木更津きらら歯科の歯科ブログ

「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。

22年02月17日

歯科におけるボツリヌス治療

歯科におけるボツリヌス治療をご紹介します。歯ぎしりや食いしばり、顎関節症も歯科の診療範囲です。木更津きらら歯科では、症状によりマウスピースにより歯を守る方法、炎症を抑えたり関節の円板と骨の癒着をはがす外科手術、筋肉をゆるめるボツリヌス療法をご提案いたします。

■咬筋(こうきん)肥大とは

眠っているとき、ご家族に歯ぎしりを指摘されたことはありませんか。歯ぎしりが長く続くと、咬筋というエラの周りの筋肉が必要以上に強くなってしまいます。咬筋は食事をするときに使う大切な筋肉ですが、不必要に強くなってしまった咬筋は、お口の中のトラブルの原因になります。これを咬筋肥大といいます。

咬筋の強さは他の人と比較ができないため自覚症状がない方がとても多いのです。歯科の診療では口腔内の状態で客観的にお伝えすることができます。

■咬筋肥大によるお口のトラブル

歯ぎしりは、歯の摩耗、歯の動揺を招き、長期間続くと歯が欠けたり、顎の骨や歯茎の痛みにもつながります。またマウスピースも損なってしまいます。

顎の関節に痛みを感じ、口を開けられなくなったりする顎関節症の症状も、歯ぎしりや歯の食いしばりなどの生活習慣が引き起こしていることが多くあります。顎の関節の周りの筋肉が固くなったり、関節を構成する靭帯などが正常でない形に力がかかって傷ついていたり、関節の円盤がずれてしまったりしている症状です。

■ボツリヌス治療

ボツリヌス治療は、ボツリヌストキシンから抽出されるタンパク質を、咬筋に注入する治療法です。アセチルコリンという神経伝達物質の分泌を抑え、咬筋肥大による筋肉の緊張をやわらげます。日本では、1966年に眼瞼痙攣、2000年に片側顔面痙攣への治療が厚生局の承認を受けています。

しわをとり、エラの筋肉の緊張を和らげて「小顔効果」を期待する美容のための施術でもよく知られるようになりました。

■歯科におけるボツリヌス治療が効果をあげるケース

ボツリヌス治療で咬筋の緊張を緩めることによって、こんな効果が期待できます。

  • 顎関節症の緩和(顎が鳴る、口が大きく開かない・顎が痛む)
  • 就寝中の歯ぎしりの緩和
  • 歯ぎしりによる歯の摩耗(すり減る)抑制
  • 咬合圧による離脱・破損防止
  • 食いしばりの緩和
  • 食いしばりで起こる肩こり、頭痛などの改善
  • その他 ガミースマイル改善、頭痛などの改善

■ボツリヌス治療Q&A

*治療時間について

15分程度で終了します(表面麻酔をする場合は、40分程度)。

*施術してから回復するまでの期間

すぐに日常生活に戻ることができます。

*治療時間について

15分程度で終了します(表面麻酔をする場合は、40分程度)。

*副作用

治療後数日は重たい感覚が残る場合があります。。

*効果の持続について

持続効果はおよそ3~6カ月です。
※持続効果には個人差があります。

*保険適用について

保険適用外です。

歯ぎしり、食いしばり、噛みしめといった生活習慣は、健やかな歯を損なってしまうのです。またせっかく美しいセラミック素材を使った治療をしても、欠けたり痛んだりしてしまいます。木更津きらら歯科では、患者さまの将来の健康を見据えて、お口の健康を守るお手伝いをしたいと考えています。


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