木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

24年04月25日

インプラントのメンテナンスでは何をする?行う内容や頻度も解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラントのメンテナンスイメージ

インプラント治療は、快適さと自然な見た目で高い評価を受けています。

しかし、インプラントを装着した後は何もしなくていいわけではありません。長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスの重要性や内容について理解しておくことが大切です。

ここでは、インプラントを健康に保ち、長く使い続けるためのメンテナンスの内容や頻度について解説します。

インプラントのメンテナンスを受けないとどうなる?

インプラントのメンテナンスを受けないとどうなるか考える女性

まずは、インプラントのメンテナンスを受けないとどうなるのか確認しましょう。

問題に気付けず悪化する

インプラントを埋入した部分には神経がないため、問題が起きてもすぐに気づけない可能性があります。たとえば、定期的なお手入れを怠ると歯垢や歯石が溜まり、細菌による感染症を引き起こす可能性があります。

インプラントだけでなく、周囲の歯や歯茎の虫歯・歯周病につながるかもしれません。インプラントの周りを清潔に保つためには丁寧なケアとメンテナンスが大切です。

また、定期的にメンテナンスを受けていれば、問題が小さいうちに対処できるでしょう。問題を早期に発見して改善するために、メンテナンスは重要なのです。

インプラント周囲炎のリスクが高まる

インプラントが虫歯になることはありませんが、インプラント周囲炎には注意しないといけません。インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの組織が細菌に感染し、炎症を起こす病気です。

初期段階では歯茎が腫れたり出血したりすることがあります。症状が進むと、インプラントを支える骨が徐々に失われ、最悪の場合インプラントが脱落するかもしれません。

天然歯に比べてインプラントは細菌に対する防御力が低いため、一度感染すると症状が急速に進行する傾向があります。

進行するまで自覚症状が現れないため、問題が深刻になって初めて気づくことが多いです。歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、インプラント周囲炎を予防・早期治療できます

保証を受けられなくなる

インプラントには保証が付いているのが一般的です。インプラントに何か問題が生じた場合に、無償、もしくは一部負担で新しいものに交換できるというものです。

保証期間はメーカーによって異なりますが、通常は5年から10年です。この期間内に意図的な損傷以外でインプラントに不具合が生じた場合、費用の負担を抑えて対応してもらえます。

ただし、保証の条件として、定期的なメンテナンスを受けていることを挙げる医院が多いです。メンテナンスを怠っていると、保証の対象外となるかもしれません。

予期せぬトラブルに備えて、定期的なメンテナンスを受けておきましょう。

インプラントのメンテナンスでは何をする?

レントゲン

インプラントを装着した後、特にトラブルが起こっていなくても定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンス内容は歯科医院によって異なりますが、一般的なものは以下のとおりです。

  • 口内チェック
  • レントゲン検査
  • ブラッシング指導
  • クリーニング

定期的なメンテナンスと日常的なケアを徹底することで、インプラントを安全に長く使い続けることができます。

口内チェック

インプラントだけでなく、口内全体の衛生状態を保つことがインプラントを長く使うためには欠かせません。

インプラントがしっかりと固定されているか、歯茎に炎症がないかをチェックし、歯と歯茎の間の歯周ポケットの深さを測定します。また、噛み合わせが正しいかどうかも確認し、歯石の有無や、人工歯とインプラント体の間に問題がないかも検査します。

レントゲン検査

インプラントが埋め込まれた骨に炎症がないか、骨がしっかりとインプラントを支えているかなどを確認します。他の天然歯に虫歯がないか、歯石がたまっていないかもチェックします。

上の奥歯にインプラントをした場合、近くにある上顎洞に問題がないかもレントゲンで確認します。

ブラッシング指導

日々のブラッシングはインプラントを長持ちさせるうえで必要不可欠です。

ただし、正しい磨き方は人によって異なります。磨き残しが生じやすい部位を特定し、それに合わせたブラッシング方法や清掃器具の使用方法を指導します。

正しい歯磨きの手順、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方を教えてもらいましょう。磨き残しのある場所を見つけ出し、それを改善する方法も提案してもらえます。自宅でのケアに役立つ製品の選び方もアドバイスしてくれるでしょう。

ブラッシングは、インプラントだけでなく天然歯を健康に保つためにも重要です。自分の口内にあったブラッシング方法を身につけることで、口腔内を清潔に保てます。

クリーニング

どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、家庭でのブラッシングでは取り除けない汚れもあります。メンテナンスの専門的なクリーニングで、取り除けなかった汚れをしっかり除去します。

汚れが残りやすい歯と歯の間、歯周ポケットの中など、ご自身では清掃しにくい部分もきれいにします。汚れがひどい場合は、人工歯を取り外して清掃することもあるでしょう。

インプラントのメンテナンスを受ける頻度は?

インプラントのメンテナンスを受ける頻度イメージ

インプラントのメンテナンスは、3ヶ月から半年に一度が目安です。メンテナンスを怠ると、インプラントの寿命が短くなることがわかっています。

メンテナンスは、長くインプラントを使用するために欠かせない術後のケアといえます。

インプラントを長持ちさせる方法

しっかり歯磨きをする女性

インプラントの寿命を最大限に延ばすためには、定期的なメンテナンスを受けるだけではなく、日々の生活の中での使用方法に注意することも重要です。たとえば、硬い食べ物を避ける、正しい歯磨きを心がけるなど、インプラントに負担をかけないようにすることが大切です。

また、喫煙や過度の飲酒は避け、健康的な生活習慣を維持することも、口腔内の環境を良好に保つために役立ちます。

喫煙を控える

インプラントを長持ちさせるためには、喫煙を控えましょう。喫煙は、インプラントの骨との結合を弱め歯周病のリスクを高めることが知られています。喫煙により、インプラントの寿命が短くなるかもしれません。

口腔内を健康に保ち、インプラントを長く使うためには禁煙を検討してください。禁煙はインプラントだけでなく、全身の健康にも良い影響を与えます。

歯ぎしりを改善する

歯ぎしりは、人工歯やインプラントに大きな負担をかけます。インプラントの人工歯は天然歯よりも衝撃に敏感なので、歯ぎしりや食いしばりなどの過度な圧力をかける行為は改善しましょう。

歯ぎしりや食いしばりの癖が続くと、破損やインプラント周囲炎の原因となることがあります。このようなリスクを避けるためには、ナイトガードを使用すると良いでしょう。

歯ぎしりや食いしばりの習慣がある場合は、歯科医院で相談し適切な対策を講じましょう。

正しい歯磨きの方法を身につける

日常のケアの質を高めることも、インプラントを長持ちさせるために欠かせません。毛先が柔らかい歯ブラシを選び、インプラントと歯茎の境界を丁寧に磨くことが大切です。硬いブラシはインプラントを傷つける恐れがあるため、避けてください。

磨き残しを防ぐために、磨く順番を決めて計画的にブラッシングすると良いでしょう。インプラントの根元は汚れが溜まりやすいので、ワンタフトブラシを使って磨くと効果的です。

歯磨き粉は、研磨剤が含まれていないものを選びましょう。研磨剤はインプラントを傷つける可能性があります。フッ素入りの歯磨き粉はインプラントにも使用可能で、虫歯予防にも効果的です。

さらに、歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間の汚れを取り除くために、歯間ブラシやデンタルフロスを使用しましょう。これらを使うことで、より多くの汚れを取り除けます。

まとめ

歯の治療器具

インプラントは虫歯の心配がありませんが、定期的なメンテナンスが欠かせません。特に注意したいのはインプラント周囲炎です。

インプラントの周りの組織の炎症を放置すると、インプラントが安定しなくなるでしょう。最悪の場合、抜け落ちるかもしれません。

インプラント治療を受けた後は、メンテナンスを定期的に受けて口腔内の健康を守り、インプラントを長持ちさせましょう。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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