23年03月24日
口内炎は歯科にご相談ください
口内炎の診断や治療は、お口の専門家である歯科が適切です。口内炎は、お口の中の粘膜に起こる炎症のことをいいます。自然と治ることも多いので放置しがちですが、治りが悪い時は重大な病気のサインかもしれません。おかしいなと思ったらご来院ください。
■口内炎の種類と原因
- アフタ性口内炎
円形の白っぽい潰瘍です。ストレスや睡眠不足、疲労、免疫力の低下によって起こります。最も一般的な口内炎です。
- 外傷性口内炎
むし歯や入れ歯の不具合などで、お口の中の年末が傷つき、細菌感染して炎症を起こすものです。
- ヘルペス性口内炎
舌や唇の裏に多数の小さな水疱ができる口内炎です。高熱が続いたときに、ヘルペスウイルスなどのウイルスに感染して起こります。
- カンジダ性口内炎
白いこけのような斑点ができて赤くただれます。真菌(カンジダ菌など)が原因です。
※口内炎ではないケース
口内炎と間違いやすい病気もあります。舌癌や白板症なら、自然と治ることはありません。口腔外科での治療が必要です。
- 舌癌
初期には痛みがなく見た目はアフタ性口内炎と似ています。早いうちに治療すれば90%が治ると言われています。
- 白板症
がんになる可能性が高い、前がん病変という症状です。見た目はカンジダ性口内炎に似ています。
■受診のめやす
口内炎は、自然と治ることも多いのですが、「我慢できないほど痛かったり再発を繰り返したりするようなら心配です。こんな症状でしたら歯科を受診してください。
- なかなか治らない
- 症状が大きくなる
- 何度も再発する
- 多数の口内炎が同時にできる
- 食事や会話に支障がでるほど痛みが強い
- 痛みのない腫れやしこりがある
■口内炎の治療
当院ではレーザー治療にも塗り薬での治療にも対応しています。口内炎にレーザーを照射すると、レーザーの殺菌・消毒作用によって治りが早くなり、比較的時間がかからずに症状がおさまります。
■口内炎の予防
一番多いと言われるアフタ性口内炎は、過労や睡眠不足・栄養不足によってできやすいと言われています。バランスのいい食事、十分な睡眠を心掛けましょう。
むし歯の治療の被せものや、入れ歯の装着がお口の中を傷つけ口内炎の原因になっていることもあります。歯科でお口の中のメインテナンスを行いましょう。
口内炎は、身体からのサインです。ストレスをためていないか、重大な病気の前触れではないか、ご自身のメインテナンスのきっかけにしてください。

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■この記事の監修者
中谷 一空
経歴
- 福岡歯科大学医科歯科総合病院 歯周病科
- 福岡歯科大学医科歯科総合病院 口腔インプラント科
修了研修・学会等
- 日本歯周病学会 認定医
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- 国際口腔インプラント学会 認定医(ICOI:FELLOW)
- iACD(国際コンテンポラリー歯科学会)理事 および Diplomate(歯科総合研究指導医)
- アジアアンチエイジング美容協会 名誉顧問
- 日本歯科審美学会
- 日本スポーツ歯科学会
- 木更津市警察歯科医
- 海上保安歯科医
- 東久邇宮国際文化褒賞受賞
- 臨床研修指導歯科医 東久邇宮国際文化褒賞受賞
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