木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

19年03月11日

健康のためには、口呼吸より鼻呼吸

口呼吸は免疫異常のリスクが高くなる

鼻には細菌やウィルス、花粉などの異物をキャッチする、鼻毛というフィルターがありますよね。お口には、そんなフィルターはありません。

お口をぽかんとあけていると、まして睡眠中に口をあけて呼吸していると、咽頭リンパ組織が乱れたり、鼻などの粘膜が萎縮したり、お口の中に雑菌が繁殖したりしてしまいます。

そのうえ、口をあけていることで口腔内が乾燥し、これまた細菌が繁殖しやすくなってしまうのです。

健康のためには口呼吸より鼻呼吸

健康のためには、口で呼吸するより鼻で呼吸する習慣のほうがずっといいのです。
鼻呼吸の習慣が身につくと・・・

  • イビキや無呼吸が減り、ぐっすり眠れる。
  • 細菌の繁殖がおさえられ、カゼを引きにくくなる。
  • 唾液が健康に分泌され、歯周病が悪化しにくくなる。
  • 口角が上がりほうれい線が薄くなる‼。
  • 口テープを使って就寝すると寝起きもすっきり。
  • 鼻呼吸は、暑いときに脳を冷やしてくれます。

健康のためには、いいことばかりなんです。

口閉じテープを活用してみよう

特に眠っているときにお口が開いている人は要注意。いびきやお口の乾燥でお悩みの方は、口閉じテープをお試しください。
専用テープも販売されていますが、とまればなんでもいいそうです。
毎日元気に過ごしたければ鼻呼吸を身につけたいですね。

あ・い・う・べ・体操でお口のまわりの筋肉を鍛えよう

口呼吸の原因は舌のたるみにあります。舌とお口の周りの筋肉を、お顔の体操で鍛えることができますよ。それが「あ・い・う・べ・体操」です。顔や首の血行がよくなり、お顔のリフトアップにも効果がありますよ。

1.「あー」と口を大きく開く

2.「いー」と口を大きく横に広げる

3.「うー」と口を強く前に突き出す

4.「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす

1から4を1セットとし、毎日30回できたら完璧です‼️ お風呂や就寝前に、ぜひやってみてくださいね。

いかがでしたか? 健康のためには口呼吸より鼻呼吸。ぜひ身につけたいものですね!


←ブログトップに戻る

カテゴリ一覧

新着一覧

 25/12/04  
ワイヤー矯正後の後戻りを防ぐ!リテーナーの種類や装着期間
 25/12/03  
歯周病の進行と治療
 25/12/03  
歯周病の原因と予防
 25/11/27  
子どもの受け口を放っておくリスクとは?治療法や予防法も
 25/11/20  
マウスピース矯正後の後戻りを防ぐ!リテーナーの重要性と装着ルール
 25/11/13  
入れ歯のお手入れ方法と注意点!長く使うために知っておくべきこと
 25/11/06  
矯正治療で歯を削る理由とは?メリット・デメリットも解説!
 25/10/31  
歯科における検査の重要性
 25/10/30  
インビザライン・ファーストの費用相場と内訳!負担を軽減する方法も
 25/10/28  
歯の根っこに膿の袋ができています! 症例:歯根嚢胞(しこんのうほう)
 25/10/23  
働きながら歯科衛生士を目指す!必要な資格や学校の選び方
 25/10/16  
歯周病の進行を止める!治療法とセルフケアを解説!
 25/10/09  
マウスピース矯正のデメリットとは?対策とメリットも解説
 25/09/30  
木更津きらら歯科のインプラント
 25/09/29  
歯科用CTの立体画像でお口の中を解析します
 25/09/25  
親知らずの虫歯|原因・治療法・費用やメリット・注意点まで解説
 25/09/18  
根管治療は痛い?治療の流れや期間、痛みを和らげる方法も解説
 25/09/11  
歯科衛生士の国家資格について解説|取得方法・試験内容・将来性まで徹底解説
 25/09/04  
矯正ワイヤーが外れた時の正しい対処法と原因・予防策を徹底解説
 25/08/31  
その歯間ブラシ、あなたにあっていますか? 効果のあがるデンタルケアグッズをご紹介

年別一覧