木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

23年09月24日

インプラントかブリッジか迷ったら!違いをわかりやすく解説!

こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

患者の口内を確認する男性いし

歯を失った場合、失った歯を補うための治療が必要になります。歯を補う治療法には、入れ歯・ブリッジ・インプラントの3種類があり、なかでもインプラントとブリッジは天然歯と変わらない噛み心地から選択する方が多い治療法です。

しかし、インプラントとブリッジどちらの治療法がよいのか迷う方もいるでしょう。

今回は、インプラントとブリッジの概要や違いについて解説します。インプラントとブリッジで迷っている方は、ぜひ参考にしてください。

インプラントとは?

インプラントの模型を使って説明する

インプラントは、歯を失った部分に歯の根の代わりとなるインプラント体を埋め込み、被せ物をして噛む機能を回復させる治療法です。

インプラントのメリット

インプラントのメリットは、以下の5つです。

  • 審美性が高い
  • 咀嚼力を保てる
  • 周囲の歯を削る必要がない
  • 顎の骨が痩せることを防げる
  • 長く使用できる

インプラントの最も大きなメリットは、周囲の歯に負担がかからないことでしょう。入れ歯やブリッジは周囲の歯を支えとして利用するため、健康な歯にも大きな負担がかかります。

インプラントは、インプラント体を顎の骨に直接埋め込み支えとして使用します。そのため、周囲の歯を削る必要がなく、支えとして利用しないため負担をかけません。

顎の骨に刺激が直接伝わるため、ご自身の歯と変わらない噛み心地を得ることが可能です。天然歯と同程度の噛む力もあるので、食事の制約がなく好きなものを食べられるでしょう。

インプラントを選択すれば噛む刺激が顎の骨に直接伝わるので、骨が痩せることを防げます。入れ歯やブリッジと比較して寿命が長く、適切なセルフケアと歯科医院の定期メンテナンスに通うことで、10年以上使用することも可能です。

インプラントのデメリット

インプラントのデメリットは、以下のとおりです。

  • 外科手術を行う
  • 治療期間が長い
  • 術後に痛みや腫れ・細菌感染などのリスクがある
  • 費用が高額になる
  • 定期メンテナンスに通う必要がある

インプラントでは、外科手術を行います。全身の健康状態や口内の状態によっては、治療を受けられない場合があるでしょう。手術は日帰りで行われますが、身体にも負担がかかります。術後に痛みや腫れ、細菌感染のリスクも伴います。

ただし、痛みや腫れは数日で和らいでいくのが一般的です。経過観察で問題ないケースが多いです。

インプラントは、入れ歯やブリッジと比較して治療期間が長く、6か月〜1年ほどかかります。保険適用外の治療なので費用を全額自己負担する必要があり、経済的負担が大きい治療法といえるでしょう。

インプラント治療完了後は、歯科医院の定期メンテナンスに通う必要があります。忙しくて時間を取れない方にとっては負担になるでしょう。

ブリッジとは?

歯のブリッジを作成する歯科技工士

ブリッジは、失った歯の両隣の歯を削って土台を作り、人工歯を作って橋を渡すように歯を補う治療法です。

ブリッジのメリット

ブリッジのメリットは、以下の4つです。

  • 外科手術が必要ない
  • 咀嚼力が高い
  • 取り外さなくてよい
  • 保険を利用すれば安い

ブリッジは外科手術をする必要がないため、口内環境や噛み合わせの状態がよければ誰でも受けられます。両隣の歯を支えとして使用するので、入れ歯のようにズレる・外れることはなく、自分の歯と同じように噛むことができるでしょう。

取り外さなくてよいので着脱のわずらわしさがなく、ご自身の歯と同じように手入れできます。ブリッジは保険の対象になるので、保険を利用すればインプラントと比較して費用を安くできるでしょう。

ブリッジのデメリット

ブリッジのデメリットは、以下のとおりです。

  • 両隣の歯を削る必要がある
  • 欠損している歯が多いと治療できない
  • 破損した際の修理が難しい

ブリッジは両隣の歯を支えとして利用するため、健康な歯でも削る必要があります。神経の処置が必要なこともあるため、歯の寿命を縮める原因になるでしょう。失った歯の噛む機能も補う必要があるので、隣接する歯に大きな負担がかかります。

ブリッジは両隣に歯がない場合や、失った歯の本数が多いと治療できません。歯を複数本失っている方は、歯科医師に適応可能か診断してもらう必要があるでしょう。

ブリッジは、入れ歯と異なり破損した際の修理が難しいケースが多いです。ブリッジをすべて外して作り直す可能性もあるため注意が必要です。

インプラントとブリッジの違いとは?

二つの?を比較して首を傾げる女性

インプラントとブリッジには、どのような違いがあるのでしょうか。治療法を選択する際は、それぞれの特徴を理解して検討するよいでしょう。

インプラントとブリッジの違いを表にまとめました。

<インプラントとブリッジの違い>

比較項目 インプラント ブリッジ
外科手術 必要 不要
審美性 高い 保険治療の場合は劣る
咀嚼力(天然歯と比較) 80〜100% 60〜100%
治療部分の違和感 なし なし
ほかの歯への影響 なし あり
顎の骨への影響 なし 痩せる
10年生存率 90%以上 50〜70%
治療期間 長期間 短期間
保険 適用外 適用可能

インプラントとブリッジどちらの治療が向いているかは、全身の健康状態や口内の環境などによって一人ひとり異なります。ご自身に合う治療法がわからない方は、歯科医師に相談しましょう。

インプラントが向いている人

口内に入れたインプラントの図

インプラント治療が向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • 天然歯と変わらない見た目を希望する人
  • 天然歯と変わらない噛み心地を得たい人
  • 健康な歯を削りたくない人
  • 寿命が長いほうがよい人

インプラントは、顎の骨にインプラント体を埋め込み、被せ物をする治療法です。顎の骨を支えとしているため、天然歯に近い噛み心地を得ることができます。好きなものを制限されずに食べたい人は、インプラント治療が向いているといえるでしょう。

インプラントで使用する被せ物にはセラミック歯を使用するケースが多く、天然歯が持つ透明感や白さを再現することが可能です。保険適用の入れ歯やブリッジは審美性が劣るため、周囲に気づかれることがありますが、インプラントは自然な見た目なので気にせず使用できるでしょう。

インプラントは独立しているため周囲の歯を削る必要がありません。寿命も10年前後と長いです。周囲の歯の健康を維持しながら、再治療のリスクが少ないものを入れたいと考えている人は、インプラント治療が向いているでしょう。

ブリッジが向いている人

作成したブリッジを見せる女性歯科医師

ブリッジが向いている人の特徴は、以下のとおりです。

  • 外科手術を行えない人
  • 長期間の通院が難しい人
  • 保険適用の治療をしたい人
  • 隣接する歯を治療したことがある人

ブリッジは外科手術の必要がないため、ほとんどの症例で治療を受けることができます。外科手術に恐怖心のある人や、不安が大きい人は、ブリッジを選択するとよいでしょう。通常の歯科治療と変わらないため、精神的な負担が少ないです。

治療期間がインプラントと比較して短いため、長期間の通院が難しい場合はブリッジでの治療が向いています。

ブリッジは、隣接する歯を大きく削る必要があるため、削る量によっては神経の処置が必要です。歯の寿命を考えると大きなデメリットになりますが、隣接する歯を既に治療したことがある場合は、健康な歯を削るよりデメリットが少ないでしょう。

ブリッジは保険が適用されるので、治療費を安くしたい人にも向いています。

まとめ

歯科医院で治療を受ける女性患者

インプラントとブリッジは、それぞれにメリット・デメリットがあります。治療法は、それぞれの特徴を理解したうえでご自身に合ったものを選択しましょう。

ご自身に合う治療法がわからない方は、歯科医師に相談しましょう。ご自身に合った治療法を提案してもらえます。

インプラントやブリッジを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
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