「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

インプラント治療は、多くの方に選ばれていますが、治療を受ける歯科医院によって考え方や治療方針は異なります。そこで今回は、木更津きらら歯科の中谷先生に、インプラント治療で大切にしている5つのことについてお伺いしました。
中谷 一空(なかたに かずあき)

日本歯周病学会認定医、日本口腔インプラント学会専門医、国際口腔インプラント学会認定医(ICOI FELLOW)などの専門資格を有する。福岡歯科大学医科歯科総合病院の歯周病科、および口腔インプラント科で研鑽を積み、専門性の高い治療技術を習得し実践。地域社会への貢献が評価され、東久邇宮国際文化褒賞受賞も受賞している。
目次
ーーインプラント治療を行う上で、中谷先生が大切にしていることはありますか?
まずは、「丁寧に、平等に説明すること」を大切にしています。僕は歯科医師として働いているので、歯を補う治療の種類もそれぞれの特徴も知っていますが、患者さんは歯科関係の仕事に就いている方とは限りません。
歯を欠損している方に対しては、同じように入れ歯・ブリッジ・インプラントの説明をして、患者さまの意思で選んでいただくようにしています。その中で、患者さまの疑問や不安も聞き出して解決できるように関わっていくことを意識しています。
ーーインプラント治療に関しては、どのような不安をお持ちの方が多いですか?
やはり「怖い」「痛そう」という不安をお持ちの方が多いように思います。歯科に限りませんが、よくない噂・イメージは広がりやすいのかなと感じますね。
親戚や知人のなかに「インプラント治療を受けたけど痛かった」という方がいると、すごく痛い治療なんじゃないか、なんとなく怖い、というイメージがついてしまうみたいです。
当院で治療を受けた患者さまは「すぐ終わったし痛みも全然なかったですよ」と話してくれることが多いんですが、インプラント治療に関しては痛みへの不安や恐怖心が一つのハードルになっているかもしれません。
ですので、不安を少しでも解消できるよう関わることも大事なことだと思っています。
別途料金がかかりますが、当院では静脈内鎮静法も行えるので、そのお話はさせていただくことが多いですね。うとうとしたような状態で治療を受けられるようになるので、心理的な負担は大幅に軽減できると思います。

ーー「無理にインプラントを勧められた」といった声も稀に聞くのですが、そういったことはないんですね。
もちろん無理に勧めることはありません。歯を失った場合には、インプラント以外にも入れ歯やブリッジという選択肢があります。どれが患者さまの生活スタイルや要望に合うかは、話をしっかり聞いて判断する必要があります。
ただ、悩んでいる部分が費用の場合は、少し踏み込んだ話をすることもあります。例えば、3本ブリッジで見た目を良くするためにジルコニアを選ぶと、それなりの金額になってしまうんですよね。
それなら、少しだけプラスしてインプラントにしたほうが、周りの歯を守ることもできるようになります。この場合でも無理に勧めるわけではありませんが、ブリッジや入れ歯だと周囲の歯が弱くなってしまうことは事実としてあるので、そういったところもお話しますね。
カウンセリングや検査・診断をしっかり丁寧にやることも大切だと考えています。インプラントは外科手術を伴う治療なので、口内だけじゃなくて全身の健康状態も確認しないといけません。
服用しているお薬や持病によっては、インプラント治療はやめておいたほうが良いこともあるんです。
あと、骨の状態と神経の位置もしっかり確認します。人工歯根を顎の骨に結合させて安定させるという性質上、顎の骨の状態はインプラントの安定性に直結するので、丁寧に確認しないといけない部分です。
外科処置の際に神経を傷つけるリスクもあるので、位置も把握して安全に手術を進められるよう配慮しています。
できるだけ患者さまへの負担を抑えられるように、ということも意識しています。外科的な処置を伴うので、術後は腫れたり痛みがでたりすることもあるのですが、手術の進め方で抑えられるケースもあるんです。
例えば、手術後にステロイドや抗生剤を歯茎に打っておくと腫れづらくなります。あとは処置時間を短くするほうが歯周組織へのダメージを抑えられるので、迅速に対応することも大切ですね。
手術時間が伸びれば伸びるほど身体的にも精神的にも負担が大きくなるので、事前の検査をしっかり行って、処置そのものはスムーズに進められるようにしています。

ーーインプラントはメンテナンスが大切、というふうに聞いたことがあるのですが、この点で意識していることはありますか?
木更津きらら歯科では基本的に3ヶ月に1回受診するようにお願いしていて、先に予約を取ってもらうようにしています。インプラント以外でも同様ですが、何かの治療をしたあとは3ヶ月後に必ず来てもらえるよう、治療が終わったタイミングで予約を入れてもらっています。
「インプラントの手術が終わって人工歯が入るとそれで終わり」というふうに感じる方もいると思うのですが、治療後に長くインプラントを使っていくためには、メンテナンスを続ける必要があります。
もちろん手術をしっかり行うこともインプラントの安定性を高めるためには欠かせませんが、治療後のメンテナンスを続けていただけるよう、患者さまに説明することも大切にしています。
「毎日のケアは大変ですか?」「インプラントはダメになりやすいですか?」と聞かれることもあるのですが、ご自身の歯と同じように毎日丁寧にケアしてもらえれば、10〜15年程度は使えるとされています。
当院でも10年の保証を用意していますし、歯磨きをしっかり行って、定期的に歯科医院のメンテナンスを続けてくださっている方であれば、40年以上使用しているケースもありますね。
なので、ご自身の日々のケアと、歯科医院でのプロのケア・メンテナンスの重要性をご理解いただいて、続けてもらえるよう努めることも大切だと考えています。

ーーありがとうございます。他にも何か大切にしていることはありますか?
先ほどもお話した通り、インプラントは手術が終わればそれで終わり、というわけではありません。ですので、治療後も皆様のかかりつけ歯科医であり続けられるよう努力しています。
木更津きらら歯科の強みはやっぱり365日診察を行っていることだと思っていて、お盆や年末年始などでも受診してもらえます。「平日は仕事があって土日しか受診できない」という方でも、通いやすいのではないかなと思っています。
あとは訪問診療も対応しているので、インプラント治療後に訪問診療に移行しても安心して使い続けてもらえます。訪問診療の歯科医師も皆インプラントの知識を持っています。
「高齢になると受診できなくなってケアできなくなるからインプラントはダメって聞いた」という患者さまもいらっしゃるんですが、普段の歯磨きができて、訪問診療でメンテナンスを続けられるのであれば、十分インプラント治療も可能です。
ーー「定期的に通院しなきゃ」と思うとハードルが高いかもしれませんが、訪問診療も対応しているのは安心ですね!
木更津きらら歯科のインプラント治療についてお伺いしてきたのですが、例えば他院さんで治療を受けた方にトラブルが起きて受診した、といったケースも対応しているんでしょうか?
もちろん対応しています。実際に「アバットメントが緩んだ」「上部構造(人工歯)がグラグラして噛みづらい」といった主訴で受診される方もいます。「インプラントが痛い」といって受診される方も多いですね。
そういった方でも365日診察しているので、来ていただきやすいんじゃないかなと思います。特に、痛みがあるという状態では食事も困難になることがありますし、「昨日寝られなかった」という方もいます。
できるだけ早く受診したいのにかかりつけが休み、というようなことは当院では起きないので、地域の皆様の健康を支える役割を担えているかなと思っています。
「インプラントについて詳しく知りたい」 「自分に合った治療法を相談したい」 「他院でインプラントが難しいと言われた」 といった方は、まずはお気軽にご相談ください。木更津きらら歯科では、患者様のお気持ちに寄り添いながら、一人ひとりにあった治療をご提案いたします。
