木更津きらら歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

インプラント

24年05月16日

金属アレルギーの方がインプラント治療を受ける場合の注意点を解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

金属アレルギーの症状が出た人

インプラントは見た目が自然で、しっかりケアを行うことで長く使用できることから、魅力的な治療法といえます。

インプラントを検討中の方のなかには「金属アレルギーだとインプラントは受けられないの?」という疑問をおもちの方がいるのではないでしょうか。

今回は、金属アレルギーでもインプラント治療は受けられるのか解説します。

金属アレルギーの方がインプラント治療を受けるときの注意点や、金属アレルギーの症状がでたときの対応策についても解説しますので、インプラント治療を検討しているけれど金属アレルギーが心配という方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは

インプラントのイメージ

まずはインプラントとはどのような治療法なのか確認しましょう。

インプラントとは、失った歯を補う治療法の一つです。インプラントは、大きく分けて以下の3つのパーツから成り立っています。

  • インプラント体
  • アバットメント
  • 人工歯

インプラントでは、まず歯茎を切開して顎の骨に歯の根っこの代わりとなるインプラント体を埋め込みます。その上にインプラント体と人工歯をつなぐ連結パーツであるアバットメントと天然の歯の代わりとなる人工歯を取り付けるという治療方法です。

インプラント体を顎の骨に埋め込むことで、歯の土台ができるので、天然の歯のようにしっかりと噛めるようになります。

金属アレルギーでもインプラント治療は受けられる?

金属アレルギーの症状が出た人

金属アレルギーの方でもインプラント治療を受けられます。その理由は、インプラントに使用される金属のチタンは、アレルギーを起こしにくいといわれているためです。

チタンは生体親和性が高いため、体内で使用するペースメーカーや人工関節、体に触れるアクセサリーなどにも使用されています。

ただし、アレルギー反応が必ずしも起こらないというわけではありません。チタンアレルギーの方の場合にはアレルギーの症状が現れることがあります。また、チタンのほかに金属が混ざっているインプラントを入れることでアレルギーの症状が現れることもあるでしょう。

チタンがインプラントに使用される理由

チタンが使用されたインプラント

チタンがインプラントに使用される理由には、以下のようなものがあります。

  • アレルギーが起こりにくい
  • 骨と結合しやすい

それぞれ詳しく解説します。

アレルギーが起こりにくい

チタンはほかの金属と比べて、アレルギーが起こりにくいといわれています。

一般的な金属は唾液や汗に触れることで成分が溶け出し、金属イオンになります。金属イオンが体内のタンパク質と結合し、体内でアレルゲンとなることでアレルギー反応を引き起こすというメカニズムです。

しかし、チタンは空気に触れると、酸化皮膜と呼ばれる膜を作り出すため、唾液などの体液に触れても、チタンの成分が流れることを防げます。そのため、チタンの純度が高ければ高いほどアレルギーを発症するリスクが低くなるのです。

骨と結合しやすい

チタンには、骨に結合しやすいという特徴もあります。

金属アレルギーを防ぐためには、そもそもインプラント体に金属を使用しなければいいのではないかと感じる方もいるかもしれません。

しかし、チタンは骨と結合しやすく、インプラントに適した素材といえるのです。骨と結合しにくい素材を使用すると、いずれ顎の骨からインプラントが抜け落ちることになりかねません。

インプラント体と顎の骨がしっかり結合して一体化することで、咀嚼した時にインプラントがグラグラすることなく、天然の歯のような噛み心地を再現できるのです。

金属アレルギーの症状

金属アレルギーの症状がでた人

インプラントによる金属アレルギーの症状には、以下のようなものがあります。

  • 口内がしみる・痛む
  • 全身にかゆみがでる

それぞれ詳しく解説します。

口内がしみる・痛む

インプラントの金属が原因で起こるアレルギー反応として、口内や口周りの炎症があります。これを口腔扁平苔癬(こうくうへんぺいたいせん)と呼び、舌や歯茎、唇などの粘膜に白いレース状の腫れができることがあるのです。

食べ物を口にしたときにしみたり、痛みを伴ったりすることがあります。

全身にかゆみがでる

金属アレルギーの症状が現れるのは、金属が触れた部分やその周辺だけとは限りません。口内に入れたインプラントの金属が少しずつ溶け出して体内に吸収され、金属から離れた部分にもアレルギー症状が現れることもあるのです。

代表的な病名には掌蹠膿疱症(しょうせきのうほうしょう)が挙げられます。最初は水ぶくれのようなものができ、膿をもったブツブツとした膿疱に変化することが特徴です。

膿疱は治まったり、悪くなったりを繰り返すこともあるのでアレルギーを起こしていることになかなか気づかないケースもあります。特に、手のひらや足の裏に症状があらわれることが多く、かゆみを伴うこともあるでしょう。膝や脛に皮疹がでることもあります。

金属アレルギーの方がインプラント治療を受ける場合の注意点

金属アレルギーの方がインプラント治療をする際の注意点のイメージ

金属アレルギーの方がインプラント治療を受ける時は、以下の点に注意してください。

  • 金属アレルギーであることを歯科医師に伝える
  • アレルギーを起こしにくい素材を選ぶ
  • チタンの純度が高いインプラントを選択する

それぞれ詳しく解説します。

金属アレルギーであることを歯科医師に伝える

金属アレルギーの方は、インプラント治療を行う際のカウンセリングで必ず金属アレルギーであることを歯科医師に伝えてください。アレルギーが起こる可能性がある金属の使用を避けるためです。

アレルギー検査のためにはパッチテストを行うことが多いです。パッチテストをしてチタンに対するアレルギー反応があれば、入れ歯やブリッジなどといったほかの治療方法を検討する必要があるでしょう。

チタンに対するアレルギー反応が見られなければ、安心してインプラント治療を受けられます。

アレルギーを起こしにくい素材を選ぶ

インプラント体だけではなく、人工歯を選ぶ際も金属アレルギーを起こしにくいものを選ぶようにしましょう。

インプラントの人工歯には、以下のような素材があります。

  • セラミック
  • ジルコニア
  • ハイブリッドセラミック
  • メタルボンド
  • 金属

セラミックやジルコニア、ハイブリッドセラミックには金属が含まれていないので、金属アレルギーの方でも安心して使用できます。

ただし、メタルボンドの内側には金属が使用されています。また、金属の被せ物は全体的に金属でできています。そのため、強度は高いですが、金属アレルギーの方は避けたほうがよいでしょう。

このように、インプラント体だけでなく、人工歯部分の素材も考慮する必要があるのです。

チタンの純度が高いインプラントを選択する

金属アレルギーの方はチタンの純度の高いインプラントを選択するとよいでしょう。

インプラントのメーカーによってチタンの純度は異なり、純チタン製のインプラントと、ほかの金属を混ぜて作られたチタン合金のインプラントがあります。チタン以外の金属が多く含まれていると、その分アレルギー反応が出る可能性が高くなります。

歯科医院によって取り扱っているインプラントは異なるので、歯科医師に相談してなるべくチタンの純度の高いインプラントを選ぶのがいいでしょう。

インプラント治療後に金属アレルギーの症状が現れたら

インプラント治療後に金属アレルギーの症状が出た人

インプラント治療後に金属アレルギーの症状があらわれたら、なるべく早く歯科医院を受診してください。アレルギーが起こっている原因を探り、対処する必要があるためです。

インプラントが原因でアレルギー症状が現れている場合には、原因となるインプラントを取り除かない限り、再びアレルギー反応を起こす恐れがあります。かゆみや痛みなどの症状がひどければ、薬を服用し症状を抑えながら、原因となるインプラントを取り除きます。

インプラントを除去した後は、金属を使用しない入れ歯やブリッジなどの治療法を検討します。

まとめ

インプラントのイメージ

金属アレルギーの方でもインプラント治療は受けられます。インプラントにはアレルギー反応が起こりにくいチタンと呼ばれる金属が使用されているためです。

チタンは生体親和性が高く、人工関節などのほかの治療にも使われている素材ですが、それでもアレルギーが起こる可能性はゼロではありません。

金属アレルギーのある方は、インプラント治療前に必ずその旨を担当の歯科医師に伝えてください。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年04月25日

インプラントのメンテナンスでは何をする?行う内容や頻度も解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラントのメンテナンスイメージ

インプラント治療は、快適さと自然な見た目で高い評価を受けています。

しかし、インプラントを装着した後は何もしなくていいわけではありません。長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンスの重要性や内容について理解しておくことが大切です。

ここでは、インプラントを健康に保ち、長く使い続けるためのメンテナンスの内容や頻度について解説します。

インプラントのメンテナンスを受けないとどうなる?

インプラントのメンテナンスを受けないとどうなるか考える女性

まずは、インプラントのメンテナンスを受けないとどうなるのか確認しましょう。

問題に気付けず悪化する

インプラントを埋入した部分には神経がないため、問題が起きてもすぐに気づけない可能性があります。たとえば、定期的なお手入れを怠ると歯垢や歯石が溜まり、細菌による感染症を引き起こす可能性があります。

インプラントだけでなく、周囲の歯や歯茎の虫歯・歯周病につながるかもしれません。インプラントの周りを清潔に保つためには丁寧なケアとメンテナンスが大切です。

また、定期的にメンテナンスを受けていれば、問題が小さいうちに対処できるでしょう。問題を早期に発見して改善するために、メンテナンスは重要なのです。

インプラント周囲炎のリスクが高まる

インプラントが虫歯になることはありませんが、インプラント周囲炎には注意しないといけません。インプラント周囲炎とは、インプラントの周りの組織が細菌に感染し、炎症を起こす病気です。

初期段階では歯茎が腫れたり出血したりすることがあります。症状が進むと、インプラントを支える骨が徐々に失われ、最悪の場合インプラントが脱落するかもしれません。

天然歯に比べてインプラントは細菌に対する防御力が低いため、一度感染すると症状が急速に進行する傾向があります。

進行するまで自覚症状が現れないため、問題が深刻になって初めて気づくことが多いです。歯科医院で定期的にメンテナンスを受けていれば、インプラント周囲炎を予防・早期治療できます

保証を受けられなくなる

インプラントには保証が付いているのが一般的です。インプラントに何か問題が生じた場合に、無償、もしくは一部負担で新しいものに交換できるというものです。

保証期間はメーカーによって異なりますが、通常は5年から10年です。この期間内に意図的な損傷以外でインプラントに不具合が生じた場合、費用の負担を抑えて対応してもらえます。

ただし、保証の条件として、定期的なメンテナンスを受けていることを挙げる医院が多いです。メンテナンスを怠っていると、保証の対象外となるかもしれません。

予期せぬトラブルに備えて、定期的なメンテナンスを受けておきましょう。

インプラントのメンテナンスでは何をする?

レントゲン

インプラントを装着した後、特にトラブルが起こっていなくても定期的なメンテナンスが欠かせません。メンテナンス内容は歯科医院によって異なりますが、一般的なものは以下のとおりです。

  • 口内チェック
  • レントゲン検査
  • ブラッシング指導
  • クリーニング

定期的なメンテナンスと日常的なケアを徹底することで、インプラントを安全に長く使い続けることができます。

口内チェック

インプラントだけでなく、口内全体の衛生状態を保つことがインプラントを長く使うためには欠かせません。

インプラントがしっかりと固定されているか、歯茎に炎症がないかをチェックし、歯と歯茎の間の歯周ポケットの深さを測定します。また、噛み合わせが正しいかどうかも確認し、歯石の有無や、人工歯とインプラント体の間に問題がないかも検査します。

レントゲン検査

インプラントが埋め込まれた骨に炎症がないか、骨がしっかりとインプラントを支えているかなどを確認します。他の天然歯に虫歯がないか、歯石がたまっていないかもチェックします。

上の奥歯にインプラントをした場合、近くにある上顎洞に問題がないかもレントゲンで確認します。

ブラッシング指導

日々のブラッシングはインプラントを長持ちさせるうえで必要不可欠です。

ただし、正しい磨き方は人によって異なります。磨き残しが生じやすい部位を特定し、それに合わせたブラッシング方法や清掃器具の使用方法を指導します。

正しい歯磨きの手順、歯間ブラシやデンタルフロスの使い方を教えてもらいましょう。磨き残しのある場所を見つけ出し、それを改善する方法も提案してもらえます。自宅でのケアに役立つ製品の選び方もアドバイスしてくれるでしょう。

ブラッシングは、インプラントだけでなく天然歯を健康に保つためにも重要です。自分の口内にあったブラッシング方法を身につけることで、口腔内を清潔に保てます。

クリーニング

どれだけ丁寧に歯磨きをしていても、家庭でのブラッシングでは取り除けない汚れもあります。メンテナンスの専門的なクリーニングで、取り除けなかった汚れをしっかり除去します。

汚れが残りやすい歯と歯の間、歯周ポケットの中など、ご自身では清掃しにくい部分もきれいにします。汚れがひどい場合は、人工歯を取り外して清掃することもあるでしょう。

インプラントのメンテナンスを受ける頻度は?

インプラントのメンテナンスを受ける頻度イメージ

インプラントのメンテナンスは、3ヶ月から半年に一度が目安です。メンテナンスを怠ると、インプラントの寿命が短くなることがわかっています。

メンテナンスは、長くインプラントを使用するために欠かせない術後のケアといえます。

インプラントを長持ちさせる方法

しっかり歯磨きをする女性

インプラントの寿命を最大限に延ばすためには、定期的なメンテナンスを受けるだけではなく、日々の生活の中での使用方法に注意することも重要です。たとえば、硬い食べ物を避ける、正しい歯磨きを心がけるなど、インプラントに負担をかけないようにすることが大切です。

また、喫煙や過度の飲酒は避け、健康的な生活習慣を維持することも、口腔内の環境を良好に保つために役立ちます。

喫煙を控える

インプラントを長持ちさせるためには、喫煙を控えましょう。喫煙は、インプラントの骨との結合を弱め歯周病のリスクを高めることが知られています。喫煙により、インプラントの寿命が短くなるかもしれません。

口腔内を健康に保ち、インプラントを長く使うためには禁煙を検討してください。禁煙はインプラントだけでなく、全身の健康にも良い影響を与えます。

歯ぎしりを改善する

歯ぎしりは、人工歯やインプラントに大きな負担をかけます。インプラントの人工歯は天然歯よりも衝撃に敏感なので、歯ぎしりや食いしばりなどの過度な圧力をかける行為は改善しましょう。

歯ぎしりや食いしばりの癖が続くと、破損やインプラント周囲炎の原因となることがあります。このようなリスクを避けるためには、ナイトガードを使用すると良いでしょう。

歯ぎしりや食いしばりの習慣がある場合は、歯科医院で相談し適切な対策を講じましょう。

正しい歯磨きの方法を身につける

日常のケアの質を高めることも、インプラントを長持ちさせるために欠かせません。毛先が柔らかい歯ブラシを選び、インプラントと歯茎の境界を丁寧に磨くことが大切です。硬いブラシはインプラントを傷つける恐れがあるため、避けてください。

磨き残しを防ぐために、磨く順番を決めて計画的にブラッシングすると良いでしょう。インプラントの根元は汚れが溜まりやすいので、ワンタフトブラシを使って磨くと効果的です。

歯磨き粉は、研磨剤が含まれていないものを選びましょう。研磨剤はインプラントを傷つける可能性があります。フッ素入りの歯磨き粉はインプラントにも使用可能で、虫歯予防にも効果的です。

さらに、歯ブラシだけでは届かない歯と歯の間の汚れを取り除くために、歯間ブラシやデンタルフロスを使用しましょう。これらを使うことで、より多くの汚れを取り除けます。

まとめ

歯の治療器具

インプラントは虫歯の心配がありませんが、定期的なメンテナンスが欠かせません。特に注意したいのはインプラント周囲炎です。

インプラントの周りの組織の炎症を放置すると、インプラントが安定しなくなるでしょう。最悪の場合、抜け落ちるかもしれません。

インプラント治療を受けた後は、メンテナンスを定期的に受けて口腔内の健康を守り、インプラントを長持ちさせましょう。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年04月11日

インプラント治療中に歯がない期間があるって本当?対応方法も解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラント治療のイメージ

より天然歯に近い噛み心地を得られ、審美性に優れているインプラント治療ですが、1回の処置で治療が完了するわけではありません。インプラント治療中には、人工歯根とあごの骨を結合させるための待機期間があり、一時的に歯がない状態となるのです。

今回は、インプラント治療中の歯がない期間について解説します。

インプラント治療中に歯がない期間があるって本当?

インプラント治療中に歯がない期間があるか考える男性

インプラント治療は、1回の手術ですべての治療が完了するわけではありません。人工歯根とあごの骨をしっかりと結合させる必要があるため、待機期間を設けます。この間は、一時的に歯がない状態になります。

具体的には、人工歯根を埋入する手術から上部構造を装着するまでの間は、歯がない状態です。期間としては2~6か月程度が目安でしょう。

ただし、インプラント体を埋め込むために必要な顎の骨が不足している場合や、インプラントを埋め込む本数が多い場合などは、歯がない期間が長くなるかもしれません。「日常生活に支障をきたすのでは」と不安に感じるかもしれませんが、歯がない期間は仮歯を使用します。

歯が全くない状態が数か月続くわけではないのでご安心ください。

インプラント治療の流れ

インプラント治療の流れイメージ

どの段階で歯がない状態になるのかイメージがつかない方も多いのではないでしょうか。まずは、インプラント治療の流れについて確認しておきましょう。

カウンセリング

治療を開始する前に、まずはカウンセリングで患者さまの悩みや治療に対する要望などを確認します。患者さまに合った治療を検討する重要なステップなので、疑問や不安などがあればカウンセリングで相談しましょう。

検査・治療計画

インプラント治療をおこなうにあたって、歯や歯ぐき、あごの骨の状態などを詳しく検査します。CTやレントゲン撮影などもおこない、患者さまに合った治療計画を立てていきます。

このとき、あごの骨の量が少なかったり十分な質が確保できなかったりする場合には、インプラント治療を行う前に骨を補うための骨造成を行う必要があります。

一次手術(インプラント埋入)

まず行うのが、インプラントの埋入手術です。インプラントを埋入する方法には、手術を1回行う1回法と2回行う2回法があります。手術の回数は顎の骨や口腔内の状態によって歯科医師が判断しますが、どちらも日帰りでの手術が可能です。

1回法とは、人工歯根(インプラント体)をあごの骨に埋入し、人工歯の土台となるアバットメントを人工歯根に装着したまま、歯ぐきを縫い合わせる方法です。このとき、アバットメントの上部は、歯ぐきの外に出た状態になります。

2回法では、1回目の手術でアバットメントの取り付けはおこないません。インプラント体のみを埋入し、歯ぐきで覆うように縫い合わせます。その後、2回目の手術で歯ぐきを再度切開して人工歯根にアバットメントを取り付けます。

1回法は手術の回数が少ないので患者さまの負担を抑えられますが、アバットメントが露出した状態になるため感染リスクが高く、口内の健康状態がよい人しか受けられません。2回法は受けられる方が多い方法ですが、手術による心身への負担は大きいでしょう。

どちらの方法にもメリット・デメリットがあるので、歯科医師と相談しながら決める必要があります。

抜糸・仮歯調整

インプラント埋入手術で縫い合わせた部分の抜糸を、術後2週間程度でおこないます。このとき、仮歯の調整を行い、待機期間中に日常生活に支障が出ないように準備します。

歯科医院によっては、抜糸当日に仮歯を装着できることもあります。

待機期間

インプラント埋入後は、人工歯根があごの骨としっかり結合するまで待機期間に入ります。目安は2~6か月程度です。

待機期間中は歯がない状態ですが、仮歯を装着するため日常生活に支障はありません。待機期間中は基本的に受診する必要もありませんが、痛みや違和感などを覚える場合は歯科医院へ相談してください。

二次手術(アバットメントの取り付け)

インプラント手術が2回法の場合は、アバットメントの取り付けをおこないます。1回目の手術の際に縫い合わせた歯ぐきを切開し、インプラント体が骨としっかり結合していることを確認してからアバットメントを装着します。

二次手術も日帰りで終了しますが、歯ぐきを切開するため歯ぐきの状態が整うまで1~2週間程度様子をみてから、次の工程に進みます。

型取り

アバットメントに装着する人工歯(上部構造)を作製するための型取りをおこないます。上部構造は、患者さまの歯の状態や噛み合わせに適合するようにつくられます。

型取りは、二次手術の際におこなうこともあります。

人工歯の装着

完成した人工歯をアバットメントに装着すれば、インプラント治療は完了です。

メンテナンス・定期健診

インプラント治療終了後は、定期的なメンテナンスや検診を受けながら良好な状態を維持していきます。特に、インプラント埋入後は、歯肉に炎症が起きてしまうインプラント周囲炎のリスクが高くなります。

重度になると人工歯根を支えている骨が溶けることもあるため、定期健診や日々のセルフケアがとても重要です。

歯がない期間はどのように対応する?

インプラントで仮歯をいれるイメージ

先述しましたが、インプラント治療中の歯がない期間には、仮歯を装着するのが一般的です。仮歯を装着することは、審美性だけでなく、傷口の保護や発音を保つことにも繋がります。

ここでは、仮歯のおもな装着方法について解説します。

人工歯根を利用する

一般的には、インプラント手術によって埋入した人工歯根を利用して仮歯を装着します。この方法では、抜糸した当日に仮歯を装着できます。

隣接する歯を利用する

インプラント体が安定していないうちは、隣接する天然歯を利用して仮歯を装着することもあります。装着には接着剤を使用するため、外れやすい点には注意が必要です。

仮の入れ歯を装着する

インプラントの本数が多いケースでは、仮の入れ歯を作製して装着することもあります。

ただし、あくまでも仮の入れ歯であるため、審美性に欠けるなどのデメリットがあります。

歯がない期間に注意すること

 歯がない期間に注意することイメージ

仮歯は文字通り、上部構造を装着するまでの仮の歯です。天然歯やインプラントほどの強度はありません。

プラスチック製のものが多く衝撃に弱いため、仮歯を装着している期間は注意する点がいくつかあります。

強い負荷をかけない

先述しましたが、仮歯はプラスチック製のものが多く、強い力がかかると割れたり欠けたりしてしまいます。例えば、ナッツやせんべいなどの硬い物を噛んだり、歯を強く食いしばったりすることは避けたほうがよいでしょう。

そのほかには、歯磨きの際に歯ブラシで強く力を加えないように心がけることも大切です。

仮歯を装着している間は、おかゆや柔らかく煮たうどん、雑炊など、仮歯や傷口に負担がかからない食べ物を選ぶとよいでしょう。

歯にくっつきやすいものを食べない

仮歯を装着する際には接着剤を使用するのが一般的ですが、取り外すことが前提なので粘着力の低いものを使用します。そのため、歯にくっつきやすいキャラメルやガムなどを噛んだ場合、仮歯が外れることがあるため注意しましょう。

口腔内を清潔に保つ

仮歯の部分に汚れが蓄積すると、手術によってできた傷口が細菌感染を起こしてしまうこともあります。仮歯に強い力をかけないように、優しく丁寧にブラッシングしましょう。

洗口液やフロス、歯間ブラシ、ワンタフトブラシなども使用して、口腔内を清潔に保つように心がけてください。

まとめ

インプラントの器具

インプラント治療中に歯がない期間があるときくと、日常生活に支障が出るのではないかと不安に感じる方もいるでしょう。

しかし、インプラント治療中に歯がない期間には、仮歯を装着するのが一般的です。日常生活に大きく支障が出ることは基本的にないでしょう。

仮歯は衝撃に弱く外れやすいため、硬い食べ物や歯にくっつきやすいやすい食べ物は避けることが大切です。

できるだけ歯のない期間を短くしたい方は、抜糸当日に仮歯を装着できる歯科医院を選ぶのも方法のひとつです。インプラント治療の内容や治療中の日常生活について気になることがある方は、歯科医院へご相談ください。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年03月28日

インプラントがぐらぐらする?ぐらつく原因と対処法を解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラントがぐらつき困る人

インプラントは、歯を失った際の治療法の一つです。人工の歯根であるインプラント体を顎の骨に埋入して人工の歯を被せるので、安定感があってしっかり噛めるようになります。見た目も天然の歯のように自然に仕上がることが特徴でしょう。

しかし、インプラントがぐらついて、しっかり噛めなくなる方もいます。インプラントがぐらつく原因は何があるのでしょうか。

今回は、インプラントがぐらつく原因や、その際の対処法などを解説します。

インプラントがぐらつく原因

インプラントがぐらつく女性

インプラントは骨と結合しているため、特別な問題がない場合は、ぐらぐらしたり揺れたりはしません。インプラントがぐらつく原因は、以下のとおりです。

インプラントが骨にしっかり結合していない

インプラント治療で重要なのは、人工歯根と顎の骨がしっかりと結合することです。そのために、骨の厚みを事前に測定し、厚みが足りない場合は骨の量を増やす骨造成を行うこともあります。

どのようなメーカーのインプラント体でも、骨との結合が進みやすいように作られていますが、それでも結合が不十分になることはあります。インプラントがしっかりと固定されないとぐらつくでしょう。

骨との結合が不十分になる原因は、インプラントの素材や患者さまの骨の健康状態、手術後の経過などがあげられます。インプラントと骨がしっかりと結合していないことが判明した場合、再治療が必要になるかもしれません。

骨の厚みが足りない

インプラントは顎の骨に埋め込んでいるため、治療の際には顎の骨が十分あるかを確認します。顎の骨が足りなければ治療を断念することもあるでしょう。骨を増やす骨造成を行うこともあります。

骨を増やして治療を進めても、インプラント治療後に骨の吸収が進んでインプラントを保つことができなくなり、ぐらつくケースも存在します。

インプラント周囲炎になった

インプラント治療後に大きなリスクになるのがインプラント周囲炎です。インプラントは虫歯になりませんが、インプラントの周辺の組織が歯周病菌に感染することはあります。

インプラント周囲炎が進行すると、歯茎が痩せてやがてインプラントが抜け落ちます。インプラント周囲炎は通常の歯周病よりも進行が早く、初期段階はほとんど自覚症状がありません。

気がついた時には手遅れのケースもあります。インプラント周囲炎が進行したことで安定感がなくなり、インプラントがぐらつくことがあるのです。

アバットメントが緩んでいるため

インプラント体と人工の歯を結合しているパーツをアバットメントといいますが、これが緩んでいる場合、インプラントのぐらつきに繋がります。アバットメントの緩みの原因は、口腔内の炎症や強い歯ぎしりや食いしばりの癖などがあげられます。

人工の歯の接着剤が劣化したため

人工の歯を接着剤で付けている場合は、接着剤が流れ出して接着力が弱くなり、インプラントの安定感が失われることがあります。このケースでは、インプラントに問題がなければ、接着し直せば改善されます。

インプラントがぐらつくときの注意点

インプラントがぐらつくときの注意点イメージ

費用と時間をかけて入れたインプラントを失わないために、インプラントがぐらついた際は以下の点に注意してください。

不用意にインプラントに触れない

インプラントがどういう状態にあるか気になる方が多いかもしれませんが、不用意に触れないようにしましょう。また、できるだけインプラントの歯で噛まないようにしてください。

ぐらついているインプラントに負担がかかると、最悪の場合はインプラントが抜け落ちるかもしれません。

外れた人工歯を自分でつけない

人工歯が外れた時に市販の接着剤などでつけようとする方もいますが、絶対にやめてください。つけようとした際に誤って人工の歯を飲みこむリスクがあります。

歯科医院で使用する接着剤は人体に悪影響のない安全なものですが、市販の接着剤はそうではありません。人工歯は噛み合わせを考慮してつけますが、ご自身で正しい噛み合わせに調整するのは難しいです。

また、市販の接着剤でつけた人工歯を外す際は、人工歯を壊すしかなくなることもあります。

歯磨きを怠らない

インプラント周囲炎によってインプラント体がぐらついている場合、インプラント周囲炎はかなり進行しています。歯磨きをしっかり行っただけでは改善できませんが、これ以上進行しないように丁寧に行いましょう。

できるだけ早く歯科医院に行く

インプラントがぐらついている場合は、何らかのトラブルが起こっています。そのままにしていても回復することはありません。できるだけ早く歯科医院に行き、適切な治療を受けましょう。

腫れや違和感など、ぐらつく以外の異変があった時も、時間をおかずに歯科医院に相談してください。

インプラントがぐらつくときの対処法

インプラントがぐらつくときの対処法を説明

インプラントがぐらつく原因は複数あります。そのため、原因ごとに対処法は異なります。

歯科医院で行われるインプラントがぐらついた際の対処法は、以下の通りです。

アバットメントを締め直す

アバットメントが緩んでいてグラつく場合は、一度人工歯を外してアバットメントを締め直します。早めにゆるみに気づければ、インプラントを失うことはないでしょう。

人工歯をつけ直す

接着剤でつけていた人工歯がグラつく場合は、人工歯をつけ直します。取れた場合でも、人工の歯を歯科医院に持参しましょう。インプラント体や人工歯に問題がなければ、そのままつけ直すことができます。

インプラント周囲炎の治療する

インプラント周囲炎によってインプラントがぐらついている場合は、治療を行います。初期の段階なら、一度人工歯を外してインプラント周辺を消毒して炎症を抑えます。

インプラント周囲炎が歯茎の内部まで進行している場合は、感染した歯肉の除去や失われた骨を人工骨で補うなどの処置が必要です。

インプラントを除去して治療をやり直す

インプラントを維持できないほどにインプラント周囲炎が進行している場合は、一度インプラントを除去したうえで骨造成を行い、再びインプラント治療を行う必要があります。

ただし、もう一度インプラントを埋入しても、同じようにインプラント周囲炎になる可能性が高いです。再治療を受けるかどうかも慎重に検討しましょう。

インプラントがぐらつくのを予防するためには

歯間ブラシをする女性

インプラントがぐらつく大きな原因は、インプラント周囲炎です。そのため、インプラント周囲炎にならないようにセルフケアに力を入れましょう。

通常の歯ブラシだけではなく、タフトブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを使って細かい部分もしっかりと磨き、磨き残しを防いでください。

また、セルフケアと共に歯科医院の定期検診を欠かさないことも大切です。自分では気づきにくいインプラント周囲炎や、その他のインプラントのトラブルに早めに対処してもらえます。

人工の歯がとれた、アバットメントがゆるんでいるように感じるといった場合も、早めに歯科医院に行き対処してもらいましょう。こうしたトラブルでも、対処が早ければ早いほど大事に至らない可能性が高まります。

歯ぎしりや食いしばりが強いことでインプラントに大きな負荷をかけてしまうこともあります。自分では歯ぎしりや食いしばりに気づけないこともありますが、指摘された場合は就寝中はナイトガードを使用するのもよいでしょう。

まとめ

インプラントのイメージ

インプラントは自分の歯の代わりとなるもので、第二の歯といっていいでしょう。不安定な状態にならないように気を配ってください。

インプラントを守るためには、まず自宅でのセルフケアをしっかりと行う必要があります。インプラントのケア方法がわからない場合は、歯科医師や歯科衛生士に質問して患者さまに合った方法を伝授してもらうとよいでしょう。

定期検診はインプラントの保証の条件になっていることも多いです。トラブルの早期発見・早期治療のためにも、欠かさないようにしてください。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年03月07日

インプラントの被せ物が取れたらどうしたらいい?対処法を解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラントの被せ物のチェック

「インプラントの被せ物が急に取れたらどうしたらいいの?」「インプラントの被せ物が外れる原因は?」といった疑問を持っている患者さまもいるでしょう。

今回は、インプラントの被せ物が外れたときに注意することや、対処法について解説します。インプラントの被せ物が取れるのを防ぐポイントも伝えますので、ぜひご覧ください。

インプラントの被せ物が取れる原因

インプラントの被せ物

インプラントの被せ物(人工歯)が取れる原因はいくつかあります。よくある原因は、以下のとおりです。

接着剤が古くなった

インプラントを接着剤で固定している場合、接着剤が古くなって被せ物が取れることがあります。接着剤が劣化して取れただけで、人工歯の破損などがない場合は再度接着できることもあるでしょう。

ネジがゆるんでいた

インプラントの被せ物をスクリュー(ネジ)で固定しているケースでは、ネジのゆるみで被せ物が取れる可能性があります。ネジで固定し直せば元に戻せるので、特別な処置は必要ないことが多いです。

歯ぎしり・食いしばりのクセがある

歯ぎしりや食いしばりなどのクセがあると、インプラントの被せ物に負荷がかかって取れることがあります。これらのクセがある患者さまは、インプラントの被せ物を守るためにナイトガードを装着して眠ると良いでしょう。

ナイトガードは歯科医院で作製できるので、相談してみてください。

インプラントの被せ物が古くなった

インプラントの被せ物は耐久性が高いですが、それでも10~15年ほどで寿命をむかえます。寿命をむかえると、取れたり破損したりするのです。

インプラントの被せ物が取れた場合の注意点

インプラントの被せ物が取れた場合の注意点イメージ

インプラントの被せ物が取れたときは、焦らずに対処しましょう。注意点は以下のとおりです。

人工歯を保管する

インプラントの被せ物が外れたら、ジッパー付きのポリ袋などに入れて保存しましょう。ティッシュペーパーに包むとゴミと間違えて捨てる可能性があるので注意しましょう。

保存する容器はジッパー付き袋以外にも、旅行で使用する化粧品の詰替容器や、アクセサリー用の容器でも問題ありません。

そのまま放置しない

インプラントの被せ物が取れたときは、仕事や勉強で忙しくても放置しないようにしましょう。そのまま放置すると、被せ物を紛失する可能性もあります。

インプラント部分以外の歯への負担が増えたり、ブラッシングがしにくくなって虫歯や歯周病になりやすくなったりと悪影響があります。

自力で戻そうとしない

インプラントの被せ物が外れたとき、自力で戻そうとするのは避けてください。自力で戻そうとすると無理な力が加わって被せ物が変形したり、細菌に感染したりと悪影響がでる可能性があります。

また、瞬間接着剤など市販の接着剤は身体に使用していいものではありません。害を及ぼす可能性があるため、口内に使用するのは避けてください。

インプラントの被せ物が取れた場合の対処法

インプラントの被せ物が取れた場合の対処法を説明

インプラントの被せ物が取れた場合の対処法は、以下のとおりです。

変形しないように保管する

インプラントの被せ物が取れたらジッパー付きのポリ袋などに入れて失くさないようにしますが、その状態のままでは被せ物が変形する可能性があります。ジッパー付きポリ袋ごと硬い保存容器に入れるようにしましょう。

保存容器に入れた後は、落として変形しないように大切に扱ってください。

できるだけ早く歯科医院で診てもらう

インプラントの被せ物が取れたら、できるだけ早くかかりつけの歯科医院へ連絡しましょう。連絡するときには、以下のポイントを伝えると適切な処置をスムーズにしてもらえます。

  • インプラントの被せ物が取れた時期
  • 取れた時の状況
  • 痛みの有無など、口内の状況
  • ぐらつきなど、取れる前兆の有無

上記のように、インプラントや口内の状態を正確に伝えることが重要です。何らかの違和感を覚えた時はメモにとっておくなど、状況を伝えられるようにしておきましょう。

インプラントの被せ物が取れた場合の治療にかかる費用

インプラントの被せ物が取れた場合の治療にかかる費用イメージ

インプラント治療は自費診療ですので、インプラントの被せ物が取れた場合の治療費も保険が適用されません。

ただし、インプラント治療には保証を設けている歯科医院が多いです。数ヶ月から数年間の保証期間を設けているところが多く、保証期間内であれば無償で治療してもらえる可能性があります。詳しくは歯科医院に確認してみてください。

インプラントの被せ物が取れたときの状態によって治療費は異なりますが、およその値段は以下のとおりです。

インプラントの被せ物を着け直せるケース

インプラントの被せ物が取れても、そのまま着け直せるケースでは再装着の料金だけで済みます。再装着の料金は歯科医院によって異なりますが、500~5,000円ほどでしょう。

インプラントの被せ物を失くしたケース

取れたインプラントの被せ物を失くすと、被せ物を作り直す必要があります。被せ物の料金は最初にかかった金額と同じくらいかかるケースが多いでしょう。

インプラントの被せ物は決して安価なものではありませんので、紛失しないように注意してください。

インプラントの被せ物が壊れたケース

インプラントの被せ物が壊れたケースでは、失くしたケースと同じように作り直す必要があります。被せ物が取れたときは、壊れないように頑丈なケースで保管するようにしてください。

インプラントの被せ物が取れるのを防ぐためには

インプラントの定期検診

インプラントの被せ物が取れると細菌に感染しやすくなるなど、悪影響があります。被せ物が取れるのを防ぐポイントは、以下のとおりです。

定期検診を必ず受ける

定期的に通院して、ネジが緩んでいないか確認してもらいましょう。インプラントを接着剤で固定している場合でも、古くなった接着剤を外して着け直すこともできます。

定期的に口内を診てもらうと、虫歯や歯周病ができても早期発見・早期治療にも繋げられます。大きな問題に発展する前に対応できるので、定期検診は欠かさないようにしてください。

歯ぎしりや食いしばりに注意する

歯ぎしりや食いしばりのクセがある患者さまは、できるだけやめるように意識してください。インプラントの被せ物に負荷がかかりすぎると、割れて取れる原因になります。

日中はやめるように意識できても、寝ているときは難しいのでナイトガードを使用すると良いでしょう。

丁寧なセルフケアをおこなう

インプラントの被せ物が取れる前に、不具合にすぐ気付けるように丁寧にケアを行いましょう。歯ブラシや歯間ブラシ、デンタルフロスを使ってセルフケアを徹底してください。

インプラントの周辺にプラークや歯石が溜まった状態では、被せ物がグラついていても気づけない可能性があるためです。丁寧なセルフケアをおこなうと、虫歯や歯周病の予防にも繋がります。

まとめ

インプラントの器具

インプラントの被せ物が取れたら、自力でなんとかしようとせず歯科医院を受診しましょう。ご自身で付け直すと、細菌感染や被せ物の破損に繋がる可能性があります。

取れた被せ物は失くしたり割れたりしないように大切に保存して、できるだけ早く歯科医院に相談してください。相談するときには、取れたときの状況や口内の状態などを細かく伝えるとスムーズに対処してもらえます。

しかし、被せ物が取れてから慌てて対処するよりも、定期的に通院して取れる前に対処してもらうのが理想です。定期検診を受けるとプロのケアで歯石を取ってもらえたり、虫歯や歯周病のチェックを受けることができたりとメリットがたくさんあります。

ぜひ、定期検診でインプラントの状態や口内の状態を確認してもらいましょう。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年02月22日

喫煙者でもインプラント治療は受けられる?喫煙が及ぼす悪影響とは?

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラントのイメージ

歯を失った時の治療法として、近年インプラント治療が注目を集めています。インプラント治療とは、失った歯の代わりに人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を装着する治療法です。

入れ歯とは異なり取り外しが不要なので、治療が成功すれば本物の歯のように咀嚼できます。

しかし、喫煙者の場合インプラント治療ができない可能性があります。治療の保証が使えない場合もあるため、喫煙者の方は注意が必要です。

本記事では、喫煙者がインプラント治療を受ける際の注意点と、喫煙がインプラント治療にどのような影響を及ぼすのかについて詳しく解説します。

インプラントとは?

インプラント治療のイメージ

インプラントは、失った歯を人工的に補う治療法の1つです。失った歯の代わりにチタン製の人工歯根を埋め込み、その上に人工歯を被せて歯を補います。従来の入れ歯やブリッジと比べて、見た目や機能が天然歯に近いことが特徴です。

インプラント治療は高度な技術を要し、治療期間は4〜6ヶ月かかります。人によっては1年近くかかることもあるでしょう。

長期間の治療ですが、成功すれば本物の歯のように咀嚼できるようになります。入れ歯のように外れてしまう心配もありません。

インプラントは保険適用外の治療法であり、自費診療なので治療費が高額です。インプラントの種類にもよりますが、1本あたり30〜60万円かかります。

費用も時間もかかる治療なので、始める際には慎重に検討しましょう。また、長持ちさせるためのメンテナンスやお手入れも欠かさずに行う必要があります。

喫煙者でもインプラント治療は受けられる?

喫煙者

結論か伝えると、一部の喫煙者はインプラント治療が受けられません。喫煙は、インプラント治療の成功率や長期的な安定性に悪影響を及ぼすためです。

一般的な喫煙者であればインプラント治療を受けられることがありますが、いわゆるヘビースモーカーは断られる可能性があります。1日21本以上タバコを吸う人は注意が必要です。

喫煙は口腔内の健康に悪影響を及ぼすと言われています。タバコの煙に含まれる有害物質は、口腔内の組織を直接的に傷つけ血液循環を悪化させるのです。インプラントが抜け落ちるリスクが高まり、治療の成功率が下がるでしょう。

近年では加熱式タバコや電子タバコが普及しています。従来のタバコと比較すると有害物質の量が少ないため、インプラント治療には問題ないと考えている方がいるかもしれません。

しかし、有害物質がゼロではない以上、口腔内の健康に悪影響を及ぼすことは変わらないでしょう。

インプラント治療中の電子タバコの安全性は、まだ十分に研究されていません。日本口腔インプラント学会からは、電子タバコや加熱式タバコの注意喚起がされています。余計なリスクを取り除くためにも、タバコの種類に限らずインプラント治療中は禁煙するべきです。

喫煙がインプラントに及ぼす影響

喫煙がNGのイメージ

喫煙はインプラント治療に悪影響を及ぼします。タバコに含まれる有害物質の影響で、インプラントが抜け落ちる可能性が高まるでしょう。インプラント自体の寿命を縮めるため注意が必要です。

以下では、喫煙がインプラントに及ぼす主な悪影響について解説します。

炎症や感染症を引き起こす

タバコに含まれているニコチンにより、免疫機能が低下して炎症が起こりやすくなります。細菌から体を守る細胞である白血球の機能が低下するためです。

歯茎から細菌が侵入した際に炎症が悪化しやすくなる上に、手術でできた傷も治りにくくなります。特に、インプラント治療では、インプラントを固定している周辺の歯茎が炎症を起こししやすいです。

インプラント周囲炎と呼ばれますが、インプラントが安定せずに抜け落ちる原因にもなります。進行すると顎の骨まで溶かされるので、再治療が不可能になることもあるでしょう。

タバコに含まれる有害物質は炎症を進行させ、インプラントに加えて口腔内の健康にも悪影響を及ぼします。インプラント治療を受ける場合は、禁煙するのが理想です。

インプラントが抜けやすくなる

喫煙はインプラントの成功率を著しく低下させるという研究結果が出ています。タバコに含まれるニコチンは、血管を収縮させて血流を悪化させます。当然口腔内の血行も悪化するので、インプラントを支える歯茎に酸素や栄養が行き渡らなくなるのです。

歯茎への酸素や栄養が不十分な場合、インプラントの土台である人工歯根と顎の骨の結合が阻害され、インプラントが安定しなくなります。インプラントが適切に固定されず、抜け落ちる離脱につながる可能性が高いです。

残った歯の健康を脅かす

前述したとおり、喫煙によりインプラントの周辺が炎症を起こしたり、感染症を患うリスクがあります。これらが周辺の歯や歯茎に広がることがあるため、注意が必要です。

健康な歯の周りが歯周病になる、感染症が広がって重症化するなど、影響が広がる可能性も考えられます。インプラントによるトラブルは、口腔内全体に悪影響を及ぼします。

残存歯を健康に保つためにも、インプラント治療中の禁煙は必要不可欠です。

インプラント治療後は喫煙しても問題ない?

インプラント治療後は喫煙しても問題ないか疑問のイメージ

インプラント治療中は、インプラントの人工歯根と顎の骨の結合を阻害する上に、炎症を引き起こすため禁煙することが望まれます。一般的には、術前術後それぞれ2〜3週間は禁煙したほうがよいでしょう。

喫煙によるリスクはインプラント治療後も生じるため、注意が必要です。タバコを吸うと、口腔内に細菌が繁殖しやすくなります。唾液の分泌量が減り、殺菌作用が機能しないためです。

唾液が少ないと虫歯や歯周病のリスクが高まるでしょう。同時にインプラント周囲炎のリスクも高まるため、インプラント治療から時間が経過した後も引き続き注意しなければなりません。

インプラント治療には長い時間と高額な費用がかかります。出来るだけ長持ちさせたいと考える方が多いでしょう。

長持ちさせるためには、禁煙が欠かせません。禁煙を検討している方は、まず以下のことから始めましょう。

  • タバコの本数を減らす
  • ニコチンパッチなどの禁煙補助薬を使用する
  • 歯科医師や禁煙外来に相談する

ご自身でいきなり完全に禁煙するのは難しいです。本数を減らすことから始めて、時には医療機関の助けもかりると良いでしょう。

喫煙していると保証を受けられないって本当?

煙していると保証を受けられないか考える人

多くの場合、インプラント治療には保証がついています。

しかし、保証を受けるためには一定の条件を満たさなければなりません。その1つが禁煙することであり、喫煙者は保証の対象外になることが多いです。

実際、喫煙者は非喫煙者に比べてインプラントの失敗率が高いという研究結果もあります。骨とインプラントの土台が結合しづらい上に、虫歯や炎症が起こりやすいためです。

喫煙がインプラントの大きなトラブルの要因になっているため、喫煙者に対するインプラントの保証を制限している歯科医療機関も存在します。

喫煙者がインプラントの保証を受けるためには、禁煙する必要があるでしょう。また、喫煙者の方は、治療前に歯科医師と喫煙についてしっかりと話し、適切なケアを受けることも重要です。

保証を受けるための具体的な条件は歯科医院によって異なるため、事前に確認しましょう。

まとめ

インプラントの器具

今回は、喫煙者でもインプラント治療が受けられるかどうかについて解説しました。インプラント治療とは、失った歯を人工的に補う治療法の1つです。

喫煙は、インプラント治療に悪影響を及ぼすため、治療を受ける場合は禁煙するのが理想です。どうしても禁煙が難しい場合は、歯科医院に相談し、リスクを十分に理解した上で治療を受けましょう。

喫煙者でもインプラント治療は受けられますが、喫煙はインプラント治療の成功率に影響を及ぼす可能性があります。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年02月08日

インプラントは虫歯にならないの?注意すべき口内トラブルとは?

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラントの説明

天然歯のような見た目で、ほかの歯と自然に馴染むインプラント。「インプラントって虫歯になるのかな?」と疑問に思ったことはありませんか?

虫歯になると痛みがでたり、治療にも時間がかかったりするため、インプラントが虫歯にならないか不安になる方もいるでしょう。

今回は、インプラントが虫歯になるのかどうかについて解説します。インプラント治療後に起こる可能性のあるトラブル、インプラントを長持ちさせるためにできることなどもご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは?

インプラント治療

インプラントとは、虫歯や事故などで失った歯を補う治療方法の一つです。インプラント以外に歯を補う治療には、ブリッジや入れ歯などがあります。

インプラントは、ほかの治療方法に比べて審美性が高く、天然の歯と変わらない噛み心地を再現できる可能性が高いことが特徴です。

インプラントでは、外科手術を行って顎の骨に人工歯根を埋めこみます。しっかりと歯を支えることができるため、天然の歯のように噛めるようになるのです。

また、人工歯にはセラミックを使用するため、見た目の良さも兼ね備えています。

インプラントの治療方法

インプラントは、以下の3つのパーツで構成されています。

  • インプラント体
  • アバットメント
  • 人工歯

まずは、歯茎を切開してインプラント体を顎の骨に埋め込みます。インプラント体が歯の根っこの代わりとなって歯を支えます。

インプラント体は顎の骨に結合させる必要があるので、3〜6ヶ月ほど結合を待ちます。その後、人工歯を取り付けるための連結装置、アバットメントを取り付けます。

切開した歯茎の腫れが治まり、人工歯を製作するための型取りができる状態になった時点で、型取りをします。完成した人工歯を装着すれば、治療完了です。

インプラントは入れ歯やブリッジとは違い、外科手術を必要とする治療です。持病をお持ちの方や、骨の状態によっては治療できないこともあるでしょう。

そのため、持病を治療している病院の担当医と相談しながら、インプラント治療を進めていかなければならないケースもあります。

インプラントは虫歯にならないの?

虫歯の女性

インプラントは虫歯になることはありません。そもそも虫歯とは、食事に含まれる糖分をエサに繁殖した虫歯菌が、酸を作り出して歯を溶かす病気です。

初期の虫歯では、天然の歯の一番外側に存在するエナメル質と呼ばれる部分が溶かされます。さらに虫歯が進行すると、エナメル質の奥にある象牙質(ぞうげしつ)や神経にまで虫歯が広がり、痛みがでるようになるでしょう。

しかし、インプラントのような人工歯にはエナメル質が存在しません。虫歯菌が作り出す酸によって人工歯が溶かされることがないため、インプラントが虫歯になることはないのです。

インプラント治療後に注意すべき虫歯以外の口内トラブル

インプラント周囲炎のイメージ

インプラント治療をした歯は虫歯にならないことがわかりました。


しかし、虫歯以外のトラブルは起こり得ます。インプラント治療後に起こる可能性のある虫歯以外のトラブルは、以下のとおりです。

  • インプラント周囲炎
  • インプラント治療をした周辺の歯の虫歯
  • インプラントが外れる

一つひとつくわしく解説していきます。

インプラント周囲炎

インプラント周囲炎とは歯周病と同じ細菌感染の一種で、インプラント周囲の組織で炎症が起こる病気です。インプラント周囲炎になると歯茎が腫れる、出血するなどの症状が現れ、症状が進むとインプラントが抜け落ちることもあります。

インプラント周囲炎の主な原因はプラークです。プラークは歯垢とも呼ばれ、食べかすが歯の表面に残り続けることで細菌が繁殖し、プラーク(歯垢)となります。

磨き残しなどで口内が不衛生な状態だと、インプラント周囲炎の可能性が高まります。

インプラント治療をした周辺の歯の虫歯

インプラントは虫歯になりませんが、歯磨きを怠ったり磨き残しが多かったりすると、周囲の歯が虫歯になるリスクはあります。毎日のセルフケアがしっかりできていないことで歯を失っている場合、歯磨きの仕方や、頻度などを見直さなければならないでしょう。インプラント以外の歯も、再び失ってしまう可能性があります。

インプラントが外れる

インプラントを使い続けていると、アバットメントが外れたり、人工歯が割れたりすることがあります。インプラントが外れる主な原因は、以下のとおりです。

  • アバットメントの取り付けが不十分である
  • 噛み合わせが悪い
  • 強い衝撃が加わって人工歯が割れる
  • インプラント周囲炎が重症化した

インプラント体と人工歯の連結部品であるアバットメントの取り付けが不十分な場合は、しっかり付け直すことで解決できるでしょう。噛み合わせが悪かったり、人工歯が割れてしまったりした時は、人工歯を再製作することもあります。

また、インプラント周囲炎が重症化するとインプラントの周囲の顎の骨が溶かされます。インプラント治療を一からやり直さなければいけないケースも少なくありません。

インプラントを長持ちさせる方法

歯磨きする女性

インプラントは費用も高額で、治療期間も長い治療です。せっかく入れたインプラントが使えなくなってしまうことは避けたいと感じる方が多いでしょう。

最後に、インプラントを長持ちさせる方法をご紹介します。インプラントは入れ歯やブリッジなどの方法に比べ、使い方によっては10〜15年と長く使用できることもあります。

インプラントを長く使用するためには、以下のポイントに気をつけましょう。

  • 歯磨きをしっかり行う
  • マウスピースをつける
  • 歯科クリニックで定期メンテナンスを受ける

詳しく解説していきます。

歯磨きをしっかり行う

インプラント自体は虫歯になることはありませんが、歯磨きを怠ったり、磨き残しが多かったりするとインプラント周囲炎のリスクが高まります。予防のためには、毎日のセルフケアをしっかり行うことが重要です。

歯磨きを丁寧にすることに加え、歯間ブラシやフロスなどを使って歯と歯の間の汚れを取り除くことも大切です。

マウスピースをつける

歯ぎしりや食いしばりの癖がある方は、マウスピースを使うことで人工歯の破損などを予防できることがあります。

歯ぎしりや食いしばりは歯に大きなダメージを与えます。マウスピースを使用することでインプラントを長持ちさせられる可能性が高まるでしょう。

マウスピースは歯科クリニックで作成してもらえます。型取りをし、数週間程度で完成するでしょう。

歯科クリニックで定期メンテナンスを受ける

インプラント治療後も、歯科クリニックで定期メンテナンスを受けることは、インプラントを長持ちさせるうえで重要です。歯科クリニックの定期メンテナンスでは、歯茎が腫れていないか、インプラントのグラつきがないか、噛み合わせの異常がないかなどを確認します。

患者様自身では、インプラント周囲炎になっていても初期の段階では気づかないことも多くあります。プロの目でチェックすることで、早い段階で処置を行うことができるでしょう。

また、定期メンテナンスでは、専用の機械を使って普段の歯磨きでは落としきれない汚れまで除去してもらえます。インプラント周囲炎や他の歯の虫歯予防の効果が期待できます。

磨き残しが多い部分や磨き方などをチェックして正しい磨き方を指導してもらえるので、普段のセルフケアに活かすこともできるでしょう。

まとめ

インプラントの模型

虫歯とは、細菌が発生させる酸によって歯の表面にあるエナメル質が溶かされることです。インプラントのような人工歯にはエナメル質が存在しないため、虫歯になることはありません。

ただし、インプラント治療後には虫歯以外のトラブルが起こる可能性があります。インプラント周囲炎や、インプラントの脱落などが挙げられるでしょう。

このようなトラブルを防いでインプラントを長く使用するためには、定期メンテナンスや歯磨きをしっかり行うことが大切です。インプラントの平均寿命は10〜15年程度で、使い方によってはそれ以上使うこともできます。

正しいインプラントの使用方法を学び、快適に毎日過ごしましょう。

インプラントを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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24年01月17日

インプラント治療の失敗例!成功させるための対策も解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラントで失敗した人

インプラント治療とは、歯を失った顎の骨に人工歯根を埋入し、人工歯を被せて口腔機能を回復する治療です。ご自身の歯のようにしっかり噛めること、見た目が自然であることなど、メリットの多い治療です。

しかし、稀に治療がうまくいかない、すぐにインプラントが破損した、抜け落ちたという例もあります。

今回は、インプラント治療で失敗しないために、失敗例や原因、成功させるための対策を解説します。インプラント治療を検討している人は、参考にしてください。

インプラント治療の失敗例

インプラントの失敗で悩む人

インプラント治療における主な失敗例を、原因とともに解説します。

インプラント体と骨がうまく結合しない

インプラントは、歯を失った部分に人工歯根(インプラント体)を埋入して顎の骨と結合させ、人工歯を被せる治療です。そのため、骨としっかり結合しないと、インプラント体が抜け落ちます。

インプラント体の素材は、人間の身体になじみやすいチタンかチタン合金です。基本的には、骨と問題なく結合します。

しかし、以下のような要因がある場合、骨との結合が妨げられ、インプラント治療の失敗につながることがあるでしょう。

  • 骨粗しょう症などで骨密度が低い
  • 喫煙者であるため歯茎に十分な血液が届かない
  • 糖尿病や歯周病を罹患している
  • インプラント体の埋入方向や深度を誤った
  • 骨の量を増やす手術が失敗した

インプラント体が破損する

ごく稀ですが、インプラントを使っているうちに破損することがあります。破損の原因としてまず挙げられるのは、使用しているインプラント体が細い・薄いことでしょう。

インプラント体は国内外さまざまなメーカーが製作しており、形状や大きさ、素材が異なります。インプラント体が細い・薄いと、限られたスペースにも埋入しやすいというメリットがあります。

しかし、適したインプラント体を選択しないと、インプラント体の破損につながるのです。どのようなインプラント体を用いるかは歯科医師が判断するので、歯科医師の経験や知識が重要といえるでしょう。

また、インプラント体と人工歯をつなぐアバットメントが、歯ぎしりや食いしばりによって緩むことがあります。インプラント体の破損の原因になるので、アバットメントの状態も定期的に確認しなければなりません。

インプラント周囲炎になった

インプラント治療は、手術が終われば終わりではありません。インプラント体も人工歯も人工物なので虫歯になりませんが、インプラント周囲の組織に炎症が起こることがあります。

インプラントの歯周病ともよばれる、インプラント周囲炎を発症することがあるのです。

インプラント体は天然の歯根よりも細菌に弱く、一度感染すると治療が困難で急速に進行します。そのため、天然歯以上にしっかりとメンテナンスする必要があります。

インプラント治療が失敗した際の再手術の条件として、定期メンテナンスを受けていることを挙げる歯科医院も多いです。

見た目が悪く目立つ

入れ歯やブリッジと比較して目立たず、天然歯のように見えることがインプラント治療のメリットの一つです。

しかし、骨や歯肉を大幅に失っている人の場合、インプラントの人工歯が大きく露出しているため、長く見えて目立つことがあります。健康的で美しい歯を期待していた場合は、失敗したと感じるかもしれません。

インプラント治療を成功させるために

インプラント治療の説明

インプラント治療は、患者さまにとってメリットが多く、満足度の高い治療といえます。費用が高額で手術も必要なので、失敗を防ぎたいと思う人が多いでしょう。

インプラント治療を成功させるための対策は、以下のとおりです。

信頼できる歯科医院を選ぶ

インプラント治療が可能なのかを判断し、インプラント体や人工歯の選択、治療計画の作成、インプラントの埋入手術、術後のメンテナンスを行うのは歯科医師です。最後まで安心して任せられる歯科医院を選びましょう。

自由診療であるため歯科医院によって費用が異なりますが、費用だけで判断するのは推奨できません。インプラント治療の実績や知識が十分にあり、検査や手術のための設備が整っている歯科医院を選んでください。術後のメンテナンスも任せられることが重要です。

また、何かあった際にすぐに相談できる雰囲気の歯科医院であれば、安心して治療を受けられるでしょう。

禁煙する

日本口腔インプラント学会は、禁煙宣言をしています。喫煙によるインプラントへの悪影響は大きく、寿命を縮める大きな原因であるためです。

費用と時間をかけたインプラントを失わないために、喫煙者の人はできる限り禁煙しましょう。

ナイトガードを装着する

インプラントだけではなく、歯ぎしりや食いしばりで大きな力がかかり続けると天然歯もダメージを受けます。特にインプラントの場合、クッションの役割を果たす歯根膜がないため、余計に大きな力がかかるでしょう。

癖である歯ぎしりや食いしばりを改善するのは困難です。そのため、歯ぎしりや食いしばりがある人がインプラント治療を受けた際は、ナイトガードを装着しましょう。

毎日のセルフケアと定期メンテナンスを欠かさない

インプラント周囲炎からインプラントを守るために、食後は丁寧に歯磨きしてください。歯科医院を定期的に受診し、インプラントの状態を確認してもらうことも重要です。

定期検診の際はクリーニングも受けて、歯ブラシでは届かない部分もきれいにしてもらってください。日頃の歯磨きに関する疑問がある場合は、ブラッシング指導を受けてアドバイスをもらうとよいでしょう。

インプラント治療が向かない人の特徴

インプラント治療が向かないイメージ

治療前のカウンセリングの際に、インプラント治療を避けるべきと判断されることがあります。

骨粗しょう症の人

骨粗しょう症を患っている人の場合、主治医と連携しながらインプラント治療が可能かを判断する必要があります。処方されている薬によっては、顎の骨が壊死する、骨とインプラントがうまく結合しないなどのリスクが生じるからです。

全身疾患で血糖値をコントロールできていない人

糖尿病や心臓病、肝臓病、高血圧などを患っている人で、血糖値が十分にコントロールできていない場合は、インプラント治療を受けられないことがあります。手術部位が細菌に感染しやすく、傷の治りが悪くなるリスクがあるからです。

妊娠中の人、20歳以下の人、高齢の人

妊娠中の人の場合、体調が不安定になりやすいのでインプラント治療は避けたほうがよいでしょう。出産後か、安定期に入ってから治療を受けるよう勧められることがあります。

成長期のお子さまや、定期的な通院が難しい高齢の人も、インプラント治療は難しいでしょう。

禁煙できない人

喫煙していてもインプラント治療はできますが、長持ちさせることを考えると推奨できません。禁煙できない人は、インプラント治療は不向きといえるでしょう。

外科手術を受けられない人

インプラント治療は外科手術を伴うため、外科手術を受けられない人はインプラント治療を受けられません。外科手術に対して強い恐怖心がある場合は、静脈内鎮静法によってリラックスした状態で手術を受けられる歯科医院もあります。

まとめ

インプラント治療の器具

インプラント治療の成功率は90%以上といわれており、10年以上インプラントを使い続けられる人が少なくありません。事前に精密検査を行い、無理のない治療計画を立案し、経験のある歯科医師が治療にあたれば、長く使い続けられるでしょう。

しかし、費用は高額で外科手術が必要であるため、患者さま自身もどのようなリスクがあるのかを知る必要があります。対策を講じることも大切です。

特に、骨粗しょう症の人、糖尿病などの全身疾患がある人については、治療が行えるのか主治医と連携しながら判断しなければなりません。持病がある人は、歯科医師に相談してください。

また、インプラントを長く快適に使い続けるためには、治療後のメンテナンスが欠かせません。インプラントや人工歯は人工物ですが、歯ぎしりや食いしばりによる負荷や、インプラント周囲炎によって破損・脱落するリスクがあります。

毎日の歯磨きや定期検診で、インプラントやほかの歯も守りましょう。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年12月28日

インプラントにしたいけれど顎の骨が少ない?骨を増やす治療と費用!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。 歯のレントゲン
インプラント治療は、失った歯を補う方法として非常に人気です。機能性・審美性に優れていることから、多くの方から選ばれています。 インプラント治療を受ける際は、顎の骨の量が重要なことをご存じでしょうか。顎の骨が薄い場合や量が少ない場合、治療を断られると聞いたことがある方もいるかもしれません。 しかし、顎の骨の量が少ない方でも、インプラント治療を受けられる場合があります。近年では、顎の骨の量を増やす骨造成の治療が進化しているためです。 今回は、顎の骨を増やす骨造成について詳しく解説します。費用もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

顎の骨が少ないとインプラント治療は受けられない?

インプラント治療に疑問がある女性
インプラントは、顎の骨に穴をあけて人工歯根を埋め込み、人工歯を装着する治療です。そのため、顎の骨に適切な厚みや高さがなければ、インプラントが安定しません。 顎の骨の量が少ないと治療が難しいと判断され、治療前の検査の段階で断られるケースもありました。顎の骨の量が少ないと、インプラントと骨が結合しにくく、治療後に抜け落ちるリスクが高いためです。 しかし、近年では骨造成の治療が進化し、顎の骨の量を増やす方法が確立されています。骨造成を受けることで顎の骨の量を増やせれば、インプラント治療を受けられるでしょう。

顎の骨が少なくなるのはなぜ?

歯周病の女性
顎の骨が少なくなる理由は、以下のとおりです。
  • 歯周病
  • 加齢
  • 入れ歯やブリッジの使用
それぞれ解説します。

歯周病

顎の骨が少なくなる主な原因は、歯周病です。歯周病は、歯茎に炎症が生じる病気です。 口腔内の清掃が不十分なことが原因で引き起こされ、歯と歯茎の間の歯周ポケットが深くなります。歯周ポケットに細菌が侵入すると炎症が骨にまで広がり、顎の骨が溶かされて薄くなるのです。

加齢

加齢も、顎の骨が少なくなる原因です。個人差はありますが、顎の骨は年齢とともに薄くなる傾向にあります。 人間の骨は、古い骨が破壊される骨吸収と、新しい骨が作られる骨形成が繰り返されることで、バランスを保っています。 しかし、加齢によって、骨が吸収される速度が骨形成の速度を上回ることがあるのです。新たな骨の生成が間に合わなければ、骨の量が減少します。 特に女性の場合、高齢になると骨吸収を抑える作用のあるエストロゲンが減少するので、骨の吸収がより進行しやすいです。

入れ歯やブリッジの使用

入れ歯やブリッジを長期間使用すると、顎の骨が少なくなることがあります。 顎の骨は、刺激を受けることで厚みや量を保っています。入れ歯やブリッジの場合、噛む力が顎の骨に伝わりにくいため、骨の量や厚みが減少するのです。 入れ歯やブリッジを使用せずに、歯が抜けたまま放置した場合も、骨の量や厚みが少なくなります。

顎の骨を増やす治療法とは?

顎の骨を増やす治療
顎の骨を増やす治療として、広く行われているのが骨造成です。骨造成とは、顎の骨が足りない部分の骨を再生して増やし、インプラント治療を安全に進められる骨の厚みを確保する治療法です。 骨を増やすために、患者さまご自身から取り出した自家骨や人工の骨補填材などを使用します。骨が足りない部分に補填材などを詰めて、新しい骨が作られるように促すのです。 骨造成には、いくつか種類があります。代表的な方法を3つ確認しましょう。 実際の治療では、患者さまの口腔内の状態などを考慮して、歯科医師が適切な治療法を判断します。

GBR(骨誘導再生療法)法

GBR法は、骨が足りない部分に自家骨や骨補填材を充填し、メンブレンとよばれる人工の特殊な膜で覆って骨の再生を誘導する方法です。 骨の再生よりも歯肉の再生のほうが早いため、自家骨や骨補填材を充填しただけでは、骨を再生したい部分に歯肉の組織が再生します。そのため、メンブレン膜で骨と歯肉を遮断し、骨が再生するためのスペースを確保するのです。 GBR法は通常、インプラント治療の前に行われます。新しい骨が再生されるまで、4〜6か月程度待つ必要があるでしょう。 インプラントの埋入と同時に行う場合は、6か月〜1年程度の治療期間が必要です。

サイナスリフト

上顎の上には、上顎洞とよばれる空洞が存在します。サイナスリフトは、歯茎の側面を切開して上顎粘膜と骨を剥がし、すき間に自家骨や骨補填材を充填して上顎の骨を再生させる治療法です。 上顎の奥歯部分の骨の厚さが5mm以下の場合や、多くの歯が欠損している場合に行います。歯茎を大きく切開する必要がありますが、広範囲の骨を増やせること、残っている骨の量に関係なく適応できることがメリットです。

ソケットリフト

ソケットリフトも、上顎の骨を再生させる治療法です。ソケットリフトでは、インプラントを挿入するためにあけた穴から上顎洞の底部を押し上げ、自家骨や骨補填材などを注入して骨を再生させます。 ソケットリフトは、上顎の奥歯部分の骨の厚さが5mm以上ある場合や、歯1本分などの狭い範囲で骨を再生させたい場合に用いられます。ソケットリフトはインプラントの埋入時に行うため、手術回数が増えないことがメリットでしょう。

顎の骨を増やす治療の費用

顎の骨を増やす治療の費用イメージ
インプラント治療にかかる費用は、治療する部位や歯の本数によって異なります。1本あたり300,000〜400,000円が相場です。 顎の骨を増やす場合、インプラントの費用に加えて、骨造成の費用がかかります。治療を開始する前に、歯科医師としっかりと相談しましょう。

GBR法

GBR法の費用は、1本あたり50,000〜100,000円程度です。再生する骨の量や口腔内の状態によって変動します。

サイナスリフト

サイナスリフトの費用は、200,000〜300,000円程度です。サイナスリフトはソケットリフトよりも高額になりますが、ソケットリフトよりも再生できる骨の量が多いです。

ソケットリフト

ソケットリフトの費用は、1か所50,000〜100,000円程度かかるとされています。サイナスリフトと比べると、ソケットリフトは手術がシンプルなので費用も安価な傾向にあります。

骨を増やす治療は保険適用の対象になる?

医療保険イメージ
インプラント治療を安全に行うための骨造成は、基本的には保険適用外です。そのため、骨造成の費用は歯科医院によって異なり、高額になるのが一般的です。 ただし、先天的な病気や、後天的な病気・外傷などの理由で行う場合は、保険適用となるケースもあります。保険適用になるか気になる方は、治療を受ける前に歯科医院で相談しましょう。

骨を増やす治療を受けたあとの注意点

骨を増やす治療を受けたあとの注意点イメージ
骨造成の治療を受けた当日は、飲酒・激しい運動・入浴を控えてください。血流がよくなることで、創部から出血する可能性があります。 手術翌日からは、ふだんどおりに生活して問題ありません。 ただし、手術した部位で硬いものを噛む、歯磨きで傷つけるなど、刺激を与えないように注意しましょう。また、傷口に細菌が侵入すると感染症を引き起こす原因となります。術後は口腔内の清潔を保つことが重要です。 骨造成後に麻酔が切れると、個人差はありますが痛みや腫れが生じることがあります。痛みや腫れのピークは2~3日で、徐々に症状が軽減するのが一般的です。 術後2~3日は、処方された痛み止めを内服して痛みをコントロールしましょう。痛みが長く続く場合や、2〜3日以降も悪化する場合は、歯科医院を受診してください。

まとめ

インプラント治療
インプラント治療を受けるには、土台となる顎の骨の量が十分でなければなりません。以前は、顎の骨の量が少ないとインプラント治療を受けられませんでした。 しかし、近年では骨造成を受けることで顎の骨の量を増やし、インプラント治療を安全に受けられるようになっています。インプラント治療は、多くのメリットを享受できる治療法です。顎の骨の量が少なくてインプラント治療を諦めていた方も、一度歯科医院を受診して相談してはいかがでしょうか。 インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年12月07日

失った奥歯を取り戻す!インプラント治療を選択するメリットとは?

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

奥歯のインプラント治療

失った奥歯を取り戻すための方法の一つに、インプラント治療があります。自然な見た目を得られることや機能性が高いことから、多くの人々に選ばれています。

インプラント治療にはどのようなメリットがあるのでしょうか。インプラントはほかの健康な歯を傷つけることなく、自然な噛み心地と美しい見た目を得られる治療ですが、デメリットも存在するため慎重に検討する必要があるでしょう。

今回は、奥歯のインプラント治療について解説します。

奥歯の役割

奥歯をチェックする女性

奥歯は、食べ物を噛み砕いてすり潰すことに特化しており、特に「6歳臼歯」とよばれる第一大臼歯は、噛み合わせの安定に不可欠です。第一大臼歯が失われると、噛み合わせが不安定になり歯列全体に悪影響を及ぼす可能性があります。

また、奥歯を失うと効率的に食べ物を噛み砕けなくなります。奥歯を1本失うだけでも、噛む能力が40%ほど低下し、噛み合わせのバランスが崩れるとされているのです。

全体的な口腔健康を保つため、ストレスなく食事をして栄養を摂取するために、奥歯は重要な役割を担っています。

奥歯を失った場合の治療法

奥歯を失った場合の治療法について考える女性

奥歯を失った場合の治療法として代表的なのは、インプラント、入れ歯、ブリッジでしょう。それぞれの特徴を解説します。

インプラント

インプラントは、人工歯根を顎の骨に埋め込み、上部に人工歯を取り付けて歯を補う治療法です。ご自身の歯と同等の審美性・機能性を得られることから、非常に注目されています。

インプラントの大きな特徴は、歯根から補うことです。入れ歯やブリッジは歯の部分しか再建しないため、噛む力が低下するなどの問題があります。

インプラントと差し歯との違いは、ご自身の歯根が残っているかどうかです。差し歯はご自身の歯根を利用しますが、インプラントは歯根がない状態、つまり抜歯後に行われる治療法です。

インプラント治療は、ご自身の歯と同程度の噛む力を得ることができ、見た目も自然なので多くの患者さまに選ばれています。

しかし、外科手術を伴う治療なので、すべての患者さまに適応できるわけではありません。インプラント治療を検討する際は、歯科医師と十分に相談しましょう。

入れ歯

入れ歯も、奥歯を失った際の選択肢として挙げられます。複数の奥歯を失った場合でも、部分入れ歯で対応可能です。

奥歯を入れ歯にすると、取り外しが可能なため残っている歯の清掃を容易に行えるなどのメリットがあります。1本の欠損から適応でき、入れ歯が壊れても修理が可能な場合が多いです。

ブリッジ

ブリッジは、失った歯の両隣の健康な歯を削って土台とし、連結させた人工歯を固定する治療法です。そのため、両隣の歯が丈夫でなければ行えません。

ブリッジのメリットは、ご自身の歯のように自然に噛めることでしょう。ブリッジは固定されているため違和感が少なく、ふだんの歯磨きでお手入れできます。入れ歯と比較すると見た目が自然なこともメリットです。

ブリッジのデメリットは、健康な歯を削ることでしょう。土台となる歯には負担がかかり、寿命が短くなる可能性があります。

また、ブリッジと歯茎の間には汚れが溜まりやすく、虫歯や歯周病のリスクが高まることも懸念されます。

奥歯をインプラントにするメリット

奥歯インプラントにするメリットイメージ

奥歯をインプラントにするメリットは、以下のとおりです。

見た目が自然で美しい

入れ歯を使っている場合、金具やバネが目立つことで、公の場で笑えなくなる方がいます。笑うときに金属が見えることで、恥ずかしさを感じる方もいるでしょう。

インプラントは金属部分が目立ちにくく、見た目が美しいことが大きなメリットです。公共の場で笑うことに抵抗を感じることはないでしょう。

ご自身の歯のように噛める

ブリッジや入れ歯を使用している場合、外食を避ける傾向にある方がいます。ずれて痛みを伴い、食べ物を噛むことが難しくなることもあります。

インプラントは、顎の骨にしっかりと結合しているため、通常の使用でずれることはないでしょう。強い力が加わっても壊れにくいため、食事を楽しめます。

噛み合わせの悪化を防止できる

ブリッジや入れ歯の場合、噛み合わせに不快感を覚える方もいます。噛み合わせが適切でないと、最悪の場合ほかの歯を損傷する恐れがあるでしょう。

インプラント治療を行う際は、治療中に噛み合わせのバランスを細かく調節します。そのため、噛み合わせが悪くなることは少ないです。

定期的にメンテナンスを受ければ、大きく噛み合わせがずれることも防げるでしょう。

顎の骨が痩せることを防げる

インプラントは、顎の骨に埋め込んで固定します。食事の際の噛む力が、インプラントを通じて顎の骨に伝わるのです。顎の骨は常に適切な刺激を受けることができるので、丈夫さを保てます。

入れ歯やブリッジでは、インプラントほど顎の骨に噛む力が伝わりません。骨が徐々に弱くなる傾向にあります。

健康な歯を傷つけない

ブリッジでは両隣の健康な歯を削る必要があります。大きく削られた歯は虫歯になりやすく、将来的に抜歯しなければならないこともあるでしょう。

インプラント治療では周囲の歯への影響を最小限に抑えることが可能です。ブリッジ治療を受けたすべての方が虫歯になるわけではありませんが、健康な歯を維持するという観点では、インプラントは理想的な選択といえるでしょう。

発音に影響が出にくい

奥歯を失うと、空気が漏れて発音しづらくなることがあります。入れ歯やブリッジで補ったとしても、会話の最中にずれる・すき間ができるなど、スムーズな発音が困難になることがあります。

インプラントは歯茎と人工歯の間にすき間ができません。ずれることもほとんどないため、クリアな発音で会話を楽しめるでしょう。

痛みや違和感が少ない

入れ歯やブリッジを使用していると、歯茎と人工歯の間に食べ物が挟まって強い痛みを感じることがあります。歯並びが原因で装置が適切にフィットしない場合も、痛みを伴うでしょう。

インプラントは人工歯と歯茎の間にすき間が生じにくいため、間に食べ物が挟まることはありません。人工歯と人工歯根をつなぐ部分が緩んで痛むことはありますが、歯科医院で調整できます。

奥歯をインプラントにするデメリット

DEMERITと書かれたタグ

奥歯をインプラントにするデメリットは、以下のとおりです。

費用が高額である

高い治療費が必要になることは、インプラントのデメリットでしょう。インプラントは高い審美性や機能性を求めて選択される治療なので、健康保険が適用されないのです。

そのため、インプラント治療では1本あたり約300,000~400,000円を全額自己負担しなければなりません。治療する歯の本数が増えるほど、必要な治療費も大きくなります。

ブリッジと併用して治療費を減らすことは可能ですが、最低でも1本分の費用は必要です。

インプラント周囲炎を発症する恐れがある

奥歯をインプラントにした場合、インプラント周囲炎に注意しなければなりません。

インプラント周囲炎は、歯周病菌がインプラントと歯茎の間に侵入し、炎症を引き起こす病気です。インプラントが脱落する可能性があるだけでなく、ほかの健康な歯を失うリスクも伴います。

定期的にメンテナンスを受けていれば、インプラントが脱落するほど悪化することは少ないです。早期に発見できるので、悪化する前に治療できるでしょう。

インプラント治療後は、入念なセルフケアと定期的なメンテナンスが必須です。

治療期間が長い

インプラント治療は、一般的に治療期間が長くなる傾向があります。奥歯を失った場合の治療法のそれぞれの治療期間は、以下のとおりです。
  • インプラント:約3か月〜1年
  • 入れ歯:約2週間~1か月
  • ブリッジ:約1~4か月

インプラントの治療期間が、ほかの方法に比べて長いことがわかります。人工歯根と顎の骨の結合を待つ必要があるからです。

また、治療するのが上顎か下顎かによっても期間が異なります。一般的に、上顎の治療のほうが期間が長くなることが多いです。上顎の骨の上には空洞があって骨が薄くなりやすいため、治療が複雑になるからです。

治療を受けられない場合がある

インプラント治療は、患者さまの健康状態が良好でなければ受けられません。一般的な虫歯治療とは異なり、麻酔を伴う外科手術が必要だからです。

顎の骨が十分に丈夫で、インプラントを支える強度があることも条件です。骨が不足していると判断された場合は、骨造成(骨量を増やす治療)を行うか、別の治療法を検討する必要があるでしょう。

また、糖尿病や心臓病、高血圧などの持病がある場合、インプラント治療が難しいことがあります。感染症のリスクが高い、薬の影響で出血が止まりにくいなど、インプラント治療を受けるリスクが高いためです。

骨量が不足している場合は骨造成を行う必要がある

先ほども少し触れましたが、インプラントを埋め込むには、人工歯根を支える顎の骨の厚みや高さ、骨密度が非常に重要です。顎の骨が不足していると判断された場合、インプラント治療を受ける前に顎の骨を増やす処置が必要になります。

顎の骨を増やす方法には、サイナスリフト、GBR法、骨移植などがあり、患者さまの状態や要望に応じて選択されます。

しかし、骨造成を行ってもすぐにインプラント治療を開始することはできません。術後の経過を見守って、インプラントが可能かどうか判断します。

定期的なメンテナンスが必要になる

奥歯に限らず、インプラント治療を受けた場合は必ず治療後にメンテナンスを受けなければなりません。メンテナンスを受けないと、インプラントが抜け落ちるなどのトラブルにつながります。通常、3~6か月に一度のメンテナンスが推奨されています。

奥歯をインプラントにする場合の費用

奥歯をインプラントにする場合の費用イメージ

奥歯のインプラント治療にかかる費用の相場は、1本あたり300,000~400,000円程度です。診察から治療、人工歯の取り付けまでを含んだ総額ですが、あくまで目安なので患者さまの状況に応じて前後するでしょう。

歯科医院や使用するインプラントのメーカーによって費用が異なるため、具体的な金額は歯科医院に確認することが大切です。メンテナンス代などの追加費用も考慮しましょう。

まとめ

奥歯のインプラント治療

インプラント治療は、失った奥歯を回復させる効果的な方法です。自然な見た目や噛み心地を得られる、発音しやすい、ほかの健康な歯への影響が少ないなどのメリットがあります。

デメリットとしては、高額な治療費や長期にわたる治療期間、健康状態による制限、定期的なメンテナンスの必要性などが挙げられます。

治療費は1本あたり300,000~400,000円程度です。保険適用外の治療なので全額自己負担となります。

インプラントを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年11月16日

インプラント周囲炎の初期症状とは?早期発見と予防の重要性

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。 インプラントの模型

インプラント治療後のメンテナンスを怠ると、インプラント周囲炎を引き起こします。 最悪の場合、インプラントが脱落する可能性があるでしょう。

今回は、インプラント周囲炎の概要や原因、初期症状などについて解説します。インプラント周囲炎の治療方法や予防方法もご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

インプラント周囲炎とは?

インプラントの説明

インプラント周囲炎は、インプラントの周囲の組織が炎症を起こす病気です。わかりやすく表現すると、インプラント周囲で発生する歯周病といえるでしょう。

インプラントの欠点は、天然歯に比べて抵抗力が低いことです。そのため、インプラント周囲炎になった場合、進行するのが早いとされています。

歯周病と同様に、初期の段階では「歯科医院を受診しないといけない」と感じるようなはっきりとした症状が現れないことが多いです。目立った症状がないまま進行することも少なくありません。

インプラント周囲炎の初期症状とは?

インビザライン周囲炎の初期症状

インプラント周囲炎の初期症状を確認しましょう。

歯肉の赤み・腫れ

最も一般的な初期症状は、インプラント周囲の歯肉の赤み・腫れです。よく確認しなければわからないことも多く、インプラント周囲炎の初期症状だと気づけないこともあるでしょう。

歯肉からの出血

初期段階では出血が続くことはありませんが、歯磨きの際など刺激が加わると出血する場合があります。健康な歯肉は歯磨きしただけでは出血しないので、歯磨きのたびに出血するなど、頻繁に起きる場合は注意してください。

痛みや不快感

インプラント周囲炎の初期症状として、痛みや不快感が生じることがあります。

しかし、強い痛みが現れることは少ないでしょう。強くなくても、痛みや不快感が持続する場合は炎症が進行している可能性があります。

口臭の発生・悪化

口臭が発生・悪化する可能性もあるでしょう。口内で細菌が繁殖することで、口臭が発生するのです。

インプラント周囲炎の原因とは?

インビザライン周囲炎に悩む女性

インプラント周囲炎の原因は、以下のとおりです。

  • 治療後のメンテナンスが不足している
  • 歯周病の治療を受けていなかった
  • 悪い生活習慣がある

それぞれ解説します。

治療後のメンテナンスが不足している

インプラント周囲炎は、口腔内が不衛生になり歯周病菌が増殖することで引き起こされます。特に、インプラント周囲に蓄積した歯垢が原因といえるでしょう。

細菌はプラーク内で増殖しますが、細菌が放出する毒素によってインプラント周囲の組織に炎症が引き起こされます。つまり、歯磨きなどの日常の口腔ケアが不十分な場合、インプラント周囲炎になるリスクが高いのです。

また、インプラント治療後は歯科医院の定期検診を受けなければなりません。定期検診では、口内の状態を確認し、クリーニングを行います。

歯科医院でのクリーニングでは、日常のケアでは落とせない汚れをしっかりと落とすことが可能です。歯科医院の定期検診を怠ると、インプラント周囲炎になる可能性が高いでしょう。

歯周病の治療を受けていなかった

歯周病はかかる方が多い病気ですが、治療が難しいです。一度悪化した口腔内環境をもとの状態に戻すことは、簡単ではないのです。

歯周病の治療が完全に終わっていない状態で、インプラント治療を行うとインプラント周囲炎になるリスクが高まるでしょう。インプラント治療は、歯周病の治療が完了してから受けたほうがよいといえます。

悪い生活習慣がある

生活習慣は、インプラント周囲炎の発症に影響を与えます。例えば、喫煙はインプラント周囲炎のリスクを高める習慣の一つです。

タバコに含まれるニコチンや一酸化炭素は、血管を収縮させて血行を悪くします。口内や歯肉だけでなく、身体を健康に保つには十分な血流が必須です。血行が悪くなると、インプラント周囲炎になるリスクが高まるでしょう。

また、糖尿病などの持病もインプラント周囲炎のリスクに影響します。糖尿病の合併症には、歯周病や虫歯などが挙げられます。血糖値が適切にコントロールされていないと、細菌に対する抵抗力が低下し、傷が治りにくくなる可能性があるためです。

貧血がある方も免疫力が低下するでしょう。

インプラント周囲炎の早期発見と予防の重要性

インプラント周囲炎の予防イメージ

インプラント周囲炎は、早期発見すること、予防することが非常に重要です。炎症が粘膜に限定されている場合は治療によって症状を改善できますが、歯肉や歯槽骨が破壊されるともとの状態には戻せません。

インプラントを長く使い続けるためには、インプラント周囲炎の予防が不可欠です。早期発見、早期治療により重症化を防ぐことができます。

また、口腔内の健康は全身の健康につながります。歯周病を患っている方は、心筋梗塞や脳梗塞などのリスクが高まることがわかっているのです。

インプラント周囲炎を予防し、口内を健康に保つことは、全身の健康のために非常に重要なのです。

インプラント周囲炎の治療方法

インプラント周囲炎の治療イメージ

インプラント周囲炎の治療方法には、歯周ポケットの洗浄によって回復を促す非外科的治療と、歯肉を切開して行う外科的治療の2種類があります。

また、インプラント周囲炎は歯科医院での治療だけでは改善できません。 丁寧なブラッシングを実施する、生活習慣を改善するなど、患者さまの協力が不可欠です。

非外科的治療と、外科的治療の詳細をご紹介します。

非外科的治療

まずは、手術をせずに治療を進めます。主な内容は、以下のとおりです。

  • インプラント周囲の歯石の除去
  • 歯周ポケットの洗浄と薬剤注入
  • 抗生物質の投与
  • 歯磨きや生活指導

上記の治療をもとに、インプラント周囲の炎症を改善します。 セルフケアでは落とせない汚れを除去し、インプラントと歯肉の間にできる歯周ポケットの中まで徹底的にクリーニングします。

歯磨きや生活習慣の指導も行い、適切なケアができるようサポートしてくれるでしょう。

外科的治療

歯肉を切開して、インプラント本体に付着した汚れなどを除去します。インプラントの表面を直接洗浄できるので、治療効果が高いです。

骨吸収が進んでおり骨の再生が必要な場合は、骨移植を行います。骨を特殊な膜で覆い、骨の再生を促します。

外科的治療を行ってもインプラント周囲炎が改善しない場合は、インプラントを除去する必要があるでしょう。

インプラント周囲炎の予防方法

インプラント周囲炎の治療

インプラント周囲炎の予防方法は、以下のとおりです。

  • セルフケアを丁寧に行う
  • 歯科医院で定期的にメンテナンスを受ける
  • 禁煙する
  • 生活習慣を改善する

それぞれ詳しく解説します。

セルフケアを丁寧に行う

インプラント周囲炎を予防するためには、丁寧にセルフケアを行うことが非常に重要です。

歯磨きやマウスウォッシュで歯垢を除去し、口の中を清潔に保ちましょう。デンタルフロスを使って歯間の歯垢を除去することも重要です。

歯科医院の指導を受けながら、正しいブラッシング方法を学んでください。セルフケアの質を高めることができるので、歯の健康を維持できるでしょう。

歯科医院で定期的にメンテナンスを受ける

インプラント後の歯肉をケアするために、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けてください。セルフケアは大切ですが、セルフケアだけでは落とせない汚れがあります。

術後の経過が良好であっても、メンテナンスを怠ると汚れが蓄積します。インプラント周囲炎を発症するリスクが高まるのです。

インプラント治療後は歯科医師の指示に従い、メンテナンスを受けることが重要です。 定期メンテナンスでは、歯垢や歯石の除去だけでなく、口内の状態も確認してもらえます。

必要に応じて治療や指導を受けることができるので、セルフケアをしながら歯科医院に通うことで、歯の健康を維持できるでしょう。

禁煙する

前述したように、喫煙はインプラント周囲炎の原因の一つです。 場合によってはインプラントが脱落する可能性もあるので、注意が必要です。

インプラント周囲炎の予防を優先する場合は、禁煙しましょう。ご自身で禁煙することが難しい場合は、禁煙外来を受診するとよいでしょう。

生活習慣を改善する

インプラント治療後は、生活習慣を整えることも大切です。

インプラント周囲炎は、貧血や糖尿病によって引き起こされることがあります。貧血や糖尿病によって組織に十分な酸素が供給されないことで、インプラント周囲炎になるリスクが高まるのです。

栄養バランスのよい食事をとり、生活習慣に起因する慢性疾患に注意しましょう。食事の回数が増えるほど歯垢が形成される可能性が高まるので、決まった時間に食事をとるなど、工夫してください。

食べ物をよく噛むことで唾液の分泌量が増え、口の中の汚れが減ります。食事の際はよく噛むことを意識して、唾液の分泌を促しましょう。

まとめ

インプラントの歯

今回は、インプラント周囲炎の原因や初期症状、治療方法や予防方法について解説しました。

インプラント周囲炎は初期症状が少ないため、気づいたときには進行していることもあります。 毎日のケアと歯科医院での定期的なメンテナンスで、インプラント周囲炎を防ぐことが重要です。

インプラント周囲炎の予防には、歯磨きや歯間ブラシなどのセルフケアに加え、禁煙や生活習慣の改善も効果的です。

インプラント周囲炎にお悩みの方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年10月26日

インプラント治療は痛いのか?痛みがあるときの対処法も解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

歯が痛い女性

インプラントに魅力を感じていても、麻酔を伴う外科手術が必要になるため「痛いのは怖い」「どんなときに痛いの?」と不安に思う方もいるでしょう。

インプラントは局所麻酔を行って進める治療なので、基本的に治療中に痛いと感じることはありません。治療後の痛みも、痛み止めで対処できることが多いのでご安心ください。

今回は、インプラント治療は痛いのかどうかを解説します。インプラント治療の痛みについて不安がある方は、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療は痛いのか?

歯が痛い女性

インプラント治療では、顎の骨にインプラント体(人工歯根)を埋め込む手術を行います。外科手術なので麻酔が必要になりますが、虫歯治療や親知らずの抜歯のように、局所麻酔で対応可能です。

そのため、インプラントの治療中に痛いと感じることは基本的にありません。

ただし、歯茎や顎の骨の中を通る血管には痛覚があります。外科手術中は痛いと感じなくても、治療後に痛いと感じることはあるかもしれません。また、全身麻酔ではないので、治療中の音が聞こえる、顎の骨に振動を感じるなど、違和感や恐怖を覚えることはあるでしょう。

痛みには個人差があるので、痛みに弱い場合は事前に担当する医師に相談するとよいでしょう。

インプラント治療中のどのようなときに痛いと感じる?

インプラント治療を受ける女性

インプラントの埋入手術は、麻酔が必要な外科手術です。治療中や手術直後など、痛いと感じるタイミングがあります。

インプラント治療において痛いと感じるタイミングは、以下のとおりです。

麻酔

インプラント埋入手術では、表面麻酔を塗布してから局所麻酔を打ちます。表面麻酔を歯茎に塗布することで、注射針による刺激を緩和させるのです。

表面麻酔が効くまでには少し時間がかかります。麻酔が効くのを待つ時間が短すぎる場合や、痛みに敏感な場合、局所麻酔の際に生じるチクっとした刺激を痛いと感じるかもしれません。

局所麻酔が効くと解消されるので、痛いと感じたら我慢せずに歯科医師に伝えましょう。

埋入手術

インプラント埋入手術では基本的に麻酔を使用するため、治療中に痛いと感じることはないといえます。

しかし、麻酔の効き方には個人差があります。治療中に麻酔が切れて、痛いと感じることがあるかもしれません。麻酔の効きが悪い場合、使用する量を増やして対応します。

今まで虫歯治療や親知らずの抜歯などで麻酔があまり効かなかった経験がある方は、事前に担当する歯科医師に相談しましょう。

抜糸

インプラントの埋入手術後や二次手術の約1週間後、傷の治りを確認して抜糸します。抜糸の際は基本的に麻酔をしないので、糸が引っ張られる刺激や傷跡に触れられる刺激を痛いと感じる場合があります。

抜糸するまでの間は、歯ブラシや食べ物などが糸に当って痛いと感じることがあるでしょう。

埋入手術直後

インプラント治療では顎の骨にインプラント体を埋め込むので、治療後1〜2週間は腫れる・痛む症状が出ることがあります。特に、埋入手術後2〜3日は、出血や痛みが出やすいでしょう。

埋入手術後の腫れや出血、痛みは、1〜2週間程度で自然と落ち着きます。また、処方された痛み止めで対処できることが多いです。

インプラント治療中に痛いと感じたら

薬を飲む女性

インプラント治療は外科治療が必要ですが、麻酔をしているため手術中に痛いと感じることは少ないでしょう。

しかし、手術直後や術後1〜2週間ほどは、痛いと感じることがあるかもしれません。インプラント治療中に痛いと感じたときの対処法は、以下のとおりです。

痛み止めを飲む

インプラント治療中に痛いと感じても、痛み止めで対処できることが多いです。

服用する痛み止めは、病院で処方されたものでも市販のものでも問題ありません。インプラント治療中に痛いと感じたら、まずは処方された痛み止めを服用しましょう。

また、痛み止めと一緒に抗生剤も処方されることが多いです。正しく服用することで、傷の炎症を抑える・痛みや腫れを緩和するなどの効果を期待できるでしょう。

そのため、必ず医師の指示を守って正しく服用してください。

冷やす

インプラントの埋入直後は腫れや痛みが出やすいため、痛み止めを飲んでも痛いと感じることがあるかもしれません。痛み止めを飲んでも痛いと感じる場合、患部を優しく冷やしましょう。

直接氷や保冷材を頬に当てるなど、冷やしすぎると強い痛みが出る場合があります。また、インプラントと顎の骨の結合を阻害する場合もあるので注意してください。

布で包んだ氷や保冷材、保冷シート、濡れタオルで冷やすなど、冷やしすぎないようにしましょう。

食事に気を付ける

インプラント埋入手術は麻酔を使用するため、麻酔が切れるまでは食事を控えてください。

麻酔が効いた状態で食事をすると、舌や頬を噛む・火傷するなど、怪我の原因になるかもしれません。インプラント手術前に食事を終わらせる、術後は常温か冷たい飲み物を飲むなど、工夫する必要があるでしょう。

インプラント埋入後は、インプラントと顎の骨の結合を待つ大切な期間です。インプラント部分で硬いものを噛むと、インプラントのズレや出血、腫れ、痛みを招く可能性があります。

そのため、インプラントの手術後1週間ほどは、やわらかいものを選んで食べましょう。飲酒すると傷の治りが悪くなるため、お酒も控えてください。

禁煙する

インプラント治療前に説明されることが多いですが、タバコには傷の治りを阻害する成分が含まれています。喫煙する方は、インプラント治療中に腫れる・痛むなどの症状が出やすいといえます。

また、インプラントと顎の骨の結合を阻害しやすいため、術後1週間程度は禁煙しましょう。タバコは免疫力を低下させるため、歯周病やインプラント周囲炎になりやすいといわれています。

インプラント周囲炎になると治療がうまく進まない場合が多いです。治療がうまく進んでも、インプラントが長持ちしない可能性が高いです。

そのため、インプラントの手術直後だけでなく、継続的に禁煙したほうがよいでしょう。

安静にする

運動や入浴で血行がよくなると、治療箇所が出血しやすくなり、痛いと感じるかもしれません。インプラントの治療中の痛みを避けるには、術後はできるだけ安静にすることが大切です。

特に、術後2〜3日は入浴を控え、軽くシャワーを浴びる程度にしましょう。

お口の中を清潔にする

お口の中に磨き残しが多いと細菌が繫殖しやすくなり、腫れることで痛いと感じるでしょう。インプラントの治療中はできるだけお口の中を清潔に保ってください。

しかし、インプラントの埋入直後は、治療部位に歯ブラシが当たると傷口が開くなどのトラブルにつながる可能性があります。出血する、糸が取れるなど、治癒を妨げる可能性もあります。

抜糸するまでの間は、治療箇所の歯磨きは避けてください。治療部位以外は丁寧に歯磨きし、治療部位はうがい薬で清潔に保ちましょう。

インプラント治療中の痛みが続く場合は

痛みが続く女性

インプラント埋入手術後に痛いと感じても、1〜2週間で自然と落ち着くことが多いです。

しかし、いつまで経っても痛いと感じる場合や、痛み止めが効かないほど痛い場合、トラブルが起きている可能性があります。

歯科医院を受診するべき状態は、以下のとおりです。

  • 痛み止めを飲んでも痛みが治まらない
  • 手術後2週間以上経っても激しく痛む
  • 出血が止まらない
  • しびれや鼻血などの症状がある

通常、インプラント治療中に痛いと感じても、痛み止めで対処できます。痛み止めで対処できないほど痛いと感じる場合、痛み止めが合っていない可能性があります。痛み止めの種類を変えてもらえるので、我慢せずに歯科医院を受診しましょう。

1〜2週間経っても痛い、激しく痛むようになったなどの場合、何らかのトラブルが起きている可能性があります。術後2〜3日以内で止血することが多いですが、出血がなかなか止まらない場合も、何らかのトラブルが起きているかもしれません。

痛みが続く・悪化する、出血が止まらない場合は、なるべく早く歯科医院を受診しましょう。

出血や腫れ、痛み以外に、しびれや鼻血などの症状がある場合は特に注意が必要です。下顎の治療の場合、下顎には大きな神経が通っているため、インプラントの埋入のトラブルによって唇や舌などにしびれが出る場合があります。

上顎の治療の場合、上顎洞という鼻の横にある空間にインプラントが迷入したことにより、鼻血が出る場合があるのです。

しびれや鼻血などの症状が続く場合も、歯科医院を受診してください。

まとめ

インプラント治療を受ける女性

インプラント治療は外科手術が必要ですが、局所麻酔で対処できるため手術中に痛いと感じることは基本的にはありません。

ただし、麻酔の際や抜糸時、手術直後などは痛いと感じることがあります。特に、埋入手術後2〜3日は、出血や痛みが出やすいです。1〜2週間程度で自然と落ち着くことが多いので安心してください。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年10月12日

インプラントができない人・向かない人とは?対応法も解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

NGのサインを作る若い女性

インプラントができない人・向かない人とは、未成年や喫煙者、持病がある方などです。また、骨量が不足している方も、事前に骨造成などの治療を行わない限り、治療の実現が難しい場合があります。

今回は、インプラントができない人・向かない人について、対応法も合わせて解説します。

インプラントとは?

歯を指差す女性

インプラントとは、失った歯の代わりとして顎の骨に埋め込む人工歯根のことを指します。

インプラントは大きく3つのパーツから成り立っています。顎骨に埋め込む部分の「インプラント体」とインプラント体の上に取り付けられる土台部分の「アバットメント」、歯そのものに相当する「上部構造」です。

インプラント体はチタンやチタン合金で作られ、アバットメントにはチタンやジルコニアなどの材料が使用されます。上部構造には、レジンやセラミック、ハイブリッドセラミック、金合金などが使用されることが多いでしょう。

インプラントができない人・向かない人とは?

バツを作る女性

インプラントができない人・向かない人は、未成年や喫煙者、持病がある方などさまざまです。以下、インプラントができない人・向かない人について、原因も合わせて解説します。

骨量が不足している

インプラントの成功は「歯槽骨の質」に大きく左右されます。強固でしっかりとした歯槽骨がなければ、人工歯根の固定が難しくなるからです。脆い歯槽骨に人工歯根を埋め込むと、時間が経つとインプラントが抜けるリスクや、折れるリスクが高まるでしょう。

喫煙している

インプラント治療の成功の鍵は、人工歯根と顎の骨の強固な結合であり、この結合をサポートするためには「健全な血流」が不可欠です。

しかし、タバコの一酸化炭素は血流を阻害し、ニコチンは血管を収縮させる作用があるため、喫煙者はこの結合が難しくなるリスクが高まります。さらに、喫煙者は歯周病のリスクが高いとされています。これはインプラント治療後の安定性にも影響を及ぼすため、喫煙とインプラント治療の間には相性の悪さが指摘されているのです。

虫歯や歯周病がある

インプラント治療を検討する際「口内の健康状態」が非常に重要です。特に、虫歯や重度の歯周病が存在する場合、治療の成功率が低くなります。これは、虫歯や歯周病が口腔内感染の原因となり、インプラント手術時に顎の骨と人工歯根が適切に結合しづらくなるためです。

さらに、重度の歯周病を抱えたままインプラント治療を進行させると、歯周病菌の影響で「インプラント周囲炎」という病気を引き起こすリスクが高まります。

未成年である

インプラント治療は顎の骨に直接穴を開け、人工の歯を固定する治療方法です。

しかし、顎の骨が成長段階にある時期にインプラント治療を受けると、骨の成長によりインプラントの位置がずれる恐れや、インプラントの固定が不安定になる恐れがあります。人が成長する際、骨の成長速度やパターンには個人差があり、これを正確に予測することは歯科医師にとっても非常に困難です。

このような理由から、18歳以下または20歳未満の方に対してインプラント治療を控えるクリニックが多いのです。

糖尿病がある

糖尿病がある方は免疫力や体の抵抗力が低下する傾向があり、インプラント手術後の傷口の治癒が遅れるリスクが高まります。さらに、糖尿病がある方は歯周病を発症する可能性が高いため、インプラント治療を行うと「インプラント周囲炎」のリスクも高まるのです。

腎臓の病気がある

インプラント治療は外科的な手術を伴い、傷や出血が発生します。腎臓の病気がある方は、その体質から免疫力が低下しやすく、手術後の傷の回復も通常より遅れることが一般的です。そのため、腎臓の病気がある方にはインプラント治療は基本的に推奨されません。

特に、重度の腎疾患で人工透析を受けている方に対しては、インプラント治療を断っている歯科医院が多いでしょう。手術中に細菌が体内に侵入すると腎臓に移動するリスクがあり、腎臓の病気をもつ方は様は骨が脆くなりがちで、インプラントの固定が難しくなることも多いためです。

妊娠している

インプラントの治療過程では手術や投薬、レントゲン撮影などが行われます。そのため、母子の安全を最優先に考えると、妊娠中の治療は控えたほうがよいといえます。

また、妊娠期間中は、体調の変化やホルモンの影響で精神的に不安定になることもあります。インプラント治療によるストレスや不安が、お腹の中の赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性についても考慮しなければなりません。

麻酔を使用できない・避けたい

インプラント治療は手術を伴うため、麻酔の使用が不可欠です。 麻酔に対してアレルギーがある方や体質的な問題で使用できない方、注射の痛みなどの理由で麻酔を避けたい方は、インプラント治療は難しいといえるでしょう。

治療後の定期的な通院ができない

インプラントを長期的に使用するためには、治療後のメンテナンスが非常に重要です。 メンテナンスでは、インプラントの噛み合わせの状態や、周囲の組織に炎症が起きていないかなどを検査します。また、同時にクリーニングも行い、口腔内の健康を維持します。

インプラント周囲炎は早期発見が難しく、気付いたときには症状が進んでしまっていることが多いです。治療後の通院も含めて、インプラント治療の一部と考えるようにしましょう。

インプラントができない人・向かない人はどうしたらいい?

疑問を持つ女性

インプラントができない人・向かない人についてご紹介しましたが、それぞれ対処法が存在します。場合によっては、治療が受けられることもあるので参考にしてください。

骨造成・再生治療を行う

骨粗鬆症を治療している方にとって、骨密度を増やすためには時間と根気が必要です。

しかし、インプラント治療を希望する場合、骨再生治療を先に行うことで治療の道が開けることもあります。

骨再生治療には「GBR(骨組織誘導再生法)」という、特別な素材を使用して骨を再生させる方法や「ソケットリフト法」「サイナスリフト法」といった人工素材で骨の厚みを増やす方法など、さまざまなアプローチが存在します。歯槽骨の状態や患者様の具体的なニーズに応じて、適切な治療法を選択することが可能です。

骨の量や質に不安がある方は、骨再生治療を提供するクリニックを選ぶことでインプラント治療が現実的になるかもしれません。

禁煙する

喫煙者に対して、インプラント治療自体は可能です。

しかし、治療の成果や長期的な安全性を考えると、喫煙は大きなリスクになります。喫煙は、インプラントの安定性や結合の強さ、さらには長期的な結果に悪影響を及ぼすことが知られています。インプラント治療を真剣に考えるのであれば、一時的な禁煙ではなく、永遠の禁煙を決意することが必要です。

虫歯や歯周病を完治させる

虫歯や歯周病がある方は、インプラント治療前に完治させる必要があります。口腔内の炎症や感染を抑え、インプラントが安定して機能する土台を整えるためです。 重度の歯周病で骨が大量に失われている場合、インプラント治療の前に骨再生治療を検討することが必要です。

顎の成長が完了したことを確認してから治療を受ける

成長途中の骨にインプラントを設置すると、その後の骨の変化によりインプラントの位置や安定性が損なわれる恐れがあります。そのため、顎の成長が完了するまでの期間は、入れ歯やブリッジなどを使用するのが一般的です。 入れ歯は取り外し可能なので、骨の成長に影響を与えることなく、日常生活に支障をきたしません。骨の成長が完了したあとにインプラント治療を検討しましょう。

担当医と連携して血糖コントロールを行う

糖尿病の方がインプラント治療を検討している場合、まず担当医に相談が必要です。糖尿病の状態や血糖値のコントロール状況によっては、インプラント治療のリスクが高まる可能性があります。担当医に安全性を確認しましょう。

血糖値のコントロールが適切に行われており、担当医からインプラント治療に対する問題がないと判断を受けた場合、糖尿病の方でも治療を進めることができます。 ただし、定期検診や血糖値のチェックは欠かさないようにしましょう。

腎臓の病気がある方は、担当医に相談のうえ別の治療法も検討する

腎臓の病気がある方がインプラント治療を検討している場合、疾患の程度や現在の治療状況が大きく影響します。軽度の腎疾患で人工透析を受けていないケースであれば、インプラント治療の適応となる可能性も考えられるでしょう。

しかし、最も重要なのは担当医の意見に従うことです。治療を受ける前に、まずは担当医に相談しましょう。担当医の判断によって、インプラント治療が難しいという結果が出た場合には、その判断を尊重し、ほかの治療方法や選択肢を考慮しましょう。

出産後に体調が安定してから治療を受ける

妊娠中の方が歯を補う治療方法を受ける場合、入れ歯を用いて一時的に対応することが望ましいです。出産後の体調や日常生活が安定した際に、インプラント治療を検討しましょう。

特定の事情で妊娠中にインプラント治療が必要と判断される場合、安定期を過ぎた妊娠5か月頃にインプラント体の埋入手術を行います。産後までの期間を歯とインプラントの結合強化の待機期間とし、産後に人工歯の装着をする方法もあります。

しかし、妊娠中の治療は特別な理由がなければ避け、産後を待つことが賢明です。

歯科医師と相談して最適な麻酔の方法を考える

麻酔に対する不安や疑問がある方は、カウンセリングの際に、使用される麻酔の種類や方法について詳しく確認しておきましょう。インプラント治療では、主に「局所麻酔」と「静脈内鎮静法」という2つの麻酔方法が採用されます。局所麻酔は特定の部位のみを麻酔する方法で、静脈内鎮静法は点滴を用いて麻酔薬を体内に投与し、全身をリラックスさせる方法です。

注射時の痛みや不安を感じる方には、静脈内鎮静法がおすすめです。静脈内鎮静法を選択することで、治療中の不快感や緊張を和らげることができます。

可能な通院頻度を明確にして、歯科医師に相談する

インプラント治療は手術が完了したあとも、その後のメンテナンスが非常に重要です。

治療後の定期検診の頻度は、歯科医院や患者様の状態によって異なることが多いです。インプラント治療を検討する際は、事前に定期検診の頻度や内容について確認しておきましょう。通院の頻度や内容を把握したうえで、ご自身のライフスタイルや健康状態に合わせて通院が実現可能かを判断しましょう。

まとめ


インプラント治療は、失われた歯を人工の歯で補う治療方法として、近年非常に注目されています。

しかし、インプラント治療はすべての方に適しているわけではありません。糖尿病や腎疾患がある方、妊娠中の方など、インプラント治療ができない人・向かない人も存在します。適切なカウンセリングや予備的な治療を行うことで、インプラント治療を受けられる可能性があります。喫煙や骨の健康状態、歯周病の有無など、患者様の状態やライフスタイルに応じて治療のアプローチが異なるため、まずは信頼できる歯科医師を探しましょう。治療の成功のためには、患者様がご自身の健康状態を正しく理解し、治療の過程やリスクを把握することが重要です。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年09月24日

インプラントかブリッジか迷ったら!違いをわかりやすく解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

患者の口内を確認する男性いし

歯を失った場合、失った歯を補うための治療が必要になります。歯を補う治療法には、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3種類があり、なかでもインプラントとブリッジは天然歯と変わらない噛み心地から選択する方が多い治療法です。

しかし、インプラントとブリッジどちらの治療法がよいのか迷う方もいるでしょう。

今回は、インプラントとブリッジの概要や違いについて解説します。インプラントとブリッジで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは?

インプラントの模型を使って説明する

インプラントは、歯を失った部分に歯の根の代わりとなるインプラント体を埋め込み、被せ物をして噛む機能を回復させる治療法です。

インプラントのメリット

インプラントのメリットは、以下の5つです。

  • 審美性が高い
  • 咀嚼力を保てる
  • 周囲の歯を削る必要がない
  • 顎の骨が痩せることを防げる
  • 長く使用できる

インプラントの最も大きなメリットは、周囲の歯に負担がかからないことでしょう。入れ歯やブリッジは周囲の歯を支えとして利用するため、健康な歯にも大きな負担がかかります。

インプラントは、インプラント体を顎の骨に直接埋め込み支えとして使用します。そのため、周囲の歯を削る必要がなく、支えとして利用しないため負担をかけません。

顎の骨に刺激が直接伝わるため、ご自身の歯と変わらない噛み心地を得ることが可能です。天然歯と同程度の噛む力もあるので、食事の制約がなく好きなものを食べられるでしょう。

インプラントを選択すれば噛む刺激が顎の骨に直接伝わるので、骨が痩せることを防げます。入れ歯やブリッジと比較して寿命が長く、適切なセルフケアと歯科医院の定期メンテナンスに通うことで、10年以上使用することも可能です。

インプラントのデメリット

インプラントのデメリットは、以下のとおりです。

  • 外科手術を行う
  • 治療期間が長い
  • 術後に痛みや腫れ・細菌感染などのリスクがある
  • 費用が高額になる
  • 定期メンテナンスに通う必要がある

インプラントでは、外科手術を行います。全身の健康状態や口内の状態によっては、治療を受けられない場合があるでしょう。手術は日帰りで行われますが、身体にも負担がかかります。術後に痛みや腫れ、細菌感染のリスクも伴います。

ただし、痛みや腫れは数日で和らいでいくのが一般的です。経過観察で問題ないケースが多いです。

インプラントは、入れ歯やブリッジと比較して治療期間が長く、6か月〜1年ほどかかります。保険適用外の治療なので費用を全額自己負担する必要があり、経済的負担が大きい治療法といえるでしょう。

インプラント治療完了後は、歯科医院の定期メンテナンスに通う必要があります。忙しくて時間を取れない方にとっては負担になるでしょう。

ブリッジとは?

歯のブリッジを作成する歯科技工士

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削って土台を作り、人工歯を作って橋を渡すように歯を補う治療法です。

ブリッジのメリット

ブリッジのメリットは、以下の4つです。

  • 外科手術が必要ない
  • 咀嚼力が高い
  • 取り外さなくてよい
  • 保険を利用すれば安い

ブリッジは外科手術をする必要がないため、口内環境や噛み合わせの状態がよければ誰でも受けられます。両隣の歯を支えとして使用するので、入れ歯のようにズレる・外れることはなく、自分の歯と同じように噛むことができるでしょう。

取り外さなくてよいので着脱のわずらわしさがなく、ご自身の歯と同じように手入れできます。ブリッジは保険の対象になるので、保険を利用すればインプラントと比較して費用を安くできるでしょう。

ブリッジのデメリット

ブリッジのデメリットは、以下のとおりです。

  • 両隣の歯を削る必要がある
  • 欠損している歯が多いと治療できない
  • 破損した際の修理が難しい

ブリッジは両隣の歯を支えとして利用するため、健康な歯でも削る必要があります。神経の処置が必要なこともあるため、歯の寿命を縮める原因になるでしょう。失った歯の噛む機能も補う必要があるので、隣接する歯に大きな負担がかかります。

ブリッジは両隣に歯がない場合や、失った歯の本数が多いと治療できません。歯を複数本失っている方は、歯科医師に適応可能か診断してもらう必要があるでしょう。

ブリッジは、入れ歯と異なり破損した際の修理が難しいケースが多いです。ブリッジをすべて外して作り直す可能性もあるため注意が必要です。

インプラントとブリッジの違いとは?

二つの?を比較して首を傾げる女性

インプラントとブリッジには、どのような違いがあるのでしょうか。治療法を選択する際は、それぞれの特徴を理解して検討するよいでしょう。

インプラントとブリッジの違いを表にまとめました。

<インプラントとブリッジの違い>

比較項目 インプラント ブリッジ
外科手術 必要 不要
審美性 高い 保険治療の場合は劣る
咀嚼力(天然歯と比較) 80〜100% 60〜100%
治療部分の違和感 なし なし
ほかの歯への影響 なし あり
顎の骨への影響 なし 痩せる
10年生存率 90%以上 50〜70%
治療期間 長期間 短期間
保険 適用外 適用可能

インプラントとブリッジどちらの治療が向いているかは、全身の健康状態や口内の環境などによって一人ひとり異なります。ご自身に合う治療法がわからない方は、歯科医師に相談しましょう。

インプラントが向いている人

口内に入れたインプラントの図

インプラント治療が向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • 天然歯と変わらない見た目を希望する人
  • 天然歯と変わらない噛み心地を得たい人
  • 健康な歯を削りたくない人
  • 寿命が長いほうがよい人

インプラントは、顎の骨にインプラント体を埋め込み、被せ物をする治療法です。顎の骨を支えとしているため、天然歯に近い噛み心地を得ることができます。好きなものを制限されずに食べたい人は、インプラント治療が向いているといえるでしょう。

インプラントで使用する被せ物にはセラミック歯を使用するケースが多く、天然歯が持つ透明感や白さを再現することが可能です。保険適用の入れ歯やブリッジは審美性が劣るため、周囲に気づかれることがありますが、インプラントは自然な見た目なので気にせず使用できるでしょう。

インプラントは独立しているため周囲の歯を削る必要がありません。寿命も10年前後と長いです。周囲の歯の健康を維持しながら、再治療のリスクが少ないものを入れたいと考えている人は、インプラント治療が向いているでしょう。

ブリッジが向いている人

作成したブリッジを見せる女性歯科医師

ブリッジが向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • 外科手術を行えない人
  • 長期間の通院が難しい人
  • 保険適用の治療をしたい人
  • 隣接する歯を治療したことがある人

ブリッジは外科手術の必要がないため、ほとんどの症例で治療を受けることができます。外科手術に恐怖心のある人や、不安が大きい人は、ブリッジを選択するとよいでしょう。通常の歯科治療と変わらないため、精神的な負担が少ないです。

治療期間がインプラントと比較して短いため、長期間の通院が難しい場合はブリッジでの治療が向いています。

ブリッジは、隣接する歯を大きく削る必要があるため、削る量によっては神経の処置が必要です。歯の寿命を考えると大きなデメリットになりますが、隣接する歯を既に治療したことがある場合は、健康な歯を削るよりデメリットが少ないでしょう。

ブリッジは保険が適用されるので、治療費を安くしたい人にも向いています。

まとめ

歯科医院で治療を受ける女性患者

インプラントとブリッジは、それぞれにメリット・デメリットがあります。治療法は、それぞれの特徴を理解したうえでご自身に合ったものを選択しましょう。

ご自身に合う治療法がわからない方は、歯科医師に相談しましょう。ご自身に合った治療法を提案してもらえます。

インプラントやブリッジを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年09月10日

インプラントの治療期間と治療の流れ!治療が長引くケースも解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

インプラントの模型を使って説明する

インプラントの治療期間はどのくらいなのか、疑問に思っている方はいませんか。特に、ライフイベントや引越しを控えている方は、治療期間が長い場合、治療をためらうこともあるでしょう。インプラント治療は、ほかの歯科治療と比較すると治療期間が長いです。

今回は、インプラントの治療期間や治療が長引くケースなどを詳しく解説します。

インプラントの治療期間

青とオレンジの机に置かれたカレンダー

インプラントの治療というと、インプラント体を埋入する外科手術を想像する方がいます。インプラント体を埋入する手術は入院などの必要はなく、1本あたり10〜20分程度で終了する場合が多いです。

しかし、カウンセリングから人工歯を被せるまでを考えると、3か月〜1年程度の期間が必要になります。インプラント体を埋入してから顎の骨に安定するまで、待つ期間が必要だからです。

治療期間に差があるのは、口腔内の状態や顎の骨の量・厚みに個人差があるからです。例えば、顎の骨が十分にあって歯茎も健康な方は、カウンセリングから手術日までの日数はあまりかかりません。インプラント体が馴染むのも早いでしょう。

歯周病の既往がある方や、顎の骨が少ない・薄い方は、歯茎の治療や骨造成を先に行う必要があります。インプラント体の埋入手術までに日数がかかり、インプラント体が骨と結合するまでにも時間を要するでしょう。

実際の治療期間は患者さまによって異なるので、歯科医院を受診して相談してください。

インプラントの治療の流れ

START GOALに向かう木のブロック

インプラント治療の大まかな流れや、それぞれにかかる治療期間を解説します。

初診・カウンセリング

インプラント治療に至った経緯や治療上の希望などを聴取するために、カウンセリングを行うのが一般的です。リスクや治療法についての説明も行われます。

カウンセリングは初診時にまとめて行うことがありますが、治療をしようと考えている施設の歯科医師やスタッフと信頼関係を築けそうか確認することが重要です。自身の思いや治療の希望などは素直に伝えましょう。

通常、カウンセリングのための通院回数は1回です。

精密検査・治療計画の立案

治療前に、歯科診察やレントゲン・CTなどの画像診断を行い、口腔内の健康状態を観察します。通常の歯科治療とは異なり、さまざまな検査が行われます。緊張する方も多いですが、インプラント治療を受けるために必要な検査なので、落ち着いて受けましょう。

精密検査をもとに、具体的な治療計画が立てられます。治療期間の目安や、外科手術を行う予定日、どのような術式で治療を行うのかなどを詳しく説明されるでしょう。

一般的に、1〜2回の受診で精密検査は終了します。初診から治療計画の立案までの期間は、2週間程度かかることが多いです。

事前治療(該当する方のみ)

事前治療は、精密検査の段階で虫歯や歯周病などがあった場合や、顎の骨が十分にない場合、必要になります。虫歯・歯周病の治療や骨造成手術を行います。

治療内容や術式にもよりますが、骨造成の手術では最大半年程度の期間が必要になるでしょう。3〜4回受診する必要があります。

インプラント体の埋入手術

インプラント体の埋入手術は、局所麻酔を使用して行われることが多いです。入院の必要はなく、手術当日に帰宅できるのが一般的です。外科手術の日程は、治療している歯科医院の手術の予約状況、枠組みなどに大きく左右されます。

外科手術では、顎の骨に穴をあけて人工歯根(インプラント体)を埋め込みます。術式には1回法と2回法があり、口腔内の状況などによって歯科医師が判断し提案されるでしょう。

2回法の場合

2回法は、手術を2回に分けて行う術式です。

1回目の手術でインプラント体を顎の骨に埋め込み、歯肉を縫合してインプラント体と顎の骨が結合するのを待ちます。結合したら2回目の手術を行い、人工歯を連結するためのアバットメントを装着して、その上に人工歯を装着すれば手術は終了です。

1回目の手術のあと定着期間が必要になるため、治療期間が長引きます。治療完了までは3〜6か月程度、3〜4回の通院が必要になるでしょう。

1回法の場合

1回法は、手術を一度しか行わない術式です。顎の骨の厚みや量が十分にあり、インプラント体が安定しやすい方や、歯肉が健康で感染症リスクが低い方に適応されます。

インプラント体とアバットメントが一体化したものを埋入し、アバットメントが露出した状態でインプラント体と顎の骨の結合を待ちます。

歯茎の切開を一度しか行わないので、治癒を待つ期間が短くなるでしょう。通院期間は1〜2週間程度です。

人工歯の装着

人工歯をアバットメントと連結させて、インプラントの治療は終了となります。人工歯が完成するまでは、プラスチック製の仮歯を装着して過ごすのが一般的です。仮歯は、インプラント体が安定するまで最大半年ほど装着します。

人工歯の装着で通院する回数は1回です。装着時に不具合があれば、追加で通院が必要になることもあるでしょう。

インプラント治療が長引くケース

顎に手を当てて考える女性

インプラント治療が長引くケースは、以下のとおりです。

2回法を選択した

口腔内の状況から安全性を考慮して、2回法を選択する場合があります。2回法は手術を2回行うので、1回法と比べるとインプラント治療が長引くでしょう。

治療期間を短くしたいからと無理に1回法を選択すると、術後合併症のリスクが高まります。歯科医師としっかりと相談して、自身に合った方法を選択してください。

骨造成を行った

顎の骨が薄い・少ないなどの理由で骨造成を行う場合、骨が安定するまでの期間が必要になります。半年程度治療が長引くことがあるでしょう。

GBR法という骨造成術は、インプラント体の埋入と同時に行えるため、大幅に治療期間が延びることはありません。

口腔内が不衛生である

口内には、5,000億以上の常在菌が存在するといわれています。虫歯や歯周病の原因になる細菌も含まれています。

インプラント体が安定する前に感染症にかかると、インプラント体が定着するまでに長い時間が必要となるでしょう。治療期間が長引くだけでなく、炎症が悪化することでインプラント体が定着せず抜け落ちる可能性もあります。

口腔環境を整えるために、口腔ケアを丁寧に行いましょう。

上顎の治療である

一般的に、上顎よりも下顎のほうが骨の厚みや量がしっかりしています。下顎は最短3か月前後で治療が完了しますが、上顎の場合は最短でも5か月程度かかることが多いです。

インプラント治療後はメンテナンスを受けよう!

歯科医院で治療を受ける女性患者

インプラントの治療期間は、人工歯を装着するまでの期間を指します。

しかし、インプラント治療後は、インプラントを長持ちさせるために定期的なメンテナンスが必要となります。インプラントは永久的に使えると思っている方もいるかもしれませんが、メンテナンスを行うことで長く使い続けることができるのです。

メンテナンスに通う頻度は、治療直後は1〜2か月に1回、治療から数年間は3〜4か月に1回、最終的には半年に1回程度になります。歯科医院やインプラントのメーカー、患者さまの状態によって異なるので、指示されたタイミングでメンテナンスを受けましょう。

まとめ

前歯のインプラントを見せる女性

インプラントの治療期間について解説しました。インプラントは、非常に審美性が高く自分の歯のように使えるため、治療が完了したら生活の質が向上するでしょう。

治療期間は平均して3か月〜1年程度です。インプラント治療を考えている方は、ライフイベントや引越しなどから逆算して治療開始時期を決めるとよいでしょう。

口腔ケアを徹底する、ふだんから歯科検診を受けるなど、口腔内を清潔に保つことで、インプラント治療が長引くのを防げます。

インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年08月20日

インプラント治療の費用は全部でいくら?安く抑える方法はあるのか

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。 インプラントの3D図 歯を補う治療方法の一つに「インプラント」があります。インプラントは、高額だというイメージをもっている人は多いことでしょう。 今回は、インプラントの費用相場、費用を安く抑える方法について解説します。インプラントが高額な理由やクリニックの選び方の注意点もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

インプラント治療とは?

インプラントの模型と患者と医師 まずは、インプラント治療の目的、ほかの治療方法との違い、治療の流れについて解説します。

インプラント治療の目的

インプラント治療とは、虫歯や歯周病、怪我などが原因で失ってしまった天然の歯を補う治療方法の一つです。 治療方法は、まず、インプラント体と呼ばれる、歯の根っこの代わりとなるものを顎の骨に埋めます。さらに上から人工歯を被せることで、天然の歯のような使い心地や自然な見た目に整えるという効果が期待できます。

ほかの治療方法との違い

失った歯を補うには、インプラント以外に「ブリッジ」や「入れ歯」などの治療方法があります。これらの治療法とインプラントの違いはどのようなものでしょうか。主に以下のような違いがあります。
  • ほかの歯を削る必要がない
  • 天然の歯と同じような噛み心地である
  • 本物の歯のような透明感と光沢感がある
インプラントは、インプラント体を顎の骨に埋めることで、インプラント自体をしっかりと支えることができます。ブリッジのように両隣の歯を削ったり、入れ歯のようにバネをかけて支えたりする必要がないため、ほかの歯に負担がかかることがありません。 インプラント体が「歯根」の役割を果たすおかげで、天然の歯と似た構造になります。そのため、噛む力が弱まりにくく、噛み心地に違和感をおぼえにくいことも特徴です。 また、インプラントの人工歯(歯茎から出ているパーツ)の部分には、セラミックやジルコニアと呼ばれるような天然の歯とほとんど変わらないような見た目を叶える素材を使用します。透明感と光沢感があるため、ほかの天然の歯と馴染みがよく、人工の歯であることに気づかれることがほとんどありません。

インプラント治療の流れ

インプラント治療の工程は、大きく分けると以下の流れで行います。
  • 初診、カウンセリング
  • 一次手術(インプラント体を埋め込む)
  • 二次手術(アバットメントの取り付け)
  • 型取り
  • 人工歯の装着
  • メンテナンス
  初診時のカウンセリングでは、患者様の希望を把握し、全身の状態や口の中の状態を診察します。その結果から、歯科医師が治療計画を立て、患者様が治療内容に納得できれば、インプラント治療の準備として、お口の中の環境を整えていきます。虫歯や歯周病などのトラブルがある場合は治療を優先し、歯の衛生状態を改善するでしょう。 一次手術では、歯茎を切開し、顎の骨にインプラント体を埋入します。顎の骨とインプラント体が結合するには、2〜4か月程度かかります。この間は待機期間です。結合が確認できれば、二次手術へと移ります。 二次手術では、アバットメントと呼ばれる人工歯を取り付けるための土台を装着します。アバットメントとは、インプラント体と人工歯をつなぐための部品です。 二次手術を終えたら、歯茎の状態が落ち着くのを待ち、型取りを行います。最後に人工歯を装着すれば、インプラント治療は完了です。 ただし、インプラント治療後も定期的に歯科クリニックでメンテナンスを行う必要があります。インプラントをできる限り長く使用するために、インプラントに異常がないか確認してもらいましょう。

インプラント治療の費用は全部でいくら?

電卓と積まれた硬貨 インプラントの費用は、歯科クリニックごとに異なりますが、おおよその費用相場は1本、30万〜40万円程度です。 具体的な費用は、歯科クリニックで実際に患者様のお口の状態を診察して判断する必要があります。気になる方は、初回カウンセリングだけでも受けてみるといいでしょう。

どうしてインプラント治療は高額なの?

高額請求に驚く男性 インプラント治療は、ほかの治療方法である「ブリッジ」や「入れ歯」に比べて費用が高額です。その理由には、以下のとおりです。
  • 材料費が高い
  • 高度な技術が必要である
  • 設備費がかかる
それぞれ詳しく解説します。

材料費が高い

インプラントは、世界中のいろいろなメーカーが研究・開発し、販売しています。さまざまな種類がありますが、多くの歯科医院では、安全性が高く品質がしっかりと保証されたものを選んでいます。 インプラント体は体内に埋め込むため、インプラント体に使用されている金属の純度が高いものを選んでいる歯科医院もあるのです。このようなケースでは、インプラント費用はさらに高くなるでしょう。

高度な技術が必要である

インプラント治療は、歯を補うほかの治療方法とは異なり、外科手術を必要とする治療です。難易度の高い治療なので、すべての歯医者でインプラント治療ができるわけではありません。 歯科医師の高度な技術や知識を必要とし、長い時間をかけて技術や知識を習得しているため、技術料が高くなり、インプラント治療の費用が高額になる傾向にあります。

設備費がかかる

一般的な歯科治療で使用する設備に加えて、インプラント治療を行っている多くの歯科クリニックでは、検査や治療に必要な設備を導入しています。具体的には、検査に使用する歯科用CTや外科手術をするための個室などです。 治療をするうえで、検査で正確な情報を得て、清潔な環境でオペを行うためには設備は重要といえるでしょう。歯科用CTのような設備を導入するには、高額な設備費が必要なのです。

インプラント治療は保険が適用される?

イエスかノーか悩む女性 基本的には、インプラント治療に保険は適用されません。健康保険の対象となる治療とは「日常生活に必要な機能を回復させることを目的とした最低限の治療」に限られます。 インプラントは、失った歯を補う治療のため、歯としての機能を回復させるという点は健康保険の基準を満たしているように感じますが、最低限の治療であるという点には当てはまりません。その理由は、インプラントは日常生活を送るうえで、求められる以上の「見た目のよさ」と「機能性」をもっているからです。 一方、ブリッジや入れ歯などは最低限の治療方法といえるため、保険が適用されます。 しかし、生まれつきの疾患で顎の骨が変形している場合や、事故や病気が理由で顎の骨を失ってしまっている場合などに限り、インプラント治療が保険適用の対象となることがあります。保険適用でインプラント治療が受けられる歯科医院は限られています。ご自身の症状が「保険適用の対象となるのか」「どこで治療を行えばいいのか」など、お近くの歯科医院で相談してみましょう。

インプラント治療の費用を安くする方法はある?

いいアイデアをひらめいた女性 インプラントは、一部の場合を除き、保険が適用されないことがわかりました。 少しでも費用を抑えるために、何かできることはあるのでしょうか。インプラント治療の費用を安くする方法は、以下のとおりです。
  • 医療費控除の申請を行う
  • デンタルローンを利用する
それぞれ詳しく説明します。

医療費控除の申請を行う

インプラント治療は健康保険の対象ではありませんが、治療にかかった費用を「医療費控除」として申請をすれば、負担を軽くできることがあります。 医療費控除とは、一年間に払った医療費が10万円以上、もしくは所得の5%以上だった場合に、その医療費が税金の還付対象となる制度です。医療費控除を受けるためには申請が必要です。医療費控除の対象となるかどうかを確認のうえ、書類を揃えて申請を行います。

デンタルローンを利用する

まとまったお金を払うのが難しいという人は「デンタルローン」という選択もあります。 デンタルローンは、インプラント治療にかかるトータルの金額を安くできるわけではありませんが、一度の支払いの負担を軽減できます。デンタルローンが組めるかどうかは歯科クリニックによって異なるため、確認しましょう。

安すぎるインプラントは注意!

イエローカードとレッドカードを手に警告する女性 インプラントができる歯科クリニックを探していると、格安で治療が受けられるクリニックを目にすることがあるかもしれません。 「費用が安いから」という理由だけで歯科医院を選ぶのは、危険な場合があります。品質の悪いインプラントを使用している、技術が低い、必要な設備が整っていない、などの可能性があるからです。体に不具合が生じる事態や、後々インプラント治療をやり直さなければいけない事態になることもあるでしょう。結果的に、当初予想していたよりも費用がかかってしまうことも考えられます。 すべての格安インプラント治療が危険とは限りませんが、安すぎるインプラントには十分注意してください。 歯科医院の実績を確認することや、実際にカウンセリングを受けた時の先生との相性などを確認し「信頼できる歯科医師かどうか」で選ぶことが重要です。後々のトラブルや不満などに繋がりにくいといえるでしょう。

まとめ

笑顔の女性と見守る女性歯科医 今回は「インプラントに挑戦したい!だけど、費用が心配でなかなか踏み出せない」という方に向けて、インプラントが高額な理由や費用を抑える方法について解説しました。 インプラントは、材料費や設備費が高く、歯科医師の技術や知識が求められる治療のため、費用が高くなる傾向があります。 しかし、インプラントは、機能性・審美性においてメリットが感じられる治療方法といえるでしょう。費用だけで歯科医院を選ぶと、後々トラブルになる可能性もありますので、十分注意しましょう。 インプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年08月13日

インプラントの寿命はどれくらい?寿命を延ばす方法を詳しく解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

1本のインプラントと笑顔の患者さま

人工歯根を骨に埋め込むことで、噛む機能を回復させるインプラント治療ですが、人工物であるインプラントにも実は寿命があるのをご存じでしょうか。

今回は、インプラントの寿命と寿命を伸ばすための方法について詳しく解説します。インプラント治療をするか迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントの寿命はどれくらい?

クエスチョンマークの積み木

インプラントの寿命は、およそ10年とされています。

ただし、お口の中の環境やインプラントの材質などによって、15年以上使用できる場合や、逆に10年ももたないこともあります。

インプラントの寿命とは、自然にインプラントが外れてしまう、もしくは使用の継続が難しくなって撤去されるまでの期間です。10~15年ほどインプラントが使えている方の割合は、上顎でおよそ90%、下顎でおよそ94%とされます(骨移植や、抜歯後すぐに埋入したケースでは87~92%)。

参照元:歯科インプラント治療のためのQ&A|厚生労働省

つまり、インプラントの寿命が10年を超える方は9割以上いるということです。

しかし、寿命は定期的なメンテナンスを受けることが前提の話です。専門家によるチェックやセルフケアを怠ると、インプラントの寿命は短くなります。そのため、メーカーによっては10年という長期保証を設けているところもありますが、定期的なメンテナンスを受けていない場合、保証を受けられません。

インプラント・ブリッジ・入れ歯の寿命を比較

寿命をあらわす砂時計

次に、インプラントとブリッジ、入れ歯の寿命を比較します。インプラントとブリッジ、入れ歯の寿命は、以下のとおりです。

<インプラント・ブリッジ・入れ歯の寿命>

補綴物(ほてつぶつ) 寿命
インプラント およそ10年
ブリッジ およそ7~8年
入れ歯 およそ3~5年
 

以下、それぞれ解説します。

インプラントの寿命

インプラントの寿命はおよそ10年で、ブリッジや入れ歯に比べて長いです。ほかの歯を削ることや金具をかけることはしないため、ほかの歯への影響もありません。

費用は1本あたり30~40万円程度のため、ほかの治療より費用が高額な傾向にあります。

しかし、寿命が長く、ほかの歯への影響も少ないなどメリットが多いことから、長期的に見ればコストパフォーマンスは高いといえるでしょう。

ブリッジの寿命

ブリッジの寿命はおよそ7~8年です。失った歯の両隣の歯を削って支えにして被せ物をします。健康な隣の歯を大きく削る必要があり、健康な歯の寿命にも影響を与えます。

また、固定式の被せ物ですき間に物が詰まりやすく、掃除がしにくいのが欠点です。そのため、ケアが十分でないと虫歯や歯周病のリスクが高まるため、寿命が短くなります。

入れ歯の寿命

入れ歯の寿命はおよそ3~5年で、3つの補綴物の中で最も短いです。

しかし、入れ歯が使えなくなるケースで多いのは、入れ歯自体が壊れることではありません。ほとんどがバネをかけている歯がダメになる、顎の骨が減って入れ歯が合わなくなることが理由です。

インプラントの寿命を縮める原因

原因と結果をあらわす付箋

インプラントは、正しい使い方をすれば10年以上もちます。

しかし、次のような行為は寿命を縮めてしまう原因となるため、注意が必要です。

①ケア不足でインプラント周囲炎になる

インプラントは、天然歯とは異なる作りをしており、天然歯よりも細菌に対する防御機能が弱いです。そのため、口の中の清掃が不十分だと、インプラント付近の歯茎や骨はインプラント周囲炎とよばれる歯周病にかかりやすくなります。

②喫煙の習慣がある

たばこは血の巡りを悪くさせるため、インプラントの天敵といえます。喫煙習慣があると、埋入手術後のインプラントと骨がくっつくのに時間がかかります。加えて、感染症にかかりやすくなるため、喫煙習慣がない方に比べてインプラント周囲炎のリスクが高いです。

③歯ぎしり・食いしばりをする

寝ている間の歯ぎしりや集中しているときに食いしばる癖がある方は、インプラントの寿命を縮める可能性があります。

歯ぎしりや食いしばるときの歯にかかる力は通常、物を噛むときよりも何倍も強いです。さらに、インプラントは天然歯と違って、歯への圧力を調整する歯根膜がありません。そのため、ダイレクトに歯周組織が強い力を受けてしまい、インプラントが自然に取れる原因となります。

④格安インプラントを使っている

1本10万円ほどの格安インプラントは、インプラントが長くもたない可能性があります。一般的にインプラント1本あたりの相場は30~40万円です。そのため「1本10万円~」と謳った格安インプラントは、値段だけ見ると非常に魅力を感じるでしょう。

しかし、格安インプラントは素材が悪く、外れやすいものや、強度が弱いものが存在します。そのようなインプラントは保証期間が短いこともあり、すぐに取れても再治療に費用がかかり、かえって費用が高くついてしまうおそれがあります。

すべての格安インプラントにリスクがあるわけではありませんが、インプラントを長持ちさせたいならさけましょう。

インプラントの寿命を延ばす方法

インプラントのイメージ図

インプラントを長持ちさせるには、以下の方法を取り入れましょう。

定期的にメンテナンスを受ける

インプラントは人工歯根を埋め込んだ特殊な治療のため、治療後も歯科医院で定期的なメンテナンスが必要です。メンテナンスでは、主に次のことを行います。

  • ご自身では取りきれないインプラントと歯茎の間の汚れを除去
  • インプラントに余計な負荷がかかっていないか噛み合わせのチェック
  • セルフケアの方法をアドバイス

インプラント治療は埋入して終わりではなく、その後の定期的なメンテナンスも含めた治療です。専門家に定期的に確認してもらうことで大きなトラブルを予防する効果もあります。インプラント治療後は、必ず歯科医院を受診しましょう。

毎日の丁寧な歯磨き習慣を身につける

インプラントを入れたあとは、丁寧な歯の清掃を心がけましょう。

インプラントは虫歯になることはありませんが、歯周病にかかりやすいです。歯ブラシだけでなく、歯間ブラシやタフトブラシ(毛先が細い筆のような歯ブラシ)を併用して、インプラントの周りに汚れが溜まらないようにしましょう。

禁煙する

たばこはインプラントの寿命にも大きく影響します。

手術前だけでなく、治療後も禁煙や吸う本数を減らすよう努めましょう。

歯ぎしり・食いしばりの治療を受ける

歯ぎしりや食いしばり癖がある方は、インプラントに余計な力がかかってしまうおそれがあるため、治療を受けましょう。

インプラント埋入後に症状が認められる場合には、歯科医院でマウスピースを作ることで対応できます。マウスピースによって力が分散され、インプラントを守ることにつながります。

有名なメーカー製のインプラントを選ぶ

有名なメーカーのインプラントを採用している歯科医院で治療を受けましょう。

インプラントメーカーは世界に100社以上存在しますが、なかには質が悪いものがあるのも事実です。有名メーカーのインプラントは世界中でたくさんの実績があり、安全性が認められているものが多いです。また、治療実績や成功率に基づき、保証期間も10年と長いところが多くあります。

患者さまご自身で、インプラントの種類を決めることはほとんどありません。治療を受ける歯科医院が、どのメーカーのインプラントを使用しているのか確認しておくとよいでしょう。

インプラントが寿命をむかえたらどうする?

頭をかかえ悩んでいる様子の女性

インプラントの寿命とは、インプラントが根元ごと取れてしまったときです。寿命をむかえたインプラントは、再度インプラント埋入手術からやり直す必要があります。

保証期間内なら無料で再治療が可能

もし保証期間の間にインプラントが取れてしまったら、無料で再治療が可能です。

インプラントは、一般的にメーカーごとにおよそ5~10年ほどの保証期間を設けています。保証期間内にインプラントが脱落した場合は、治療した歯科医院に相談しましょう。

しかし、実際は保証期間内にインプラントの脱落が起こることは稀です。手術中のトラブルや強い食いしばりなどの要因がなければ、通常脱落は起こりません。

保証を受けるには定期的なメンテナンスが必要

ほとんどのメーカーでは保証を受けるための条件があり、そのひとつに定期的に歯科医院でメンテナンスを受けていることがあげられます。

インプラントの寿命は、術後のメンテナンスによって左右されます。そのため、歯科医院で指示されたメンテナンスの頻度を守り、歯科医院を受診する必要があるのです。

まとめ

ポイントをまとめる女性

インプラントの寿命はおよそ10年といわれていますが、術後のケアの状態によって寿命が異なります。

インプラントは埋入して終わりではありません。インプラントを長持ちさせるためには、定期的なメンテナンスと日々のケアが重要です。丁寧にケアしていくことで、インプラントは長く使い続けられます。インプラントを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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23年07月12日

前歯のインプラント治療!メリットや費用、治療が難しい理由を解説

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

前歯のインプラントを見せる男性

事故や虫歯によって、前歯を失った方もいるでしょう。前歯は、口を開けた際に一番に見える場所にあり、非常に目立ちます。そのため、ただ歯を入れるだけでなく、審美性も重視したいと思う方が多いのではないでしょうか。審美性を考慮してインプラントを選択する方も多くいますが、前歯のインプラント治療は難しいといわれています。

今回は、前歯をインプラントにするメリットや費用、前歯のインプラント治療が難しいといわれる理由を解説します。前歯を失って歯を補う治療を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

前歯のインプラント治療は難しいのか?

斜め上を見て顎に手を当てて考える女性

前歯は、ほかの歯よりも人の目につくため、特に見た目が重要だといわれています。前歯が顔の印象を左右することもあるでしょう。

審美性を考慮すると前歯にはインプラントが適していますが、前歯のインプラント治療は難しいとされています。前歯付近の骨や歯茎は痩せやすく、骨が少ない場合が多いことや歯茎が薄いことなどが理由として挙げられます。

骨や歯茎は、インプラントの土台である人工歯根を埋め込むために大切な部分です。骨や歯茎が薄い場所に人工歯根を埋め込むと、人工歯根が露出することがあります。厚みや密度が足りない場合、骨を増やす骨造成などの追加の治療が必要です。前歯付近の骨や歯茎は薄いことや追加の治療が必要なことが、前歯のインプラント治療が難しいといわれる理由といえるでしょう。

前歯をインプラントにするメリット・デメリット

吊るされたメモに書かれたMERIT DEMERIT

前歯をインプラントにする際のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット

前歯をインプラントにする大きなメリットは、審美性の高さです。前歯は目立つので、少しでも見映えをよくしたいと思う方が多いでしょう。インプラントは、入れ歯などに比べて審美性が高いことが特長です。

ブリッジは、セラミック素材を選択すれば審美性は高いですが、保険適用の素材を選択した場合は審美性が劣ります。また、ブリッジの特性上、両隣の歯に負担がかかるため、歯の寿命を縮めるなどの問題があります。

インプラントは、ほかの歯に負担をかけず治療でき、きれいで長持ちすることが大きな特徴といえるでしょう。

デメリット

前歯をインプラントにするデメリットは、手術が必要であること、治療期間が長いことなどが挙げられるでしょう。

インプラントの手術は、土台となる人工歯根を顎の骨に埋め込む作業から始まります。人工歯根が骨としっかり結合したのを確認してから、次の工程に進みます。人工歯根と骨が結合するには、およそ2~6か月の期間がかかるのです。また、歯茎や骨の状態によって、追加の治療や手術が必要になることもデメリットといえます。

前歯に限りませんが、インプラント治療は一般的に高額なことも、負担に感じる方が多いでしょう。

前歯のインプラント治療のプロセス

歯科医院で治療を受けて笑う女性

前歯のインプラント治療のプロセスは、以下のとおりです。

  1. 人工歯根を顎の骨に埋め込み、人工歯根が骨と結合するのを待つ(一次手術)
  2. 被せ物の支台となるアバットメントを取りつける(二次手術)
  3. 型取りを行い、被せ物(上部構造)を作成する
  4. 上部構造をアバットメントに装着する
  5. 歯科医院で定期的にメンテナンスを受ける

インプラント治療において、人工歯根と骨がしっかりと結合することは非常に重要です。一次手術は、インプラント治療のなかでも特に大切な工程といえるでしょう。人工歯根と骨をしっかり結合させることで、土台がグラグラしない安定した丈夫な歯になります。

上部構造には、ハイブリッドセラミックやオールセラミック、ジルコニアなど、いくつかの種類があります。審美性が高くなるにつれ費用も高くなるのが一般的です。

前歯のインプラント治療にかかる期間

卓上カレンダーに付箋を貼って書き込む手元

前歯のインプラント治療にかかる期間は、3か月〜1年といわれています。治療期間に幅があるのは、患者さまの歯茎や顎の骨など、口腔内の健康状態に大きく左右されることが原因です。

特に時間がかかる工程は、一次手術後の人工歯根と骨が結合するのを待つ期間です。約2~6か月の期間がかかるといわれています。

なるべく早く結合させるには、しっかりした丈夫な歯茎と顎の骨が必要です。患者さまの口腔内の状態によっては、必要に応じて顎の骨を増やす治療や骨を補填する再生治療、やせ細った歯茎の移植手術などが行われるでしょう。追加の治療を受けるとその分治療期間が延びるので、1年以上かかる場合もあります。

前歯のインプラント治療にかかる費用

白い机に置かれたノートと白い電卓

前歯のインプラント治療にかかる費用は、以下のとおりです。

<項目と費用相場>
項目 費用相場(1本あたり)
検査・診察料など 約15,000~50,000円
インプラント手術 約150,000~350,000円
上部構造(人工歯) 約50,000~200,000円 (例) ・ジルコニアセラミック:約130,000円 ・オールセラミック:約100,000円 ・ハイブリッドセラミック:約70,000円
合計 約300,000~400,000円

インプラント治療全体の費用相場は、約300,000~400,000円です。前歯は特に高い審美性を求められるため、上部構造の費用が高くなる傾向にあります。

また、インプラントは、健康保険が適用されない自由診療であるため、歯科医院によって費用が大きく異なります。治療を受ける前に、必ず費用を確認しましょう。

前歯のインプラント治療には高度な技術が必要なため、歯科医師の手術実績などをリサーチすることも大切です。

治療後はメンテナンスを受けよう!

歯科医院で治療を受ける人と男性歯科医師

インプラントは、上部構造を装着して終わりではなく、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けることが非常に重要です。

インプラントは丈夫な骨と歯茎があって成り立っています。そのため、インプラントを維持するためには、骨や歯茎は健康でないといけません。

インプラント治療後に、インプラントの歯周病とよばれる「インプラント周囲炎」という炎症が起きる場合があります。インプラント周囲炎を放置すると、人工歯根を支えている顎の骨が溶けます。炎症によって骨が溶けると、土台が不安定になり、インプラントが脱落するおそれがあります。

インプラントの脱落を防ぐために、歯科医院で定期的にメンテナンスを受けましょう。一度インプラントが脱落すると、再手術が必要になる可能性があります。追加で費用がかかる場合もあります。インプラントが脱落しないように、日々のお手入れと定期的なメンテナンスを欠かさないようにしましょう。

まとめ

インプラントを埋め込んだところを見せて笑う人

前歯は、顔の印象に影響を与える目立つ歯であることを意識して、治療方法を選ぶことが重要です。失った前歯の代わりになる人工歯には、審美性が高いインプラントが適しています。

しかし、前歯のインプラントは、歯科医師の高い技術が必要な治療です。歯科医院を選ぶ際は、手術実績が豊富な歯科医院を検討しましょう。また、インプラント治療の全工程が終わるまでには、長い期間がかかることを忘れてはいけません。歯茎や顎の骨の状態によって、追加の手術や治療が必要になる場合もあります。追加の治療を行う場合、その分費用もかかるでしょう。

前歯のインプラント治療に実かかる費用や治療期間は、非常に個人差が大きいです。気になる方は、一度歯科医院を受診して相談するとよいでしょう。インプラント治療後も健康な歯茎と骨を維持できるように、ふだんの丁寧な歯磨きや歯科医院での定期的なメンテナンスを欠かさないことが重要です。

前歯のインプラント治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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23年06月21日

差し歯とインプラントの違いについて知ろう!費用・治療期間も比較!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

2本のインプラントの模型

歯が欠けたところや抜けたところの噛む機能を復元させるためには、どのような治療が有効なのでしょうか。一般的には、差し歯、インプラント、入れ歯、ブリッジなど、数種類の治療方法があります。これらの治療方法の特徴、メリットやデメリットは歯科関係者の方でなければ正確に答えることが難しいです。

今回は、差し歯とインプラントについて、治療方法や費用・治療期間などを比較して解説します。

インプラントについて

インプラントの模型

まずは、インプラントについて概要やメリット・デメリットを解説します。

インプラントの概要

インプラント治療では、歯を失ってしまったところへ人工の歯根(インプラント)を打ち込み、人工の歯根の上に上部構造(義歯)を装着します。

入れ歯やブリッジとインプラントの共通点は「歯が残っているところには治療ができない」という点です。人工歯根は顎の骨に打ち込まれ、時間をかけて骨に固定されます。

一方、入れ歯やブリッジは周囲の歯や歯茎に固定するので、インプラントと異なります。

インプラントのメリット

インプラントのメリットは、以下のとおりです。

周囲の歯に負担がかからない

入れ歯やブリッジは、固定するため隣の歯に留め具をかけたり、隣の歯を土台にするため歯を削ったりすることがあります。どちらにしても、健康な隣の歯にかかる負担は大きいといえます。

インプラントは、顎の骨に固定するため、周囲の健康な歯に影響を与える可能性が低い治療方法です。健康な歯をできる限り残すためにベストな治療方法といえるでしょう。

安定感がある

インプラントは、顎の骨に打ち込んで固定されるため、入れ歯やブリッジよりもぐらつかず安定感が出ます。

食べ物をしっかりと噛むことができる点は、ほかの治療方法よりも優れています。

インプラントのデメリット

インプラントのデメリットは、以下のとおりです。

治療費用が高い

インプラントは、特例を除いて基本的に自由診療であるため、治療費は比較的高額です。歯科医院によって価格設定は異なりますが、相場としては1本あたり20~60万円ほどかかります。仮に下の顎を全てインプラントにする場合、6~8本ほどインプラントを打ち込むため、数百万円の治療費となるでしょう。

ご自身の経済事情をよく考慮して選択する必要があるでしょう。

治療期間が長い

入れ歯やブリッジ、差し歯などと比較して、インプラントの治療期間は比較的長いです。

インプラント治療では、ヒアリングや事前診断が済んでから一次手術が行われ、インプラントが打ち込まれます。もし、インプラントを打ち込めるほどの骨がない場合、一次手術の前に骨造成とよばれる骨を作る手術を行い、半年ほど経ってからようやくインプラントを打ち込めます。その後は、半年ほどかけてインプラントと骨を固定させて、ようやく義歯を装着できるのです。

ヒアリングから義歯の装着まで、早くても1年弱、遅ければ2年ほど要します。

差し歯について

差し歯をはめようとしている

つづいて、差し歯の概要やメリット・デメリットを解説します。

差し歯の概要

差し歯とは、歯が欠けたなど歯根が残っている場合に適用される被せ物を指します。

歯根が残っていない状態(歯が抜けた状態)では差し歯を使用することはできないため、インプラント治療と異なります。

差し歯のメリット

差し歯のメリットは、以下のとおりです。

対応できる歯科医院が多い

差し歯の治療が可能な歯科医院は、比較的多いといわれています。

インプラント治療は高い技術が必要なため、対応できる歯科医院は少ないです。差し歯が必要となったときに、近隣の歯科医院で治療できる可能性が高い点は、差し歯治療のメリットといえるでしょう。

治療費用を安く済ませることもできる

差し歯に使用する素材は、金属やプラスチックを選択すれば保険適用内で治療できるため、治療費を安く済ませることができます。

1本で数十万円かかるインプラントよりも経済的といえます。

治療期間が比較的短い

差し歯治療の手順としては、歯を削って型を取り、差し歯を製作して入れれば完了です。

おおよそ1~2か月で治療が終わるため、年単位で治療するインプラントよりも短い期間で済みます。

差し歯のデメリット

差し歯のデメリットは、以下のとおりです。

見た目が気になることがある

差し歯を入れて長期間経つと、変色や黒ずみが発生することがあります。保険適用内で作ることができるプラスチック素材は、自由診療下で使われる素材(セラミックなど)よりも変色や黒ずみなどが起こりやすいといわれています。

前歯などよく見えるところが差し歯となる場合は、使用される素材の特徴もしっかり把握したうえで選択しましょう。

割れ・欠けが起こることがある

差し歯は衝撃に弱いため、硬いものを噛んだとき、顔をぶつけたときなどに割れることや欠けることがあります。

基本的に歯科医院で修復できますが、日常生活で気を付けることが増える点はデメリットといえるでしょう。

インプラントと差し歯の比較

比較をイメージする天秤

つづいて、インプラントと差し歯の特徴を比較します。

<インプラントと差し歯の特徴の比較>

インプラント 差し歯
対象 歯が抜けたところ 歯が欠けたところ
費用

保険適用外

1本あたり20~60万円ほど

保険適用の有無を選択可能

保険適用内:数千円

保険適用外:数万円

治療期間 1~2年間 1~2か月
寿命 10~20年間

保険適用内:10年

保険適用外:10~20年

見た目 天然歯に近い 素材によって異なる
固定力 高い 高い(過度な衝撃はNG)

先述したとおり、インプラントと差し歯では対象とするケースが異なります。ご自身の歯はできる限り残したほうがよいため、もし歯根が残っているのであれば、差し歯治療を選択するのがよいでしょう。

インプラントと差し歯の治療の流れ

ステップ|「STEP」と書かれた積み木

インプラントと差し歯の治療の流れは、以下のとおりです。

インプラントの治療の流れ

まず、インプラント治療の一連の流れをご紹介します。

口腔内チェック・ヒアリング

まずは、患者さまの口腔内を確認します。合わせて、患者さまがどのような治療を希望しているかヒアリングします。

事前検査・治療計画説明

インプラント治療を行うためには、事前にさまざまな検査をしてデータを取る必要があります。データをもとに治療計画を作成して、患者さまにご説明します。

一次手術

インプラント(人工歯根)を顎の骨に打ち込みます。顎の骨が少ない場合は、事前に骨造成とよばれる骨を作る手術を行い、半年ほど経って骨ができてからインプラントを打ち込みます。

二次手術

インプラントと骨がしっかり固定されたら、インプラントの上にアバットメント(連結装置)を装着して、アバットメントの上に上部構造(義歯)を取り付けます。

これでインプラント治療は完了です。

メンテナンス

インプラント治療後も定期的に歯科医院でメンテナンスを行います。

メンテナンスを怠るとインプラント周囲炎などの原因となり、最悪のケースではインプラントを除去しなければなりません。治療後のケアは忘れないようにしましょう。

差し歯の治療の流れ

次に、差し歯治療の一連の流れをご紹介します。

口腔内チェック・ヒアリング

インプラント治療と同じく、まずは患者さまの口腔内を確認します。合わせて、患者さまがどのような治療を希望しているかヒアリングします。

事前検査

レントゲン撮影などで、口腔内のデータを取得します。

土台作り

差し歯の土台を作るため、歯の中を削り、削ったところへ土台を装着します。その後、歯型を取ります。

差し歯の装着

製作された差し歯を土台に装着します。セメントを使用して、しっかり固定します。

メンテナンス

治療後は、定期的に歯科医院でメンテナンスを受け、噛み合わせなどをチェックします。

インプラントと差し歯のどちらを選ぶべき?

両手を広げ疑問の様子の女性

インプラントと差し歯の特徴や治療方法を解説してきましたが、必要に迫られた際はどちらを選択すべきなのでしょうか。

以下、それぞれのケースで選択すべき治療方法を解説いたします。

インプラントを選択すべきケース

インプラントにすべきケースは、主に以下の2点があげられます。

  • 歯が抜けてしまった、もしくは歯根が残っているが保持が難しい場合
  • 差し歯治療が可能な歯根は残っているが、見た目や固定力を重視してインプラントにする場合

差し歯治療に必要な土台(歯根)が確保できない場合は、インプラント治療で噛む機能を補います。また、差し歯治療が可能なケースでも、より高い機能性を求めるのであれば、インプラント治療を選択することもできます。

差し歯を選択すべきケース

つづいて、差し歯を選ぶべきケースは、主に以下の1点があげられます。

  • 差し歯治療が可能な歯根が残っている

先述したように、ご自身の歯は可能であれば残すに越したことはありません。差し歯治療が可能であれば、歯根を残すようにしましょう。差し歯治療の中でも素材を選択できるため、ご自身の希望する価格、性能、見た目に応じて素材を選びましょう。

まとめ

ポイントを指さす女性

今回は、インプラントと差し歯の特徴、メリット・デメリットなどをまとめました。

インプラント治療は、歯が抜けてしまったところが対象であり、機能面や見た目でのメリットと、治療費が高いデメリットがあります。

一方、差し歯治療は、歯根が残っている方が対象であり、経済的でご自身の歯が残るメリットと、保険適用での素材は機能性が低いデメリットがあります。

インプラント治療や差し歯治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。


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22年11月29日

インプラント治療の流れ(2回法)

インプラント治療の流れを、2回法を例としてご説明します。



45歳男性の症例です。歯根破折により他院で抜歯され、インプラント治療をご希望で来院されました。

■インプラント治療「2回法」

2回法は、1回目にインプラントを埋め込む手術を行い、インプラントと骨がしっかり結合したのち、歯ぐきを開いて人工歯のコネクター部分(アバットメント)をとりつける2回目の手術を行う治療法です。骨とインプラントがしっかり結合する時間を設けるためインプラントの離脱のリスクが低くなり、また術式がシンプルで感染のリスクも少なく、全身疾患のある方を含めほとんどの方に適応できる手術です。2回の手術が患者さまの負担になってしまう点、治療にかかる時間が長くなる点がデメリットです。

1. 精密検査と治療計画

検査とカウンセリングに基づき、治療計画を決定します。

*ノーベル・バイオケア社のソリューション

木更津きらら歯科では、ノーベル・バイオケア社のソリューションを採用しています。スウェーデンに本社を置く同社は、世界で最多の実績をもつインプラント治療ソリューションを提供するメーカーです。


ノーベル・バイオケア社のガイドソリューション、ガイディッドサージェリーによって、膨大な実績からつくられた標本を活用し、患者さまのお口の中や周囲の構造と人工歯などの状況を解析。それぞれの患者さまにふさわしい治療方法を導きだします。


*3Dレントゲン撮影対応 歯科用CT

3D画像で撮影可能な最新CTです。1回の放射線量が従来のCTと比較すると非常に少なく、患者さまへ負担の少ない治療が行えます。

●骨造成

インプラントを埋め込む手術には、顎の骨がじゅうぶんな量と幅が必要です。骨量が不十分な場合、骨造成のご提案も可能です。骨量の足りない部分を、自分の骨や人工骨、骨補填材で補う治療です。

2.1次手術

歯ぐきを切開して顎の骨にインプラント(人工歯根)を埋め込み、歯肉を縫い合わせます。1~3時間程度を要します。インプラントの材料には生体と親和性の高いチタンを使用します。チタンは骨と結合し人体の一部として馴染む性質があります。歯を失い歯根が損なわれている場合でも、自然な自分の歯に近いものをとりもどすことができます。当院では完全個室のオぺ室があり入院の必要はありません。

3.定着期間

チタン製のインプラントが顎の骨としっかり結合して定着するまで、上顎で2~6か月程度、下顎で2~3か月程度の時間が必要です。

4.2次手術

2次手術では歯肉を開き、歯冠部分と歯根部分を連結する支台(アバットメント)を装着する治療を行います。

5.人工歯の装着

いよいよ人工歯を被せる段階です。骨とインプラントの結合を確認し、型取りをして技工士と相談しながら、患者さまの口元や他の歯の状態になじむように、人工歯を作成します。最終的に人工歯をかぶせてインプラント治療は完了です。

●メインテナンス

インプラントは、ご自分の歯と同様、歯のまわりの歯肉が健康であることがとても重要です。埋め込んだインプラントの周囲の歯ぐきが傷んだり、やせてしまったり、炎症を起こしたりすると、ものがうまく噛めなくなったり、最悪の場合はインプラントが脱落する可能性もあります。インプラントを長期的にご使用いただくために、患者さまご自身による歯みがきやデンタルフロスでのケアはかかせません。当院でも定期的なケアをしていきます。3か月に一度程度、ご来院ください。

インプラント治療は手術を伴いますし、時間もかかります。それでも自分の歯で噛める喜びはなにものにもかえがたいのです。ご不安なことや不明なことがありましたらご遠慮なくご相談ください。


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