「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。
カンナビノイドとは、植物の麻に含まれる生理活性物質の総称です。大麻には数百種類のカンナビノイドが含まれており、大きくわけるとカンナビジオール(CBD)とテトラヒドロカンナビノール(THC)の2つがあります。
大麻というと「ハイになって中毒になってしまうの???」とびっくりしてしまいますが、それはTHCのこと。全く別の成分です。
ここでご紹介するのはCBDという成分です。
生理機能を維持し、体調を整えてくれます。人間には、生理機能を一定に保つネットワークシステムが備わっています。エンド・カンナビノイド・システム(ECS)と呼ばれています。神経伝達物質(カンナビノイド)が、細胞に必要な指示を与え、恒常性(ホメオスタシス)を維持してくれるという、大切な仕組みです。この重要なシステムは、強いストレスや老化によって働きが衰え、カンナビノイドが欠乏することがわかってきました。CBDはカンナビノイドの欠乏を補い、生理機能を維持する仕組みをサポートしてくれます。
神経伝達物質に影響を与え自律神経を整える効果が期待できます。ストレスを緩和し、不安を軽減してリラックスした気持ちに導いてくれます。
CBDは、不眠や、免疫の過剰反応によるアレルギーなどの疾患に作用すると期待されています。美容の分野では、抗酸化作用、抗炎症効果、ニキビ、皮膚炎アレルギー、アトピー、やけどなど皮膚の症状に作用してくれると考えられています。
さて、カンナビジオールは歯医者と関係あるのでしょうか? 木更津きらら歯科では、CBD(カンナビジオール)オイル配合の歯みがき「TOOTH & PEACE」を開発いたしました。その抗菌作用から、虫歯の予防や進行を遅らせたり、歯茎の炎症を抑える抗炎症作用、鎮痛作用に効果を発揮します。リラックスやリフレッシュ、眠りの質をよいものにしてくれる効果も期待できます。
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