木更津きらら歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

木更津きらら歯科ブログ

17年06月17日

知ってるようで知らないミネラルのお話

ミネラルウォーター、ミネラルコスメ、ミネラルサプリメント・・・ ミネラルという言葉がついていたら、なんだか健康によさそう! 今日はミネラルのお話です。

<その1> 肌に優しいミネラルコスメ

肌に優しく使い心地のいいミネラルコスメ。主要な成分が無機質の鉱物(ミネラル)なため、石油系の油分を使っているものより肌に負担がありません。火傷や手術の傷跡のある肌にも安心して使えるコスメとして、1970年代に開発されました。仕上がりが美しく、クレンジングを使わなくてもメイクオフできるのも魅力です。

<その2> 自然の名水ミネラルウォーター

もともとは水事情の悪いヨーロッパではじまった瓶詰めのミネラルウォーター。地下からくみ上げた水をボトルにつめたものです。ミネラル分が含まれており、体にとって大切な栄養素であるミネラルを補うことができます。ただ水だけでミネラルを補おうとすると大量に飲まなくてはいけないので、各地の名水を楽しむ、という意味合いのほうが強いかも。

<その3> ミネラルをサプリメントで補う

私たちのからだは、96パーセント以上の有機物と、数パーセントの無機質で作られています。有機物は炭水化物,タンパク質,脂肪、ビタミンといった、生物の体内で作られる栄養素。そして、残りの数パーセントが、ミネラル(無機質)なのです。
ミネラルにはたくさんの種類があり、とりすぎるのもよくありません。サプリメントは賢く利用しましょう。

<その4> 歯を守るMIペーストでミネラルパック

ミネラルは私たちの体にとって重要な栄養素のひとつ。骨や歯、髪をつくったり、血液・体液の浸透圧を調整したりします。そう、歯にとってとても大切な成分なのです。お口の中は、食べ物に含まれる糖によって酸性に傾き、歯のミネラルが少しづつ溶け出してしまい、むし歯のもとになってしまいます。

木更津きらら歯科では、歯を健やかに保つMIペーストをおすすめしています。MIペーストは、豊富なミネラル(カルシウム、リン)を含み、細菌の産生する酸によって酸性状態に傾いた口腔内を中性に戻す中和作用と、酸性状態になりにくい状態を維持する緩衝作用を持っています。使い方も簡単。ブラッシングのあとに歯に塗布するだけなんです。

5種類のフレーバーで楽しくマウスケア。MIペースト

株式会社ジーシーのMIペーストはメロン、ストロベリー、バニラ、ヨーグルト、ミントの5種類のフレーバーでお口の中のケアも楽しく。期間限定でチョコレートやアップルなどもございます。

牛乳アレルギーの方は使用しないでください。リカルデントガムと同じ牛乳由来成分CPP-ACPが含まれています。

MIペーストのミネラルパックで歯の健康を守りませんか。


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17年05月26日

予防歯科が国を変えた

あなたのお口の中の健康が、国を変えてしまうこともあると、 お気づきですか? 人生において1億円の価値があるとも言われる、大切な歯を守るお話です。

虫歯大国ニッポン

日本は先進国でも特に虫歯が多い国として知られています。30歳ぐらいまでには、虫歯になっている歯や虫歯等で治療したことのある歯が一人あたり平均10本もあります。45歳頃までには、半分近くの歯が虫歯になってしまい、さらに日本人の約8割は歯周病に感染していると言われています。

遅れている日本の歯科臨床

1960年代から1970年代の日本の歯科医療は、欧米に比べてたいへん遅れていました。良い歯医者さんとは、虫歯を修復し、入れ歯や冠(かぶせ物)によって歯の働きを補う技術の優れている歯科医のことでした。現在でも、「歯医者は歯が悪くなった時に行くところ」と考える方が多くいらっしゃるようです。定期的に歯科検診に通う人は、まだまだ限られているのが現状です。

健康寿命の長くない国、日本

近年、お口の中の健康は全身の病気と重要な関係があることがわかってきました。歯周病菌は、糖尿病、心臓病・肺炎・低体重児出産・骨粗しょう症との関連が注目されています。日本は長寿の国であるにも関わらず、健康的に暮らせる健康寿命はそれほど長くないと言われています。それは日本人の口腔内の状態と関係があるとも言えるのです。

「予防歯科」で変わった国、フィンランド

歯科医療は、治療だけでなく予防が大切なのです。フィンランドは、21世紀の資本は「人間そのもの」という考えのもと教育や福祉に力を入れていますが、それと平行して「予防歯科」という意識を国全体に定着させました。身体全体の健康に大きな影響を与える歯を、悪くなる前に予防することに力を入れたのです。こうした政策をとりいれた結果、貧しかった国は、ドイツやフランスなどの先進国を追い越すほどに、国民一人ひとりの生産性を高めることに成功しました。

自分へ投資する国、アメリカ

アメリカのビジネスマンは、どんなに忙しくても歯医者には通いますし、どれだけお酒を飲んでも歯だけはしっかり磨いて寝るそうです。自分の体調管理ができない人は尊敬されないからです。デンタルケアもそのひとつ。歯のケアに費やすお金は、日本人男性が1年間で平均6,000円なのに対して、アメリカ人男性は3万6,000円。実に6倍のお金と、そして時間を、歯のために投資しているのです。

信頼できる歯医者の選び方

歯科医療のありかたは大きく変わってきました。歯科医の役目は、虫歯の治療だけではなく、患者様の全身が健やかであるようにサポートすることです。歯は一度削ったり抜いたりしたら、二度ともとにはもどりません。木更津きらら歯科は、予防につとめ、歯のメインテナンスに心を配り、患者様の自然な歯が健全に機能する手助けをする歯医者でありたいと考えています。


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17年05月09日

バクテリアセラピーで身体の中から美しく

身体に生息する菌を管理することをバクテリアセラピーといいます。バクテリアセラピーをとりいれて、身体の中から美しく健康になりませんか?

意識の高い方なら知っている!




美容やアンチエイジングに意識の高い方ならもうご存知のはず。腸内フローラのお話です。バランスのよい腸内フローラは、消化や吸収を助け、免疫力を高めます。ホルモンの生成に重要な関係があり、美容やアンチエイジングにも大きな役割を果たします。


バランスの悪い腸内フローラは、おならや口臭が臭くなったり、便秘や肌荒れの原因になります。病気が治りにくくなり、老化がすすんでしまうでしょう。免疫力が低下し、栄養分を吸収できず、腐敗物質がふえてしまうからなのです。


腸内フローラってなあに?

腸内を顕微鏡でのぞくと、まるでお花畑。腸の壁には何百兆も菌が生息しています。身体の調子を健やかに整える善玉菌、腸の働きにはじまり身体全体にも悪い影響をおよぼしてしまう悪玉菌、善玉菌になったり悪玉菌になったりする日和見菌。


これらの菌は腸内フローラ(ラテン語で花畑の意味)と呼ばれています。腸内フローラという花畑で、善玉菌が優位を保ち、日和見菌が悪玉菌になってしまうことなく、そして悪玉菌がおとなしくしているように管理がされていることが、美容にも健康にもとても大切なのです。


お口の中の菌は関係あるの?

近年、DNA鑑定の技術が進歩し、心臓や肝臓、血管にいる菌が、お口の中の菌に原因があることがわかってきました。歯周病菌のような細菌はとても小さいため、血液にも感染してしまうのです。虫歯や歯周病にとどまらず、心疾患や生活習慣病(糖尿病・高血圧等)といった重大な病気にも深い関係があることがわかりはじめています。健康と美容のためには、身体に生息する菌を管理することがとても大切で、それはお口の健康とも重要な関係があるのです。


身体の中の菌のバランスを整えるには?

では体の中に生息する菌のバランスを整えるにはどうしたらいいのでしょうか。腸内フローラのバランスを整えるにはまず食べ物から。ヨーグルトやキムチといった乳酸菌を多く含むものや、納豆がおすすめです。植物繊維の多い海藻やこんにゃくもいいですね。


お口の中の菌を整えるにはどんな方法があるでしょうか。木更津きらら歯科では、”生きる乳酸菌”と呼ばれる「Lロイテリ菌」のサプリメントをおすすめしています。「L.ロイテル菌」は、お口の中の虫歯菌や歯周病菌を殺菌・抑制する事で、虫歯や歯周病を予防します。来院の際には、どうぞお問い合わせください。


バイオガイア プロデンティス 生きる乳酸菌(Lロイテリ菌) ミント味 30粒×3個







お口の中に生息する細菌を管理するには、なにより歯磨きがとっても大切です。お口の中の健康は、若々しさや美しさにもつながります。そんなお話もこちらでご紹介していきます。ぜひチェックしてくださいね!


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