20年06月20日
感染症予防の強い味方「唾液」のお話です。
梅仕事の季節です。スーパーの店頭には青梅が並んでいますね。梅干しや梅シロップ、梅ジャムに梅肉エキス。毎年自家製を楽しむ方、今年は挑戦していようとお考えの方もいらっしゃるのでは。酸っぱい梅干しを想像しただけで、口の中につばがわいてきませんか。今日は唾液のお話です。
唾液の抗菌作用
唾液には様々な効能がありますが、そのなかでも抗菌作用は特別に強いのです。唾液に含まれる「IgA(免疫グロブリンA)」という抗体の一種は、様々な異物を取り込む口腔内において、バリア機能の中心的な役割を担っています。この「IgA」、感染症予防効果はとても大きいのです。IgAの値が低い人は、かぜやインフルエンザにもかかりやすいということが明らかになっているんです。
バリア機能の高い唾液
唾液の抗菌作用は、新型コロナウイルスに対しても、有効だということが十分に考えられるんですね。新型コロナウイルスの味覚障害の症状は、味覚を感知する器官にウイルスが取り付きやすいことを表しています。バリア機能の高い唾液がふんだんに分泌されていれば、ウイルスの力を弱め、感染を防ぐことにつながる可能性が高いんです。唾液がさまざまな機能を持ち、体を守ってくれていることは明らかになっています。
よく噛むことで、唾液の力を発揮させましょう。酸っぱい梅干しも効果があるかもしれませんよ!

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■この記事の監修者
中谷 一空
経歴
- 福岡歯科大学医科歯科総合病院 歯周病科
- 福岡歯科大学医科歯科総合病院 口腔インプラント科
修了研修・学会等
- 日本歯周病学会 認定医
- 日本口腔インプラント学会 専門医
- 国際口腔インプラント学会 認定医(ICOI:FELLOW)
- iACD(国際コンテンポラリー歯科学会)理事 および Diplomate(歯科総合研究指導医)
- アジアアンチエイジング美容協会 名誉顧問
- 日本歯科審美学会
- 日本スポーツ歯科学会
- 木更津市警察歯科医
- 海上保安歯科医
- 東久邇宮国際文化褒賞受賞
- 臨床研修指導歯科医 東久邇宮国際文化褒賞受賞
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