「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。
平成の時代に、大きく変わったのは、なによりも「予防歯科」に対する考え方でした。昭和の時代の歯科医療は「修復」が中心だったのです。
また、口腔内の健康は全身の健康に大きくかかわっていることを裏付ける調査結果も各国で多数発表されています。「歯科衛生士」たちの活躍も、忘れることはできません。
30年の間に歯科医療の技術は著しく進化しました。木更津きらら歯科は最新技術・設備を積極的にとりいれています。昭和の時代のイメージで、治療に懸念をお持ちでしたら、ぜひ一度ご相談ください。
平成6年(1994年)、日本で初めて顕微鏡を使った歯科治療が行われました。顕微鏡(マイクロスコープ)を使うと、患部は30倍に拡大され、 根管治療の精度が格段にアップします。日本での導入率は、10%程度、木更津きらら歯科では、昨年、導入いたしました。
平成の時代、インプラント治療は、骨移植といった再生治療の進化と共に向上してきました。素材も進化し、機能面だけではなく審美的にも優れたものとなり、CTスキャンによって治療計画の精度も著しく向上しています。
歯科矯正といえばワイヤー矯正でしたが、そこにマウスピースを装着する矯正方法が登場しました。当院でご提供するのはアライン・テクノロジー社のインビザライン。日本では平成18年に治療が開始され、平成24年には口腔内スキャナー「iTero」が導入されました。
そして・・・ 平成は災害の時代でもありました。被災地でも歯科医師、歯科衛生士による口腔ケアは続けられています。最後に、東日本大震災で検死に携わった歯科医師の衝撃的なインタビューをご紹介します。
身元を確認するためには、歯の治療痕や歯型での確認が確実性が高く、歯科医師の力が求められます。ボーカルグループGReeeeNのリーダーのHIDEさんは福島県出身の歯科医師でもあり、ご遺体の検死に携わり、このときだけニュース番組の取材に応じています。
放射線物質を浴び、取り残されていた多くのご遺体を、防護服を着て検死したHIDEさん。土でいっぱいになったお口の中を、「早くご家族にあわせてあげたい」という一心で見させていただいたそうです。