木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

22年05月26日

歯間ブラシのすすめ

歯と歯のあいだがひろいとき-歯間ブラシ

歯間ブラシは、針金にナイロンの毛先をつけたり、シリコンでつくられた小さなブラシです。食べかすのつまりやすい、歯と歯の隙間が広い部分にさしこんで食べかすをかきだします。歯間ブブラシが効果を発揮するのはこんな箇所です。

  • 歯と歯がくっついているところから歯肉がわのすきま
  • ブリッジやかぶせもののある歯の歯肉側
  • 歯肉がさがり歯の根が露出している箇所
  • 歯が抜けたままになっている所
  • 矯正装置の周り

食べかすがはさまって気持ち悪い部分、心あたりがありますよね。

■歯間ブラシのサイズ

ドラッグストアに行くと、様々なサイズの歯間ブラシが並んでいます。大きすぎる歯間ブラシは歯ぐきを痛めてしまいますし、小さすぎる歯間ブラシは食べかすを十分おそうじできません。お口の状態にあったサイズを選んでください。

  • 超極細、SSSと表記された最も細いタイプ
    すきまの特に狭いところ。特に前歯。~0.8mm
  • 極細、SSと表記された極細タイプ
    や狭いところ。前歯や臼歯部。0.8~1.0mm
  • S、M、細目などと表記されたタイプ
    歯ぐきが下がっていたり、歯並びが悪いところ。1.0~1.2mm
  • 太め、L、LLなどと表記されたタイプ
    歯と歯のあいだが比較的広いところ。被せものやブリッジとはぐきの間にすきまがあいてしまっているところ。歯ぐきがさがって歯根が露出し、すきまが大きくなっているところ。1.2~1.5mm

初めて歯間ブラシを使う方は、一番細いものからお試しください。

■歯間ブラシを続けるコツは一番最初に使うこと!

続けるコツは簡単です。歯みがきの前に、お口のケアの一番最初に歯間ブラシを使えばいいのです。食べかすをかきだした後に、きれいに歯みがき。お口の中がさっぱりしますよ。歯間ブラシもデンタルフロスも、歯の間の食べかすがとれればいいのですから歯みがきの前につかってもあとに使っても問題ありません。でも、続かないという方は、歯みがきだけでなにか達成感を感じてしまっているのではないでしょうか? 

歯と歯のあいだにすきまがある、と感じている方は、ぜひとりいれてみてください。


←ブログトップに戻る

カテゴリ一覧

新着一覧

 25/10/31  
歯科における検査の重要性
 25/10/30  
インビザライン・ファーストの費用相場と内訳!負担を軽減する方法も
 25/10/28  
歯の根っこに膿の袋ができています! 症例:歯根嚢胞(しこんのうほう)
 25/10/23  
働きながら歯科衛生士を目指す!必要な資格や学校の選び方
 25/10/16  
歯周病の進行を止める!治療法とセルフケアを解説!
 25/10/09  
マウスピース矯正のデメリットとは?対策とメリットも解説
 25/09/30  
木更津きらら歯科のインプラント
 25/09/29  
歯科用CTの立体画像でお口の中を解析します
 25/09/25  
親知らずの虫歯|原因・治療法・費用やメリット・注意点まで解説
 25/09/18  
根管治療は痛い?治療の流れや期間、痛みを和らげる方法も解説
 25/09/11  
歯科衛生士の国家資格について解説|取得方法・試験内容・将来性まで徹底解説
 25/09/04  
矯正ワイヤーが外れた時の正しい対処法と原因・予防策を徹底解説
 25/08/31  
その歯間ブラシ、あなたにあっていますか? 効果のあがるデンタルケアグッズをご紹介
 25/08/30  
歯科矯正治療を初めて検討する方へ
 25/08/28  
子どもの虫歯予防ガイド!自宅でできることと歯科医院で行うこと
 25/08/21  
大人の歯科矯正にはどんな種類がある?選択するときのポイントも
 25/08/14  
ホワイトニングの費用はいくら?種類別に徹底比較!
 25/08/07  
マウスピース矯正で出っ歯を治すメリット・デメリット!
 25/07/31  
プレゼンでの印象が良くなる!? ホワイトニングのすすめ
 25/07/31  
イオンモール木更津で歯列矯正ができる歯科

年別一覧