯ぎしりは起こります。眠りが浅くなる原因としては、飲酒や喫煙が挙げられるでしょう。

お酒を飲むと眠くなる方も多いですが、この状態で入眠すると眠りが浅くなり、中途覚醒や歯ぎしりの原因になります。喫煙も覚醒作用があり浅い眠りになりやすいので、どちらも睡眠前は控えたほうがいいでしょう。

生活習慣の乱れ

生活習慣が乱れると、自律神経も乱れます。交感神経と副交感神経がうまく切り替わることができず、休んでも体の疲れがとれなかったり、しっかり眠ることができなくなったりするでしょう。

ストレスを解消できないので、歯ぎしりを起こしやすくなります。

歯ぎしりが及ぼす影響とは?

歯ぎしりが及ぼす影響を受けている女性

歯ぎしりをしていると、どのような影響があるのでしょうか。一つずつ確認しましょう。

歯が削れる

歯ぎしりをしていると、上下の歯が噛み合う部分が削れます。歯の表面にはエナメル質という層があり、外部の刺激から歯の内部を守っています。

エナメル質が削られると、刺激が神経に伝わりやすくなり歯がしみたり痛みを感じたりするでしょう。歯が削られると噛み合わせが深くなり、さらに力が強くかかるようになります。

歯が割れる

歯ぎしりによる負荷が原因で、歯が割れることもあります。歯の状態によっては割れた部分を修復できることもありますが、抜歯になるケースもあるでしょう。

知覚過敏になる

噛む力によって歯の表面のエナメル質が削られると、中にある象牙質が露出します。飲食物の熱さや冷たさ、歯ブラシの刺激などが神経に伝わりやすくなるでしょう。

歯が削られていなくても、噛む力が持続的にかかっている影響で神経が過敏になり、知覚過敏の症状が現れることがあります。

歯周病が悪化する

歯周病は口の中の細菌が原因で起こる病気ですが、歯に過剰な力がかかると歯周病が悪化します。歯周病が進行すると、歯を支えている顎の骨が溶かされます。

歯を支えている骨が溶かされると、歯が動揺し始めて最終的には抜け落ちるでしょう。歯ぎしりによる過剰な力がかかることで、顎の骨への負荷が増えて歯周病が悪化します。

虫歯になる

歯ぎしりによって歯にヒビが入ると、そこから細菌が入って虫歯になることがあります。少しでも段差や隙間が生じると、汚れやプラークが残って虫歯の原因になるのです。

顎が痛くなる

歯ぎしりを日常的にしていると、顎関節にも負担がかかり続けます。そのため、痛みが出たり顎を動かすときに異音がなったり、顎関節症を引き起こすかもしれません。

また、噛むときに使う咬筋という筋肉が歯ぎしりによって過剰に使われていると、頭や肩の筋肉にも影響を及ぼします。歯ぎしりが原因で、肩こりや頭痛に悩まされる方も多いのです。

詰め物や被せ物が割れる・外れる

歯ぎしりをしていると、過去の治療で入れた詰め物・被せ物が割れたり外れたりすることもあります。日常的な使用なら問題ありませんが、詰め物や被せ物は過度な負荷に耐えられないのです。

歯ぎしり癖がある方がインビザライン矯正をする場合の注意点

歯ぎしり癖がある方がインビザライン矯正の注意点

歯ぎしりの癖があっても、程度によってはインビザライン矯正が可能です。

ただし、以下の点に注意して納得したうえで治療を始めましょう。

マウスピースが割れることがある

歯ぎしりをすると、マウスピースに負担がかかります。マウスピースは装着時の違和感を軽減するために、0.5mm程度と薄く作られています。

歯ぎしりによる過剰な負荷に耐えられず、割れることがあるので注意しましょう。

費用や期間の負担が増加する可能性がある

マウスピースが割れた場合、マウスピースを作り直さなければならないことがあります。この場合、追加の費用がかかるかもしれません。

割れが軽度であれば修理できることもありますが、作り直す場合は新しいマウスピースが届くまでに1ヶ月程度かかるでしょう。その間は治療が進まないので、治療期間が延びます。

歯ぎしりでマウスピースが割れたときの注意点

マウスピースが割れたので歯医者へ連絡

どれだけ気をつけていても、マウスピースが割れることはあります。その場合、以下の点に注意してください。

歯科医院に連絡して早めに受診する

できるだけ早めに、歯科医院に連絡して確認してもらいましょう。歯科医院を受診するまでの間、どのように対処すべきか指示を仰ぎましょう。

自分で修理しない

割れた部分を接着剤でくっつけたり、ヒビが入った部分の修復を行ったり、ご自身で修理しようとするのは絶対に避けてください。矯正用のマウスピースは、精密に作られています。

少しのズレが、歯並びに大きく影響を与える可能性があります。少しヒビが入っただけでも、歯科医院で修理してもらってください。

自己判断はしない

ヒビが入っても少しなら大丈夫だろうと、自分で判断して使い続けないようにしましょう。状態によっては、矯正治療に支障をきたして治療が長引く場合があります。

インビザラインのマウスピースに問題が起きた場合は、必ず歯科医院に相談してください。

歯ぎしりを改善する方法

リラックスする女性

インビザライン矯正を始めるなら、可能であれば歯ぎしりの癖を改善できたほうがよいでしょう。歯ぎしりを改善する方法は、以下のとおりです。

ストレスを解消する

ストレスは、歯ぎしりの主な原因とされています。好きな音楽を聞く、映画を観る、運動をするなど、リラックスできる時間を設けましょう。

睡眠環境を整える

睡眠中の歯ぎしりは、寝具の硬さや枕の高さがあっていないことで起こるケースもあります。ご自身の体に合う寝具を用意し、自然な体勢で眠れるように環境を整えましょう。

寝る前にカフェインが入ったコーヒーを飲む、飲酒・喫煙をする、携帯を長くみてブルーライトを浴びるなどすると、睡眠の質が低下しやすいです。これらの行動も、就寝前は控えてください。

睡眠中の歯ぎしりを改善するのは難しいので、ナイトガードを装着しても良いでしょう。

噛み合わせを調整してもらう

噛み合わせが悪いことが歯ぎしりの原因の場合、噛み合わせを改善してもらうと良いかもしれません。ご自身では噛み合わせの良し悪しはわからないので、歯科医師に相談してみてください。

まとめ

マウスピース矯正をつける女性

今回は、歯ぎしりがある方がインビザラインを受ける際の注意点や歯ぎしりの改善方法について解説しました。

歯ぎしりによってインビザラインのマウスピースが割れた場合、通常よりも費用や期間がかかるかもしれません。そういったリスクがあることを考慮し、インビザライン矯正を始めてください。

インビザライン矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年03月21日

ワイヤー矯正にデメリットはある?メリットも詳しく解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

ワイヤー矯正にデメリットイメージ

矯正治療をする際に、ワイヤー矯正にするかマウスピース矯正にするか悩む方は多いでしょう。最近は、目立ちにくく取り外しも可能なマウスピース矯正を望む人が増えており、ワイヤー矯正は、痛い・目立つなどのネガティブなイメージを持たれることがあります。

しかし、ワイヤー矯正にはマウスピース矯正にはないメリットが多くあるのです。

本記事では、ワイヤー矯正の種類や、メリット・デメリットについて解説します。どの矯正方法にするか悩んでいる方は、ぜひ最後までお読みください。

ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正をする人

ワイヤー矯正は、マルチブラケットという小さな装置を歯に装着し、そこにワイヤーを通して歯を移動させる矯正方法です。昔から採用されている一般的な矯正治療なので、矯正治療と聞くとワイヤー矯正をイメージする方が多いでしょう。

ワイヤーを使って歯に一定の圧力をかけて、理想的な位置へと歯を動かします。ゴムを使って、より集中的に歯に力をかけることもあります。

ワイヤー矯正は、多くの矯正歯科医師が採用している治療方法です。

ワイヤー矯正の種類

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正には3つの種類があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。また、ワイヤー矯正に使用するマルチブラケット装置にも、さまざまな種類が存在します。

本項目では、ワイヤー矯正の種類や、マルチブラケット装置の種類についてまとめました。

ワイヤー矯正の種類

まずは、ワイヤー矯正の種類をご紹介します。

表側矯正

表側矯正とは、マルチブラケットを歯の表側(頬側)に装着する治療法です。ワイヤー矯正の中で、最も多く採用されています。

他のワイヤー矯正の種類に比べると治療できる症例の幅が広く、費用も抑えられるメリットがあります。デメリットは、矯正装置が見えるため矯正していることが分かりやすいことです。

裏側矯正

裏側矯正は、マルチブラケットを歯の裏側(舌側)に装着する治療法です。装置を歯の裏側に装着するため、装置が目立ちません。

しかし、表側矯正に比べると治療の難易度が上がるため、適応できる症例が限られます。歯科医師にも、より高いスキルが求められるでしょう。

また、表側矯正に比べると費用が高くなります。さらに、装置が舌側に付いているため、舌が傷ついたり発音しにくかったりすることが多いです。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正とは、表側矯正と裏側矯正を組み合わせた矯正方法です。上の歯は裏側矯正、下の歯は表側矯正を実施します。矯正装置が目立たず、費用を少しだけ抑えることが可能です。

しかし、表側矯正に比べると費用が高くなり、適応症例の幅も狭いというデメリットがあります。

ブラケットの種類

使用するブラケットにもさまざまな種類が存在します。選ぶ種類によって、矯正装置をより目立ちにくくしたり、金属アレルギーを抑えたりできるでしょう。

ブラケットの種類は、下記の通りです。

メタルブラケット

メタルブラケットは金属でできており、より一般的に使用される装置です。目立ちやすく金属アレルギーの心配がありますが、最も費用が安いです。

プラスチックブラケット

プラスチックブラケットは、プラスチックでできており透明です。そのため、ほとんど目立ちません。他のブラケットに比べると安いので、費用を抑えて目立たない矯正がしたいと希望する人に選ばれています。

しかし、耐久性が低く変色しやすいというデメリットがあります。

ジルコニアブラケット

ジルコニアでできたマルチブラケットは白く、目立ちません。人工ダイヤモンドとも呼ばれる強度の高い素材でできています。

変色しにくく汚れも付着しにくいため、矯正装置を清潔に保ちたい人にも選ばれています。費用が高額で、65万円〜100万円ほどかかることも珍しくありません。

セラミックブラケット

セラミックも、ジルコニアと同様白く目立たない素材です。変色しにくく、汚れが付着しにくいメリットがあります。

ジルコニアに比べると強度が劣りますが、審美性が高いことから費用が高額になる傾向があります。費用相場は、65万円〜100万円です。

ワイヤーの種類

マルチブラケット装置に通すワイヤーにも種類があります。

  • メタルワイヤー
  • ホワイトワイヤー

メタルワイヤーは、最も一般的に使用されるワイヤーです。多くの場合、ニッケルチタンを使用します。矯正後期には、ステンレススチール製のワイヤーを使用することもあります。メタルワイヤーは強度がありますが、目立つことは避けられません。

ホワイトワイヤーは、名前のとおり白いワイヤーです。メタルワイヤーよりは目立ちにくいでしょう。メタルワイヤーに白い塗料でコーティングしたタイプと、ロジウムという白い金属で使ったタイプがあります。

ホワイトワイヤーはメタルワイヤーに比べて費用が高く、別途で10万円ほどかかることが多いです。

ワイヤー矯正にデメリットはある?

ワイヤー矯正のデメリットイメージ

どの治療方法にもいえることですが、ワイヤー矯正にもデメリットがあります。デメリットについて正しく理解すれば、納得して治療を受けられるでしょう。デメリットに対策することも可能です。

痛みが出やすい

ワイヤー矯正は、効率的に歯に力をかけて一度の調整で0.5mmほど動かします。そのため、マウスピース矯正に比べて痛みが出やすいです。特に痛みを感じやすいのは、ワイヤーの調整をしたときです。

一般的に、調整をした直後から4時間〜5時間ほどで痛みを感じ始め、2〜3日で痛みのピークを迎えます。噛むと痛みを強く感じるので、調整直後は硬い食べ物を控え、柔らかい物を選びましょう。

痛みがひどい場合は、痛み止めを飲むことも可能です。また、どうしても痛みが治らない場合は、歯科医師に相談して

ワイヤーの力を弱めてもらうこともできるでしょう。

目立ちやすい

ワイヤー矯正は、取り外しができない矯正装置を歯に装着するため、マウスピース矯正に比べて目立ちやすいでしょう。「仕事に支障が出る」「装置が見えるのが恥ずかしい」と感じ、矯正治療に踏み切れない人も珍しくありません。

裏側矯正を採用したり、セラミックやジルコニア製のマルチブラケット装置を使用したりすることで、目立ちにくくなるでしょう。その場合は費用が高額になるというデメリットがあります。

口内炎ができやすい

歯にマルチブラケットを装着しているため、口の中の粘膜や舌にあたって口内炎ができやすいこともデメリットです。特に、裏側矯正を採用している場合は、食事中や会話中に舌が装置にあたり口内炎ができやすいでしょう。

歯磨きがしにくい

取り外しができない細かい装置を歯につけているため、歯磨きがしにくいというデメリットもあります。装置に食べ物のカスやプラークが溜まりやすいでしょう。

特に、キャラメルやチューイングキャンディーなど、粘着性のある食べ物は装置に引っ付きやすいです。虫歯や歯周病になるのを防ぐために、タフトブラシや歯間ブラシ、フロスなどの歯ブラシ以外のツールを使いこなし、歯磨きをする必要があります。

ワイヤー矯正のメリット

ワイヤー矯正のメリットイメージ

ワイヤー矯正はデメリットが注目されやすいですが、メリットもたくさんあります。今でも多くの歯科医院が信用し、採用している治療法です。

本項目では、ワイヤー矯正のメリットについてまとめました。

治療できる症例の幅が広い

ワイヤー矯正は、マウスピース矯正に比べて治療できる症例の幅が広い点が大きなメリットでしょう。特に表側矯正は、他の矯正方法では不可能な重度の症例にも対応しています。

例えば、顎の骨の位置やバランスを調整する外科手術を行った後、ワイヤー矯正で歯を動かすことも可能です。軽度から重度まで幅広く対応しているため、安心して治療できるでしょう。

細かな調整ができる

ワイヤー矯正は、歯並びの状態や治療速度に合わせて細かな調整が可能です。ゴムを使って一部の歯に特に強い圧力をかけて、歯を動かすこともできるでしょう。

当初の計画通りに治療が進まないことも珍しくありません。細かな点を修正しつつ調整できるので、予定している位置に歯を動かしやすくなります。

効率的に矯正治療ができる

ワイヤー治療では、一度の調整で歯を動かす距離が大きいため効率的に歯を動かせます。痛みが出やすいことはデメリットですが、効率的に歯を動かし治療を早く終えられるメリットもあるのです。

できるだけ正確に歯を動かして早く治療を終えたいと希望する方は、ワイヤー治療を選択することも多いです。

満足できる歯並びになりやすい

上述した通り、ワイヤー治療は細かな修正が可能で効率的に治療を進められます。そのため、満足できる歯並びや噛み合わせになりやすいメリットがあります。

治療をするにあたって、理想的な歯並びになりたいと希望するのは当然のことです。特に重度の歯列不正や、噛み合わせ・骨格が関係しているケースなどの難しい症例でも、納得できる歯並びになりやすいでしょう。

まとめ

ワイヤー矯正をする女性

ワイヤー治療は、取り外しができない装置を装着して矯正治療を実施します。一度の調整で0.5mmと大きく歯を動かすので、矯正治療中に痛みが出ることがデメリットでしょう。口内炎ができたり、矯正装置が目立つので見た目を気にしたりする人も少なくありません。

しかし、効率的に歯を動かし細かな修正ができるため、しっかりと歯を矯正したい方や、納得できる歯並びになりたい方に選ばれています。口腔内の状況や歯並びの症例を考慮しながら、歯科医師と話し合って矯正方法を決めてください。

ワイヤー矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年03月14日

インビザラインで使用するマウスピースの正しい洗い方と注意点を解説

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インビザラインのマウスピース

インビザライン矯正では、食事や歯磨きの時間を除いてほぼ一日中マウスピースを着用し続ける必要があります。マウスピースは着け続けていればよいわけではなく、適切にお手入れしなければなりません。

今回は、マウスピースを洗わないリスクや正しい洗い方、洗うときの注意点などを詳しく解説します。快適に治療を進めるためにも、ぜひ参考にしてみてください。

インビザラインで使用するマウスピースを洗わないリスク

インビザラインで使用するマウスピースを洗わないリスクのイメージ

インビザラインで使用するマウスピースの洗浄を怠った場合、どのようなリスクが考えられるのでしょうか。ここでは、4つのリスクについて解説します。

歯周病や虫歯の原因になる

インビザラインに使用するマウスピースを洗わずにいた場合、食べカスなどの汚れが溜まって細菌が繁殖します。不衛生なマウスピースを長時間に渡って装着していると、歯や歯ぐきが細菌で覆われた状態になるので、歯周病や虫歯のリスクが高くなります。

口臭の原因になる

インビザラインのマウスピースには、食べカスなどの汚れや細菌が蓄積しやすいです。放っておくと食べカスが腐敗したり細菌が増殖したりして、嫌な臭いの原因になることも考えられます。

臭いが発生すると、食事や会話の際に不快感を覚えることもあるでしょう。

変色や着色が目立つ

インビザラインの特徴のひとつとして、マウスピースが透明で目立ちにくい点が挙げられます。

しかし、洗浄せずに使い続けていると、マウスピースがくすんだり黄ばんだりすることがあります。変色や着色がみられると、不衛生な印象を与えてしまうかもしれません。

きれいな状態を維持するためにも、しっかりと洗浄することが大切です。

マウスピースが劣化しやすくなる

マウスピースの洗浄を怠ると、カビが生えてしまうことがあります。また、食べカスなどの異物が残った状態で使用し続けていると、部分的に圧力がかかって変形することも考えられるでしょう。

マウスピースが劣化して使えなくなれば、作り直す必要があります。作り直しによって治療期間が延びたり、追加で費用がかかったりすることもあるでしょう。

インビザラインで使用するマウスピースの正しい洗い方

マウスピースを洗う

インビザラインで使用するマウスピースを清潔に使い続けるためには、どのように洗浄すればよいのでしょうか。ここからは、マウスピースの正しい洗い方について解説します。

インビザラインを丁寧に取り外す

まずは、マウスピースをゆっくりと丁寧に取り外します。奥歯から前歯に向かって、左右均等に少しずつ浮かせていきます。

片方だけを無理やり引っ張り上げるように取り外すと、マウスピースの変形や破損に繋がるため避けましょう。マウスピースを取り外しにくいと感じる方は、アライナーリムーバーという器具を使用するのも方法のひとつです。

流水で洗う

基本的には、流水による洗浄で問題ありません。指や柔らかいブラシを使って優しく丁寧に汚れを洗い流しましょう。

インビザラインのマウスピースには凹凸があるため、小さめのブラシを使用すると細かい部分の汚れまで取り除けます。ゴシゴシと力を入れて洗うとマウスピースの表面が傷ついて、細菌が溜まりやすくなってしまうため注意してください。

また、熱いお湯で洗うのは厳禁です。熱湯の使用は変形の原因となるため、水がぬるま湯で洗浄しましょう。

洗浄剤を使用する

汚れや臭いが気になる場合は、洗浄剤を使用しましょう。必ずマウスピース専用の洗浄剤を使用してください。

主な洗浄剤のタイプには、スプレータイプやつけ置きタイプがあります。スプレー剤は、取り外したマウスピースに直接スプレーして、柔らかいブラシで優しく磨いてからすすぎます。

つけ置きタイプは、水に洗浄剤を溶かして5~30分程度つけ置きします。長い時間つけたままにするとマウスピースが傷んでしまうことがあるため、必ず所定の時間を守りましょう。

使用方法は製品によって異なるので、取扱説明書などをよく読んで指示に従って使用してください。

すすぐ

洗浄剤を使用した後は、流水ですすぎます。洗浄剤の成分がマウスピースに残らないように、十分に洗い流しましょう。

洗浄剤の成分が残ったままにしておくと、インビザラインのマウスピースが変形したり人体の健康状態に影響が及んだりするリスクが考えられます。洗浄剤を使用する場合は、使用方法をよく読んで正しく使用してください。

乾燥させる

丁寧にすすいだ後は、清潔なタオルやキッチンペーパーなどで水分を軽く拭き取ってから自然乾燥させます。タオルやペーパーで力を入れて拭くと、マウスピースが変形する恐れがあるため注意してください。

また、水が残ったままケースにしまうと細菌が繁殖する原因になるため避けましょう。フタを開けたケースの上にキッチンペーパーなどを敷いて、その上で乾かすとよいでしょう。

洗った後すぐに装着する場合は、乾燥させる必要はありません。

マウスピースを洗う頻度

マウスピースを洗う頻度イメージ

インビザラインのマウスピースは、必ず1日に1回はブラシで丁寧に洗浄するように心がけてください。例えば、比較的時間に余裕のある夕食後にブラシで洗浄するなど、洗うタイミングを決めて習慣にするとよいでしょう。

食事などでマウスピースを外すたびに水洗いすると、より衛生的です。洗浄剤については、毎日ではなく週1~2回程度、汚れや臭いが気になるときに使用しましょう。

マウスピースを洗うときの注意点

マウスピースを洗うときの注意点イメージ

インビザラインのマウスピースを洗うときには、いくつかの注意点があります。変形や破損を防ぐために、こちらもしっかりと確認しておきましょう。

熱湯を使用しない

マウスピースの汚れをしっかり落とすために、熱湯をかけたり煮沸消毒をしたいと考える方がいるかもしれません。

しかし、熱湯をかけたり煮沸消毒したりすることは、変形や破損につながるため絶対にやめましょう。ぬるま湯を使う場合は、40度以下の温度に設定してください。

ドライヤーなどの温風で乾かさない

熱湯と同様に、ドライヤーやヒーターなどの熱風を当てることも厳禁です。熱風を当てれば早く乾かせると思うかもしれませんが、こちらも変形や破損を招く恐れがあります。

乾燥させるときは、表面の水分を優しく拭き取ってから必ず自然乾燥させましょう。

ゴシゴシと強い力で洗わない

インビザラインのマウスピースを強い力でゴシゴシと洗ったり硬いブラシで洗ったりすると、マウスピースに細かい傷がついてしまいます。傷ついて溝になった部分には、汚れが溜まりやすくなり菌の温床になるでしょう。

柔らかいブラシを用いて、優しく丁寧に磨くように心がけてください。

歯磨き粉は使用しない

歯磨き粉には、研磨剤と呼ばれる成分が配合されていることが多いです。天然の歯であれば着色汚れの除去などに効果的ですが、マウスピースに使用した場合、表面を削って傷つけてしまいます。

先述のとおり、インビザラインのマウスピースに傷がつくと、汚れが溜まりやすくなります。歯周病や虫歯、口臭に繋がることも考えられるでしょう。

汚れをしっかりと取り除きたいときには、マウスピース専用の洗浄剤を使用してください。

洗浄の頻度を守る

マウスピースを毎日装着し続けていると、想像以上に汚れが蓄積されていきます。必ず、1日に1回はブラシで丁寧に磨きましょう。取り外すたびに流水で洗う習慣をつけると、マウスピースの清潔を保つことができ、劣化の防止にも役立ちます。

なお、つけ置きタイプの洗浄剤に長くつけ過ぎたり何度も洗いすぎたりすると、インビザラインのマウスピースを傷めてしまうことがあるため注意してください。適切な頻度や使用方法を守って、快適な使い心地を維持しましょう。

まとめ

インビザラインのマウスピース

インビザラインのマウスピースを適切に洗うことは、装具の状態を維持するためだけでなく、歯周病や虫歯、口臭の防止にも役立ちます。インビザライン矯正では、治療が終了したあともリテーナーと呼ばれるマウスピース型の保定装置を使用します。

リテーナーも矯正治療で使用するマウスピースと同様に、清潔に保たなければなりません。整えた歯並びをよい状態で保つためにも、マウスピースの正しい洗浄方法を身につけることが大切です。

歯周病や虫歯を防いで、口腔内の健康状態を維持していきましょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年02月29日

インビザラインで歯の動きに変化が現れるのは何枚目から?

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

歯科模型とインビザラインのマウスピース

インビザラインはマウスピースを交換しながら段階的に歯を動かしていく治療なので、何枚目から歯並びに変化が現れるのか気になっている方もいるのではないでしょうか。「インビザラインで歯の動きに変化が現れないときはどうしたらいい?」「インビザライン矯正をスムーズに進めるにはどうすればいいの?」など疑問をお持ちの方もいるでしょう。

インビザラインで歯の動きを実感できるタイミングは人によって異なりますが、おおよそのタイミングを知っておくと安心して治療を進められます。

今回は、インイザラインで歯の動きに変化が現れるタイミングや、変化が見られないときに考えられること、インビザライン矯正をスムーズに進めるためのポイントについて解説します。インビザラインで治療中の方はぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

インビザライン矯正をする女性

インビザラインとは、マウスピース型の矯正装置を用いて歯並びを整える治療法です。インビザラインのマウスピースは透明で目立ちにくく、従来のワイヤー矯正のように治療中の見た目が気になりません。

また、自分で取り外しができるため、普段通りに食事や歯磨きができます。マウスピースを交換しながら少しずつ歯を動かしていくため、装着時の痛みや違和感が少ないのも特徴です。

治療開始前のシミュレーションでは歯の動きを確認できるため、安心して治療を進められるでしょう。

インビザラインで使用するマウスピースの枚数

インビザラインのマウスピース

インビザライン矯正で使用するマウスピースの枚数は、症例によって異なります。軽度な歯列不正であれば枚数は少なく、重度の歯列不正では多くなります。

症例ごとのおおよその枚数は、以下の通りです。

  • 軽度:約10~30枚
  • 中度:約40~60枚
  • 重度:約60~90枚

ただし、上記はあくまで治療がスムーズに進んだ場合の枚数です。計画通りに歯が動かないケースでは治療計画の修正が必要となり、追加のマウスピースが必要になるでしょう。

インビザラインで歯の動きに変化が現れるのは何枚目から?

インビザラインで歯の動きに変化が現れることに疑問がある女性

インビザラインでは、治療を始めてすぐに効果を実感することはできません。インビザラインのマウスピースは1枚で約0.25mmずつ歯を動かすため、4枚使用すると約1mm歯が動くことになります。

そのため、マウスピースを4枚使用した頃から歯の動きに変化が現れることが多いでしょう。

ただし、実際の動きには個人差があり、症例によっては歯が動いていても変化を感じにくいこともあります。

歯の動きに変化が現れないときに考えられること

歯の動きに変化が現れないときに考えられることのリスト

インビザラインは自分でマウスピースを交換しながら治療を進めるため、自己管理が治療効果を大きく左右します。自己管理が不十分な場合、歯並びの変化を感じられないことがあるのです。

歯の動きに変化が現れないときに考えられることは、以下の4つです。

  • 装着時間を守れていない
  • 交換時期を誤った
  • 治療計画に問題がある
  • アタッチメントが脱落している

それぞれくわしく解説します。

装着時間を守れていない

マウスピースの装着時間を守れていないと、歯の動きに変化が現れない可能性が高いです。インビザラインはマウスピースを装着することで歯並びを整える治療法なので、装着時間を守らないと十分な矯正効果が得られません。

マウスピースを装着していない状態では歯に適切な力を加えられず、歯並びの変化を実感できないでしょう。

インビザライン矯正では、マウスピースを1日20~22時間以上装着しなければなりません。装着を忘れたり何度も外したりすると、装着時間が不足して計画通りに歯が動かないため注意が必要です。

歯並びが矯正前の状態に戻る後戻りが起きることもあるため、装着時間はしっかりと守りましょう。

交換時期を誤った

インビザラインでは、マウスピースを一定期間ごとに交換して段階的に歯を動かします。交換時期を誤ると計画通りに歯が動かず、変化を実感できない可能性が高まります。

医師に指示された交換時期にマウスピースを交換することが大切です。

治療計画に問題がある

インビザラインでは事前にシミュレーションを行い、歯の動きを確認して治療計画を作成します。

しかし、治療計画に何らかの問題がある場合、歯の動きに変化がみられないことがあるのです。マウスピース矯正で治療できる症例と治療が難しい症例があるため、正確な診断と適切な治療計画が非常に重要です。マウスピースを正しく装着しているにもかかわらず歯の動きに変化が現れないときは、治療計画の確認をお願いしてみましょう。

アタッチメントが脱落している

インビザラインでは、矯正力をコントロールするためにアタッチメントという補助装置を使用することがあります。アタッチメントは歯の表面に接着して使用しますが、硬いものを噛んだときなどに脱落することがあるのです。

アタッチメントはマウスピースと歯をフィットさせ、効率よく歯を動かすために必要なものです。アタッチメントが脱落すると歯がスムーズに動かず、治療の効果を実感できない可能性があります。

アタッチメントが脱落したときは早めに歯科医院に相談しましょう。

インビザライン矯正をスムーズに進めるためには

インビザライン矯正をスムーズに進めるためのポイント

歯の動きを実感するためには、スムーズに治療を進めることが大切です。インビザライン矯正をスムーズに進めるためのポイントは、以下の4つです。

  • マウスピースの装着時間・交換時期を守る
  • 歯科医師の指示を守る
  • 虫歯や歯周病を予防する
  • 定期検診を受ける

それぞれくわしく解説します。

マウスピースの装着時間・交換時期を守る

インビザライン矯正で歯を動かすためには、1日20~22時間以上マウスピースを装着する必要があります。また、歯科医師の指示通りの交換時期に、自分で新しいマウスピースに交換しなければなりません。

マウスピースの装着時間・交換時期を守らないとスムーズに治療が進まず、治療期間が延長になる可能性があります。計画通りに治療を進めるために、歯科医師の指示に従ってマウスピースを正しく装着することが大切です。

歯科医師の指示を守る

インビザライン矯正を効果的に進めるためには、歯科医師の指示を守ることが非常に重要です。

たとえば、矯正治療では歯の移動を助けるためにゴムかけを行うことがあります。インビザラインでもゴムかけを行うことがありますが、ゴムをかける位置は歯並びや噛み合わせの状態によって異なるため、指示通りに行わないといけません。

インビザライン矯正では、マウスピースの交換時期や定期検診の時期について歯科医師から指示を受けることがあります。治療をスムーズに進めるために、歯科医師からの指示はしっかり守りましょう。

虫歯や歯周病を予防する

矯正治療をスムーズに進めるためには、虫歯や歯周病の予防が非常に大切です。インビザライン矯正中に虫歯や歯周病になると、矯正を中断して治療を優先しなければならないためです。

インビザラインのマウスピースは取り外しができるため、矯正装置に邪魔されずに普段通りに歯磨きができます。しっかりとケアができていれば虫歯や歯周病のリスクは低くなりますが、ケアが不十分になると虫歯や歯周病のリスクは高まります。

虫歯や歯周病で大きく歯を削ったり歯を失ったりすると、詰め物・被せ物の治療や義歯の作成が必要となり、マウスピースが合わなくなることもあるため注意が必要です。マウスピースの作り直しが必要になると、治療期間が長引くでしょう。

定期検診を受ける

インビザライン矯正をスムーズに進めるためには、歯科医院の定期検診が非常に重要です。定期検診では、歯の動きや虫歯・歯周病などのトラブルの有無をチェックしてもらえます。

また、歯科医院の歯のクリーニングでは、自宅では落としきれない汚れを除去してもらえます。虫歯・歯周病を効果的に予防できるでしょう。

歯科医師の診察を定期的に受けることで、治療計画と実際の歯の動きにズレが生じても早期に対処が可能です。矯正治療を計画通りに進めるために、歯科医院の定期検診を受けましょう。

まとめ

インビザライン矯正をする女性

インビザライン矯正ではマウスピースを交換しながら段階的に歯を動かしていくため、治療を開始してすぐに変化は現れません。インビザライン矯正で歯の動きに変化が現れるのは、4枚目のマウスピースを使用した頃です。

歯並びの変化を実感するためには、歯科医師の指示を守り正しくマウスピースを装着することや、虫歯・歯周病の予防、歯科医院の定期検診が非常に重要です。

歯の動きに変化が現れないときは、マウスピースの装着時間や交換時期を守れているか、アタッチメントが脱落していないかを確認してみてください。アタッチメントに問題がなく、装着時間や交換時期も守れている場合は、治療計画に問題がある可能性もあるため、歯科医院に相談してみましょう。

インビザライン矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年02月17日

歯列矯正のゴール

完全に美しくて歯の機能的にもパーフェクトな歯並びってあるんでしょうか? 具体的に「きれいな歯並び」をイメージしてみましょう。きれいな歯並びには、見た目に美しいだけではなく、もっと大切なこともあるんですよ。



■きれいな歯並びの条件

ではまず、「きれいな歯並び」を見てみましょう。

1.前後のバランス


きれいな歯並びは、上下の顎の大きさのバランスがとれているものです。上の前歯は、下の前歯の2mm程度前方にあります。奥歯は、1本に対して2本が咬みあっている状態です。

2.左右のバランス


きれいな歯並びは、骨格が左右対称です。上下の前歯の真ん中が一致しています。そして上の歯に、下の歯の外側の山が咬みあっています。歯は、歯と歯の間に上の歯が収まるようにできています。ここがずれていると隙間が空いてしまうわけなんです。

3.上下のバランス


きれいな歯並びは、骨格的に上下の歯の長さのパランスがとれています。上の前歯と下の前歯は2mm程度重なっています。

4.スペース


隙間がなく、歯が一列に並んでいるのがきれいな歯並びです。歯が重なっているところや、空隙がありません。

「きれいな歯並び」はこのような状態のことを言います。

  • 顔や歯並びが左右対称である。
  • 横顔を見たとき、唇がひどく出ていたり、引っ込んでいることがない。
  • 上の歯が、すべて下の歯のうえにかぶさっている。
  • 上下の前歯の中心が一致している。
  • 歯が重なっている箇所がない。歯と歯の間に隙間がない。
  • 上の前歯や下の前歯が前方に出ていない。
  • 前歯が妙に伸びだしていない。
  • 食物が歯の間にはさまってしまいがちなところがない。
  • ひどく磨り減っている歯がない。
  • 口臭が気になったことがない。

歯科医師が拝見すれば、歯並びはその人の個性であり、どなたでも少しはよくないと思える箇所があるものです。ただ日常生活に支障があったり、口腔内や全身の健康を損なうと考えられる場合、見た目的にコンプレックスになるような場合は、歯列矯正をしたほうがいいと考えられます。個性と、治療が必要な状態の見極めは必要です。

■正しい咬み合わせ

まっすぐに整った歯並びは大切ですが、もっと大切なのは咬み合わせです。前歯で食べ物をかみきり、奥歯でかみつぶす。おいしく食べて健康にすごすには咬み合わせが重要です。

正しい咬み合わせの歯並びとは・・・

  1. 上と下の前歯の真ん中があっている。
  2. 1本の歯が2本の歯と噛んでいる。1本の歯は2本で支えられている。
  3. すべての歯がかみ合っている。




ご紹介した画像では、3つの条件にあてはまっていますね。

■正しい咬み合わせをシミュレーション

まっすぐに整った歯並びは大切ですが、もっと大切なのは咬み合わせです。前歯で食べ物をかみきり、奥歯でかみつぶす。おいしく食べて健康にすごすには咬み合わせが重要です。

歯列矯正には、患者さまのお口の状態にあわせていろいろな方法があります。そのうちのひとつで、どういうふうに歯列が動いていくのか映像でシミュレーションできる画期的な機器がありますのでご紹介します。

*インビザライン治療で口腔内の変化を可視化するiTero Element

複数のマウスピースを付け替えながら歯列を動かしていくマウスピース矯正という手法があるのですが、当院が採用しているインビザラインを使用した矯正治療において、お口の中の状況をより正確に、再現することのできる口腔内3DスキャナーがiTero Elementです。矯正治療後の状態をシミュレーションしたり、治療途中の歯の動きを確認したりすることも可能です。

動画でご覧ください。





iTero elementは、自分の歯並びや咬み合わせをモニター上で確認し、患者さまご自身がご自分のお口の状態を理解して、歯科医師の指摘や提案を検討することができるというものです。

現状のお口の状態だけではありません。iTero elementは、自動的に治療後に実現する歯並びをシミュレーションします。シュミレーターを搭載しており、スキャンした患者さまの口腔内のデータから、70~80%まで、口腔内の状態を可視化します。目標とするのは、きれいな歯並びと正しい咬み合わせなのです。


矯正歯科の治療は歯並びと咬み合わせの治療です。木更津きらら歯科は、医療の知見を日々アップデートしながら、患者さまのご要望にお応えする医療を提供していきます。


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24年02月15日

インビザラインの治療期間はどれくらい?スムーズな歯並び改善への道

インビザラインは、取り外し可能なマウスピースを使用して歯並びを整える矯正治療です。

インビザライン治療をする女性

目立たず手軽なことから人気の治療ですが、インビザラインの治療期間が知りたい方も多いのではないでしょうか。インビザラインでは、治療期間に加えて歯並びが整った後に歯並びを固定させるための保定期間が必要です。

今回は、インビザラインの治療期間や保定期間の目安、インビザラインの治療期間を左右する要素について解説します。

インビザラインの治療期間

インビザラインの治療期間イメージ

インビザラインの治療期間は、1年半~3年が一般的です。

2週間に1回程度のペースで新しいマウスピースに交換しながら歯を動かしていきます。1枚のマウスピースで動かせる歯の距離は最大0.25mmほどとごくわずかなため、長い治療期間が必要なのです。

動かす歯の本数が多い場合や、歯の移動距離が大きい場合、治療期間は長くなります。インビザラインの治療期間は、もともとの歯並びによって大きく変わると言えるでしょう。

インビザライン矯正後の保定期間

インビザライン矯正後に鏡を見る女性

矯正後は、きれいな歯並びを固定させるための保定期間が必要です。矯正が完了した直後は歯並びがまだ安定しておらず、歯にはもとの位置に戻ろうとする力が働くためです。

歯並びの後戻りを防ぐための保定期間は、一般的に矯正治療をしていた期間と同じ期間行うのが理想とされています。そのため、保定期間も1年半から3年程度必要でしょう。

インビザラインの治療期間を左右する要素

インビザラインの治療期間を左右する要素のリストイメージ

インビザラインの治療期間は、以下の4つの要素によって左右されます。

  • もとの歯並びの状態
  • 抜歯の有無
  • 顎の骨の硬さ
  • 矯正治療の併用

それぞれ詳しく解説します。

もとの歯並びの状態

インビザラインの治療期間は、もとの歯並びの状態によって大きく左右されます。

出っ歯や叢生(ガタガタの歯並び)の場合は、使用するマウスピースの枚数が増えるため治療期間が長くなるでしょう。歯並びの乱れが軽度な場合や、奥歯を動かす必要がなく部分矯正で対応できる場合は、1年程度で治療が完了するケースもあります。

抜歯の有無

矯正治療では、歯を動かすスペースを確保するために抜歯が必要なケースがあります。出っ歯で前歯を後ろに引っ込めたい場合や、顎が小さく歯が並ぶスペースが足りずに歯並びが悪くなっている場合、抜歯が必要でしょう。

抜歯でできたスペースを埋めるには歯を大きく移動させないといけないため、抜歯しない場合に比べて治療期間が長くなる傾向にあります。

顎の骨の硬さ

歯は顎の骨に支えられているため、顎の骨の硬さによっても治療期間が左右されます。骨の密度や硬さには個人差があり、骨が硬い体質の方は歯が動きにくい傾向にあります。

同じようにインビザライン治療をしていても、歯の動きに違いがあるため治療期間に差が出る場合があるのです。

矯正治療の併用

歯の移動距離が大きい場合、インビザラインとワイヤー矯正を併用するケースがあります。ワイヤー矯正で歯を大きく動かし、ある程度歯並びが整ってきた段階でインビザラインに切り替える方法です。

インビザライン治療の前にワイヤー矯正を行うため、治療期間が長くなる傾向にあります。

インビザラインの治療に時間がかかるケース

インビザラインの治療に時間がかかる女性

以下の場合、インビザラインの治療に時間がかかる可能性があります。

  • インビザラインの装着時間を守れていない
  • 虫歯や歯周病の発症
  • インビザラインの紛失
  • リファインメントを行った

それぞれ詳しく解説します。

インビザラインの装着時間を守れていない

インビザラインは、1日20時間以上の装着が推奨されており、その装着時間を下回る場合は適切な効果を得られません。基本的に食事や歯磨きをする時間以外は装着する必要があるため、治療を行う前に自分のライフスタイルを確認しておきましょう。

マウスピースの装着時間を守れない日が続くと、当初の計画通りに治療が進みません。治療期間が長くなる可能性が高いです。

虫歯や歯周病の発症

インビザライン治療中は、マウスピースを長時間装着するため虫歯や歯周病などのトラブルが起きやすくなります。矯正中に虫歯や歯周病になった場合は、インビザラインを中断する可能性があります。

虫歯治療の詰め物や被せ物によって歯の形が変わることがあるため、マウスピースの作り直しが必要な場合もあるでしょう。治療を中断すると歯の移動は進まず、マウスピースの作り直しには時間がかかるため、治療期間が長引く原因となります。

インビザラインの紛失

インビザラインは取り外しできることがメリットですが、外出先で外した際に紛失してしまうケースがあります。また、複数のマウスピースを自分で管理しなくてはいけないため、管理できずに紛失する可能性もあるでしょう。

マウスピースを紛失してしまうと、作り直しに数週間~1か月程度かかります。治療が計画通りに進まなくなるでしょう。

リファインメントを行った

リファインメントとは、当初の治療計画と歯の動きにズレがある場合に、追加のマウスピースを作製することです。

治療が終わりに近づくにつれて噛み合わせのズレを治すために細かい微調整が必要になるケースが多く、インビザライン治療を受けている約8割の方がリファインメントを行っています。マウスピースが追加されるので、治療期間が長引くでしょう。

インビザライン矯正を計画どおりに終わらせるためのポイント

インビザライン矯正を計画どおりに終わらせるためのポイントを紹介

インビザライン矯正を計画どおりに終わらせるためのポイントは、以下の5つです。

  • 装着時間を守る
  • 交換時期と順番を守る
  • 丁寧に口腔ケアを行う
  • 保管方法に注意する
  • 定期的な受診を怠らない

それぞれのポイントについて詳しく解説します。

装着時間を守る

インビザラインは、毎日20時間以上装着しなければなりません。取り外しが可能ですが、装着時間を守れないと計画通りに歯は動かないでしょう。

インビザライン矯正を計画どおりに終わらせるには、装着時間を守ることが重要です。

交換時期と順番を守る

インビザラインは、2週間に1回程度のペースで新しいマウスピースに交換しながら歯を少しずつ動かします。交換時期を守らずに同じマウスピースを長く使い続けると、治療期間が長引きます。

また、早く歯を動かしたいからとマウスピースの交換時期を早めたり、順番を飛ばしたりすることも、計画どおりに治療が進まない原因の一つです。痛みが強く出ることもあるので、交換時期と順番は守りましょう。

丁寧に口腔ケアを行う

インビザライン矯正の途中で虫歯や歯周病を発症した場合、治療が中断する可能性があるため、計画どおりに終わらない場合があります。

食事のあとに歯を磨かずにマウスピースを装着したり、マウスピースの洗浄を疎かにしたりしていると、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。計画どおりに治療を終わらせるためにも、日頃から丁寧な口腔ケアを心がけましょう。

保管方法に注意する

インビザラインは、取り外しが可能なため紛失するリスクを伴います。外出先や自宅でインビザラインを外した際は、専用のケースで保管する習慣をつけましょう。

インビザラインは紛失すると作り直す必要があり、完成するまでに数週間から1か月ほどかかります。その間は歯の移動が進まないため、計画どおりに治療が終わらなくなるでしょう。

インビザラインを外した際の保管や取り扱いには十分注意してください。

定期的な受診を怠らない

インビザラインは、自分で新しいマウスピースに交換していくため通院頻度が低い治療です。それでも、3か月に1回程度は歯科医院を受診して、治療の進み具合をチェックする必要があります。

トラブルがないと受診を先延ばしにする方もいますが、定期的に受診することで虫歯や歯周病の早期発見につながるでしょう。インビザラインに問題があった場合にも早急に対応できるため、治療期間の延長を避けられます。

定期検診の際には歯のクリーニングも行うので、日頃のケアでは落としきれない汚れや歯石を除去できます。

まとめ

インビザラインのマウスピース
インビザラインの治療期間は、1年半~3年程度が目安です。治療期間はもとの歯並びの状態や抜歯の有無によって左右されるため、個人差があることを理解しましょう。

また、歯並びが整ったあとも、歯並びを固定するための保定期間が数年必要です。インビザラインの治療期間は人それぞれ異なるため、詳しい治療期間が知りたい方は歯科医院で相談してみましょう。


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24年01月31日

ワイヤー矯正の費用を種類やプロセスごとに解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

ワイヤー矯正をする女性

矯正と聞くとワイヤー矯正を思い浮かべる方は多いですが、気になるのは治療にかかる費用ではないでしょうか。ワイヤー矯正にはいくつか種類があり、矯正装置ごとに費用が異なります。また、装置だけではなく、検査や調整などにも費用がかかります。

ここでは、ワイヤー矯正の種類やプロセスごとの費用について解説します。保険適用、医療費控除についてもご紹介しているので、参考にしてください。

ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正とは、ブラケットと呼ばれる矯正器具とワイヤーを使用する矯正治療方法です。

ブラケットを歯の表面に接着し、そこにワイヤーを通します。ワイヤーで動かしたい方向に力を加え、徐々に歯を動かしていきます。

近年ではマウスピース矯正の人気が高まっていますが、ワイヤー矯正は対応できる症例が多いというメリットがあります。

マウスピース矯正に比べると目立ってしまいますが、裏側矯正やハーフリンガル矯正など目立ちにくい方法もあります。患者様の希望や歯の状態に合った矯正方法を選ぶことが可能です。

ワイヤー矯正の種類ごとの費用

ワイヤー矯正の種類ごとの費用イメージ

ワイヤー矯正には、表側矯正、裏側矯正、ハーフリンガル矯正の3種類があります。それぞれの特徴と費用について解説します。

表側矯正

表側矯正の費用相場は、部分矯正30~60万円、全体矯正60~130万円です。

表側矯正は、ワイヤー矯正の中でも最も歴史の長い矯正方法です。歯の表側にブラケットとワイヤーを装着し、歯並びを整えます。

歯の表側に矯正装置を固定するため、金属部分が目立ってしまうというデメリットがあります。歯の1本1本に力を加えることができ、効率よく矯正を行えることがメリットです。

他の矯正治療よりも、治療期間や費用を抑えられることも特徴でしょう。抜歯を伴う場合や、重度の叢生にも対応可能です。

裏側矯正

裏側矯正の費用相場は、部分矯正40~70万円、全体矯正100~170万円です。歯の裏側にブラケットとワイヤーを装着する矯正方法です。

歯の裏側に矯正装置をつけるため、ワイヤー矯正でも目立ちにくいことが大きなメリットです。

ただし、表側矯正よりも治療に高い技術力が必要になります。そのため、表側矯正よりも費用が高くなることが多いです。

また、裏側に矯正装置があるので舌に当たりやすいです。活舌が悪くなったり、口内炎ができやすくなったりするなどのデメリットがあります。

裏側矯正はブラケット間の距離が短いため、歯に強い力が加わりやすいです。前に出ている歯を裏側から引き込みやすく、出っ歯の矯正に選択されることが多いです。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正の費用相場は、部分矯正30~70万円、全体矯正80~130万円です。

ハーフリンガル矯正は、表側矯正と裏側矯正を組みあわせた方法です。上の歯は裏側に、下の歯は表側に矯正装置を装着します。

表側矯正だけで矯正するよりも目立ちにくく、裏側矯正だけで矯正するよりも効率良く歯を整えられます。また、下の歯は表側矯正になるため舌に矯正装置が当たることがなく、滑舌が悪くなる心配がありません。

ワイヤー矯正のプロセスごとにかかる費用

ワイヤー矯正のカウンセリングをする歯科医師

ワイヤー矯正では矯正装置に加え、調整や保定装置などプロセスごとにも費用が発生します。ワイヤー矯正の治療手順とともに、プロセスごとの費用を解説します。

カウンセリング

費用相場は0~5,000円です。矯正治療を始める前に、カウンセリングで矯正に関する相談を行います。

カウンセリングで医師に歯の状態を確認してもらいます。どのような矯正治療が向いているのか、治療期間や費用見積もりなどを聞くことができます。

カウンセリングは無料の歯科医院もあれば、3,000~5,000円程度の費用がかかる場合もあります。

精密検査

費用相場は3~5万円です。矯正治療を始めるには口腔内の状態を把握する必要があるため、精密検査を行います。

精密検査の内容は、レントゲンやCT撮影、口腔内や顔の写真、歯型の採取です。

矯正装置の装着

費用相場は30~170万円です。精密検査後に治療計画が立てられ、虫歯や歯周病治療が必要ない場合は矯正治療を開始します。

ワイヤー矯正では、矯正方法ごとに費用相場が異なります。ワイヤー矯正では装置の素材も選ぶことができ、目立ちにくい白色や透明の装置を選ぶことも可能です。

ただし、この場合は追加で10~20万円ほどの費用がかかります。

通院(調整料)

費用相場は3,000~5,000円です。矯正期間中には、定期的に通院して装置の調整を行います。

通院頻度は月に一度ほどでしょう。歯の動きを確認し、状態に応じてワイヤーを調整します。

しっかり通院を行わなければ、計画通りに治療が進みません。治療期間が延びる恐れがあります。

調整料は通院ごとに支払う場合もありますが、初めに総額料金が提示されるトータルフィーシステムの場合は調整料が含まれている場合もあります。歯科医院ごとに料金システムが異なるため、カウンセリングの際に確認してください。

保定装置

費用相場は1~6万円です。矯正治療の終了後には、矯正で整えた歯並びが後戻りしないようにリテーナーと呼ばれる保定装置をつける保定期間があります。

この期間にしっかりと保定装置をつけて対策をしなければ、矯正で整った歯並びが元に戻ってしまいます。保定装置は新たに作成されるため、矯正装置とは別に1~6万円ほどの費用がかかります。

保定観察

費用相場は3,000~5,000円です。保定期間中も矯正期間中と同様に、定期的に通院して歯の状態を確認します。

保定観察料も通院ごとに支払う場合もありますが、トータルフィーシステムの場合は保定観察料も含まれることが多いです。

ワイヤー矯正は保険適用の対象になる?

医療保険のイメージ

矯正治療は歯を整える治療になるため、ワイヤー矯正もマウスピース矯正も保険は適用されません。

自由診療の場合、料金は歯科医院ごとに自由に決められます。そのため、歯科医院ごとに治療費が異なり、費用相場にもばらつきが出ます。

ただし、何らかの機能的な問題があって矯正が必要だと歯科医師が判断した場合には、保険適用されることがあります。

ワイヤー矯正は医療費控除の対象になる?

医療費控除のイメージ

年間で、税金を納める本人とその家族が支払った医療費が10万円を超えた場合、確定申告をすることで医療費控除を受けられます。

歯科治療も医療費控除の対象になりますが、医療費控除には要件があります。健康や生活に支障をきたすような症状の治療費は医療費控除の対象になりますが、審美目的での治療費は医療控除が認められません。

つまり、咀嚼など機能的な問題があってワイヤー矯正をした場合は、医療費控除の対象になります。この場合、自分で確定申告の手続きを行う必要があります。

見た目の改善のためにワイヤー矯正をする場合は、医療費控除の対象外になります。

まとめ

ワイヤー矯正の模型

ワイヤー矯正は表側矯正や裏側矯正など、矯正方法の種類で費用が異なります。矯正だけならば30~170万円ほどの費用ですが、矯正期間中の通院費用や保定装置などの費用が発生することも考慮しなければなりません。

矯正費用がトータルでどれくらいの費用が必要になるかは歯科医院によっても異なります。費用についてはカウンセリングの際に聞いてみてください。

保険適用や医療費控除は機能性に問題がある場合に対象になります。ご自身が対象になるのかどうか知りたい場合は、歯科医師に確認してもらいましょう。

ワイヤー矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年01月24日

インビザラインのマウスピースが浮くときはどうする?原因も解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。 インビザラインのマウスピースを確認

インビザラインは、透明に近いマウスピースを装着することで歯に力をかけて歯を動かす矯正方法です。

しかし、特に新しいマウスピースを使用する時、歯にフィットせず浮くと感じることがあります。なぜ、マウスピースが浮いてしまうのでしょうか。また、浮いたままで治療を続けた場合、どのような弊害があるのでしょうか。

今回は、マウスピースが浮いてしまう理由と、そのまま放置してはいけない理由を解説します。マウスピースが浮く時の対処法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

インビザラインのマウスピースを持った女性

インビザラインとは、アメリカに本社があるアライン・テクノロジー社が開発した歯並びを改善する矯正治療方法です。矯正治療は大きく、固定式のワイヤー矯正と取り外しができるマウスピース矯正に分けられますが、インビザラインはマウスピース矯正にあたります。

インビザラインのマウスピースは透明に近いため、装着していても目立ちにくいです。軽く薄いため、違和感や痛みが少ない点もメリットです。

食事や歯磨きの際は取り外せるため、治療中でも口腔内を清潔に保ちやすく、虫歯や歯周病のリスクも低いといえます。

インビザライン治療を行う際は、まず患者さまの歯並びの型取りを行い、治療計画に従ってマウスピースを作成します。マウスピースの枚数は、お口の状態や患者さまのご希望によって異なります。

インビザラインで歯が動く仕組み

歯茎の中にある歯を支える骨(歯槽骨)と歯根は、歯根膜で覆われています。歯根膜は、歯にかかる力を吸収するクッションの役割を果たしています。

歯根膜には、一定の厚みを保とうとする性質があります。マウスピースと歯がしっかりとフィットしていると、歯が引っ張られるので歯根膜の一方が縮み、一方が伸びます。

縮んだ歯根膜は、厚みを元に戻すために顎の骨を減らそうと働きます。伸びた歯根膜は、縮むために顎の骨を作ろうと働きます。

骨の再生と吸収が繰り返されることで、次第に歯が動くのです。1枚のマウスピースで動かせる距離は約0.25mmとされており、2週間に1回程度交換して理想の歯列を目指します。

インビザラインのマウスピースが浮く原因とは?

インビザラインのマウスピースが浮く

インビザラインのマウスピースは、患者さまの歯型に合わせて作製されています。そのため、本来は歯にぴったりフィットします。

しかし、以下のような理由から浮いてしまうことがあります。

マウスピースに歯が馴染んでいないため

マウスピースは定期的に交換する必要がありますが、新しいマウスピースを装着した直後は浮いているように感じることがあります。

歯を動かすために若干の隙間が設けられていることが原因なので、歯が移動すれば徐々に改善されます。交換後、2~3日たっても浮いている場合は、歯科医師に相談してください。

装着時間が不足しているため

インビザラインのマウスピースは、毎日20~22時間装着しなければなりません。装着時間が短いと治療計画どおりに歯が動ないので、マウスピースがフィットしなくなってしまうケースがあります。

マウスピースが変形したため

インビザラインのマウスピースは、弾力のある柔らかいシリコン製です。不用意に何度も着脱を繰り返すと、変形してしまいフィットしなくなる可能性があります。

適切ではないゴムを使用したため

インビザラインでは、矯正力を強めるためにゴムかけを行うことがあります。マウスピースの切れ込みや、歯に装着した突起物にゴムをかけて、矯正力を調整するのです。

使用するゴムの太さや長さはさまざまですが、適切でないものを使用するとマウスピースが浮いてしまうことがあります。

歯の移動が治療計画と異なったため

治療計画の想定とは異なり、歯が大きく移動したり、逆に動かなかったりする場合があります。治療計画と実際の歯の動きにズレがある場合、マウスピースが浮くことがあります。

チューイ―を使用しなかったため

新しいマウスピースを装着する際は浮きやすいですが、それを軽減するために用いるのがチューイ―です。マウスピースを装着した後、シリコン製で弾力のあるチューイ―を噛んで歯と密着させましょう。

インビザラインのマウスピースが浮いたままにしてはいけない理由

マウスピースが浮いたままにしてはいけないイメージ

マウスピースが浮いたまま治療を続けてしまうと、さまざまな弊害が起こります。

まず、歯に矯正力がかからなくなるため、治療計画どおりに歯が動かなくなります。治療期間が延長され、新たにマウスピースを作製することになり、その分費用が増えるでしょう。

また、歯が動かないだけではなく、一部分だけが動いたり、動かなかったりすることでかえって歯列が乱れてしまうことも考えられます。そうなると、再治療が必要となるでしょう。

マウスピースがぴったりと歯にフィットしていないと、縁の部分が粘膜にあたるなどして傷つくこともあります。

マウスピースが浮くときはどうしたらいい?

マウスピースが浮くときの疑問

マウスピースが浮いている時の対処法は、以下のとおりです。

装着時間・装着方法を守る

まずは、装着時間と装着方法を確認しましょう。インビザラインでは、1日20~22時間以上、マウスピースを装着しなければなりません。装着時間が短い場合、マウスピースが浮く可能性があります。

正しい方法で装着することも重要です。装着方法は歯科医院で指導してもらえるので、改めて確認すると良いでしょう。

チューイ―を使用する

指だけでうまくマウスピースを装着できない場合や、浮いてしまう場合は、チューイ―を噛むようにしましょう。

マウスピースの装着後、全体的に噛んでください。次に、浮いてしまう箇所に集中して噛みます。

新しいマウスピースに交換した後2~3日は、15分程度噛むようにしましょう。

1つ前のマウスピースを使用する

新しいマウスピースに交換した結果、馴染むまでしばらく浮いてしまうことがあります。2~3日たってもフィットしない場合、新しいマウスピースを交換する段階まで歯が動いていない可能性があるでしょう。

予定している位置に歯が動くまで、1つ前のマウスピースを使用するよう指示されることがあります。自己判断でマウスピースの装着期間を延ばすとリスクがあるので、必ず歯科医師に相談してください。

ゴムかけをして部分的に矯正力をかける

マウスピースが浮いてしまう箇所は、十分に歯が移動していないかもしれません。その部分だけに強い矯正力をかけるために、ゴムかけを行うことがあります。

新しいマウスピースを作製する

作成済みのマウスピースが浮いてしまい、このままでは治療を進められないと判断される場合もあるでしょう。治療計画を修正して、新たにマウスピースを作製する必要があります。

新たなマウスピースが手元に届くまで、1ヶ月ほどかかるのが一般的です。治療期間が延びることは理解しましょう。

新たなマウスピース作製のために、費用が追加でかかることもあります。

まとめ

インビザラインのマウスピース

インビザライン治療では、複数のマウスピースを定期的に交換しながら装着することで歯を動かします。

マウスピースが歯にぴったりとフィットしないと、矯正力が十分にかかりません。治療計画通りに歯が移動しないだけではなく、歯列が乱れてしまうこともあり得ます。

マウスピースが浮く原因は、装着時間が短いことや、チューイ―を噛まなかったことなどがあげられます。特に、新しいマウスピースを装着した際は浮きが生じやすいので、チューイ―を噛むようにしましょう。

マウスピースが浮いてしまった際の対処法として、ゴムかけや以前のマウスピースを使用することが挙げられます。場合によっては、治療計画を修正して新たなマウスピースを作製することもあります。

治療期間が延び、費用が追加で必要になることもあるので、マウスピースが浮いてしまった際は歯科医師に相談してください。

インビザライン矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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24年01月10日

ワイヤー矯正の器具が外れたら!放置してはいけない理由と対処法!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

ワイヤー矯正をする女性

「ワイヤー矯正の器具が外れたらどうしたらいいの?」「放置したらどのような問題がある?」など、気になる方がいるのではないでしょうか。

ワイヤー矯正の器具が外れた際は、放置してはいけません。ワイヤーやブラケットなどは、精密に調整された力で歯を動かしており、装置が機能しないと治療の進行に支障をきたす可能性があるためです。

外れた装置を放置すると、治療期間が延長になる場合や、すでに動いた歯が元の位置に戻る場合があります。

今回は、ワイヤー矯正の器具が外れる原因や放置してはいけない理由、対処法について詳しく解説します。ワイヤー矯正を検討されている方やワイヤー矯正中の方は、ぜひ参考にしてください。

ワイヤー矯正とは?

ワイヤー矯正

ワイヤー矯正は、歯の表面に「ブラケット」と呼ばれる装置を専用の接着剤で貼り付け、ワイヤーを通して歯を徐々に正しい位置へ動かす歯列矯正です。従来は金属製のブラケットが使用されていたため、見た目を気にする患者さんには敬遠されることがありました。

しかし、最近では、セラミックやプラスチック製の透明なブラケットを使用することで、目立ちにくい矯正歯科治療が可能になり、見た目が気になる患者さんでも、矯正治療を受けやすくなっているのです。

透明なブラケットは、歯の自然な色に溶け込むため、日常生活において矯正装置が目立たないというメリットがあります。

ワイヤー矯正の器具が外れる原因

ワイヤー矯正の器具が外れる原因を考える女性

ワイヤー矯正の器具が外れる原因は主に、取り扱いの不注意です。矯正装置に強い衝撃が加わるような動作は避けなければなりません。

ワイヤー矯正の器具が外れる原因を、以下に詳しく解説します。

硬い食べ物を頻繁に摂取している

矯正装置は、専用の接着剤で歯に装着され、完全に固定されるまでには約24時間かかるとされています。装着直後は特に注意しましょう。

時間が経過したら、すべての食べ物を食べてよいわけではありません。特に、せんべいやナッツ類、粘着性のあるガムなどは避けましょう。

装置を装着してすぐは違和感があり、自然とこれらの食品を避ける傾向にありますが、慣れてくると何でも食べたくなることがあります。慣れてきたときこそ、装置へのダメージを避けるために、食事内容に注意を払うことが重要なのです。

指や舌で矯正装置を触っている

マルチブラケットと呼ばれる一般的な固定式の矯正装置は、各歯に接着されたブラケット(四角い装置)にワイヤーを通して使用します。

しかし、指や舌で装置を触る習慣があると、気付かないうちにワイヤーが曲がり、結果として装置が外れることがあるのです。

さらに、装置を継続して触っていると金属疲労を引き起こし、ワイヤーが折れやすくなります。食事中に何かが装置に挟まった場合は、歯ブラシを使用して取り除きましょう。

叢生の治療を行っている

矯正治療を始めた当初、歯並びの凸凹(叢生)が多い場合、引っ張られる力も大きくなるため、装置が外れやすい状態になることがあります。

食事をしていないときでも装置が外れることが稀にありますが、この凸凹がある程度解消されるまでは、装置の付け直しを何度か行う必要があるでしょう。一般的に、凸凹は3か月〜半年程度で改善されることが多いため、その期間の辛抱が求められます。

電動歯ブラシで強く磨いた

電動歯ブラシの振動によって装置が外れることがあります。そのため、矯正中は通常の歯ブラシを使用しましょう。矯正治療中に電動歯ブラシを使用する場合は、歯に軽く押し当てる程度に留めてください。

また、歯間ブラシやタフトブラシを使用することで、磨き残しを軽減できます。

ワイヤー矯正の器具が外れたまま放置してはいけない理由

ワイヤー矯正が外れたままにしてはいけないイメージ

ワイヤー矯正の装置は、歯並びが整ったら取り外すことを想定して装着されており、強力に固定されているわけではありません。

また、外れた装置をそのまま放置すると、装置が歯や歯茎に当たって痛みを引き起こすことがあります。治療の進行にも影響を及ぼすため、装置が外れたら速やかに歯科医師に相談しましょう。

外見上は問題ないように見えても、矯正装置は非常に精密な力加減で歯を動かしています。装置が正しく機能していない場合、目指す歯並びになるまで時間がかかることがあるのです。また、すでに動き始めていた歯が元の位置に戻る可能性もあります。

矯正装置が外れたら、自己判断で放置せず、必ず歯科医師に相談しましょう。矯正治療は緻密な計画と管理が求められるもので、治療を成功させるためには装置が正しく機能していることが重要です。何か問題が発生した場合は、早急に歯科医院に連絡してください。

ワイヤー矯正の器具が外れたときの対処法

ワイヤー矯正の器具が外れたときの対処法を説明

ワイヤー矯正の器具が外れたらどうしたらよいのでしょうか。外れた装置によって対処法は異なります。

ワイヤー矯正の器具が外れたときの対処法は、以下のとおりです。

ワイヤーが外れた場合

矯正治療中のワイヤーは、無理な力が加わるとブラケットから外れることや、飛び出すことがあります。ワイヤーがブラケットから外れた場合、可能であれば元の位置に戻しましょう。

ワイヤーが戻らないときはワックスを使ってブラケットに固定してください。ワックスで固定できないときには、飛び出たワイヤーを切断して口内を傷つけないようにしましょう。

ワイヤーを切断するときは、爪切りやニッパーを使って切断してください。切断したワイヤーを誤って飲み込まないように注意しましょう。

ブラケットとメインワイヤーを結合する部分をリガチャーワイヤーといいます。リガチャーワイヤーが外れた場合、ようじや割り箸を使って、リガチャーワイヤーをブラケットの横の結び目に戻しましょう。

戻らない場合は、速やかに歯科医院を受診してください。

ブラケットが外れた場合

ブラケットは矯正治療に欠かせない器具ですが、硬いものを噛んだ際に外れることがあります。外れたブラケットが歯の上で動いてしまった場合は、歯科医師からもらったワックスを使ってワイヤーに固定し直しましょう。

特に奥歯のブラケットが外れると、ワイヤーも外れる可能性があります。ワイヤーが外れた場合は、ワイヤーの先端を折り曲げて固定してください。

しかし、ご自身でワイヤーを繰り返し折り曲げると、折れるリスクがあります。頻繁にブラケットが外れる場合は、歯科医師に相談してください。

万が一、ブラケットが完全に歯から外れたら、清掃して保管しましょう。状況によっては、外れたブラケットを再利用できる可能性があります。

バンドが外れた場合

矯正治療中、奥歯に装着されているバンドが外れた場合、ご自身で元の位置に戻すのは難しいです。外れたバンドをそのままにすると、矯正効果が得られなくなるだけでなく、バンドと奥歯の間に虫歯が生じるリスクも高まります。

そのため、バンドが外れた場合や取れかかっている場合は、速やかに歯科医師に相談しましょう。

パワーチェーンが外れた場合

パワーチェーンが外れた場合は、ハサミを用いて切れた部分を切断しましょう。パワーチェーンはゴム製のため比較的簡単に切断できますが、口内を傷つけないように注意してください。

パワーチェーンは通常、約2週間ごとに交換する器具なので、装着後2週間以上経過している場合は、外れても問題ありません。

しかし、装着から2週間以内にパワーチェーンが外れた場合は、矯正効果が低下する恐れがあるため、速やかに歯科医師に相談しましょう。

セパレーターが外れた場合

セパレーターは、歯と歯の間に差し込むゴム製の装置です。セパレーターを使用する目的は、歯と歯の間にすき間を作ることです。矯正治療が順調に進むと、歯間にすき間が生まれ、その結果、セパレーターが自然と外れることがあります。

セパレーターが外れた場合、次の診察日が4~5日以内であれば、そのまま放置しても問題ありません。

しかし、次回の診察まで10日以上の時間がある場合は、できた歯と歯の間のすき間が閉じてしまう可能性があるため、早めに歯科医院を受診しましょう。

まとめ

ワイヤー矯正の模型

今回は、ワイヤー矯正の器具が外れる原因や放置してはいけない理由、対処法について詳しく解説しました。

ワイヤー矯正の器具が外れたら放置せず、適切に対処しなければなりません。外れた装置を放置すると、治療期間の延長や後戻りなど、望ましくない結果を招くことがあるのです。

また、日常生活においては、矯正装置に無理な力を加えないように注意し、食品選びや口腔ケアにも気を配る必要があります。ワイヤー矯正は長期にわたる治療のため、装置は慎重に取り扱いましょう。

矯正治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年12月21日

インビザラインの治療における抜歯の必要性とメリットを解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。 抜歯
歯列矯正において近年注目されているのが、インビザラインです。透明なマウスピースを用いるため、目立たないことや取り外しできることが大きな特徴でしょう。インビザラインは、日常生活への影響が少ないとされています。 インビザライン治療を検討する際、治療過程での抜歯の必要性に疑問を感じる方が多いのではないでしょうか。 今回は、インビザライン治療における抜歯の必要性や、抜歯するメリット・デメリット、抜歯が必要となる症例について詳しく解説します。インビザライン治療を考えている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインの治療では抜歯をする必要がある?

抜歯のイメージ
インビザライン治療において抜歯が必要になるかどうかは、患者さまの歯の状態や矯正の目的によって異なります。 抜歯を必要とする主な理由は、歯列に十分なスペースがないことです。歯並びを整えるために十分なスペースがない場合は、抜歯を選択するのです。 そのため、インビザライン治療を受けるすべての方が抜歯を行うわけではありません。歯並びの問題が軽度であれば、抜歯なしで治療を進めることが可能です。 インビザラインで抜歯をするのは、顎が小さく歯にすき間がない場合や、歯並びの乱れが重度な場合でしょう。詳しくは後述するので参考にしてください。 インビザライン治療を受ける前に歯科医師としっかりと相談し、ご自身の歯の状態や矯正の目的に合わせて最適な治療計画を立てることが大切です。

インビザラインの治療で抜歯をするメリット

インビザラインの治療で抜歯をするメリットイメージ
インビザラインの治療で抜歯をするメリットを詳しく確認しましょう。

歯が動きやすくなる

抜歯によって歯の本数が減ると、歯を並べるためのスペースを確保できます。歯をスムーズに移動できるので、理想的な歯並びを実現しやすくなるでしょう。

複雑な症例でも治療できる

抜歯によって歯を動かすスペースを確保できれば、治療の幅が広がります。歯を大きく移動させなければならない症例でも、治療できるようになることがあるのです。

顔の輪郭に悪影響が出にくい

抜歯せずにインビザライン治療を進めた場合、すべての歯が並ぶスペースがない状態で無理に歯列に乱れた歯を収めることになります。前歯が前方に押し出され、出っ歯のようになることがあるでしょう。 口元全体が前方に突出することで、横顔の美しさを左右するEラインが乱れます。抜歯によって歯を並べるスペースを確保できれば、前歯が飛び出すことを防げます。 口元のバランスを保ちやすく、顎や顔の輪郭への悪影響を抑えられるでしょう。

インビザラインの治療で抜歯をするデメリット

インビザラインの治療で抜歯をするデメリットイメージ
インビザラインの治療で抜歯をするデメリットは、以下のとおりです。

抜歯後に痛みや腫れが生じる

抜歯をした直後は、痛みや腫れが生じます。2~3日をピークに1週間程度で落ち着くのが一般的ですが、痛みが不安な方も多いでしょう。 鎮痛剤を内服すればコントロールできることが多いので、過度な心配は必要ありません。

治療期間が長くなる可能性がある

抜歯を行うと大きなスペースが確保されます。抜歯せずに矯正治療を進めるケースと比較すると、大きく歯を移動しないといけません。 そのため、より多くの時間が必要になります。歯の移動スピードには限界があり、無理に移動させると歯肉退縮などを引き起こすためです。最悪の場合は、歯が抜けるリスクがあります。 歯を移動させる距離が長いときは、スペースを埋めるために治療期間が長くなることがあるのです。

費用がかかる

矯正治療における抜歯には、保険が適用されません。費用は1本あたり5,000~15,000円程度でしょう。 ただし、費用は歯科医院によって異なります。20,000円を超える場合もあります。抜歯の本数が多いほど費用がかかるでしょう。

インビザラインの治療で抜歯が必要な症例

歯並びが気になる女性
インビザラインの治療で抜歯が必要な症例を詳しくご紹介します。

上下の歯の噛み合わせが悪い

上下の歯の噛み合わせがずれているケースでは、抜歯によって十分なスペースを確保したほうがよいでしょう。噛み合わせを適切に調整するために、ある程度自由に歯を移動できるほうがよいからです。

前歯の突出感が強い

前歯の突出は、口元のバランスを損なう要因です。歯列のすき間が狭いために前歯が突出しているケースでは、抜歯が非常に有効でしょう。 抜歯によって前歯が後方に下がるスペースを確保できれば、突出感を改善できます。

下の前歯が上の前歯より前に出ている

下顎の前歯が上顎の前歯より前に出ている反対咬合には、抜歯が有効です。下顎の歯を後方へ移動させる必要があるので、抜歯で必要なスペースを確保できるでしょう。

親知らずが歯列を乱している

親知らずが斜めや横向きなど不適切な方向に生えている場合、後ろから歯列を押すことで歯並びが乱れるケースがあります。歯並びが乱れる要因を取り除くために、親知らずを抜歯します。 親知らずは治療後の歯が再び乱れる後戻りの原因にもなるので、抜歯を選択することが多いです。

どのタイミングで抜歯をする?

歯を抜く治療
矯正治療で抜歯する場合、歯の移動を始める前に抜歯をするのが一般的でしょう。抜歯によって作られたスペースを最大限に活用し、歯を効率的に動かせるためです。 また、歯の移動を始める前に抜歯することで、治療期間を予測しやすくなります。抜歯で確保したスペースを埋める期間を見込んで、計画を立てられるためです。 治療開始前に詳しく検査し、歯科医師は抜歯の最適なタイミングを決定します。抜歯後、歯の移動を始める前に適切な治癒期間を確保することも重要です。 治癒期間は、抜歯した部位の状態や患者さまの全身状態によって異なります。 インビザライン治療における抜歯は、矯正治療の効果を最大化するために行われます。必要に応じて、矯正治療中に抜歯を行うこともあるでしょう。 ただし、治療の途中で抜歯すると治療計画が乱れる可能性があります。

インビザラインの治療では必ず抜歯が必要?

抜歯について疑問がある女性
インビザラインの治療では、必ず抜歯が必要なわけではありません。例えば、IPRで十分なスペースが確保できる症例や、歯と歯の間を改善したい症例などは、抜歯する必要がありません。 インビザラインにおける抜歯は、歯を並べるスペースを確保するために行われます。大きなスペースを必要としない症例では、抜歯は必要ないのです。 IPRとは、歯の側面を少し削ってスペースを確保する処置です。歯の表面のエナメル質を片側最大0.25mm程度削るだけなので、痛みやしみを感じることはないでしょう。 インビザラインでは、治療開始前に歯の移動をシミュレーションします。どの程度削れば歯並びを整えられるのか確認できるので、削りすぎることもありません。 IPRを行えば、抜歯を避けられるほか、治療後の歯並びがもとに戻る後戻りを予防する効果も期待できます。歯の根元のすき間が目立つブラックトライアングルの改善にも効果的でしょう。

まとめ

歯を抜くイメージ
インビザラインに限らず、矯正治療では、歯を動かすスペースを確保するために抜歯を行うことがあります。 上下の歯の噛み合わせが悪い場合や、下の前歯が上の前歯より前に出ている場合など、大きな歯の移動が必要な症例では抜歯を選択することが多いです。必要に応じて抜歯を選択することで、治療の幅が広がるでしょう。 IPRで歯を並べるスペースを確保できる症例や、歯のすき間を改善する症例では、抜歯は必要ありません。 抜歯が必要かどうかは、治療前の歯並びや口腔内の状態、目標とする歯並びによっても異なります。理想の歯並びを実現できるように、歯科医師とよく相談して治療を進めましょう。 インビザライン治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年12月14日

ワイヤー矯正中の歯磨きは念入りに!歯磨きの方法と補助アイテム!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。 歯列矯正をする若い女性
ワイヤー矯正は、歯に固定されたブラケットとワイヤーを用いて歯並びを整える治療法です。ご自身では取り外せないため、マウスピース矯正と比較して口腔内を清潔に保つのが難しいとされています。 そのため、ワイヤー矯正を行っている間は、通常の歯磨きだけでは不十分でしょう。矯正装置の間の食べかすやプラークを取り除くための特別なケアが必要です。 今回は、ワイヤー矯正中の歯磨きの際に使用すべき補助アイテムや、歯磨きの方法をご紹介します。ぜひ参考にしてください。

ワイヤー矯正中は歯磨きがしにくい?

ワイヤー矯正中の歯磨き
ワイヤー矯正にはいくつか種類がありますが、種類によって磨き残しやすい場所などが異なります。ワイヤー矯正の種類と、磨き残しが生じやすいポイントを確認しましょう。

表側矯正

表側矯正は、歯の表側にブラケットとワイヤーを取り付ける矯正方法です。表側矯正は伝統的な矯正治療であり、幅広い歯並びの問題に効果的です。 矯正力をかけやすいため、同じ症例を治療する場合、マウスピース矯正に比べて治療期間を短縮できることが特徴でしょう。 表側矯正では、ワイヤーと歯の間やブラケットの周囲に食べかすが溜まりやすいです。 しかし、歯の表側で目立つため、補助アイテムを使って正しい方法で磨けば清潔に保てます。

裏側矯正

裏側矯正は、ブラケットとワイヤーを歯の裏側に取り付ける矯正方法です。表側矯正と比較すると治療できる症例が限られており、扱っている歯科医院も多くありません。 最大の特長は、装置が目立ちにくいことです。 表側矯正と同様に、ワイヤーと歯の間やブラケットの周囲に食べかすが溜まりやすいです。歯の裏側なので視認しにくく、磨き残すことも多いでしょう。 鏡を見ながら歯磨きするなど、工夫する必要があります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正は、上顎の歯には裏側矯正を、下顎の歯には表側矯正を行う矯正方法です。上顎の装置が目立たないため、笑ったときや会話中に矯正装置が見えにくいことが大きなメリットでしょう。 裏側矯正に比べて治療期間が短縮される傾向にあり、治療費も抑えられます。 ただし、上顎は裏側、下顎は表側に装置があるため、歯磨きの際は上下で異なる磨き方をする必要があります。適した補助アイテムも上下で異なるため、日々のケアに手間がかかるでしょう。

ワイヤー矯正中の歯磨きの補助アイテム

おすすめの歯ブラシ
ワイヤー矯正中でも口腔内を清潔に保つために、補助アイテムを用意するとよいでしょう。 主な補助アイテムをご紹介します。

矯正用歯ブラシ

通常の歯ブラシとは毛先の形状が異なるブラシです。小さいヘッドで小回りが利きやすい薄型のものを選ぶとよいでしょう。 毛先の硬さは、歯茎の状態で決めます。通常は普通の硬さで問題ありませんが、歯茎が炎症を起こしていて痛みがある場合は、柔らかめを選びましょう。 毛先の形状ごとの特徴をご紹介します。

U字型

歯ブラシの中央部分の毛先が短くなっているブラシです。ワイヤー周辺を磨く際に適しています。

山型

中央の毛先だけが長く、山形になっているブラシです。ブラケットやワイヤーの狭いすき間をしっかり磨きたい場合に適しています。

ワンタフトブラシ

ワンタフトブラシとは、毛先が1列の歯ブラシです。通常の3列の歯ブラシでは磨きにくい部分に使用します。 ワイヤーの下など、狭いすき間もスムーズに磨けるでしょう。

歯間ブラシ、デンタルフロス

歯間ブラシは、歯と歯の間の磨き残しや食べかすを取り除く補助アイテムです。歯間のケアに特化したアイテムなので、効率よく汚れを落とせます。 デンタルフロスは、歯間ブラシが入らない歯と歯の間を清掃するアイテムです。歯茎に負担をかけないように、適切な力で使用しましょう。

デンタルミラー

歯科医院でも使用される、歯の裏側などを確認するための鏡です。小さな鏡に持ち手がついているので、通常の鏡では視認できない部分も確認できます。 特に、裏側矯正の場合は、磨きたくても矯正装置の周囲がよく見えません。デンタルミラーを使用すればしっかり確認しながら磨けるので、汚れを除去できるでしょう。 口腔内に入れて使う場合は曇ることが多いです。事前にぬるま湯に浸して温めるとよいでしょう。

マウスウォッシュ

飲食したあとは必ず歯磨きをするのが理想ですが、外出先などで歯磨きができないこともあります。虫歯や歯周病を防ぐ効果があるマウスウォッシュを持ち歩くとよいでしょう。口腔内の大まかな汚れを除去できます。 抗菌作用があるマウスウォッシュもあるので、適切に使用してください。

ワイヤー矯正中の歯磨きの方法

ワイヤー矯正用歯磨き指導
ワイヤー矯正中は、力をかけすぎずに、小刻みに歯ブラシを動かします。基本的な歯磨きの方法を確認しましょう。
  1. 歯ブラシを45度の角度で当てて丁寧に1本ずつ磨く
  2. 歯と歯茎の境目を個別に磨く
  3. 前歯の裏は、歯ブラシを縦にして磨く
  4. 奥歯の噛み合わせ面に沿って磨く
  5. 奥歯の裏は、歯茎をマッサージするように小刻みに磨く
  6. ワイヤーの下にワンタフトブラシや歯間ブラシを入れて、歯と歯の境目を磨く
  7. デンタルフロスで歯間を磨く
  8. うがいをする
矯正治療を受けている場合は、ご自宅でのセルフケアが非常に重要になります。歯並びは人によって異なるため、歯科医院でブラッシング指導を受けるとよいでしょう。ご自身に適したセルフケアの方法や使用するアイテムを学んでください。 また、定期的にプロフェッショナルクリーニングを受けることも大切です。ご自身では取り除けない歯垢や歯石を除去し、プラークの再付着も予防できます。

ワイヤー矯正中に痛みがあるときは

ワイヤー矯正中に痛みがあるときの対処法
ワイヤー矯正は、マウスピース矯正と比較すると痛みを感じやすいです。歯や歯茎に大きな矯正力がかかること、食事中も装着するため咀嚼による負荷がかかることなどが原因でしょう。 ワイヤー矯正装置を装着した直後は、特に痛みを感じやすいです。 ワイヤー矯正中に痛みがあるときの注意点を確認しましょう。

歯磨きを怠らない

ワイヤー矯正中に痛みがあると、歯磨きをしたくないと思うかもしれません。 しかし、口腔内を清潔に保つことは、痛みを悪化させないためにも非常に重要です。口腔内の衛生環境が悪化すると、虫歯や歯周病になって痛みが悪化するかもしれません。 柔らかめの歯ブラシを使用する、優しい力で磨くなど、工夫しながら適切に歯磨きを行いましょう。

硬いものを食べない

ワイヤー矯正の装置は、ご自身では外せません。そのため、食事や歯磨きも装着したまま行います。 咀嚼する際に強い痛みを感じる方が多いですが、硬いものを避けて対応しましょう。特に痛みが出やすい矯正装置を初めて装着したときや、ワイヤーの調整後は、うどんなどの柔らかい食べ物を選んでください。

矯正用ワックスを使用する

矯正用ワックスとは、口腔内を保護するために使用するワックスです。ブラケットやワイヤーが口腔内を刺激して痛む場合に、突出部分につけて使用します。 ブラケットやワイヤーが口腔内に触れて痛む場合は、非常に効果的です。歯科医院で購入できます。

歯科医師に相談する

日常生活に支障をきたすほど強い痛みがある場合や、痛みが長い間続く場合は、無理をせずに歯科医師に相談してください。痛みを和らげるためにワイヤーを調整する、鎮痛剤を処方するなど、適切に対処してもらえます。

まとめ

ワイヤー矯正模型
ワイヤー矯正は、ブラケットやワイヤーを歯に固定して歯を移動させる矯正方法です。取り外し可能なマウスピース矯正とは異なり、歯磨きが難しく磨き残しが生じやすいです。 そのため、虫歯や歯周病のリスクが高まるとされています。仮に虫歯や歯周病が発生した場合、矯正治療を一時的に中断する可能性もあるでしょう。 計画どおりに治療を進めるために、歯科医師や歯科衛生士が推奨する補助アイテムを用いてしっかりと汚れを除去しましょう。ブラッシング指導を受けて歯磨きの質を向上させることも重要です。 矯正治療中に痛みや違和感が生じた場合は、速やかに歯科医師に相談しましょう。 ワイヤー矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年11月30日

インビザラインで部分矯正はできる?部分的な歯並びを改善する選択肢

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。 インビザラインで部分矯正のイメージ
インビザラインでは、歯並び全体を矯正する治療だけではなく、気になる一部の歯並びを治療する部分矯正も行えます。インビザラインの部分矯正にはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか。

今回は、インビザラインの部分矯正について解説します。費用についてもご紹介するので、インビザラインの部分矯正を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインで部分矯正はできる?

インビザラインでの部分矯正に疑問がある女性
部分矯正は、特に気になる部分、例えば前歯などの歯並びを改善するための矯正方法です。全体矯正に比べて治療期間が短く、経済的な負担が少ない傾向にあります。

透明なマウスピースを使用して歯並びを整えるインビザラインは、部分矯正も可能です。ワイヤー矯正と比較して目立たず、治療中の痛みが少ないため、治療の負担を軽減できることがメリットでしょう。

インビザラインでは、軽度の歯並びの乱れに対応するパッケージとして、インビザライン・エクスプレスやインビザライン・ライトが提供されています。奥歯を治療対象に含まない、前歯の治療に特化したインビザライン Goもあります。通常のインビザラインに比べて使用できるマウスピースの枚数が少ないので、部分矯正に適しているでしょう。

ただし、患者さまが一部の歯並びの矯正を希望していても、実際には全体的な矯正が必要となるケースがあります。インビザラインで部分矯正できるかどうかは、歯科医院での精密検査と専門家の評価に基づいて判断されます。

インビザラインで部分矯正するメリット・デメリット

インビザラインで部分矯正するメリット・デメリット
インビザラインで部分矯正する際のメリットとデメリットを確認しましょう。

インビザラインで部分矯正するメリット

まずは、メリットからご紹介します。

治療期間が短い

ワイヤーを使用した部分矯正の平均的な治療期間は12か月程度です。

一方、インビザラインによる部分矯正は、3〜6か月程度と短く設定されていることが多いです。特定の部分の歯並びのみを短期間で改善したい場合、インビザラインの部分矯正が適しているでしょう。

痛みや違和感が少ない

インビザラインの部分矯正は、マウスピース装着時に感じる痛みや違和感が、ほかの矯正治療よりも少ないことが特徴です。治療対象となる歯の本数が少なく、段階的に徐々に歯を動かすためです。

ワイヤー矯正では、矯正装置が舌や頬に当たって傷つけることがあるでしょう。インビザラインのマウスピースは柔らかい素材でできているため、問題が起こりにくいです。

また、食事や歯磨きの際は取り外せるので、口腔内を清潔に維持できます。

費用を抑えて治療できる

インビザラインで全体矯正をする場合の費用は700,000~1,200,000円が目安ですが、部分矯正は200,000~500,000円が目安です。全体矯正の半分程度の費用で治療できるため、挑戦しやすいでしょう。

治療中であることが気づかれにくい

部分矯正であっても、ワイヤー矯正の装置は口を開けた際に目立つでしょう。インビザラインは透明なマウスピースを使用する矯正なので、目立ちません。

インビザラインで部分矯正するデメリット

インビザラインで部分矯正するデメリットは、以下のとおりです。

歯科医師の技術に結果が左右される

インビザラインは、アメリカのアライン・テクノジー社の製品で、マウスピースはアメリカで製作されます。

しかし、治療計画を決定するのは歯科医師なので、担当する歯科医師の知識や経験、技術が治療結果を左右します。マウスピースの使用枚数を決めるのも歯科医師なので、歯科医師の判断が治療期間や費用に影響するのです。

1日20〜22時間マウスピースを装着する必要がある

取り外しが可能なことがインビザラインのメリットですが、好きなだけ取り外してよいわけではありません。治療計画どおりに歯を移動させるには、1日20〜22時間マウスピースを装着する必要があります。

マウスピースは1〜2週間に一度交換しますが、交換時期を守ることも重要です。

インビザラインで部分矯正できる症例

すきっ歯
インビザラインで部分矯正できる症例をご紹介します。

ただし、インビザラインで部分矯正できるかどうかは、歯科医師が判断します。歯並びや口腔内の状態には個人差があるため、精密検査を行って慎重に判断する必要があるでしょう。

ご自身の歯並びがインビザラインの部分矯正で対応できるかどうかは、歯科医院を受診して確認してもらってください。

すきっ歯

歯と歯の間にすき間がある状態をすきっ歯といいます。歯を並べるスペースは十分にあるので歯を動かしやすく、インビザラインの部分矯正が適しています。

ただし、すきっ歯だけではなく、出っ歯や受け口などを併発している場合は、全体矯正を行う必要があるでしょう。

軽度の出っ歯

出っ歯は、上の前歯が前方に突出した状態です。軽度の出っ歯は、インビザラインの部分矯正で治療できます。

ただし、骨格や噛み合わせには問題がない症例に限ります。

軽度の叢生

叢生とは、歯が重なり合って生えているガタガタした歯並びです。歯の大きさに対して顎が小さい場合など、歯が並ぶためのスペースが足りない場合に生じることが多いです。

軽度の場合は、インビザラインの部分矯正で治療可能でしょう。

前歯の捻転

左右どちらかに捻れて生えている歯を、捻転歯(ねんてんし)といいます。適切なスペースがない、または乳歯が抜けるタイミングが遅れるなどの原因で起こります。

インビザラインの部分矯正では、前歯のみが捻転している場合や、叢生はない軽度の捻転に対応可能です。

インビザラインで部分矯正できない症例

インビザラインで部分矯正できないイメージ
「部分的に治療したいからインビザラインの部分矯正を選択したい」と思っても、全体矯正を行う必要がある場合があります。

インビザラインで部分矯正できない症例は、以下のとおりです。

歯並び全体に問題がある症例

一見すると前歯が出ているだけに見えても、根本的な原因が全体的な歯並びにある場合があります。全体的な歯並びや噛み合わせを改善しなければならない場合は、部分矯正では対応できません。

骨格的な問題がある症例

出っ歯や受け口などは、歯の傾斜が原因の場合と、顎の位置などの骨格が原因の場合があります。歯の傾斜が原因で症状が軽度な症例は、インビザラインの部分矯正で治療できるでしょう。

しかし、矯正治療では骨格的な問題は改善できません。骨格的な問題がある場合は、外科手術を行って顎の位置を調整することが多いです。

歯を大きく動かす必要がある症例

インビザラインの部分矯正は、大きな歯の動きには対応できません。複数本の歯を抜いてスペースを確保した場合などは、治療できないことがあるでしょう。

無理にインビザラインの部分矯正を行うと、歯茎が下がるなどのトラブルを引き起こす可能性があります。

インビザラインで部分矯正するときの費用

インビザラインで部分矯正するときの費用を計算
インビザラインで部分矯正をするのに適しているのは、インビザライン・エクスプレス、インビザライン・ライト、インビザライン Goでしょう。

それぞれの特徴と費用を解説します。

インビザライン・エクスプレス

最大7枚のマウスピースを使用できるインビザラインのパッケージです。治療期間は4か月程度で、1〜2本の歯の位置を整えたい場合などに使用されます。後戻りの再治療に用いられることも多いです。

費用の目安は、200,000~400,000円程度でしょう。

インビザライン・ライト

最大14枚のマウスピースを使用できるパッケージです。治療期間は7か月程度で、軽度のすきっ歯や歯の捻れ、後戻りした際の再治療に用いられます。

費用の目安は、300,000〜600,000円程度でしょう。

インビザライン Go

最大20枚のマウスピースを使用できる、前歯の治療に特化した部分矯正です。3~6か月程度で、軽度の出っ歯や叢生、すきっ歯、歯の捻れなどを治療します。

費用の目安は、300,000〜500,000円程度です。

まとめ

インビザラインで部分矯正をした女性
インビザラインの部分矯正は、治療期間や費用面、手軽さから多くのメリットがあります。

しかし、全体的な歯並び・噛み合わせを改善しなければならない場合や、歯並びの乱れが重度な場合は選択できないでしょう。インビザラインの部分矯正が可能かどうかは歯科医師が判断するので、気になる方は気軽にカウンセリングを受けてください。

インビザラインで部分矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年11月23日

ワイヤー矯正治療の平均期間と予定どおりに終わらせるためのポイント!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

ワイヤー矯正の装置を装着している女性と保定装置を装着している女性

歯列矯正にはさまざまな方法があり、そのなかでも「ワイヤー矯正」は代表的な方法です。ワイヤーを用いた矯正方法であり、マウスピース矯正よりもさまざまな歯並びに対応できるというメリットがあります。ワイヤー矯正を検討している方のなかには、治療期間はどれくらいなのか気になっている方がいるのではないでしょうか。

今回は、ワイヤー矯正の平均期間や、矯正を予定どおりに終わらせるためのポイントを解説します。

ワイヤー矯正で歯が動く仕組みとは?

ワイヤーとブラケットを装着した歯

歯の周りには歯を支えるための「歯槽骨」という骨があり、歯と歯槽骨の間には「歯根膜」というクッションの役割を担う薄い膜があります。ワイヤー矯正は、この歯根膜にワイヤーで力を加えて歯並びを整えていく矯正方法です。

ワイヤーによって歯に力が加わると、動く方向側の歯根膜は縮み、反対側の歯根膜は引き伸ばされます。歯根膜には一定の厚みを保とうとする作用があるため、縮んだ歯根膜は膜を広げるために骨を溶かす細胞を活性化させ、引き伸ばされた歯根膜は元の厚みに戻るために骨を作る細胞を活性化させるのです。

このように、力をかけて歯を支える骨を溶かし、新たに骨を作ることを繰り返すことで、少しずつ歯を動かしていきます。

ワイヤー矯正の平均期間

時計とカレンダー

ワイヤー矯正の平均期間は、2~3年程度です。ワイヤー矯正は治療開始前の検査から保定期間まで複数のステップがあります。

治療の流れとステップごとにかかる期間について、以下に解説します。

カウンセリング

ワイヤー矯正を含め、歯列矯正を希望する際には最初にカウンセリングが行われます。カウンセリングでは歯並びに関する悩みを相談します。治療に関する不安点や疑問点がある場合は、カウンセリングで確認しましょう。

カウンセリングでは、歯科医師より歯列矯正の説明なども行われます。カウンセリングの所要時間は30分程度が目安です。

精密検査

矯正することが決まったら、精密検査を行います。カウンセリングと同日に精密検査を受けられる場合もあるでしょう。

精密検査では、レントゲン撮影やCT検査、歯型取り、虫歯・歯周病の検査などを行います。精密検査の所要時間は1時間程度です。1~2週間程度で検査結果が出るでしょう。

診断

精密検査の結果に基づき、治療計画の説明が行われます。治療期間や費用などの説明を聞き、納得ができれば矯正開始です。

事前処置

お口の中の状態によっては、すぐに矯正を開始できない場合もあります。

精密検査の際に虫歯や歯周病が見つかった場合は、先に虫歯や歯周病の治療を行います。矯正中に虫歯や歯周病が悪化すると矯正治療に影響が出るため、矯正開始前に治療する必要があるのです。

虫歯や歯周病の治療期間は症状の度合いによって異なりますが、1日~1か月が目安です。

ただし、重度の歯周病の場合には、治療に半年ほどかかるケースもあります。また、歯を並べるスペースが足りない場合には、抜歯が必要になることがあります。抜歯する本数にもよりますが、1か月程度かかるでしょう。

矯正開始

矯正装置を装着する前に歯のクリーニングをします。歯のクリーニングを行うことで、矯正装置をしっかりと装着できるのです。歯のクリーニングが完了したら、ブラケットを装着し、そのあとにワイヤーを通します。

矯正期間の目安は、全体矯正で2~3年程度、部分矯正で数か月~1年程度です。

定期検診

歯が予定どおり動いているかを確認するために、1~2か月に1回のペースで定期検診を受けます。定期検診では、歯の状態を確認し、矯正装置を調整します。

定期検診を受けないと予定どおりに矯正治療を進められません。また、矯正装置によってお口の中にトラブルが発生していても発見が遅れ、矯正期間が長引く場合もあります。決められた日に定期検診を受けましょう。

保定期間

歯並びが整ったら、矯正装置を取り外します。

しかし、矯正装置を取り外して終了ではありません。矯正後の歯はもとの位置に戻ろうとする後戻りが起こることがあるのです。後戻りを防ぎ、矯正した歯並びを固定するための期間が、保定期間です。保定期間は、歯の矯正にかかった期間と同じ期間となることが一般的です。

保定期間中は、保定装置(リテーナー)を装着する必要があります。保定装置の装着を怠ると、せっかく整えた歯並びがもとの位置に戻ってしまうため、必ず装着しましょう。

ワイヤー矯正の期間が長くなるケースは?

クエスチョンマークが書かれた紙が置かれている

ワイヤー矯正をできるだけ早く終わらせたいと考えていても、長引くケースもあります。

ワイヤー矯正の期間が長くなるケースは、以下のとおりです。

重度の叢生(そうせい)の場合

重度の叢生(そうせい)の場合は、歯を動かす距離が長くなるため矯正期間も長引くでしょう。叢生とは、でこぼこした歯並びや、歯と歯が重なり合った歯並びのことです。

重度の叢生の場合は、歯を並べるスペースが足りないことが多いため、抜歯が必要になるでしょう。抜歯をすることで歯を並べるスペースを確保できますが、その分矯正期間は長くなるでしょう。

適切な口腔ケアができていない場合

ワイヤー矯正中は、ブラケットやワイヤーの周囲に食べかすや歯垢が溜まりやすいです。適切な口腔ケアができていないと、虫歯や歯周病になるリスクがあります。

矯正中に虫歯や歯周病になった場合は、虫歯や歯周病の治療を優先するのが一般的です。そのため、虫歯や歯周病の治療が終わるまでは矯正治療を中断することになるでしょう。その結果、矯正期間が長引いてしまうのです。

治療を長引かせないためにも、日頃からしっかりと口腔ケアを行いましょう。

舌や口周りの癖がある場合

舌で前歯を押す・唇を噛む・頬杖をつくなど、舌や口周りに癖のある方は、矯正期間が長引く可能性があります。なぜなら、癖によって歯に余分な力が加わり、矯正治療を阻害するためです。

舌や口周りの癖がある方は、意識して改善しましょう。

ワイヤー矯正を予定どおりに終わらせるためには

水色の背景の前に置かれたびっくりマーク

ワイヤー矯正を予定どおりに終わらせるために心がけるべきポイントをご紹介します。

ワイヤー矯正を予定どおりに終わらせるために、以下のことを心がけましょう。

しっかりとブラッシングをする

矯正中はブラケットやワイヤーがあるため歯を磨きにくいと感じる方も多いでしょう。

自分ではきれいにブラッシングしているつもりでも、矯正装置に汚れが付着したままになっていることも少なくありません。磨き残しがあると、虫歯や歯周病になるリスクが高まります。

上述のとおり、矯正中に虫歯や歯周病になった場合は、虫歯や歯周病の治療が優先されるため、結果として矯正期間が長引くことがあるのです。予定どおりに矯正を終わらせるためには、虫歯や歯周病を予防することが重要といえます。

ブラケットやワイヤーの周囲を磨くときは、タフトブラシや歯間ブラシを使うとよいでしょう。タフトブラシや歯間ブラシを使うことで、歯ブラシでは磨きにくい部分の汚れを落とすことができます。

ブラケットやワイヤーの周囲に磨き残しがないように、毎日しっかりとブラッシングを行いましょう。

食事に注意する

硬い食べ物や粘り気のある食べ物は、歯や矯正装置に負担を与えるため避けましょう。矯正装置が外れることもあります。

矯正装置が外れた状態では、歯を動かせません。歯科医院を受診せずに放置すると、歯を動かせないだけでなく、口腔内に傷がつくなどのトラブルの原因になり、矯正期間が長引くでしょう。

ワイヤー矯正を予定どおりに終わらせるためにも、硬い食べ物や粘り気のある食べ物は避け、万が一、矯正装置が外れた場合には、速やかに歯科医院を受診しましょう。

定期検診を受ける

矯正中は、1~2か月に1回のペースで定期検診を受ける必要があります。

しかし、スケジュールが合わない・面倒くさいなどの理由で定期検診を受けない方もいるでしょう。

定期検診では歯の動きを確認しながらワイヤーの調整を行います。予定どおり矯正治療を終わらせるためには定期検診を受ける必要があるのです。スケジュール調整が大変な場合もあるかもしれませんが、スムーズに矯正治療を進めるために、歯科医師の指示どおりに定期検診を受けましょう。

まとめ

ワイヤー矯正の装置を装着している女性

今回は、ワイヤー矯正の平均期間や、矯正を予定どおりに終わらせるためのポイントについて解説しました。

ワイヤー矯正の平均期間は、2~3年程度です。矯正中に虫歯や歯周病になると、矯正期間が長引くことがあります。

また、歯並びが整ったあとも歯の後戻りを防ぐための保定期間が必要です。保定期間中は、しっかりと保定装置を装着して後戻りを防ぎましょう。

予定どおりに矯正を終わらせるためには、日々のブラッシングなどの口腔ケアをしっかり行い、定期検診を受けることが大切です。歯科医師の指示に従って矯正治療を進めましょう。

ワイヤー矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年11月09日

インビザラインの費用の平均と内訳!費用が追加されるケースも解説

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

マウスピースが装着された歯の模型

インビザラインとは、透明のマウスピースを使用して歯を動かす矯正方法です。透明なマウスピースを使用するため目立たない矯正方法として人気ですが、費用が気になるという方が多いのではないでしょうか。。

今回は、インビザラインの費用の平均と内訳、また費用が追加されるケースについて詳しく解説します。インビザラインを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

インビザラインとは?

黒い背景の前に置かれたマウスピース

インビザラインとは透明のマウスピースを装着して、歯を動かす矯正方法です。装置が透明なので、装着時に周囲に気づかれにくい点がメリットといえるでしょう。

マウスピースの装着時間は1日20〜22時間以上です。1〜2週間ごとに新しいマウスピースに交換して歯を動かします。使用するマウスピースは、治療計画の段階ですべて作製されるため、頻繁に歯科医院を受診する必要がありません。

インビザラインの費用の平均

水色の電卓

インビザラインの費用の平均は、700,000〜1,000,000円です。

お口の状態よって治療に必要なマウスピースの枚数や期間は異なります。また、インビザラインは保険が適用されず、自費診療です。そのため、費用設定は歯科医院ごとに異なります。

インビザラインの費用の内訳

階段状に積まれたコイン

インビザラインの費用の内訳は、以下のとおりです。

治療開始前のカウンセリング料

多くの歯科医院で、実際に矯正治療を始める前にカウンセリングや矯正相談を行なっています。治療開始前のカウンセリング料は0〜10,000円程度です。

治療開始前のカウンセリングや矯正相談で行う内容は歯科医院によって異なるため費用に差があります。無料で行なっているところもありますが、内容が異なるため、どちらがよいというわけではありません。

カウンセリングでは歯並びの状態を確認し、インビザラインで治療できるか判断します。治療に関して不安なことがある場合は、カウンセリングの際に相談しましょう。

また、カウンセリングや矯正相談を受けたからといって、必ずしも矯正治療を始めなければいけないわけではありません。

検査費用

矯正治療を始める前に検査をして、治療計画を立てる際に必要な資料採りをします。検査費用は、10,000〜50,000円程度です。歯科医院によっては、検査費用のすべてが矯正治療の費用に含まれている場合もあるため、事前に確認しましょう。

検査項目は、以下のとおりです。

  • レントゲン撮影
  • CT撮影
  • 顔の写真撮影
  • 歯並びの撮影
  • CTスキャンによる歯型採取

インビザラインでは、治療計画を立てる専用のソフトであるクリンチェックを使って、実際に歯並びを整える過程をシミュレーションし、その結果を元にマウスピースを作製します。

治療を始める前に歯並びが整う過程をシミュレーションできるので、患者さん自身も治療後の歯並びのイメージがしやすく、安心して矯正治療を始めることができるでしょう。

矯正装置費用

矯正装置の作製にかかる費用は、700,000〜1,000,000円程度です。

矯正装置費用のなかに、検査費用や、このあと解説する保定装置の費用も含まれている場合もあるため、詳しくは歯科医院に確認しましょう。

ここでいう矯正装置とは、インビザラインで使用する透明のマウスピースのことです。歯並びを整えるまでのすべてのマウスピースを最初に作製します。マウスピースの枚数は、全体の矯正で40〜50枚程度になることが多いです。

調整料

矯正治療を開始したら、定期的に歯科医院に通院し、矯正治療の進行状況などのチェックを行います。インビザラインの場合には、歯の移動をスムーズに行うためにアタッチメントという樹脂でできた突起を歯に接着させることがあり、アタッチメントのチェックも行ないます。

1〜2か月に1回の通院が目安となり、1回あたりの費用は3,000〜10,000円程度です。

保定装置費用

歯並びが整ったらインビザラインで移動させた歯の位置を固定するために、リテーナーと呼ばれる保定装置を装着します。保定装置を装着しないと、歯が元の位置に戻ってしまいます。

保定装置の費用は、10,000〜60,000円程度です。

保定期間は一般的に歯を動かすのにかかった期間と同程度で、保定期間中も定期的に歯科医院を受診する必要があります。受診の際にかかる費用は、3,000〜5,000円程度です。

インビザラインで費用が追加されるケース

両手を広げる女性歯科衛生士

インビザライン治療が計画どおりに進まないと、費用が追加で必要になることがあります。

インビザラインで費用が追加されるケースは、以下のとおりです。

マウスピースを紛失した場合

インビザラインのマウスピースを紛失した場合には、再作製のための追加費用がかかります。追加費用は、1枚あたり10,000円程度です。

食事や歯磨きのときにマウスピースを外すことができますが、適切に保管をしないと紛失する可能性があります。マウスピースを外したときには、専用のマウスピースに保管しましょう。

治療期間が延長になった場合

計画どおりに歯が動いていないと治療期間が延長になることがあります。治療期間が延長になると歯科医院を受診する回数が増え、その都度調整料がかかるのです。

計画どおりに歯が動かない原因には、マウスピースの装着時間が短いことや、マウスピースの交換時期を間違えたことなどが挙げられます。計画どおりに治療を終えられるよう、また治療期間延長による追加費用の発生を避けるためにも、マウスピースの装着時間と交換時期はしっかり守りましょう。

インビザラインと保険適用について

医療系のイラストが描かれた木のブロック

インビザラインは、基本的に保険適用の対象になりません。矯正治療は病気を治すための最低限の治療にあたらないためです。自費治療のため、通常の虫歯治療などの金額に比べて高額になります。

一部例外として、骨形成不全などの先天的な病気により、顎骨に変形などがみられる場合には保険が適用されるケースもあるため、詳しくは歯科医院に確認しましょう。

インビザラインの費用を安くする方法

電卓の病院の領収書

インビザラインの費用を安くする方法はあるのでしょうか。

インビザラインの費用を安くするためのポイントを、以下に詳しく解説します。

部分矯正を検討する

部分矯正にすることで費用を安く抑えることができるでしょう。

インビザラインには全体矯正と部分矯正があります。全体矯正に比べて部分矯正のほうが費用は安いです。前歯などの一部分のみを矯正したい場合には、部分矯正にするとよいでしょう。

医療費控除を活用する

医療費控除とは、1月1日〜12月31日までの医療費が一定の金額を超えた場合に、控除を受けられる制度です。医療費が一定の金額を超える場合には確定申告で申請しましょう。

ただし、医療費控除の対象になるのは、歯科医師が治療が必要であると判断した場合のみです。審美目的の矯正の場合は対象となりません。医療費控除の対象になるかは、歯科医師に確認しましょう。

マウスピースの装着時間・交換時期を守る

マウスピースの装着時間・交換時期は守りましょう。

前述のとおり、マウスピースの装着時間・交換時期を守らないと計画どおりに歯が動かず治療期間が延長になり、結果として歯科医院を受診するたびに調整料などの追加費用が発生します。

計画どおりに治療を終えるためにも、マウスピースは1日20〜22時間以上装着し、決められたタイミングで新しいマウスピースに交換しましょう。

歯とマウスピースのケアをしっかり行う

インビザライン治療中に虫歯・歯周病になると、治療費がかかります。虫歯・歯周病を予防し、余計な治療費を発生させないためにも、歯とマウスピースのケアをしっかり行いましょう。

インビザラインはマウスピースを外して歯磨きができるため、ほかの治療法に比べて虫歯・歯周病になるリスクは低いといわれています。

しかし、マウスピースのお手入れを怠るとマウスピースに付着した細菌によって虫歯や歯周病になる可能性があるのです。虫歯や歯周病が進行し、治療を中断しなければならず、結果としてインビザラインの治療期間が延長になるケースもあるでしょう。

虫歯・歯周病の治療にかかる費用や、インビザライン治療が延長になることによる費用の発生を避けるためにも、歯とマウスピースのケアをしっかりと行いましょう。

まとめ

マウスピースを持っている女性

今回は、インビザラインの費用について詳しく解説しました。

費用の内訳は歯科医院ごとに異なるため、治療開始前にしっかりと確認しましょう。インビザラインの費用自体を安くすることは難しいですが、余計な費用がかからないようにすることはできます。

計画どおりに治療が進まないと費用がかさんでしまうため、マウスピースの装着時間・交換時期を守り、何かトラブルがあった際には、必ず早めに歯科医院を受診しましょう。

インビザラインを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年10月19日

ワイヤー矯正の種類とは?ブラケット・ワイヤーの種類も比較して解説

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

ワイヤー矯正をしている女性

ワイヤー矯正にも種類があることをご存じでしょうか。「ワイヤー矯正に使われている装置の種類や特徴を知りたい」「何を基準にワイヤー矯正の装置を選べばいいかわからない」とお悩みの方もいるでしょう。

今回は、ワイヤー矯正の概要や種類、装置の選び方を解説します。ワイヤー矯正についての知識を深めれば、安心して治療を受けられるでしょう。ぜひ参考にしてください。

ワイヤー矯正とは?


ワイヤー矯正の模型

ワイヤー矯正とは、ワイヤーで歯に圧力をかけて動かし、歯並びを整える治療法です。歯の表面にブラケットとよばれる器具を装着し、ブラケットにワイヤーを通して歯に力を加えます。

ブラケットとワイヤーにはいくつか種類があるため、歯の状態に合わせて適切なものを選びます。定期的に歯並びの状態を確認し、器具を調整しながら治療を進めるのです。

ワイヤー矯正の種類


矯正模型

ワイヤー矯正の種類は、以下のとおりです。

  • 表側矯正(唇側矯正)
  • 裏側矯正(舌側矯正)
  • ハーフリンガル矯正

それぞれ解説します。

表側矯正(唇側矯正)

表側矯正とは、矯正器具を歯の表側(唇側)に装着する治療法です。最も一般的な治療法であり、歯列矯正といえば多くの方が表側矯正をイメージするでしょう。

食事や発語に大きな影響を与えず、違和感があっても1週間ほどで慣れる方が多いです。幅広い症例に対応できる治療法ですが、矯正器具が目立つため避けたいと思う方もいるかもしれません。

裏側矯正 (舌側矯正)

裏側矯正とは、矯正器具を歯の裏側に装着する治療法です。矯正器具が目立ちにくいため、自然な見た目を保てることが大きなメリットでしょう。

しかし、表側矯正よりも費用が高額な場合が多いです。歯の裏側に矯正器具を装着するので、話すときに舌がぶつかる、歯磨きが行き届かず虫歯の原因になるなどのデメリットがあります。

ハーフリンガル矯正

ハーフリンガル矯正とは、上の歯は表側に、下の歯は裏側に矯正器具を装着する治療法です。表側矯正と裏側矯正のメリット・デメリットを持ち合わせています。

表側矯正ほどワイヤーが目立たず、裏側矯正よりも安く治療できる方法です。ハイブリッド矯正やコンバインド矯正ともよばれます。

ブラケットの種類


ワイヤー矯正の模型を持つ女性

ブラケットは、歯の表面に設置してワイヤーを通す矯正装置です。ブラケットには、主に以下5つの種類があります。

  • メタルブラケット
  • セラミックブラケット
  • プラスチックブラケット
  • ジルコニアブラケット
  • セルフライゲーションブラケット

それぞれ解説します。

メタルブラケット

メタルブラケットとは、ブラケットのなかで最も一般的で安価なブラケットです。金属でできているため丈夫ですが、目立ちやすいです。見た目が気になる方には向いていないでしょう。

特に見た目を気にしない方であれば、最も安く確実に歯を移動できる装置です。

セラミックブラケット

セラミックブラケットは、セラミックで作られているブラケットです。天然歯に近い色や透明感があるため、装着していることが目立ちにくいでしょう。

汚れや変色にも強いため、ワイヤー矯正中も自然な見た目を保ちたい方に適しています。強度は、メタルブラケットよりもやや劣ります。

プラスチックブラケット

プラスチックブラケットは、プラスチックで作られている透明なブラケットです。メタルブラケットよりも目立ちにくいですが、強度はメタルブラケットよりも劣ります。

変色しやすい、装置に厚みがあるなどのデメリットがあるブラケットです。

ジルコニアブラケット

ジルコニアブラケットは、ジルコニアを使用して作られたブラケットです。非常に強度に優れていることが特徴でしょう。

ジルコニアは人工ダイヤモンドといわれており、ジュエリーにも用いられている素材です。表面が滑らかで汚れにくく、長期間きれいな状態を保てます。

ジルコニアブラケットは小さく作られますが、弱い力で歯を移動させられるため、治療中の痛みを軽減できるでしょう。

セルフライゲーションブラケット

セルフライゲーションブラケットは、クリップのような構造のブラケットです。通常、細い針金やゴムを使ってワイヤーをブラケットに固定しますが、ワイヤーをそのままブラケットに固定できます。

針金やゴムを使わず、直接ワイヤーをブラケットに固定できるため、ワイヤーとブラケットの摩擦が減ることが特徴です。痛みを軽減しながら、適切な矯正力を歯に加えられます。

治療期間の短縮にもつながりますが、追加料金が発生する歯科医院があります。

ワイヤーの種類


矯正の説明をする医師

ワイヤーの種類は、以下のとおりです。

  • 断面が丸いワイヤー
  • 断面が四角いワイヤー
  • 太いワイヤー
  • 細いワイヤー
  • ホワイトワイヤー

ワイヤー矯正では、ワイヤーを使い分けることで歯にかかる圧力を調整します。定期的に通院して歯の状態を確認し、ワイヤーを変えながら歯並びを調整するのです。

それぞれのワイヤーの特徴を、簡単に解説します。

断面が丸いワイヤー

断面が丸いワイヤーは、歯に適切な矯正力をかけられるワイヤーです。断面が丸いのである程度の摩擦が生まれ、弱い力で歯を動かす症例に向いています。

断面が四角いワイヤー

断面が四角いワイヤーは、しっかり歯に密着するため摩擦が少ないです。固定力が高いため、強い力で歯を動かす症例に向いています。

歯の角度調整にも適しているので、仕上げの段階で使用されることも多いです。

太いワイヤー

太いワイヤーは、歯に対して強い矯正力を加えられます。矯正治療を行ってある程度歯並びが整ったときに、最後の仕上げとして歯並びを固定させるために使用することが多いです。

細いワイヤー

細いワイヤーは、歯に対して弱い矯正力を加えられます。矯正治療を開始したばかりの時期など、乱れた歯並びを少しずつ動かして整えるときに役立ちます。

ホワイトワイヤー

ホワイトワイヤーとは、その名のとおり白色に加工されたワイヤーです。白いワイヤーを用いるので、目立たないことがメリットです。

ただし、白いコーティングが剥がれて銀色のワイヤーが見える可能性があります。

ワイヤー矯正の装置の選び方


笑顔の女性

上述したように、ワイヤー矯正の治療法や使用する装置には、それぞれメリット・デメリットがあります。特徴をよく比較して、ご自身に合った治療法を選択することが大切です。

また、金属アレルギーがある方は、アレルギーがあっても受けられる治療なのかを確認する必要があります。ワイヤー矯正で使用するブラケットやワイヤーには、金属が使われる場合があるからです。

金属アレルギーがあることを事前に歯科医師へ伝えて、体質にあった装置を選びましょう。

まとめ


歯の模型を持つ少女

今回は、ワイヤー矯正の種類や使用する装置の特徴について解説しました。

ワイヤー矯正には、表側矯正(唇側矯正)、裏側矯正(舌側矯正)、ハーフリンガル矯正の3つの種類があります。矯正装置を装着する位置によって分けられますが、目立ちにくい方法ほど高額になることが多いです。

また、裏側矯正を行うには特別な技術が必要なため、行っていない歯科医院もあります。ハーフリンガル矯正も同様です。裏側矯正を検討している方は、受診する予定の歯科医院に確認しましょう。

ブラケットやワイヤーにも、いくつか種類があります。治療法や装置には、それぞれメリット・デメリットがあります。本記事の内容を参考に比較する、歯科医師に相談するなどして、ご自身にとってベストな治療を選びましょう。

ワイヤー矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年10月05日

出っ歯の悩みを解消!インビザラインでの治療法や費用を解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インビザラインをもって微笑んでいる男性

出っ歯が気になり、インビザラインでの矯正を考えている方は大勢いらっしゃいます。インビザラインはマウスピース矯正のブランドで、世界中で最も多く採用されています。

しかし、出っ歯の矯正を検討するにあたり「本当にインビザラインで出っ歯は治せるのか」「インビザラインで出っ歯を治すとどれくらいの期間が必要なのか」などの不安もあるでしょう。

今回は、インビザラインでの出っ歯の矯正について、治療の流れや必要な期間、費用などを解説します。出っ歯の矯正を検討されている方は、ぜひ参考にしてください。

出っ歯とは?

首をかしげ悩ましい様子の男性

出っ歯とは、奥歯を噛み合わせたときに上顎や上の歯が前に飛び出ている状態です。日本人に多く見られる歯並びで、専門用語では上顎前突とよびます。

出っ歯だと「歯が出ているので横顔が気になる」「口を開けるのが恥ずかしい」と、コンプレックスに感じる方も少なくありません。また「唇を閉じるのが難しく、口呼吸になる」「転んだときに前歯を打ちやすい」「噛み合わせが悪く顎に負担がかかりやすい」「発音しにくい」など、支障をきたす場合もあります。

出っ歯は、見た目だけでなく、健康面から考えても矯正治療で噛み合わせを調節したほうがよい症例が多いです。

出っ歯になる原因とは?

原因と結果という英字が書かれている黒板

出っ歯になる主な2つの原因は、以下のとおりです。

  • 遺伝的な要因
  • 後天的な要因

歯並びや顎の骨格は遺伝します。両親が出っ歯だと、こどもも出っ歯になる確率が高いでしょう。

しかし、遺伝的な要素だけでなく、後天的な要素も出っ歯に大きく関係します。たとえば「指しゃぶりする」「おしゃぶりする」「爪を噛む」「舌で前歯を押す」などの癖があると、少しずつ歯を動かしてしまい、出っ歯になります。

出っ歯を防止する観点から考えた場合、お子さまに何らかの癖があるなら、できるだけ早くやめる練習をしたほうがよいでしょう。

インビザラインで出っ歯は治療できる?

クエスチョンマーク

症例にもよりますが、インビザラインで出っ歯の矯正ができるケースは少なくありません。

これまで「マウスピースで出っ歯を治療するのは難しい」といわれてきたのは事実ですが、インビザラインは出っ歯を含む多くの症例に適応しています。以前に比べると、難しい症例でもインビザラインでの矯正が可能となってきました。

ただし、インビザラインで出っ歯を矯正するには、歯科医師のスキルや経験が大きく関係します。そのため、インビザラインの症例を多く手がけている経験豊富な歯科医師から治療を受けることが大切です。

以下、インビザラインで出っ歯の矯正をするにあたり、3つのポイントについて解説します。

出っ歯の3つのタイプとは?

出っ歯には、以下の3つのタイプがあります。

  • 【歯並びの問題】上の前歯が傾斜しているタイプ
  • 【骨格の問題】上顎が前にでているタイプ
  • 【歯並びと骨格の問題】上顎と前歯の両方が前にでているタイプ

上の前歯が傾斜して出っ歯になっている場合は、インビザラインで治療できる可能性が高いでしょう。

また、インビザライン治療の際、必ずしも抜歯が必要とは限りません。上顎が前にでているタイプは、軽度であればインビザラインでの矯正ができる症例もあります。

インビザラインだけでの治療が難しい出っ歯とは?

歯並びの問題や骨格の問題が重度である場合は、インビザラインだけでの治療は難しいでしょう。その場合は、抜歯やほかの外科的手術が必要となることがあります。

歯並びや骨格の問題は、見た目だけでは判断できません。歯型を取り、レントゲン撮影を行い、精密検査のあとで診断します。また、歯科医師によっても診断が異なります。A歯科医院では「インビザラインの治療は難しい」と診断された場合でも、B歯科医院では「可能である」と診断されるケースもあるのです。

納得のいく矯正をするためには、セカンドオピニオンを聞くことも大切です。

インビザラインで出っ歯の矯正をするメリットとデメリットとは?

インビザラインで出っ歯の矯正をする場合、メリットとデメリットがあります。双方についてよく考えたうえで、治療を決定しましょう。

以下、インビザラインで出っ歯の矯正をするメリットとデメリットを解説します。

インビザラインで出っ歯の矯正をするメリットとは?

インビザラインで出っ歯の矯正をするメリットは、以下のとおりです。

  • 目立ちにくい
  • 取り外しが可能である
  • 2〜3か月に1回の通院でよい
  • 3Dシミュレーターをチェックして治療後のイメージができる

インビザラインは透明の薄いマウスピースを使用するため、ほとんど目立ちません。取り外しも可能で手入れもしやすく、2〜3か月に1回の通院でよいため、社会人の方や子育て中の方など、お忙しい方でも治療をしやすいメリットがあります。

また、シミュレーターで治療後のイメージをすることや経過観察することができるため、モチベーションも保ちやすいでしょう。

インビザラインで出っ歯の矯正をするデメリットとは?

一方、インビザラインで出っ歯の矯正をするデメリットは、以下のとおりです。

  • 1日20~22時間以上、インビザラインを装着する必要がある
  • インビザラインの装着を誤ると治療に影響がでる
  • 奥歯の噛み合わせに影響がでることもある
  • インビザラインのみでの治療が難しい症例もある

インビザラインは1日20~22時間以上、正しく装着する必要があります。装着時間が短い場合や装着方法を誤った場合、計画どおりの結果は得られません。

また、インビザラインを長期間装着することで、奥歯の噛み合わせに影響がでるリスクもあり、矯正後に奥歯の噛み合わせを調整する必要が生じることもあるでしょう。さらに、重度の出っ歯の場合は、インビザラインのみでの治療が難しいと診断される可能性もあります。

インビザラインで出っ歯を治療する流れ

ステップ「STEP」と書かれた積み木と靴のおもちゃ

インビザラインで出っ歯を治療する流れは、以下のとおりです。

①カウンセリング・検査

治療を開始する前に、カウンセリングを受けて精密検査を実施します。カウンセリングでは「歯科医師やスタッフの雰囲気はどうか」「メリットやデメリットをわかりやすく説明してくれるか」「質問にも丁寧に答えてくれるか」などを見極めましょう。

精密検査で得た顎や歯並びに関する詳しいデータをもとに、今後の治療方針を決定します。カウンセリングに納得いかない場合、ほかの歯科医院でセカンドオピニオンを聞くのもよいでしょう。

②外科的手術(必要な場合)

重度の出っ歯で、抜歯を含む外科的手術が必要な場合は、矯正前に治療します。また、虫歯や歯周病が見つかった場合も先に治療します。

外科的手術が終わり、経過が落ち着いてきたら矯正開始です。

③インビザラインの作製

採得した歯型をもとに、インビザラインの作製をします。インビザラインは、発注後約3週間でできあがるため、それまで待たなければなりません。

インビザラインが完成すると、いよいよ出っ歯の矯正がスタートします。

④インビザラインの装着開始

インビザラインの矯正方法は、以下のとおりです。

  • 1日に20~22時間以上装着する
  • 2週間に一度新しいマウスピースに変える
  • 2〜3か月に一度、通院する

インビザライン治療では、できあがったインビザラインをまとめて受け取るため、装着する時間や交換する日付などをご自身で管理する必要があります。何度も歯科医院にする必要はなく、2〜3か月に1回のペースで通院し、計画どおりに歯が動いているかなどをチェックします。

⑤保定期間

矯正が終了すると、保定期間に入ります。保定期間内に行う主な内容は、以下のとおりです。

  • リテーナーという保定装置を装着する
  • 定期検診で歯並びをチェックする

リテーナーを装着し、後戻りを防ぎます。また、定期検診では歯並びの状態を確認します。正しく保定期間を過ごすことで、美しい歯並びをキープしやすくなるでしょう。

インビザラインでの出っ歯治療にかかる期間

期間をあらわすカレンダーと置き時計

インビザラインでの出っ歯の治療にかかる期間は、出っ歯の症状によって異なります。軽度の出っ歯であれば部分矯正が可能です。

しかし、中度~重度の出っ歯であれば、全体矯正が必要となる可能性が高いでしょう。部分矯正と全体矯正それぞれにかかる期間の目安は、以下のとおりです。

<部分矯正と全体矯正の期間の目安について>

矯正の種類 矯正期間

部分矯正

約1年未満

全体矯正

約2〜3年

矯正期間の目安については、カウンセリングと精密検査のときに歯科医師に確認してください。

インビザラインでの出っ歯治療にかかる費用

小銭が積まれている

出っ歯の矯正の多くは自由診療のため、保険適用となりません。そのため、歯科医院によって費用設定が異なります。また、インビザラインでの出っ歯の治療にかかる費用は、部分矯正か全体矯正かによっても変わります。

部分矯正と全体矯正の費用の目安は、以下のとおりです。

<部分矯正と全体矯正の費用の目安について>

矯正の種類 矯正費用

部分矯正

約40〜50万円

全体矯正

約80〜130万円

そのほか、カウンセリング料、精密検査料、通院料、リテーナー装置代などが別途かかることも珍しくありません。

歯科医院によってはトータルフィー制度を採用しているところもあります。分かりやすい料金設定をしている歯科医院を選びましょう。予算オーバーで矯正を中断しないためにも、治療前に詳しい料金を確認することは重要です。

まとめ

インビザラインを手に持って笑顔の男性

出っ歯は、症状の度合いにもよりますが、インビザラインで矯正ができる可能性があります。

インビザラインは目立ちにくく、通院する頻度も高くないため、忙しい方でも出っ歯の治療が可能です。カウンセリングで不安なことや質問したいことがあれば、遠慮なく歯科医師に質問しましょう。

出っ歯の矯正は長期におよぶことも少なくありません。歯科医師と信頼関係を築き、安心して治療するためにも、歯科医師の矯正方針に納得したうえで治療を開始してください。

出っ歯の治療でインビザラインを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年09月17日

インビザラインで治療ができない歯並びと治療が向かない人を解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インビザラインを専用のケースに入れて保管する

インビザラインで治療ができない歯並びは、乱れが重度の症例や、骨格に問題がある症例などです。1日20~22時間マウスピースを装着できない人も、インビザライン治療はできないと判断されるでしょう。

今回は、インビザラインで治療ができない歯並びや、治療が向かない人について詳しく解説します。

インビザラインで治療ができない歯並びとは?

鏡で口内を見て戸惑う女性

インビザラインは、マウスピースを使用してゆっくりと歯を動かす矯正方法です。そのため、乱れが重度の症例はインビザラインで治療できないことがあります。

インビザラインで治療ができない歯並びは、以下のとおりです。

重度の叢生

叢生とは、歯が重なって生えている、捻れて生えているような、ガタガタした歯並びのことです。重度の叢生は、インビザラインでの治療が難しいとされています。

叢生は、歯がきれいに並ぶためのスペースが不足していることが原因の場合が多く、矯正治療を行う際は抜歯が必要となります。抜歯をすると、歯の移動距離が長くなるでしょう。

重度の叢生の治療では、抜歯をして生まれたスペースを利用して、捻れて生えている歯を正しい向きに回転させる、不適切な位置に生えている歯を適正な位置へ調整するなどの作業を行わなければなりません。インビザラインは歯の大きな移動が得意ではないため、治療が難航する可能性があります。

重度の受け口

重度の受け口は、インビザラインでは治療できません。受け口は、下顎や下の歯が上の歯よりも前に出ている状態です。重度の受け口の治療も、叢生と同様に大規模な歯の位置調整が必要となります。

抜歯や外科手術を行うことが多いため、細かな歯並びの調整を得意とするインビザラインでは治療ができないでしょう。

重度の出っ歯

重度の出っ歯を矯正する場合、抜歯が必要となることが多いです。歯の大幅な移動や後方への平行移動が必要となりますが、インビザラインでは難しいでしょう。

特に骨格に異常がある場合、矯正治療と併せて外科手術が必要となることもあります。

重度の過蓋咬合

過蓋咬合は、噛み合わせが深く、奥歯を噛んだ際に下の前歯が上の前歯に隠れて見えなくなる状態です。重度の過蓋咬合は、インビザラインでの治療が非常に困難といわれています。

治療では、前歯を歯茎方向へ押し下げる「圧下」や、奥歯を舌側の正しい位置へ引き出す「挺出」を行わなければなりません。インビザラインが苦手とする動きなので、過蓋咬合の治療は難しいのです。

過蓋咬合の原因は、歯ではなく顎の骨に起因するものが多く、骨格レベルでの治療が必要となることも珍しくありません。インビザラインは歯並びの調整は可能ですが、骨格にアプローチして歯並びを改善することはできないのです。

インビザライン治療が向かない人とは?

顎に手を当てて考える女性

歯並びだけでなく、口腔内の状態によってインビザライン治療が向かない人がいます。

インビザライン治療が向かない人は、以下のとおりです。

重度の歯周病がある人

歯周病は、歯茎の炎症を引き起こして歯周組織を破壊する病気です。進行すると歯茎から出血し、炎症が骨にまで拡大すると、骨を溶かす可能性があります。骨が溶かされている状態では、インビザラインやほかの矯正治療が非常に困難になるでしょう。

歯科治療は歯の移動を目的としており、健康な骨と歯周組織が歯を支えることが前提となっています。矯正時には強い力が歯に加わるため、歯周組織や骨が弱まっていると歯が抜ける可能性があるのです。

そのため、歯周病が治っても、骨や歯周組織が健康でない場合、矯正治療は困難と判断されます。

抜歯の本数が多い人

前述したように、インビザライン治療は歯の平行移動や大幅な移動に対応できません。インビザライン治療は、主に歯を前後に動かすことで歯並びを調整します。

抜歯した場所への歯の移動をインビザラインで行うと、非常に時間がかかります。そのため、ワイヤー矯正などほかの矯正治療と組み合わせる、別の方法を検討するなど、インビザラインだけでは治療できないことが多いです。

インプラントが入っている人

インプラントは天然歯とは異なり、人工的に骨に埋め込まれたものなので移動できません。インプラントの根が骨に固定されているためです。

歯列矯正は、主に天然歯を動かすことを目的とした治療なので、インプラントを動かすことはできないのです。

マウスピースを1日20~22時間装着できない人

インビザライン治療では、マウスピースの装着時間が治療結果に直結します。1日20~22時間マウスピースを装着できない人は、インビザライン治療は向いていません。装着時間が短いと、期待する治療結果を得られない可能性があります。

ワイヤー矯正は自身で取り外すことができないため、装着時間を気にする必要がありません。装着時間を確保できるかどうかを考えて、治療法を選ぶことが重要です。

マウスピースの管理や口腔ケアを徹底できない人

インビザライン治療では、食事や歯磨きの際にマウスピースを外さなければいけません。マウスピースを装着したまま食事をすると、マウスピースが破損する可能性があります。口内の衛生状態も悪くなるでしょう。

食事のあと、歯のケアやマウスピースのお手入れを怠ると、虫歯や歯周病のリスクが高まります。虫歯や歯周病になると、矯正治療が中断される場合や、治療計画が変更される場合があります。そのため、日常のケアや自己管理が苦手な人は、インビザラインの治療が向いていません。

定期的な通院ができない人

インビザライン治療では、治療の進行状況をチェックするため、2~3か月に一度の頻度で通院しなければなりません。通院した際は、進行状況の確認だけでなく、虫歯や歯周病の検査、歯のクリーニングなども行われます。

仕事や生活が忙しく、定期的な通院を続けることが難しい人は、インビザライン治療は向いていないでしょう。

インビザラインで治療ができない・向かない人はどうする?

机に置かれたワイヤー矯正を行われた歯列模型

インビザラインで治療ができない・向かない人は、別の矯正方法を検討する必要があります。インビザライン治療以外の矯正方法は、以下のとおりです。

ワイヤー矯正で治療する

インビザライン矯正が適応できないケースでは、ワイヤー矯正を行う場合が多いです。ワイヤー矯正では、歯の表面にブラケットを固定し、ブラケットにワイヤーを取り付けて歯を矯正します。重度の叢生や出っ歯の治療にも効果的で、インビザラインよりも強い力を利用して歯を迅速に動かすことが可能です。

ただし、ワイヤー矯正はインビザラインと違って自身で取り外しができません。見た目が気になる方は、透明や白色のクリアブラケットというオプションを選択するとよいでしょう。歯の色に近いため、目立ちにくいです。

裏側矯正で治療する

裏側矯正は、歯の裏側にブラケットとワイヤーを取り付ける矯正方法です。従来のワイヤー矯正と比較して目立ちにくい特長があります。

インビザラインでは治療できない歯並びの問題を改善することが可能で、特に出っ歯や受け口の治療に向いています。歯の裏側は表側よりもエナメル質が厚く、唾液によって常時湿っているため、虫歯になりにくいことがメリットです。

歯の裏側は形状が複雑なので、装置の取り付けが一般的なワイヤー矯正よりも難しく、専門的な技術と経験を要します。裏側矯正は技術力と経験が豊富な歯科医師しか行えず、治療費が一般的なワイヤー矯正よりも高くなることがデメリットでしょう。

治療を受ける際は、技術力と経験が十分な歯科医師を選ぶことが重要です。

ワイヤー矯正とインビザライン治療を併用する

インビザライン治療ができない場合でも、ワイヤー矯正と併用することで治療できる場合があります。初めにワイヤー矯正を利用して大まかに歯の位置を調整し、そのあとインビザライン治療で噛み合わせの調整や微細な位置・向きなどを修正する方法です。

ワイヤー矯正を併用することで、インビザラインだけでは難しい歯並びの調整が可能になります。インビザラインでは治療が困難なケースも改善できるでしょう。

まとめ

インビザラインを持って笑う女性

インビザラインで治療ができない歯並びとは、乱れが重度の症例や、骨格に問題がある症例です。歯並び以外にも、自己管理が苦手な人にはインビザライン治療は向いていません。

インビザライン治療ができないと判断された場合でも、ワイヤー矯正や裏側矯正で歯並びを改善できる可能性があります。初期の矯正をワイヤー矯正で行い、中期から後期にかけてインビザラインを使用する方法も存在します。

インビザライン治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年09月03日

ワイヤー・マウスピースを使った部分矯正のメリットや治せる歯並び!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

マウスピースとワイヤー

「部分矯正なら安くできる」という情報を得て、興味を持つ方は大勢います。部分矯正を取り入れるなら、期間が短く、リーズナブルな値段で矯正できる場合もあるのです。

とはいえ、部分矯正について「部分矯正とはどんな矯正?」「部分矯正でどこまで治せる?」「部分矯正が適応の症例は?」などの質問が出てくることでしょう。

今回は、部分矯正の特徴やメリット、デメリットについて徹底解説します。矯正に興味のある方は、ぜひ最後までお読みください。

 

部分矯正とは?

クエスチョンマークを手に持つ人々

部分矯正とは、動かしたい「歯」のみを動かす矯正のことです。顎の位置や目的以外の歯を極力動かさずに、矯正を実施します。治療範囲が狭いので、矯正にかかる「費用」「期間」「痛み」を極力抑えて治療ができます

参照元:日本部分矯正歯科学会の公式ページ

 

全体矯正との違いとは?

全体矯正は、奥歯から前歯まで全体的に歯を動かす矯正で、噛み合わせを調整することも可能です。奥歯から前歯まで噛み合わせをしっかりと治すので、後戻りもしにくい特徴があります。

反対に部分矯正は、気になる部分に焦点を当てて、歯並びのみを矯正します。奥歯の矯正や噛み合わせの調整はできません。

部分矯正に向いている人とは?

凸凹の状態が軽度で、簡単なアプローチで治療ができる方や、前歯や横の歯など部分的な歯並びのみを整えたい方には、部分矯正が向いています。例えば「前歯の凸凹だけ治したい」「結婚式に間に合わせたい」「とりあえず気になるところだけ治したい」という目的で、部分矯正をする方も少なくありません。

部分矯正の適応症例については、のちほど詳しく解説します。

 

部分矯正のメリット・デメリット

メリットとデメリット

全体矯正にもいえることですが、部分矯正にもメリットとデメリットが存在します。両方を理解しておくことで、納得した治療を受けやすくなります。よいことだけでなく、注意点も考慮し、矯正治療を受けるか決めましょう。

 

部分矯正のメリット

部分矯正のメリットは、下記のとおりです。

  • 短期間の治療で完了する
  • 気になっている場所だけ矯正できる
  • 痛みが少ない
  • 全体矯正に比べると安い
 

部分矯正は、気になっている部分に焦点を当てて矯正するため、全体矯正に比べて治療期間が少なく、治療費も安い傾向にあります。

「子育てや仕事などで忙しいので、長期間の通院はできない」「全体矯正のための費用が出せない」などの理由で、矯正を諦めていた方でも、治療できる可能性があるのです。

 

部分矯正のデメリット

部分矯正のデメリットを、下記にまとめました。

  • 出っ歯が改善されない(または、出っ歯になる)ことがある
  • 噛み合わせの改善はできない
  • 歯を削ることがある
  • 適応症例が限られている
 

部分矯正は、軽度の症状にのみ対応しているため適応症例が限られます。極端に凸凹した歯並びは、部分矯正ができません。例えば、一見「少しだけ動かせばいいだけ」のように見える症状でも、奥歯の噛み合わせなど全体的な歯並びが関係していることもあります。全体的に動かさなければ問題が改善されないこともあり、そのような症例の部分矯正は難しいでしょう。

また、歯を動かすスペースを無理やり作る必要があるため、歯を削って矯正することや出っ歯が改善されない(または出っ歯になる)可能性もあります。歯並びは、噛み合わせや顎の位置の問題が関係していることも少なくありません。きっちりと治療したい場合は、全体矯正が向いています。

部分矯正で治せる歯並び

マウスピースと歯の模型

下記の症例は、部分矯正ができる可能性が高いでしょう。

  • 噛み合わせに問題はなく、前歯や横の歯など一部分のみを整えたい場合
  • 前歯のすき間を治したい場合
  • 被せ物やインプラントの治療のため、一部分の歯を動かしたい場合
  • 少し出ている八重歯を矯正したい場合
  • 1〜2本だけ歯の噛み合わせが反対になっている場合
  • 後戻り矯正の場合
 

上記のように症状が軽い場合は、部分矯正で治療できます。先に矯正歯科医院にて精密検査を実施して、部分矯正が可能か判断する必要があります。

以前矯正した歯の「後戻り矯正」をする場合、微妙な調整ですむことも少なくありません。部分矯正が可能なケースも多いでしょう。

部分矯正で何本まで治せる?

多くの場合、部分矯正では前歯の歯並びを矯正します。前歯の部分矯正をすると仮定した場合、治せる歯の本数の目安は、上下6本(合計12本)の歯の矯正です。上下の左犬歯から右犬歯までの歯並びを矯正するイメージです。

もちろん、歯並びの状況は人によってそれぞれ異なりますので、あくまで参考になさってください。

部分矯正ができない症例とは?

部分矯正ができない症例の一例は、下記のとおりです。

  • オープンバイト(奥歯で噛んでいるときに前歯が噛み合っていない状態)
  • 正中離開(すきっ歯)
  • 上顎前突(出っ歯)
  • 極端に凸凹している歯並び(顎の骨と歯の大きさが合っていない状態)
 

上記の症状は、奥歯の噛み合わせや顎の骨の状態、歯が生えるスペースが関係しています。前歯を少し動かしただけでは症状が治りません。全体矯正で、噛み合わせをしっかりと治す必要があります。

部分矯正の適応症例については、矯正歯科医によって見立てが異なることも少なくありません。矯正を始める前に、数件の歯科医院で診断してもらい、意見を聞きましょう。

部分矯正で使用する装置

ワイヤー矯正を行う男性

部分矯正は、ワイヤー矯正とマウスピース矯正のどちらかの装置を用います。それぞれの特徴について詳しく解説します。

ワイヤーを使った部分矯正の特徴とは?

ワイヤー矯正とは、歯にマルチブラケットを装着し、ワイヤーを通して歯を動かす方法です。マルチブラケットは歯の表側につけるケースと裏側につけるケースがあります。

ワイヤー矯正のメリットとデメリットを下記にまとめました。

<ワイヤー矯正のメリットとデメリット>

メリット ・マウスピース矯正より細かい調整が可能である ・マウスピース矯正より適応症例が多い
デメリット ・歯磨きがしづらく手入れが大変である ・目立つ ・慣れるまでは食事中や話しているときに違和感がある
 

ワイヤー矯正は細かい調整が可能ですが、目立ちやすく、慣れるまでは違和感があることがデメリットです。

マウスピースを使った部分矯正の特徴とは?

マウスピース矯正は、マウスピースを使って歯を少しずつ動かす方法です。マウスピースを1週間〜10日に一度交換し、理想の歯並びに近づけます。マウスピースは1日に20〜22時間以上装着しなければなりません。

マウスピース矯正のメリットとデメリットは、下記のとおりです。

<マウスピース矯正のメリットとデメリット>

メリット
  • 透明なので目立ちにくい
  • 取り外しができるので手入れが楽である
  • ホワイトニングを一緒にできるケースが多い
  • 金属アレルギーの心配がない
デメリット
  • 部分矯正でも全顎用のマウスピースを使用する必要がある
  • マウスピースのブランドによって適応症例が異なる
  • マウスピース矯正ではできない治療もある
  • 1日に20〜22時間以上装着する必要がある

マウスピース矯正は目立ちにくく手入れもしやすいので、仕事に支障がないのは大きなメリットだといえるでしょう。社会人になってから矯正をしたい方にも人気です。

しかし、ワイヤー矯正に比べると、適応できないケースもあります。特に、マウスピースのブランドによって適応症例が異なることが多いでしょう

部分矯正にかかる治療期間

部分矯正にかかる期間は数か月〜1年です。全体矯正は1〜3年かかるため、圧倒的に短期間で治療が完了することがわかるでしょう。

「ワイヤー矯正よりマウスピース矯正の治療期間が短い」と、いわれることもあります。

しかし、症例によってはワイヤー矯正のほうが短期間で終わることもあり、一概にはいえません。部分矯正にかかる治療期間は歯並びの状態によって異なるので、歯科医師に確認しましょう。

部分矯正にかかる費用

電卓で計算する男性

部分矯正にかかる費用は10万〜70万円です。次のとおり、矯正方法によって、費用が異なります。

<矯正方法の種類と費用>

表側ワイヤー矯正 30万〜60万円
裏側ワイヤー矯正 40万〜70万円
ハーフリンガル矯正(上が裏側ワイヤー、下が表側ワイヤー) 35万〜65万円
マウスピース矯正 10万〜40万円

矯正自体にかかる費用に加え、精密検査や調整料金などが必要になる場合も少なくありません。矯正を始める前に、トータルでかかる費用を確認しておく必要があります。

とはいえ、全体矯正にかかる費用が60万〜170万円であることを考えると、部分矯正はかなりリーズナブルな値段で治療ができるといえるでしょう。

まとめ

笑顔で歯科治療を受ける女性

部分矯正は、費用に関しても治療期間においても、患者様の負担が少なく歯並びを改善できます。

「就職や結婚式などのイベントに間に合わせたい」「とにかく見えるところだけでも歯並びを治したい」という、希望に沿った矯正ができるでしょう。

しかし、噛み合わせや顎の問題を根本的に治療することは難しいと納得しておくことも大切です。歯並びの症状や実際に抱えている問題に合わせて、ご自身にぴったりな矯正方法を選びましょう。そのためには、矯正認定医のいる矯正歯科を何件か受診し、専門医の意見を参考にしてください。

部分矯正を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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