「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。
新型コロナウイルスを予防する意味でも、口の中のケアっていうのは非常に重要になってきます。虫歯にもなるでしょうけど、歯周病、歯周病菌がたくさんある口の中は細胞を破壊するような酵素が出てきて、ウイルスが感染しやすくなってくる。(伊藤先生)
口を開けた状態で歯ブラシを動かすと、凄い飛沫が出てきますので注意が必要です。(伊藤先生)
写真は日本歯科医師会が公開している実験映像のスクリーンショット。口から大きく白く見える粒が唾液飛沫で、小粒のモヤモヤしたものは跳ね返ったエアロゾルです。特に上の前歯を磨いた時は大量の飛沫が出ています。
2枚目の写真を見てください。口を閉じて歯磨きをするとほとんど飛沫が出ていません。
飛沫を飛ばさない上手な歯みがき方法は、ヘッドの小さな歯ブラシを使い小刻みに動かすこと。口をゆすぐ時も下を向いてくださいね!
大切なのは口の中をきれいにする毎日の歯磨きと、定期的に(歯科医院などで)口の中をきれいにしてもらうことだと思います。(伊藤先生)
9月16日(木)、木更津市保健相談センター健診室にて君津木更津歯科医師会による口腔がん検診がありました。
口腔がんは早期発見、適切な治療でよくなることが多いのですが、発見が遅れるとどんどん進行してしまいます。
お口の健康は、すぐ命に関わるものではないと考えられがちで、どなたでもどうしてもケアや治療が遅れることがあります。
歯科医療の分野では、障害のある方は歯科疾患のリスクが高いと考えられ、健常な方とは別のサポートが必要な場合があります。噛んだり、飲み込んだりといったお口の機能が十分に発達していなかったり、歯みがきなどの自己管理がむずかしい面があるんです。
ですが、むし歯や歯周病は全身の健康にかかわる重大な病気です。全身性の障害があったり、抵抗力が強くない人にとっては、口腔ケアは本当に大切なんです。
木更津きらら歯科は、地域と連携して、障害があったり介護が必要な方の定期健診や治療に尽力しています。訪問歯科診療では、個人のお宅だけでなく、介護施設、福祉施設にうかがうこともあるんですよ。
マスクをつけていると、息苦しくなっていつのまにか口呼吸をしていないでしょうか。口呼吸でお口の中が乾いてしまうと、いろいろな悪いことが起こります。
口呼吸
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お口の中が乾燥
↓
唾液の抗菌作用や自浄作用が低下
↓
むし歯や歯周病になりやすくなる
↓
感染症をおこしやすくなる
ほかにも、口臭が強くなる、声を出しにくくなる、味を感じにくくなる、舌がひび割れてくるといった弊害がでてきます。
ということは、唾液がしっかり出ていれば、健康を守ることにつながるんです。
唾液には歯の補修作用があり、抗菌作用があり、歯の保護する有益な物質を含んでいます。唾液をしっかりと分泌することで、体内への細菌・ウイルスの侵入、むし歯、歯周病、口臭を防ぎ、食べ物の消化を助ける作用があります。歯の成長にも一役かっているんです。
お口の中を乾燥させないためには、「唾液力」をしっかりつけましょう。
健康な唾液をたくさん出すためには、よく噛んで食べることが大切なんです。 飲み物や汁物で流し込むような食べ方が多いと、唾液はでづらくなるんですよ。
口を大きくあけて「あ・い・う・べ」と発音する「あいうべ体操」や、口腔内の菌を整えるサプリも有効です。「バクテリアセラピー」で検索してみてください。。歯の成長にも一役かっているんです。
あいうべ体操について詳しくは こちらをクリック!
バクテリアセラピーについて詳しくは こちらをクリック!
コロナウイルス感染症予防のために皆さんはなにをされていますか?
マスク。手洗い。そして歯みがき!
歯みがきをしないとお口の中に汚れがたまります。
↓
悪玉菌が増殖(危険!歯周病菌)
↓
ウイルスが増殖しやすくなったり
↓
細胞に入りやすくなり重症化の恐れも
逆にいえば・・・ 口腔ケアをきちんとすれば
お口の中がいつもきれい
↓
悪玉菌が少なくなる(歯周病は治療!)
↓
ウイルスが増殖しにくくなり
↓
重症化のリスクの軽減につながります!
新型コロナウイルス感染症 (COVID-19) の原因ウイルス(SARS-CoV-2)の感染経路は、インフルエンザと同じ付着様式。ウイルスが付着した手で、口や鼻、目などの粘膜にふれることが原因です。
かぜやインフルエンザについては、特に歯周病の原因菌をお口の中から減らすことによって、付着を妨げることがわかっています。
新型コロナウイルス感染症での検証はこれからですが、歯科医療の立場からは口腔ケアがウイルス感染予防に役立つと考えられているんです。
産業歯科医のお仕事は、通常の歯科医のお仕事とちょっと違います。その業務に特有の職業病のような疾患を踏まえての健康診断や、それをもとに事業所に対しての助言を行ったりするのです。
例えば工場の現場などでは、塩酸や硝酸、口腔内の健康によくない有毒ガスなどが発散されることがあります。産業歯科医は、そういった環境で働く皆さんの健康を、事業主の方たちとも協力して守っていくのです。通常の歯科医とはまた少し別の知識が必要なので、こういった研修を受けるのです。歯科医師として貢献できる幅が広がると考えています。
日本障害者歯科学会認定医である加地医師には、ご自宅や施設にうかがってご高齢者や障害のある方を診療する、訪問診療でも活躍してもらっています!
「長く大学病院で先天性疾患のある患者さんや病気のある患者様を見させていただいてました。怖いというイメージがある歯科ですが、歯医者にくるのが楽しいと思う空間を作れたらなと思っております♪ よろしくお願いします。」
木更津きらら歯科は、昨今、介護施設から訪問歯科のお問合せをよく頂くようになりました。
このコロナ渦、通院が困難なご自宅での介護・寝たきりや障碍をお持ちの方に、歯科医がご自宅や介護施設まで歯科診療にお伺いする「訪問歯科診療」が求められていると考え、「木更津の訪問歯科相談センター」ウェブサイトを開設しました。
イオンモール木更津より16km圏内(木更津市・袖ヶ浦市・君津市・富津市)にお住まいの方で、通院困難な介護・寝たきり・障碍の方に、歯科医師がご自宅や介護施設へお伺いし、むし歯や歯周病などの治療や入れ歯の作製・修理、口腔ケアなどに医院と同じ歯科診療をいたします。
また、ご高齢の方に多い誤嚥性肺炎の予防や咀嚼の回復リハビリテーションも行います。
少しでも健康な日々を送れるように、通院困難な患者さま宅への訪問診療を実施しております。
ウェブサイトはこちら↓
https://houmonshika-dental.com/
アルツハイマー病は、認知症の原因の70%を占めています。
「アミロイドβ」という異常なたんぱく質が脳に蓄積され、神経細胞を壊すことが原因とされています。
この新薬は、病気の原因となる「アミロイドβ」をとりのぞき、アルツハイマー病の進行を抑えることができると期待されているんです。
ところで、歯みがきが認知症予防になることをご存知ですか?
歯周病を治療し、予防することで、認知症の予防にもつながるんです。
歯周病菌のせいで、「アミロイドβ」が脳に増加し、記憶障害が発生する研究結果が発表されたのは去年のこと。こちらも驚きのニュースでした。お口の健康は脳の働きにも関係しているんですね!
おしゃぶりがやめられなくて、親指に「たこ」ができてしまった女の子。
あるとき、たこが口をきき始めたんです!
インパクトのある内容と挿絵から目が離せず、つい夢中になって見入ってしまう『ゆびたこ』ワールド。くせさなえさんの名作・傑作絵本です。
おしゃぶりがやめられない子向けの絵本で読むとおしゃぶりが軽減、気付いたらやめられた! という子が続出しています。子供のおしゃぶりに悩んでいる方には、読み聞かせ絵本としてもおすすめです!
くせさなえ『ゆびたこ』
2013年 ポプラ社 3歳~
『だーれの は』は、いろいろな動物のお口の中を、迫力ある縦の見開きで紹介する絵本。ゾウ、シャチ、リス、犬・・・ そして人間の子供。
動物たちは歯並びも歯のかたちもみんな違いますよね。そこから、なにをどんなふうに食べるのかがわかるんです。
最後に、人間の子供の歯には黒いむし歯が見えているというオチも秀逸!
新井 洋行『だーれの は』
2016年 講談社 1歳から
大人の歯が元々ない方がたまにいらっしゃいます。通常は、乳歯が抜けて大人の歯が生えるのですが、その大人の歯が一部ないことがあるんです。
菅野さんは、子供のころに歯医者さんに「60歳までもったら良いね」と言われたそうなんですが、100歳まで使えるように、歯ブラシとフロスと歯間ブラシでお手入れしているそうですよ。
菅野さん出演の『キシリトールガム』CMは、フィンランドのキシリトール習慣を紹介しています。キシリトールは口の中で酸をつくらないため、フィンランドでは保育園でも食後の習慣にしているんだとか。木更津きらら歯科では、キシリトール入りのガムやキャンデー、チョコを販売しています。
コロナウイルス感染症は、唾液による飛沫感染のリスクが指摘されています。お口の中を健康に清潔にすることで感染のリスクを減らすことができるのですが、歯みがきって、唾液の飛沫が飛びますよね。危険ではないかと心配になったことはありませんか。
映像では、通常のやり方で歯をみがいたときに、どれだけ飛沫が飛ぶか実験しています。前歯の後ろ側など、みがく場所によっては、びっくりするくらい飛沫が飛ぶんです。
対策は実はとっても簡単です。口をとじて歯みがきをすればいいのです。電動歯ブラシも同じです。口を閉じて歯みがきしやすいように、ブラシ部分の小さめのものを選ぶといいですね。
口に含む水は少めに。頬をふくらましてぶくぶくゆすいでください。ゆすいだ水は、下を向いて静かに吐き出しましょう。
学校や職場で歯みがきをする方もいらっしゃるのではないでしょうか。歯みがきしながら、おしゃべりは禁物ですよ。ソーシャルディスタンスを守りましょう。
患者さんのお口の中で外科的な治療をすることが多いため、唾液や血液、器具を通して他の患者さんに病気がうつるようなことがあってはならないのです。患者さんだけでなく、治療に関わる医師やスタッフの安全も守らなくてはなりません。
全国でも歯科におけるクラスタ―発生はほとんどありません。それというのも、歯科では、コロナ前から徹底した感染対策がとられていたからなんです。
膨大で緻密な歯科の感染対策のうちポイントをご紹介します。
当院では口腔外バキュームも活用しています。また高圧蒸気滅菌をふたつ稼働しており、滅菌している間に器具が足りなくなったりしないよう、豊富に在庫をそろえています。待合室ではお待ちの患者さまが対面・密にならないように椅子を配置したり、ご来院時には足元にも消毒マットをご用意したりしています。
もちろん、スタッフは、日ごろの自分の行動にも十分注意しております。医療従事者として当然のことですね!
GWを前にまた四都道府県で緊急事態宣言が発令されました。こわいなーという気持ちと、なんだか慣れてきてしまって緊張感が途切れてしまっている気持ちが半々ではないでしょうか?
ウイルスの体内への侵入経路は、「口」。健康な方の口腔内には、「口腔粘膜の感染に対する抵抗性」があるんです。マスク、手洗い、そしてお口の中の健康と清潔が、予防にとても役立つんです。
歯科の治療を途中でやめないでください。定期検診でお口の中のクリーニングをしてください。
歯科クリニックの感染症対策は徹底しています。もともと、感染症にかかってしまった方を治療することもあるのですから、技術も経験も蓄積されています。安心してご来院ください。
健康な人の口臭の主な原因は舌についた汚れ。舌苔(ぜったい)といいます。これには「舌みがき」が効果的。舌を大きくつきだして、舌の「奥から手前」にむけて、歯ブラシで軽くブラッシングするといいですよ。
治療を必要とする病的口臭は、ほとんどがむし歯や歯周病、歯磨きで落としきれない汚れが原因です。なんだか生ゴミのような匂いがする・・・ と気づいてしまったら赤信号! 歯科医で治療してください!
木更津きらら歯科では、口臭のカウンセリングを無料でやらせていただきますよ。むし歯、歯周病など口臭の原因が特定できて治療に進む場合、まず保険診療の範囲で治療します。
口臭歯科について詳しくはこちら
ウイルス感染から身を守る方法として、口腔ケアはとっても大切です。
特に、唾液のなかには、インフルエンザウイルスや新型コロナウイルスをブロックする抗体があり、感染を予防しています。これをIgA抗体といいます。清潔なお口の中では、このIgA抗体ががんばってくれるんですよ!
また歯みがき剤に使われている代表的な成分は、新型コロナウイルスの生体への結合や侵入をブロックする可能性があることが研究されています。
歯みがき剤の小さな文字の成分表を見てみてください。こんな身近に、感染症予防の味方がいたんですね。
テレビを見ながらついついなにかを口にしてしまう自粛生活。つい口呼吸をしてしまうマスク生活。どちらもお口の健康にはとってもよくないです。まして歯周病のように痛みがない病気は、どんどん進行してしまいます。歯みがきでお口の健康を守ることが、感染症予防にもつながるんですよ。
「ゴールデンスランバ」の名はビートルズの“Golden Slumbers”の曲名に由来するそうです。東日本大震災で被災された二人の酒造家の方々が、献杯するにふさわしい理想のお酒として造り上げました。犠牲者の鎮魂と、残された人たちの明日への活力への一歩となるようにと祈りが込められています。
被災地では、歯科医師が亡くなられた方の身元特定に尽力しました。身元が分からないご遺体は、歯科所見によって身元が判明することも多いのです。歯科医師会からの調査依頼もあります。
新型コロナウイルス対策が気になり、お子さまの健診を迷われている保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
ですが、予防接種や乳幼児健診は、お子さまの健やかな成長のために一番必要な時期に受けていただくよう、市区町村からお知らせしています。
特に赤ちゃんの予防接種を遅らせると、免疫がつくのが遅れ、重い感染症になる危険性が高まります。
木更津・君津・富津・袖ケ浦地域ではいちご狩りが盛んです。アクアライン近くや、三井アウトレットパーク近くのアクセスのよい場所にもいちご園があり、多くの方に親しまれてきました。
いちご園では、感染症対策のため、マスクの着用、換気、予約制・人数制限や、その場での食べ放題ではなく量り売りとするなどの工夫をされているそうです。不要不急の外出は控えなければならない中、いちご園さんとしても、訪問客としてもむずかしいところではありますが、季節を感じることは心の健康にとても大切とも思います。
スウェーデンでは国民の8割が定期検診を行い、多くの人が80歳になっても20本の歯を残しているのだとか。まさに予防歯科先進国です。
その予防歯科先進国スウェーデンで最も有名な歯ブラシが、テペ(Tepe)。歯ブラシにも、予防歯科のアイディアがつまっています。その特徴は?
環境に優しい北欧らしいデザインも特徴です。