18年09月28日
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、目立たない、取り外しのできる歯科矯正システムです。
※インビザライン完成物は薬機法対象外であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
歯科矯正はいろいろな種類があります。当院では、患者さまのお口の状態やライフスタイル、ご予算にあわせて適切な矯正方法をご提案いたします。
マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)を使用した矯正は、歯科矯正の歴史の中では新しく、近年目覚ましく発達してきた手法。高度なテクノロジーが支える新しい世界標準の歯科矯正をご紹介いたします。
マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)
アメリカのアライン・テクノロジー社による「インビザライン」は、治療後のイメージに向かって矯正治療を何段階かにわけてマウスピース(アライナー)を作成し、1~2週間後ごとに交換していきながら、歯並びを整えていくというものです。
2017年現在、全世界で13万人以上の医師が治療を行うための研修を受け、377万人を超える患者さまが治療を行っています。
ライフスタイルを邪魔しない、新しい矯正治療
歯科矯正中は、好きなものも食べられない、ワインやコーヒーもがまんしなくてはならない、そんな風にお考えですか? マウスピース型矯正歯科装置(インビザライン)なら着脱可能で、普段のライフスタイルを我慢する必要はありません。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の特徴
マウスピース型矯正(歯科)装置の使用による矯正治療は、目立ちにくく、食事や歯みがきなどの際にとりはずしができることから、様々な利点があります。
目立たない歯科矯正
透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)は従来のワイヤー矯正と比較して非常に目立ちにくいものです。
「歯並びに悩んでいて治したい。 だけど、目立つ治療はイヤ・・・」そんなお悩みや、見た目が重要な職業の方におすすめできる治療法です。
着脱可能な矯正装置
マウスピース型の矯正装置は、食事や歯みがきの際に、自分で着脱できます。歯の手入れも普段通りにできるため、衛生面でも清潔です。
金属製ブラケットに取り付けた場合におこりがちな、「装置がはずれてしまう」というトラブルもありません。
治療完了後の状態が事前にわかる
3Dシミュレーションにより、治療完了までの歯の移動過程を事前に確認できるので、あらかじめ仕上がりの状態がわかります。
体にやさしい、金属未使用の素材
インビザラインのアライナーは、歯科矯正用に開発されたプラスチック製で、金属を使っていません。
金属アレルギーの心配がないことはもちろん、お口の中を傷つける心配もありません。
通院回数が少ない
一度に数回分のマウスピース(アライナー)をお渡しします。ご自身で、段階を追って装着するマウスピースを変えていくのです。こうして通院の回数をおさえることができるため、多忙な方や遠方の方でも治療を受けることが可能です。
デメリット
自己管理が不可欠。装着時間を守らないと歯が動きません。
また重度の不正咬合など、患者さまのお口の状態によっては使用できないことがあります。
患者様お一人お一人にカスタマイズされた「インビザライン・アライナー」
1~2週間ごとにとりかえるアライナーは、こんなかたちでお手元に届けられます。一度に数回分のアライナーをお渡しするので、通院の回数が少なくてすむのです。
iTero Element による精密スキャニング
矯正治療では、患者さまと医師が治療後のイメージをきちんと共有していることがとても大切です。
当院では口腔内3Dスキャナー、iTero Elementを導入しました。より正確により少ない負担で、治療後のお口の中の状態や治療途中の歯の動きをシミュレーションし、正しく治療が進んでいるか確認していきます。
iTero Element について詳しくはこちら
治療期間と費用感
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治療期間は従来の矯正治療と変わらないと報告されています
歯科矯正医からの報告では、マウスピース型矯正歯科装置を使用した矯正の治療期間は、従来の矯正治療とほとんど変わりがないようです。治療期間自体は、患者さまのお口の状態と治療後のイメージによって異なります。数か月から、2年以上かかる場合もありますが、多くは1年~2年で完了します。
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費用感
必要な治療の種類や期間などを踏まえて費用も決まります。おおむね、従来の矯正治療とかけはなれて高額ということはないようです。
※インビザラインはなぜ薬機法対象外か?
インビザラインのアライナーは、日本の歯科医師の処方に従い、米アラインテクノロジー社が海外で製作しますので、日本の薬機法の対象外であり、医薬品また副作用被害救済制度の対象外ともなります。当院は患者さまにご納得いただけるまでご説明し、署名をいただいてから治療を開始いたします。
マウスピース型矯正装置を使用した歯科矯正が、日本に初めて導入されたのは2006年のこと。それから10年余の間に、歯科医療の技術は目覚ましい進歩をとげています。
従来の歯科矯正のイメージで治療を迷っていらっしゃるようでしたら、これならと一歩踏み出していただくことができるかもしれません。
鏡の前でマウスピースをはめて、スマイル。ナチュラルな笑顔をあなたの習慣にしませんか?
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