審美歯科
25年07月10日
こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

白く美しい歯並びや、自然な口元に整えることで笑顔に自信が持てるようになります。審美歯科は、見た目の美しさに重点を置いた治療を行うため「費用は高いの?」「保険は使えるの?」といった疑問を抱く方も多いのではないでしょうか。
審美歯科での治療は自由診療が中心となるため、治療内容によって費用に大きな差があります。
この記事では、審美歯科で行われる代表的な治療とその費用相場について解説します。保険適用や医療費控除の対象になるかどうかもわかりやすく解説しますので、ぜひ参考にしてください。
審美歯科とは

審美歯科とは、虫歯や歯周病といった病気を治すことを目的とした一般歯科とは異なり、歯や口元の見た目を美しく整えることを目的とした歯科医療の分野です。歯の色や形、歯並び、歯ぐきのバランスなどにアプローチし、より自然で健康的な口元を目指します。
人と接する仕事や写真撮影の多い職業の方にとっては、自信のある笑顔を手に入れる手段として注目されています。
たとえば、歯を白くするホワイトニングや、前歯の形や隙間を整えるラミネートベニア、金属の詰め物を自然な色合いのセラミックに変える治療などが代表的です。また、歯並びの改善や口元全体のバランスを整えるために矯正治療が行われることもあります。
こうした治療は、見た目の改善だけでなく、清掃性の向上や噛み合わせの安定といった機能面にもメリットがあることが多く、美しさと健康の両立を目指す点が特徴です。
ただし、保険が適用されないケースがほとんどであるため、治療内容や費用については事前にしっかりと理解しておくことが重要です。
審美歯科で行う治療ごとの費用

審美歯科では、患者様の希望やお口の状態に応じてさまざまな治療が行われます。以下では代表的な治療方法とそれぞれの費用相場についてご紹介します。なお、治療内容や使用する素材、歯科医院の立地などによっても料金は変動するため、あくまで目安としてご覧ください。
セラミック治療の費用
詰め物や被せ物を、白くて自然な見た目のセラミック素材に置き換えるのがセラミック治療です。詰め物(インレー)として使用する場合は1本あたり約4万〜8万円、被せ物(クラウン)の場合は8万〜15万円前後が相場となります。
使用するセラミックの種類や歯科医院の技術、地域差によって価格は変動しますが、変色しにくく耐久性も高いため、コストパフォーマンスに優れた治療です。見た目の美しさと機能性の両立を求める方に選ばれています。
ラミネートベニアの費用
前歯の見た目を整える目的で選ばれるのがラミネートベニアです。歯の表面をわずかに削り、薄いセラミック製のシェルを貼り付けて、色や形、すき間を整えます。自然な白さと形を短期間で得られることから多くの人に選択されています。
費用は1本につき約10万〜15万円が一般的です。ホワイトニングでは改善しにくい色ムラにも効果的です。
ホワイトニングの費用
歯そのものの色を明るくする方法として、ホワイトニングも人気です。
歯科医院で行うオフィスホワイトニングは1回あたり2万〜5万円ほど、自宅で行うホームホワイトニングは2万〜4万円程度が目安です。より高い効果を得たい場合は、両方を組み合わせたデュアルホワイトニングが選ばれ、これには5万〜7万円ほどの費用がかかるケースもあります。
矯正治療の費用
歯並びを改善する場合には矯正治療が行われます。審美歯科では、見た目に配慮した装置を用いて治療が行われます。
前歯だけを対象とした部分矯正では約10万〜40万円、透明なマウスピースを使用した全体矯正では80万〜100万円以上になることがあります。
治療期間や歯並びの状態によっても費用は大きく異なりますが、目立たない装置で歯列を整えたい方の選択肢といえるでしょう。
ガミースマイル治療の費用
笑ったときに歯ぐきが大きく見える状態を改善するガミースマイルの治療も審美歯科で行われています。
ボトックス注射で上唇の動きを抑える方法では、1回あたり約1万〜3万円程度です。より根本的に改善したい場合は、歯ぐきの切除や骨の調整を行う手術が必要となり、5万〜30万円ほどの費用がかかるケースもあります。
審美歯科で治療を受ける場合に保険は適用される?

審美歯科で行われる治療の多くは、基本的に健康保険の対象外となっています。というのも、保険が適用されるのは、病気や機能の回復を目的とした治療に限られており、見た目の美しさを追求する治療は自由診療(自費診療)に分類されるためです。
審美歯科の治療にかかる費用は、保険適用の有無によって大きく変わります。そのため、事前に保険が適用されるのか、自費になる場合は費用はどの程度かかるのかを歯科医師にしっかり確認することが重要です。
特に、見た目と機能の両方に関わるケースでは、保険と自費の境界があいまいになることもあるため、個別の説明を受けるようにしましょう。
以下に、保険が適用されないケースと保険が適用される可能性があるケースについて解説します。
保険が適用されないケース
セラミック治療やホワイトニング、ラミネートベニアなどは、歯の機能に問題がないにもかかわらず審美性を高める目的で行われるため、保険が適用されません。
また、目立たないマウスピース型の装置を使用した矯正や前歯だけの部分矯正なども、審美目的と判断されると自費扱いとなります。これらの治療はすべて、使用する素材や手法が保険適用外である点が理由となります。
さらに、治療前のカウンセリングや検査料も保険適用外となるケースが多く、全体的な費用が高くなる傾向があります。
保険が適用される可能性のあるケース
一方で、同じ治療でも機能回復を目的として行う場合には、例外的に保険が適用されることがあります。たとえば、虫歯が進行して詰め物が必要な状態で、金属の代わりに白いレジン(プラスチック)を使用する場合、部位や条件によっては保険が認められることがあります。
また、矯正治療に関しても、噛み合わせや発音、顎の成長などに影響があると診断されたケースでは、指定の医療機関であれば保険が適用されることがあります。
審美歯科での治療費は医療費控除の対象になる?

審美歯科の治療費が医療費控除の対象になるかどうかは、その治療の目的や内容によって異なります。医療費控除とは、1年間に支払った医療費が一定額を超えたときに確定申告することで受けられる所得控除のことです。
対象となるのは病気の治療や健康の維持のために必要な費用に限られます。一般的に、見た目を良くすることだけを目的とした審美歯科の治療は、医療費控除の対象外です。
例えば、ホワイトニングやセラミック治療、ラミネートベニアなど、機能回復が主な目的でない場合は控除の対象にはなりません。あくまで美容目的と判断されると、医療行為とは認められず、自己負担となる点に注意が必要です。
機能回復を伴う治療は控除対象になる可能性あり
一方で、虫歯治療や歯周病治療など、歯の機能を回復するための治療費は医療費控除の対象となります。たとえば、虫歯が原因で欠けた歯をセラミックで補う場合や、歯の噛み合わせの改善を目的とした矯正治療は、医療費控除の対象になるケースがあります。
ただし、その場合でも治療内容や目的について歯科医師の診断書や説明が求められることがあります。
医療費控除申請時の注意点
審美歯科治療を受けた際に医療費控除を申請する場合は、領収書を保管しておくことと治療内容を記録しておくことが大切です。
医療費控除の対象になるかの判断が難しい場合は、自己判断せず、疑問があれば専門家に相談しましょう。特に一部が機能回復を目的とした治療であれば、その部分のみ控除対象になることもあるため、わかりやすく費用を区分けしてもらうこともポイントです。
まとめ

審美歯科は見た目の美しさを追求する治療ですが、その費用は治療内容によって大きく異なります。保険適用が限定的であるため、多くの場合は自己負担となることが一般的です。
ただし、機能回復を目的とした治療は保険適用や医療費控除の対象になる場合もあり、治療内容や目的をしっかり把握しておくことが重要です。治療を受ける際は、費用の見積もりや保険適用の有無を事前に確認し、納得したうえで進めることが大切です。
審美歯科治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病治療などの一般歯科だけでなく、ホワイトニングやセラミック治療、矯正治療などの自由診療にも力を入れています。
診療案内ページはこちら、無料相談・ご予約も受け付けておりますので、ぜひご覧ください。
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24年10月24日
こんにちは。千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」です。

審美歯科ときくと、どのようなイメージを抱くでしょうか。美容整形のようなものをイメージする方もいれば、全くイメージがつかないという方もいるかもしれません。
そこで今回は、審美歯科とはどのようなものか解説します。審美歯科でできることや費用、審美歯科のメリット・デメリットについても解説しますので、口元のお悩みを改善したいとお考えの方は、ぜひ参考にしてください。
審美歯科とは

審美歯科とは、歯を健康にすることだけでなく、口元や歯の美しさに重点を置いた歯科治療のことです。単にお口のトラブルを改善するだけでなく、歯並びや歯の形、色などの見た目の部分も整えたいという方に選ばれています。
一般歯科との違い
一般歯科では、虫歯や歯周病の治療のような、口腔内の健康を維持するための治療を行います。あくまでも歯や口腔内の機能を回復することが重視されるため、見た目の美しさに特化した治療は行われません。
審美歯科の効果
審美歯科を受診するか検討している方のなかには「歯並びが気になって口をあけて笑えない」「口元にコンプレックスがあり、人との会話が億劫」と感じている方もいるかもしれません。特に、口元は人目につきやすいため、一度気になると周囲とのコミュニケーションにも影響が出る部分でもあります。
審美歯科では、そのような悩みを改善することにより、自信をもって笑えるようになったり会話ができるようになったりする効果が期待できます。
審美歯科では何ができるのか

では、審美歯科では具体的にどのような治療が受けられるのでしょうか。ここからは、審美歯科で受けられる主な治療の内容について解説します。なお、歯科医院によって取り扱っている治療は異なりますので、詳しくは歯科医院のホームページなどで確認してください。
ホワイトニング
ホワイトニングとは、特殊な薬剤を用いて歯の表面に付着した着色汚れなどを取り除き、歯を白くする治療のことです。コーヒーや紅茶、たばこなどによって付着した着色汚れなどを取り除くことで理想の白さを手に入れることができます。
ホワイトニングには、歯科医院で行うオフィスホワイトニングと歯科医院で処方された薬剤や道具を使用して自宅で行うホームホワイトニングがあります。それぞれ特徴や効果の持続期間などが異なるため、自分に合った方法を選択します。
なお、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングを併用して行う、デュアルホワイトニングという方法もあります。
セラミック治療
セラミック治療とは、天然の歯に近い白さや透明感をもつセラミック素材を使用した治療のことです。セラミックは主に、虫歯治療後の詰め物や被せ物として使用され、見た目の美しさを重視する方に選ばれています。
ラミネートベニア
ラミネートベニアとは、歯の表面を削って薄いセラミックの板を貼り付ける治療のことです。軽度の歯並びの乱れや歯の色素沈着などを改善する際に選択されます。歯をごくわずかに削ってセラミックの板を貼り付けることで、より自然な見た目が手に入ります。
また、矯正治療とは異なり、歯に力をかけて歯を動かすことはしないため、短期間で治療が完了することも特徴のひとつです。
矯正治療
矯正治療は一般歯科や矯正歯科でも行われている治療ですが、審美歯科では目立たない方法で歯並びを整えることに重点が置かれます。例えば、透明なマウスピースを用いたマウスピース矯正や歯の裏側にブラケットやワイヤーなどの器具を装着する裏側矯正などです。
矯正装置の見た目が気になって矯正に踏み切れないという方に選ばれています。
ガムピーリング
ガムピーリングとは、歯ぐきの色を改善するための治療のことです。歯の黒ずみや色素沈着を取り除き、健康的なピンク色の歯ぐきを手に入れることができます。
ガムピーリングはレーザーや特殊な薬剤を用いて行われますが、痛みが少なく、短時間で効果を実感できるのが特徴です。
ティースジュエリー
ティースジュエリーとは、歯に小さな宝石やクリスタルなどを接着するものです。個性を出したい方やユニークな見た目を手に入れたい方に選ばれています。ティースジュエリーは歯を削ることなく装着でき、簡単に取り外すことも可能です。
審美歯科の費用

審美歯科で行われる治療は、基本的に保険適用外となります。保険制度はあくまで病気やケガの治療に対して適用されるものであり、審美性を高める治療は保険適用外となるのです。以下に、費用の目安をまとめました。
<審美歯科の費用の目安>
治療方法 |
費用 |
ホワイトニング |
・オフィスホワイトニング:2万円〜7万円程度
・ホームホワイトニング:2万円〜5万円程度
・デュアルホワイトニング:5万円〜8万円程度 |
セラミック治療 |
・詰め物:4万円〜8万円程度
・被せ物:8万円〜18万円程度 |
ラミネートベニア |
7万円〜18万円程度 |
矯正治療 |
60万円〜150万円程度 |
ガムピーリング |
5,000円〜1万5,000円程度 |
ティースジュエリー |
6,000円〜2万円程度 |
審美歯科での治療は自由診療となるため、歯科医院によって料金の設定は異なります。そのため、治療受ける際は治療内容や費用を比較検討したうえで選ぶとよいでしょう。
審美歯科のメリット・デメリット

審美歯科は見た目のコンプレックスの改善が期待できる分野ではありますが、当然ながらメリットだけでなくデメリットも存在します。ここでは、審美歯科のメリット・デメリットについて解説します。
審美歯科のメリット
審美歯科のメリットは、以下の通りです。
見た目を改善できる
審美歯科の最大のメリットは、見た目を改善できることでしょう。歯並びや形、色などを整えることにより、より理想に近い笑顔を手に入れることができます。
患者さんのなかには「今さら歯並びを整える意味はあるのか?」「歯にお金をかける必要はあるのか?」などと考え、審美歯科治療を躊躇している方もいるかもしれません。
しかし、見た目にコンプレックスを抱いて毎日ストレスを抱えながら過ごすのはつらいことです。審美歯科の治療は豊富ですので、まずはお気軽にご相談ください。
自信が持てるようになる
歯や口元は人目につきやすい部分ですので、見た目を改善することによりコンプレックスを解消できます。その結果、人前でも歯を見せて笑えるようになったり会話を楽しめるようになったりするでしょう。
口腔内の健康維持に役立つ
審美歯科の治療によって歯の形状や位置を改善することにより、口腔ケアがしやすくなることが考えられます。また、理想の美しい歯や歯並びを手に入れることで、その美しさを維持していきたいと考える方は多いでしょう。
その結果、口腔ケアのモチベーションが維持しやすく、虫歯や歯周病の予防にも繋がるのです。
審美歯科のデメリット
審美歯科のデメリットは、以下の通りです。
費用が高くなる
審美歯科の治療は保険適用外となります。そのため、治療費が高額になる点については理解しておく必要があるでしょう。
なかでも、セラミック治療やラミネートベニア、矯正治療などは特に高額となります。歯科医院によっても料金設定が異なりますので、複数の歯科医院で見積りを取り、比較検討するとよいでしょう。
定期的なメンテナンスが必要
審美歯科の治療は、一度行ったら終了というものではありません。治療によって手に入れた見た目を維持するためには定期的なメンテナンスが必要です。
例えば、セラミック治療で美しい歯を手に入れても毎日の口腔ケアを怠ると、二次虫歯を引き起こすことが考えられるでしょう。このような変化は患者さん自身では気づきにくいため、定期的に歯科医院でチェックを受けることが大切です。
効果が半永久的ではない
審美歯科の治療で得られた効果は半永久的なものではありません。例えば、ホワイトニングをしても、時間が経つと元の色に戻ります。白さを維持するためには定期的に処置を受け続ける必要があるのです。
そのため、将来的にかかる費用も考慮したうえで治療を受けるかどうか決定することが大切です。
健康な天然歯にダメージを与えることがある
審美歯科の治療では、健康な天然歯を削ることがあります。例えば、ラミネートベニアでは歯の表面を削ってセラミックを貼り付けます。そのため、健康な歯にあえて手を加えなければならない点はデメリットといえるでしょう。
一度削った歯を元に戻すことはできませんので、治療を受ける際には歯を削ることによるリスクや影響について理解したうえで選択することが重要です。
まとめ

審美歯科とは、歯の健康や機能を維持するだけでなく、見た目の美しさに特化した治療を行う分野です。見た目のコンプレックスを解消することにより、自然に笑えるようになったり会話が楽しめるようになったりする効果が期待できます。
治療内容は、ホワイトニングやセラミック治療、矯正治療など多岐にわたりますので、自分に合った方法を選択するとよいでしょう。なお、治療を受ける際には費用やリスク、寿命などを確認することも大切です。
審美歯科治療を検討されている方は、千葉県木更津市にある歯医者「木更津きらら歯科」にお気軽にご相談ください。
当院では、虫歯・歯周病治療などの一般歯科だけでなく、ホワイトニングやセラミック治療、矯正治療などの自由診療にも力を入れています。診療案内ページは
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