「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。
お口の中に作り出される水流が、磨きにくいところの歯垢まで取り除いてくれるソニッケアー。2分ほどの短い時間で歯垢の除去にも口臭やステインにも効果があり、歯がツルツルになるほどきれいに手早く磨けます。
ソニッケアーは、ブラシヘッドの毎分約31,000回の超高速振動と、幅広い振幅の組み合わせにより、「ダイナミッククリーニングアクション(液体流動による洗浄力)」を強力に発生。お口の中で水流が起こり、歯のすき間の歯垢まで効果的に除去します。その効果は、世界の50を超える大学・研究機関における、175件以上の臨床試験や研究により裏付けられています。
“音波水流”が毛先の届きにくい歯間部や奥歯などの歯垢を効果的に除去します。歯垢除去能力は手みがきに比べて最大10倍にもなります※1。
手磨きの約50%のブラシ圧で歯と歯ぐきにやさしい※2。“音波水流”が歯垢を除去、歯と歯ぐきに負担なくブラッシングできます。デリケートな歯ぐきにも安心です。
『音波水流』による強力な洗浄力で、コーヒーやタバコなどによるステイン(着色汚れ)を減少させ、歯本来の自然な白さに近づけることができます。
お口の健康を維持するには、適切なオーラルケアが必要です。
を使用すれば、歯垢を除去し、歯肉炎などの歯周病の進行を防ぐことができます。同時に、音波水流による強力洗浄でステイン(歯の着色汚れ)を落として自然な白さへ近づけ※3、デリケートな歯と歯ぐきも優しくケアします。
*1 アダプティブクリーンブラシヘッド使用時/手磨きと比べ/Milleman J, Milleman K, Argosino K, Mwatha A, Ward M, Souza S, Jenkins W, Data on file, 2014
*2 ダイヤモンドクリーンブラシヘッド使用時/2010年Colgan氏らの調査に基づく(個人差があります)
*3 2010年 英国Colgan氏らの調査に基づく(個人差があります)
平成29年6月、厚生労働省が平成28年の人口動態について発表しました。それによると、日本人の死亡原因は、1位が悪性新生物(がん)、続いて2位が心疾患となっています。3位の肺炎に続き、脳血管疾患が4位。実は、心疾患と脳血管疾患は、歯周病ととても関係が深いのです。
歯がない人、自分の歯が少ない人は、心血管疾患・脳卒中のリスクが高くなることがわかってきました。各国の調査をご紹介します。
スウェーデン
スウェーデン・ウプサラ大学医療科学科のグループが2015年12月に発表した調査では、歯が全くない人は、歯が26~32本ある人に比べて、心血管疾患による死亡のリスクが1.85倍、脳卒中による死亡のリスク1.67倍という結果がでました。他の死因についても、死亡リスクは1.81倍となるそうです。39カ国、1万5456人を対象とした調査です。
アメリカ
アメリカでは、失った歯の数に比例して、脳卒中のリスクが高まるという調査結果がでています。2010年、41万人を対象に電話調査をしたところ、1~5本の歯を失った場合、脳卒中にかかる危険性は1.29倍に高まり、6本以上の歯を失った場合は 1.68倍、全ての歯を失ってしまっや場合は1.86倍にもなるそうです。
イギリス
イギリスでは、2012年に1万2871人の健康記録を調査したところ、やはり歯をすべて失った人は、すべて自分の歯で生活できている人に比べて、心血管疾患による死亡率が高いことが明らかになりました。脳卒中の死亡リスクは3倍ともなっています。
歯周病は、日本人の80%がかかっていると言われており、歯を失ってしまう原因としてもトップです。そればかりか、歯周病菌は血管にはいると血管内にプラークをつくり、血液の通り道を補足してしまいます。また血管内のプラークは、はがれおちて脳や血管を詰まらせる原因となるのです。
死に至るほどの重い病気は、歯の状態と深く関係しているのです。日本人は、40歳までは自分の歯で生活しています。40歳以降に、急激に歯を失っていくのです。
※コンクールF使用後、水ですすぐ必要はありません。
●発泡剤、研磨剤がはいっていません。
ジェルコートFは発泡剤、研磨剤がはいっていません。ぶくぶく泡立たず、歯の表面を傷めないため、安心して時間をかけて丁寧に歯みがきすることができます。
虫歯や歯周病の予防に大切なのはブラッシング。ブラッシングの効果が最大限に引き出される歯みがきです。電動歯ブラシ派の方にもおすすめ。
●殺菌、フッ素効果に優れています。
殺菌とフッ素のコートを両立させた、ジェル歯みがき。塩酸クロルヘキシジン(殺菌剤)、フッ化ナトリウム(フッ素)を配合しています。
みがいたあとのツルツル感は、殺菌剤やフッ素が歯をコートした証拠なんです。さわやかなミントのフレーバーでお口がすっきりさわやか、きれいになったと実感できる歯みがきです。
毎日の歯みがきに
歯みがき後のフッ素コートに
想像してみてください。あなたの人生は、世界にたったひとつの長い物語のようです。あなたはいろいろな困難を乗り越え、出会いと別れをたくさん経験してきました。悲しいこともありましたが、充実感や達成感も感じています。80歳になったあなたは、どうしていますか? 家族や友人との交流を楽しみ、おいしいものを味わい、幸せな記憶を携えて自分に与えられた時間をすごしているかもしれません。
日本人には、65歳で会社を定年退職してから、女性で20年、男性で15年という時間が残されています。その20年間を、あなたはどうやって過ごしますか? これはあくまでも、日本人全体の平均寿命をあらわした数字のデータではあるのですが、医療や保険制度の充実している日本が長寿の国であることは間違いありません。
※日本人の平均寿命は女性86.99歳、男性80.75歳 平成27年厚生労働省調べ
年をとると、必要な栄養をきちんととりにくくなります。国立長寿医療研究センターの調査によると、在宅で介護を受けている方の36%が低栄養、33.8%が低栄養に近い状態になっているそうです。一番の原因は、噛む力、飲み込む力が低下してしまい、肉や野菜、果物が食べにくくなってしまうからなのです。
また噛むことは、脳に刺激を与え、認知症を予防します。息子さんの名前をなかなか思い出せなくなった認知症の方が、入れ歯を入れなんでも食べられるようになったら、すぐ思い出せるようになったという例も報告されています。噛むことは、自分らしさを保つことでもあるのです。
お口の中のトラブルの多くは口腔内の細菌が原因。もしかしたら歯周病や虫歯になっているかもしれません。歯周病になると歯を失うだけでなく、心臓病や糖尿病などの病気にも影響を及ぼします。だからこそ、お口の中はいつも清潔に保つ必要があるのです。
NANODENTAL α clear(ナノデンタル アルファ クリア)は、毎日のブラッシングに合わせてのご使用により、口臭などの原因となる汚れを浄化し、口腔内環境を清潔に保ちます。
使用方法ナノデンタルαクリアは無添加のマウスウォッシュ(洗口液)。富士山麓のお水をオゾン処理したものです。オゾンは強力な除菌・脱臭力を持ち、地球に優しい物質で、医療や介護、酪農・食品など様々な分野で活躍しています。地球をとりまき、私たちを有害な紫外線から守ってくれるオゾン層のことを思い浮かべてみてください。森林のさわやかな匂いはオゾンの匂いなのです。
直径100ナノメートル(10億分の1メートル、100万分の1ミリ)の超微小なオゾンの気泡を含んでいるお水が、ナノデンタルαクリアの正体。このオゾンの気泡を含む水は、体に無害で、薬剤とは異なり耐性菌を出現させる心配もありません。うがいだけで、歯肉炎にも効果があがると言われています。
地球温暖化をはじめ人類は様々な環境問題とむきあっています。環境問題を解決するエコテクノロジーは日本の得意分野。微小な泡(バブル)の研究もそのひとつです。
微小な泡には不思議な力があるようです。オゾンを含むナノバブルは強い殺菌作用があり、農薬を使わない農業や抗生物質を使わない養殖にも応用できます。塩分濃度1%の水に酸素ナノバブルを供給すると、そこでは生き続けるはずのない淡水魚が、海水魚とともに長く同居できることがわかりました。2005年の愛知万博で話題となった展示です。
オゾン処理された富士山麓の水“ナノデンタルαクリア”でお口をくちゅくちゅしたら、あなたのお口の中に森林の風が吹き抜けます! 定期検診で歯石をとりのぞき、虫歯や歯周病の治療をしたうえで、毎日の歯磨きのあとにお使いください。
よく噛むと脳にある満腹中枢が働いて、私たちは満腹を感じます。 よく噛まずに早く食べると、満腹中枢が働く前に食べ過ぎてしまい、その結果太ります。 よく噛むことこそダイエットの基本です。
よく噛むと、食べもの本来の味がわかります。人は濃い味にはすぐに慣れてしまいます。できるだけ薄味にし、よく噛んで食材そのものの持ち味を味わうよう、心がけましょう。
歯並びがよく、口をはっきり開けて話すと、きれいな発音ができます。よく噛むことは、口のまわりの筋肉を使いますから、表情がとても豊かになります。元気な顔、若々しい笑顔は、あなたのかけがえのない財産です。
よく噛む運動は脳細胞の動きを活発化します。顎を開けたり閉じたりすることで、 脳に酸素と栄養を送り、活性化するのです。子どもの知育を助け、 高齢者は認知症の予防に大いに役立ちます。
よく噛むと唾液がたくさん出て、口の中をきれいにします(自浄作用)。この唾液の働きが、 虫歯になりかかった歯の表面をもとに戻したり(再石灰化)、細菌感染を防いだりして(唾液の中には多くの悪影響のある菌が存在しますが、一部の菌には抗菌作用を持つ菌が存在します。)、 虫歯や歯周病を防ぐのです。
唾液に含まれる酵素には、発がん物質の発がん作用を消す働きがあるといわれ、それには食物を30秒以上唾液に浸すのが効果的なのだとか。「ひと口で30回以上噛みましょう」 とよく言いますが、よく噛むことで、がんも防げるのです。
「歯丈夫、胃丈夫、大丈夫」と言われるように、よく噛むと消化酵素がたくさん出ますが、食べものがきちんと咀嚼されないと、胃腸障害や栄養の偏りの原因となりがちです。偏食なく、 なんでも食べることが、生活習慣病予防防にはいちばんです。
「ここ一番」力が必要なとき、ぐっと力を入れて噛みしめたいときに、丈夫な歯がなければ力が出ません。よく噛んで歯を食いしばることで、力がわき、 日常生活への自信も生まれます。
肌に優しく使い心地のいいミネラルコスメ。主要な成分が無機質の鉱物(ミネラル)なため、石油系の油分を使っているものより肌に負担がありません。火傷や手術の傷跡のある肌にも安心して使えるコスメとして、1970年代に開発されました。仕上がりが美しく、クレンジングを使わなくてもメイクオフできるのも魅力です。
もともとは水事情の悪いヨーロッパではじまった瓶詰めのミネラルウォーター。地下からくみ上げた水をボトルにつめたものです。ミネラル分が含まれており、体にとって大切な栄養素であるミネラルを補うことができます。ただ水だけでミネラルを補おうとすると大量に飲まなくてはいけないので、各地の名水を楽しむ、という意味合いのほうが強いかも。
私たちのからだは、96パーセント以上の有機物と、数パーセントの無機質で作られています。有機物は炭水化物,タンパク質,脂肪、ビタミンといった、生物の体内で作られる栄養素。そして、残りの数パーセントが、ミネラル(無機質)なのです。
ミネラルにはたくさんの種類があり、とりすぎるのもよくありません。サプリメントは賢く利用しましょう。
ミネラルは私たちの体にとって重要な栄養素のひとつ。骨や歯、髪をつくったり、血液・体液の浸透圧を調整したりします。そう、歯にとってとても大切な成分なのです。お口の中は、食べ物に含まれる糖によって酸性に傾き、歯のミネラルが少しづつ溶け出してしまい、むし歯のもとになってしまいます。
木更津きらら歯科では、歯を健やかに保つMIペーストをおすすめしています。MIペーストは、豊富なミネラル(カルシウム、リン)を含み、細菌の産生する酸によって酸性状態に傾いた口腔内を中性に戻す中和作用と、酸性状態になりにくい状態を維持する緩衝作用を持っています。使い方も簡単。ブラッシングのあとに歯に塗布するだけなんです。
株式会社ジーシーのMIペーストはメロン、ストロベリー、バニラ、ヨーグルト、ミントの5種類のフレーバーでお口の中のケアも楽しく。期間限定でチョコレートやアップルなどもございます。
牛乳アレルギーの方は使用しないでください。リカルデントガムと同じ牛乳由来成分CPP-ACPが含まれています。
日本は先進国でも特に虫歯が多い国として知られています。30歳ぐらいまでには、虫歯になっている歯や虫歯等で治療したことのある歯が一人あたり平均10本もあります。45歳頃までには、半分近くの歯が虫歯になってしまい、さらに日本人の約8割は歯周病に感染していると言われています。
1960年代から1970年代の日本の歯科医療は、欧米に比べてたいへん遅れていました。良い歯医者さんとは、虫歯を修復し、入れ歯や冠(かぶせ物)によって歯の働きを補う技術の優れている歯科医のことでした。現在でも、「歯医者は歯が悪くなった時に行くところ」と考える方が多くいらっしゃるようです。定期的に歯科検診に通う人は、まだまだ限られているのが現状です。
近年、お口の中の健康は全身の病気と重要な関係があることがわかってきました。歯周病菌は、糖尿病、心臓病・肺炎・低体重児出産・骨粗しょう症との関連が注目されています。日本は長寿の国であるにも関わらず、健康的に暮らせる健康寿命はそれほど長くないと言われています。それは日本人の口腔内の状態と関係があるとも言えるのです。
歯科医療は、治療だけでなく予防が大切なのです。フィンランドは、21世紀の資本は「人間そのもの」という考えのもと教育や福祉に力を入れていますが、それと平行して「予防歯科」という意識を国全体に定着させました。身体全体の健康に大きな影響を与える歯を、悪くなる前に予防することに力を入れたのです。こうした政策をとりいれた結果、貧しかった国は、ドイツやフランスなどの先進国を追い越すほどに、国民一人ひとりの生産性を高めることに成功しました。
アメリカのビジネスマンは、どんなに忙しくても歯医者には通いますし、どれだけお酒を飲んでも歯だけはしっかり磨いて寝るそうです。自分の体調管理ができない人は尊敬されないからです。デンタルケアもそのひとつ。歯のケアに費やすお金は、日本人男性が1年間で平均6,000円なのに対して、アメリカ人男性は3万6,000円。実に6倍のお金と、そして時間を、歯のために投資しているのです。
歯科医療のありかたは大きく変わってきました。歯科医の役目は、虫歯の治療だけではなく、患者様の全身が健やかであるようにサポートすることです。歯は一度削ったり抜いたりしたら、二度ともとにはもどりません。木更津きらら歯科は、予防につとめ、歯のメインテナンスに心を配り、患者様の自然な歯が健全に機能する手助けをする歯医者でありたいと考えています。