「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。
こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。
コーヒーやお茶、ワインなどの色素の濃い飲み物は歯に着色しやすく、歯の白さを損ないます。また、加齢とともに歯の黄ばみが目立つようにもなります。自分の歯の色が気になって、人前で自信を持って笑顔を見せることができないという人は少なくないです。
歯を白くするにはホワイトニングが有効ですが、費用はどれくらいか気になる方は多いでしょう。
今回は、ホワイトニングの種類別の費用について解説します。施術以外にかかる費用や効果を長持ちさせる方法も解説しますので、ホワイトニングを検討されている方は、ぜひ参考にしてください。
目次
ホワイトニングには、オフィスホワイトニング・ホームホワイトニング・デュアルホワイトニングがあります。それぞれの特徴と費用は、以下のとおりです。
オフィスホワイトニングは、歯科医院で歯科医師または歯科衛生士が施術を行います。使用するのは、過酸化水素を主成分とした薬剤です。濃度が高いため、歯の表面や内部に浸透した色素を効率よく分解できます。
薬剤を塗布したら、効果を最大化するために特殊な光やレーザーを照射します。これによって、短時間で高い漂白効果を得られます。施術時間は60分ほどです。1〜2週間の間隔を空けて追加で施術を行うこともできます。
費用は1回あたり2万円〜6万円くらいが目安です。理想の白さを手に入れるために何度か施術を受ける場合には、都度費用がかかります。
オフィスホワイトニングは即効性が高いです。そのため、結婚式や就職活動、重要なプレゼンテーションなど、特定の日程までに歯を白くしたいという方に選ばれています。
ホームホワイトニングは、歯科医院で作製したマウスピースと専用の薬剤を用いて、自宅で行う方法です。使用するのは過酸化尿素を主成分とした薬剤です。過酸化尿素は過酸化水素よりも緩やかに作用するため、歯や歯茎への刺激が少ないのが特徴です。
自宅では、薬剤を注入したマウスピースを30分〜2時間ほど装着します。これを2週間~4週間ほど続けることで、徐々に歯を白くしていきます。
費用は、マウスピース作製と薬剤(1週間分)で1万5,000円〜5万円くらいが目安です。追加で薬剤を購入すれば、マウスピースは何度も使うことができます。薬剤のみの費用は、1週間分で5,000円〜1万円くらいです。
ホームホワイトニングは、自分のペースで行えます。そのため、仕事や家事で忙しく、歯科医院に頻繁に通院できない方に選ばれています。
デュアルホワイトニングは、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを組み合わせた方法です。
まず、歯科医院でのオフィスホワイトニングで短期間で歯を白くし、そのあとホームホワイトニングで白さの維持と向上を図ります。短期間で理想的な白さを手に入れ、効果を長期間維持できるのが特徴です。デュアルホワイトニングの費用は5万円〜8万円くらいになります。
施術のほかにかかる費用には、次のものがあります。
施術の前に虫歯や歯周病などがみつかった場合は、その治療が優先されます。これらの治療にも費用がかかります。費用は治療内容によって変わり、数千円から数万円くらいの幅があります。虫歯治療でセラミックなどの高価な素材を使用すれば、数十万円かかることもあります。
ホワイトニングの効果を十分に発揮させるためには、歯の表面に付着した汚れや歯石を取り除く必要があります。これによって、ホワイトニングの薬剤が歯に浸透しやすくなるのです。クリーニングの費用は別料金になっていることがあり、3,000円〜1万5,000円くらいかかります。
コーティングは歯の表面に特殊な薬剤を塗布し、着色リスクを減らすものです。
ホワイトニング直後の歯はデリケートな状態になっています。そのため、着色汚れが付着しにくくなるようにコーティング処置のオプションが用意されていることが多いです。費用は5,000円くらいが目安です。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるには定期的にメンテナンスを受ける必要があります。必要に応じて追加の施術を提案されることもあるでしょう。これには、数千円から数万円かかります。施術の内容にもよりますが、年間で2万〜8万円くらいが目安です。
歯科治療において保険が適用されるのは、歯の病気を治したり、失った歯の機能を回復したりする最低限の治療に限られます。
ホワイトニングは、見た目を美しくするための施術です。そのため、保険適用の対象にはならないのです。自費診療となり、費用は全額自己負担となります。
自費診療の場合は、歯科医院ごとに費用を設定できます。そのため、複数の歯科医院で見積もりを取って比較検討するのもよいでしょう。
効果を長持ちさせるために、次のようなポイントを意識しましょう。
ホワイトニング後は、歯の表面を保護するペリクルという膜が一時的に剥がれるため、着色しやすい状態になります。そのため、ホワイトニングの効果を長持ちさせるには、着色しやすい飲食物を控えることが大切です。
コーヒーや紅茶、赤ワイン、カレーなどは色素が強く、頻繁に摂取するとホワイトニング効果が徐々に薄れていきます。できるだけ控えるようにし、どうしても避けられないときは飲食後すぐにうがいや歯磨きを行いましょう。
タバコに含まれるタールは歯が黄ばむ原因になります。施術の直後ほど着色しやすいので、喫煙を控えることが望ましいです。禁煙すれば、歯の美しさだけでなく全身の健康にもプラスになります。禁煙グッズや禁煙サポートを活用して禁煙に取り組みましょう。
ホワイトニング後の歯の白さを維持するためには、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けることも大切です。歯科医院では、歯科医師や歯科衛生士が専用の器具やペーストを使用して、自宅でのケアだけでは落としきれない汚れを除去します。
3か月〜6か月に1回くらいの頻度でクリーニングを受けることで、歯の白さが保たれ、ホワイトニングの効果も長持ちします。また、定期的に歯科医院で歯のクリーニングを受けることで、虫歯や歯周病の予防にもつながります。
ホワイトニングの効果を長持ちさせるためには、しっかりとセルフケアを行うことも大切です。食後は早めに歯磨きをしましょう。また、歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って、歯と歯の間の汚れを落とすことも大切です。
市販の歯磨き粉には色々な種類があり、着色予防や歯の白さをキープする働きがある製品もあります。
ただし、研磨力が強すぎるものは歯の表面を傷つける心配があるので注意が必要です。ホワイトニング後、どのような歯磨き粉を使用すればよいか迷われている方は、歯科医院で相談しましょう。
ホワイトニングは保険が適用されません。そのため、費用は歯科医院によって異なります。また、ホワイトニングの種類によっても費用は異なるため、事前に確認することが大切です。
さらに、施術だけではなく、事前に行われる歯のクリーニングやメンテナンスにも費用がかかります。
施術直後は歯の表面が着色しやすくなるため、必要に応じてコーティングや定期的なクリーニングを行うと効果的です。アフターケアにしっかり取り組んでいる歯科医院を選ぶとよいでしょう。
ホワイトニングを検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病治療などの一般歯科だけでなく、ホワイトニングやセラミック治療、矯正治療などの自由診療にも力を入れています。診療案内ページはこちら、無料相談・ご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。