「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。
木更津きらら歯科が作製させていただいたスポーツマウスピース
当院では、ボクシング、キックボクシング、バスケットボール、サッカー、野球など様々なスポーツのためのマウスピースを作製してきました。プロアスリートからアマチュアの愛好家や学生さんまで、様々な方がいらっしゃいます。アスリートとコミュニケーションをとりながら、最高のパフォーマンスが実現できるように心をこめてお作りしていますよ!
木更津きらら歯科のスポーツマウスガードは、完全オーダーメイドで、フィット感や安全性、パフォーマンスの向上において多くのアスリート、スポーツ愛好家からご信頼いただいています。おひとりおひとりの歯型をもとに作製し、その方が最もパフォーマンスを発揮できるように、安全に思い切って試合にのぞめるように、最適なものをご提供いたします。
木更津きらら歯科が作製させていただいたスポーツマウスピース
スポーツは生涯にわたって楽しみと喜びを与えてくれます。ご高齢になっても、スポーツをやっていた方はわかるんですよ。ちょっとした動作から体幹の強さや足腰の強さがうかがえるんです。「スポーツをやってらしたんですか?」とお聞きすると、「ラグビーをやっていた」「水泳で東京湾を横断した」などびっくりするような思い出話をお話くださることも多いんです。
スポーツに親しむと、体力の向上はもちろん、爽快感や達成感を感じることができ、仲間ができたりといいことがたくさんあります。ストレス解消にもなり、生活習慣病を予防することもできます。心身両面の健康の維持のために効果はてきめんです。
しかし、運動中に起こる怪我は避けがたい面があります。骨を損傷した場合、トレーニングで筋肉を鍛えることで、ある程度は損なわれた機能を補うことができると言われています。しかし、同じ硬組織でも、歯だけは、他の筋肉を鍛えることで損傷した機能を補うことはできません。そのため、歯を守るマウスガードの使用が大きな役割を果たします。
このように、マウスガードには様々な効果があります。
木更津きらら歯科が作製させていただいたスポーツマウスピース
選手同士で接触のある競技をコンタクトスポーツと言います。接触の度合いによって、フルコンタクト、セミコンタクト、リミテッドコンタクトに分けられます。接触のない競技はノンコンタクトと呼ばれます。
フルコンタクトと言うのは、互いの力を抑制せず相手選手に直接接触する形式の競技のことです。ラグビーやアメフト、レスリング、柔道や格闘技などが該当します。これらの競技では競技中の事故により歯を傷めるケースが多く、競技ごとに規定が設けられ、外傷予防のためのマウスガードの装着が義務付けられています。
セミコンタクトは、力を抑制するルールの中で、相手選手に直接接触する形式の競技です。カンフー、テコンドー、剣道などがあげられます。
リミテッドコンタクトは、相手選手と接触することもあるが、基本は距離を置く競技で、バスケットボール、野球、サッカーなどが該当します。
ノンコンタクトは、相手選手と直接接触しない競技で、ネットを挟んで行うような球技、テニス、卓球、バトミントン、バレーボールなどがあげられますね。
実際には、ノンコンタクトの競技でも歯を傷めることは珍しくありません。味方選手との接触や、用具にぶつかったり、床にたたきつけられるというようなことは起こりがちです。ノンコンタクトスポーツやトレーニングの際でも、スポーツを行う人にはマウスガードを使用することをおすすめいたします。
日々の鍛錬が、歯を傷めたことによって無駄になってしまうことのないよう、ご自分にあったマウスガードを使用することが大切です。
木更津きらら歯科が作製させていただいたスポーツマウスピース
マウスガードには次の3種類があります。
既製品は、手軽に手に入れられるメリットはあるものの、噛み合わせや適合性、維持力、装着感に限界があり、マウスガードとしての機能は限定されてしまう面があります。厚生労働省では、歯科医師の歯科医学的判断や技術、歯科技工士法にのっとったマウスピースが使用されるべきと見解を発表しています。本当に競技でのパフォーマンス向上と安全性、からだのことを考えるのなら、カスタムメイドのマウスピースを強くお勧めいたします。
カスタムメイドタイプ
歯科医が設計し型どりをして製作するマウスピースです。競技の種目やレベル、選手の口腔内の特徴などを考慮されています。型どりして制作された選手の歯列模型のうえに、マウスガード材を圧接して作られます。咬み合わせの調整なども、その方にあったものを提供できます。木更津きらら歯科のスポーツマウスガードは、完全オーダーメイドのこのタイプです。
スポーツ歯科は、歯科医療の比較的新しい分野です。スポーツを行うアスリート・アマチュア愛好家の皆さまに、安全を提供することをミッションとしています。
当院では、マウスガードの提供という形でスポーツに貢献していきます。スポーツマウスガード作製は、日本スポーツ歯科医学会、日本補綴(ほてつ)学会所属の医師が中心になって行います。
日本スポーツ歯科医学会はスポーツに関係する歯科医療の調査・研究が集約される学会です。所属医師は、各競技団体の動向や最新の知見を常にアップデートしています。また日本補綴学会は、見た目や噛み合わせを人工歯で補う治療の分野の学会です。咬み合わせの専門家ですね。この2つの面から、アスリートの歯と噛み合わせを守り、パフォーマンスを発揮できるマウスガードをご提案することができるのです。
木更津きらら歯科が作製させていただいたスポーツマウスピース
※情報や出演者の肩書きは撮影時のものです。
実は、現在、青少年が前歯を失う理由の多くは、むし歯よりスポーツ中の転倒などで起こる前歯の怪我なのです。特にサッカーや野球、バスケットボール、バレーボール、ラグビーなどで歯を折る怪我が多くなっています。
それ以外にも、歯が抜け落ちたり、歯ぐきにめりこんだり、口の中を切ったりと、様々な怪我が起こります。
高校ラグビーの全国大会で、試合前に選手がマウスガードをつけているかチェックしているのをご存じですか? 他にも、装着が義務化されている競技にはアメリカンフットボール、ボクシング、アイスホッケーや女子のラクロスなどがあり、ほかの競技への普及も急がれています。
また、歯並びが悪いと出っ張った歯がぶつかりやすく怪我のリスクが高まります。そのような場合には歯列矯正などの治療が必要になってきます。
木更津きらら歯科では、アスリートのためのマウスピース作製を行っています。選手の方々の安全を守り、実力を発揮できるよう、心をこめて作製にあたっています。
上野先生によると、試合のときに急にお口の中のトラブルが発症するケースがすごく多いのだそうです。ブラジルまで遠征したあるロードレーサーの方が、予選から奥歯のあたりが腫れてきて、決勝当日にはヘルメットが装着できないほど腫れがひどくなり、出場を断念して帰国しなければならなくなったということがありました。どれほど無念だったでしょうか・・・。
代表的な口のトラブルはむし歯や歯肉炎、親知らずの炎症です。スポーツ選手の口の中は、とてもむし歯になりやすい環境です。スポーツ選手は体つくりや体力維持のために一日の食事の回数や食べる量が多く、食べ物が口の中にある時間は通常の人の2倍と言われています。そして水分やエネルギー補給のために、糖分が含まれるスポーツドリンクをよく飲む。
食事と食事のあいだには、お口の中で、唾液によってむし歯菌のだす酸が中和されたり、酸で溶けた部分を修復する歯の再石灰化が行われているのですが、食事やスポーツドリンクをとる回数が多く間隔が短いとそれができずむし歯になりやすくなってしまうんです。
歯や口の疾患は痛みで集中力の低下を招くだけでなく、噛み合わせやバランスが変わったりすると、それによって筋肉が力を出し切れなくなり、スポーツパフォーマンスの低下を招くことになります。多くのアスリートにとって、歯科の役割はますます重要になってきていると思います。
ほてつ、と読みます。入れ歯や冠をかぶせたりして、歯の欠けた部分の働きを働きを補う治療です。この分野が、スポーツにも大きく関係があるんです。
補綴を専門とする医師は、噛み合わせの専門家でもあります。スポーツ時は咬むことで力が発揮しやすいんです。しかし必要以上の力で噛みしめてしまうと歯や口腔内を痛めてしまいます。その方にあった噛み合わせのスポーツマウスピースは、より力を発揮し、スポーツを楽しんでいただくためにとても重要なんです。
スポーツマウスピースは、それぞれのスポーツで厚みや作り方が違うため、日本補綴学会所属の医師と日本スポーツ歯科医学会所属の医師が中心となり、患者さまに適したマウスピースを製作します。
各競技連盟が、マウスピースの装着についてガイドラインを提供していますが、中でも直接顔面を強打される格闘技には必須の装備。選手のみなさんの個性やこだわりによってデザインも様々で、とっても華やかです。