「お口のコンサルタント(当院の歯科医師)」による、生涯安心して健康な歯で暮らしていくためのマメ知識をご紹介いたします。
透明に近いマウスピース型の矯正装置(アライナー)は従来のワイヤー矯正と比較して非常に目立ちにくいものです。
「歯並びに悩んでいて治したい。 だけど、目立つ治療はイヤ・・・」そんなお悩みや、見た目が重要な職業の方におすすめできる治療法です。
マウスピース型の矯正装置は、食事や歯みがきの際に、自分で着脱できます。歯の手入れも普段通りにできるため、衛生面でも清潔です。
金属製ブラケットに取り付けた場合におこりがちな、「装置がはずれてしまう」というトラブルもありません。
3Dシミュレーションにより、治療完了までの歯の移動過程を事前に確認できるので、あらかじめ仕上がりの状態がわかります。
インビザラインのアライナーは、歯科矯正用に開発されたプラスチック製で、金属を使っていません。
金属アレルギーの心配がないことはもちろん、お口の中を傷つける心配もありません。
一度に数回分のマウスピース(アライナー)をお渡しします。ご自身で、段階を追って装着するマウスピースを変えていくのです。こうして通院の回数をおさえることができるため、多忙な方や遠方の方でも治療を受けることが可能です。
自己管理が不可欠。装着時間を守らないと歯が動きません。
また重度の不正咬合など、患者さまのお口の状態によっては使用できないことがあります。
顕微鏡(マイクロスコープ)をとりいれることは、治療に素晴らしいメリットをもたらします。ただ、細かい点までよく見えるので、やるべきことも増え、治療に時間も費用もかかる傾向にあります。通常の保険診療で想定されている状況にあてはめることができないほど、治療の視野が広くなるのです。
英語ですが、映像で一目瞭然です
3世代に愛されるマルカワのフーセンガム。キシリトール入りのラインナップがあるとご存知でしたか? レトロポップなパッケージに、ぴかぴかの歯と歯ブラシのイラストがなんだか新鮮です。
お子さまのお手伝いのご褒美などにもいかがでしょうか。
消防車やパトカー、子供たちが夢中になる働く自動車をかたどったグミ。お子さまの人気のサイダー味です。グミは歯に粘着しにくく、よく噛むことになるので、大人の歯よりももろい乳歯にとって適切なお菓子なのです。甘味料キシリトール100%配合で安心です。
チョコのおいしさをそのままに、甘未キシリトールを100%使用した、虫歯を予防できるチョコレート。しかもカロリーは砂糖の1/4で、ダイエットや食事療法中の方にもおすすめできます。お子さまのおやつにも最適です。
キシリトールは糖アルコールの1種で、イチゴやカリフラワー、ラズベリーなど自然の食物にも含まれています。キシリトールの甘みはむし歯予防に役立ちます。虫歯の原因となるのは砂糖。砂糖の糖分は、むし歯菌の大好物なのです。キシリトールはむし歯菌の活動を抑制し、唾液の分泌を促し、歯にプラークをつきにくくするのです。
砂糖を極力使わず、キシリトールで甘みを感じさせるお菓子が、むし歯予防の効果があると言われるのはこんなわけなんです。
美歯白シリーズは自然由来の原料を配合して作られた、歯に優しい歯磨き粉です。
合成界面活性剤を使用していません。主成分にホタテ貝殻由来のヒドロキシアパタイトを、香味剤として精油(ハッカ油・スペアミント油)を配合しています。
美歯白シリーズは浮き上がった汚れをブラッシングできれいに落とし、トリートメントまで行う歯に優しいデンタルケアのラインナップ。歯みがき、トリートメントの他、パッケージの可愛い30DAYS ホワイトニングキットもご用意しています。
むし歯を防ぎます。
歯石の沈着を防ぎます。
歯を白くします。
歯のヤニをとります。
歯垢を除去します。
口臭予防に効果があります。
お口の中を浄化してくれます。
『美歯白 ホワイト歯みがき』は、特に歯科でのホワイトニングやセルフホワイトニングをされた方には、日々の食生活などでの汚れを落とすために最適です。
研磨剤はもちろん不使用。発泡剤の配合も極力抑え、歯への負担が最小限におさえられています。主成分ヒドロキシアパタイトは歯との親和性が高く、歯の表面のステインや歯垢をしっかりとりのぞくことができるのです。
お肌のセルフケアはあるのに、なぜ歯はケアしないの?
美歯白マウストリートメントは、保湿剤としてコラーゲンを配合し、歯の表面のうるおいを保ちます。ヒドロキシアパタイトは、目には見えない歯の表面の小さな傷を修復する効果を期待して配合されました。
『美歯白 ホワイト歯みがき』とあわせてご使用いただくことで、黄ばみの原因であるステインを付着しにくくします。
30日分、毎晩使い切りの小分けになった新発想のホワイトニングキット。スタイリッシュでかわいいパッケージで毎晩の歯みがきタイムが楽しみになりそう。
プラチナナノ粒子を1本1本丁寧に練りこんだ、抗菌プラチナ歯ブラシがセットになっています。
自宅で手軽に、1ヶ月間の集中ホワイトニングを行うことができる、一歩先を行くオーラルケアキットです。
喉元で食べ物と空気がうまく分岐せず、肺へ続く気道の中に食べ物が誤ってはいってしまうことがあります。その中にお口の中にはびこる細菌が混じっていたらどうなるでしょうか。お口の中の細菌は、肺にはいって誤謬性肺炎を引き起こします。
肺炎は、日本人の死因としては第3位の病気で、特に高齢の方にとってはたいへん危険です。
肺炎の原因となる菌としては、肺炎球菌が最も多いのですが、口腔内細菌も10%以上を占めています。
菌血症は、本来なら無菌のはずの血液の中に、細菌が見つかる状態のことを言います。歯のまわりに、細菌の住み着くプラークが付着し、歯肉に炎症が起きる歯周病は、細菌が血液にはいりこむ絶好の機会を作ってしまいます。歯性菌血症は、動脈硬化、虚血性心疾患、感染性心疾患などの心臓の病気を引き起こします。
虚血性心疾患は、心臓をとりまく冠動脈が狭くなり、心臓の筋肉に血液が送られなくなる病気です。
血液にはいった歯周病菌は動脈硬化を促す物質をだすため、血管内にプラーク(沈着物)ができ、血管が細くなります。プラークがはがれて血の塊となり、血管をつまらせるのです。
歯周病菌は、冠動脈でもプラークを作り、心臓の機能にまで影響をおよぼすのです。
感染性心内膜炎は、心臓の内側のつるつるした膜に細菌の病巣ができる病気です。細菌の巣ははがれおちると、脳の血管に運ばれれば脳梗塞や脳動脈瘤の原因となり、他の場所の血管では感染症の原因となります。
これも、血液中の細菌から起こります。歯周病病菌は、心臓や脳の動力である、血管をつまらせるのです。
むし歯菌や歯周病菌は、傷んだ歯の根っこや、深くなった歯周ポケットから感染し、周囲に炎症を起こします。
親知らずのまわりや、歯を支える骨、骨を覆う膜、鼻とつながっている上あごの空洞部分に感染します。感染が広がって広範囲に炎症が起きることもあります。
骨転移のあるがんや、骨粗鬆症の治療に使用される骨の代謝抑制剤(ビスホスネート製剤やデノスマブ製剤)が、難治性の顎の骨の壊死を起こすことが、2003年に報告されました。
当初は発症のメカニズムなど不明な点が多かったのですが、現在では、口腔内の管理が十分に行われ、歯周組織や歯の根尖(こんせん)部分の異常をきちんと治療すれば予防に効果があるとされています。
参考:「歯科領域の細菌感染症」
横浜中央病院歯科口腔外科・日本大学医学部 相澤聡一先生
日本大学医学部 相澤(小峯)志保子先生
米国の大規模な調査で、6,736人に歯周ポケット検査を行った結果です。歯周病の重症度が進んでいるほど、虚血性脳卒中のリスクが、2倍~3倍、高くなることが明らかになりました。
歯周病は、心血管疾患の重要なファクターであり、世界的に、公衆衛生の重要な課題です。それを示す調査結果が、各国で続々と発表されています。今回の調査は、米国人約1万5,000人を15年間追跡した大規模観察研究の付随調査です。白人と黒人が大勢をしめる米国では初めてのこととなります。台湾では、すでに歯周病と虚血性脳卒中が関連していること、歯周病の予防や治療が脳卒中のリスクを低下させることが明らかになっています。
脳の血管がつまる脳卒中
「虚血」は「血がない状態」という意味で、脳血管の血の流れが阻まれ、脳の機能に障害が起こる病気です。運動麻痺、嚥下障害、感覚麻痺、言語障害、意識障害等といった症状が現れ、死に至るケースもあります。
虚血性脳卒中のうち、発生率の高いものは、心原性脳塞栓と血栓性脳梗塞と認められました。
心原性脳塞栓は、心臓にできた血栓が血液の流れにのって脳へ到達し、脳の太い血管がつまってしまう病気です。血栓性脳梗塞では、もともと太い血管が動脈硬化で狭くなり、そこへ血栓ができて血管が詰まってしまいます。
今回の調査では、定期的な歯科の受診をした人たち6,670人は、不定期な受診しかしていない人3,692人に比べて、15年の間に脳卒中のリスクが23%低下しています。歯周病は、全身の様々な疾患に関係あることが明らかになってきていますが、またひとつ、大規模な調査結果によって裏付けられたことになります。
初期の歯周病は痛みがなく自分ではわかりません。進行してしまってからでは、とけてしまった歯槽骨はもとにはもどらないのです。
3×3(スリー・バイ・スリー)は3人制バスケットボール。5人制バスケよりさらに個人の能力が問われる、ストリート発祥のスポーツです。スピード感、ダイナミックな迫力は5人制バスケ以上かも!?
3×3.EXE.PREMIER(スリー・バイ・スリー ドット エグゼ プレミア)は国際バスケットボール連盟、日本バスケットボール協会が認める3×3のトップリーグ。2016年には本リーグの優勝チームが「2016 FIBA 3×3 World Tour FINAL」に進出し、世界2位の成績を残しました。夏以降は日本No.1チームを決定する3×3 日本選手権大会が開催されます。日本選手権は本年もイオンモール木更津での開催が決定しています。
4月22日(日)の木更津きらら歯科カップは、木更津きらら歯科がユニフォームスポンサードしているチーム、TOKYO DIME.EXEが、他のプレミアチームに呼びかけて実現した、日本選手権前のプレオープン戦です。昨シーズン、何度も熱戦を繰り広げたALBORADA.EXEと、今シーズンから新規参入の3チームが参加。開幕まで2ヶ月を切ったTOKYO DIMEがどんな戦いを見せてくれるのか必見です!
SNSでも注目の3×3のルールを少しだけお教えします!
通常のバスケットボールコートの半分、ハーフコートを使用し、10分間1ピリオド制。どちらかのチームが21点を先取したら試合終了。
ショットクロックは12秒。息をのむ素早い攻防から目が離せません!
人間も動物も、口腔内の健康は全身の健康に関わります。
歯は、固形物をかみ砕いて、栄養を取り込みやすいように噛み切ったりすりつぶしたりすることで、栄養をからだにとりこみやすくする重要な役目を果たします。人間の1本の奥歯には60kgもの力がかかっているのです。
私たちの小さな口、小さな歯の1本1本は、精妙なバランスでたいへんな負荷のかかるその機能を支えています。
出っ歯だから矯正治療をお考えですか? 「出っ歯」のお悩みは、口元の美しさを損なうだけでなく、ものがよく噛めない、発音に障害がでるなどの弊害があります。
きれいな口元になりたいから審美歯科をお考えですか? そのご要望は、歯の自然な白さと共に歯並びや歯ぐきのバランスが関係ある場合もあります。
歯の治療はお口の中のバランス全体を考える必要があります。
当院ではコンピュータ断層撮影でお口の症状を解析し、プライベートなお悩みに個室のカウンセリングルームで患者さまとごいっしょに向き合います。
木更津きらら歯科では歯周病、顎咬合(咬み合わせ)、歯列矯正、インプラント、審美歯科、口臭、スポーツ歯科のスペシャリストが在籍し、総合的な包括歯科治療が可能です。
インプラントを希望されている患者さまの症状が、矯正で改善されることがあります。抜歯しなければならないようなケースでも、歯周病治療と矯正治療の組み合わせで、歯を残すことができる場合もあるのです。
歯の治療は、全身の健康を考え、10年、20年後を見据えて、お口の中全体の調和を整えることがとても大切なのです。
顎の成長がじゅうぶんでなく、顎の大きさに比べて歯が大きく歯並びがでこぼこになっている状態です。叢生(そうせい)と言い、日本では可愛らしいとされている八重歯も叢生の1種です。歯ブラシが届きにくく、虫歯や歯周病になりやすい歯並びです。
前歯の角度が異常だったり、上顎と下顎の成長のバランスが悪いと『出っ歯』になることがあります。下顎が上顎より前に出ている状態で、上顎前突(じょうがくぜんとつ)と言います。指しゃぶりや、舌で前歯をおす癖なども原因となります。口が閉じられず、ドライマウスの症状が起こりやすくなります。
下の歯が上の歯より前に出ている状態です。下顎前突(かがくぜんとつ)と言います。奥歯に虫歯ができやすかったり、発音に障害が出てくる場合があります。
奥歯は噛み合っているのに、前歯が噛み合わない状態で、前歯でものを噛み切ることができません。開咬(かいこう)と言います。奥歯だけを使うようになり、顎関節を痛めたり、食べ物をしっかり噛むことができず消化不良などの胃腸の障害を起こすこともあります。
噛み合わせが深すぎて、下の前歯に上の前歯がかぶさりすぎている状態です。過蓋咬合(かがいこうごう)と言います。下顎が奥に押し込まれるため、顎への負担が大きく、顎関節に支障でることも多くあります。
奥歯や歯全体に隙間があることを空隙歯列(くうげきしれつ)と言います。歯が大きすぎて乱ぐい歯になる叢生とは逆に、顎に比べて歯が小さすぎることが主な原因です。食べ物が挟まりやすく虫歯や歯周病になりやすい歯並びです。
すきっ歯の中でも、前歯の間に隙間がある歯並びを正中離開(せいちゅうりかい)と言います。骨の中によぶんな歯がとどまっている場合や、上唇の裏側の筋が歯と歯の間にはいりこんでいるケースもあります。顔の正面の目立つ場所のため、矯正を希望される方が多くいらっしゃいます。
海外のメディアでもピックアップされるほど、ポジティブな笑顔を絶やさなかった女子カーリングチーム。本橋麻里選手は、他国のチームが笑顔で難しい局面を乗り越えるのを見て、そんなチームを作りたいと思ったのだそうです。
「笑顔はコミュニケーションにポジティブな効果を発揮するだけでなく、自分を客観視する効果もある」と話すのは、スポーツメンタルトレーナーで88年ソウル五輪銅メダリスト、田中ウルヴェ京さん。
“たとえ「作り笑顔」でも、笑顔に心が反応して気持ちが落ち着き冷静に考えられるのなら笑う価値あり!”とのこと。※引用:「適当力: たちまち心がかるーくなる」著者: 田中ウルヴェ京
気持ちが落ち込んでいたら、無理にでも笑顔を作ってみる、それがよい効果となって表れるのは、オリンピックのメダリストが証明しています!
「人種のサラダボウル」と呼ばれるアメリカでは、笑顔はコミュニケーションをとるうえでとても大切です。様々な言語の多国籍の人々が集まるため、スマイルは相手を安心させ、敵ではないと知ってもらうコミュニケーションの最初の一歩なのです。
そのせいか、歯並びの美しさはとても重要視され、知性や教養のレベルと結びついているほどです。アメリカでは歯列矯正に保険が適用されることもあり、子どもの歯並びが悪いと感じた親は、迷うことなく矯正治療に踏み切ります。
笑顔は自分のことも周りの人たちのことも明るくハッピーな気分にしてくれます。笑顔はあなたの味方となって、人と人をつなぎ、苦しいことを乗り越える手助けをしてくれるでしょう。
歯は正常なら28本で1セットですが、虫歯、歯周病、ケガなどで、歯を失ってしまうこともあります。なんらかの理由で歯を抜いてしまうと、空いてしまった空間にとなりの歯が倒れこみ、上下の咬み合わせが乱れてきます。年齢を重ねるにつれ、失った歯の本数が増えていけば、咬み合わせもどんどん悪くなっていきます。
咬み合わせが悪くなると、健康な歯に負担がかかり、歯並びは一層乱れていきます。これを歯列崩壊と呼びます。歯列の崩壊は、見た目の美しさを損なうとともに、全身の健康をむしばんでいくことを知っていただきたいのです。
歯列が崩壊すると・・・
食物をよく噛むことができません。
口元のコンプレックスでうつむき加減になってしまいます。
崩れてしまった歯並びは、虫歯や歯周病にもなりやすいのです。
歯周病によって心血管疾患・脳卒中のリスクが高くなります。
脳に刺激を与える咀嚼という行為がうまくできなければ、認知症のリスクも高まるのです。
30代以上の方の歯科矯正は、乱れた歯列が健康な歯に及ぼす負担を軽減し、健康な歯を残すという大きな目的があります。
歯列が整うと・・・
食べ物をおいしくいただけるようになります。
コンプレックスが解消され、さわやかな笑顔をつくることができます。
からだのバランスが整います。肩こりなどが改善されることもあります。
虫歯や歯周病になりにくくなります。
よく噛むことで、脳が活性化し、からだの内側から若々しさを保つことができます。
年齢を重ねれば、様々な理由からどうしても歯列は乱れてきます。中高年になれば、入れ歯を考えなければならなくなることもあります。
そうなる前に、歯科矯正で、お口の健康を守ることができる場合もあるのです。
整った口元は美しい笑顔をつくり、コミュニケーションを活発にします。表情筋の動きが豊かになり、みずみずしい表情がとりもどされることでしょう。
きれいな歯並びでよく噛むことができれば、食べることが楽しくなります。脳が刺激され、若々しさを保つことにもつながるのです。
上の前歯が下の前歯よりも突出している(出っ歯)
下の前歯が上の前歯よりも突き出している(受け口)
歯並びがでこぼこで、全体的に乱れている(八重歯、乱杭歯)
歯と歯の間にすきまがある(すきっ歯)
成長期の子供は、あごの骨格の成長を正しい位置に整えることで、噛み合わせを健康な状態に誘導することができます。一般的に、骨の成長する5歳から12歳頃までに可能な矯正治療です。
入れ歯状のものをいれてあごの関節の位置を正しく整えます。骨格をコントロールすることで、その後の矯正が不要になる場合もあります。
骨格矯正で歯並びが整わない場合は、永久歯が生えそろってから本格的な矯正治療を行います。矯正治療の開始は12歳以降になるのが一般的です。お子様のお口の中の状況によって、早めの治療が必要な場合も、大人になってからでも問題がない場合もあります。
骨の成長期のうちに矯正治療をスタートさせることができれば、期間も短く、少ない負担で歯並びを整えることができます。永久歯を抜かなければならない抜歯矯正を避けることにもなります。美しい歯並びは、からだの健康とともに、物事に集中する力、コンプレックスの解消といった心の健康にもつながります。また歯の健康を大切にする習慣は一生の宝物となるのです。
歯並びは、アーチ型をしています。アーチ型の橋を思い浮かべてください。隣りあう石が踏んばりあうことで、重いものを載せてもだいじょうぶな強固な構造をつくっています。歯列も同じです。
本来なら歯は親知らず(智歯、ちしとも言います)をのぞくと28本で1セット。その歯並びがデコボコしていると、支えあう力が弱くなってしまいます。
上あごの歯並びと下あごの歯並びが、きちんとかみあうのが正常な咬み合わせです。歯列矯正は、乱れた歯並びをしっかりと支えあう正しい歯並びにすることで、きちんと噛み締める機能をとりもどすことなのです。
東久邇宮国際文化褒賞は、戦後初の宮家出身首相である東久邇宮稔彦王の第一子、東久邇宮盛厚殿下の御遺志をついで創設された褒賞です。
国籍を問わず社会に多大の貢献をしてきた人材を顕彰し、それまでに培われてきた発明や技術を広く社会へと普及、発展させることを趣旨としています。
中谷は、最新技術をとりいれたインプラント治療の功績による地域医療への貢献と、地域の健康を守るヴィジョンが評価されての受賞となりました。
人間は太古から、自分でものを噛んで食べることの大切さを知っていました。2500年前、紀元前5世紀の古代フェニキアの遺跡から現在のブリッジのようなものが発見されています。日本では16世紀、平安時代に木製の総入れ歯が見つかっています。
現代の私たちは、歯を全て失ってしまった場合、総入れ歯(総義歯)を自分の歯の代用品とすることができます。しかし、従来の入れ歯は、固定されていないのではずれやすかったり、違和感があり、なによりも肉を噛み切るといった食べる楽しみは奪われたままです。
インプラントで入れ歯を支える方法ならしっかりと入れ歯が固定され、自分の歯のようにおいしく食べ物をいただき、安心して会話を楽しむことができるようになります。全身の健康にも、気持ちの面でも多大なよい影響があるのです。
ロケーター装置は、インプラントと義歯を装着するにあたって患者さまのお口の状態にあわせて調整しやすい優れた装置です。
インプラントに義歯を装着する部分は、義歯を支える重要な役割を持ち、アバットメントと呼ばれています。イラストは、当院でとりいれているアバットメントの一種で、インプラントの角度に応じて維持力を調整できるロケーター装置です。
こちらは当院で治療した患者さまの例です。
義歯(入れ歯)が合わず、噛むことができない悩みに対するオーバーデンチャー(インプラント義歯)。
女性Oさん(70代)の下顎の治療です。
金色の部分が4本のインプラントに取り付けられたロケーター装置で、オスねじにあたる役割を果たします。青色の、入れ歯へ組み込まれたメスねじにあたる部分で入れ歯を装着します。
義歯の取り外しや装着は、従来の義歯のようにOさんご自身で行うことができます。
Oさんは義歯をしっかりと固定できるようになり、自分の歯のように食べ物をおいしくいただき、また会話も楽しくはずむようになりました。
総入れ歯の方は、不便な上に精神的にも悲しい思いを我慢されていることと思います。インプラントオーバーデンチャーは安定しており長持ちし、予後もよくおすすめできる治療法です。
歯を失った場合、一般的な治療法としてブリッジや部分入れ歯という修復治療があります。しかし、これらの方法は、残った歯に負担がかかります。歯周病などで、残った歯が弱っていると、その歯の寿命も短くなってしまいます。
一般的に、失った歯を補うためには、両サイドの歯を削ってブリッジという冠をかぶせます。
ブリッジの長所は、保険が適用できるので安価に治療できること。また治療期間が短くてすみ、早くまた噛むことができるようになる点です。
欠点は、ブリッジを支えるために、両サイドの歯を削る必要があることです。例えばこのように1本歯がない場合は3本の繋がったブリッジを2本の歯で支えなければいけなくなり、2本の歯に3本分の負担がかかり、歯が折れたりと歯の寿命が短くなりやすいのです。健康な歯であれば削らないにこしたことはありません。
患者さまがインプラント治療を選択する大きな理由のひとつとして、「健康な歯を削りたくない」というものがあります。
歯は削って治療したところから崩壊していくため、長期的に考えるとインプラントのほうがお口の中の健康を長く保つことができるのです。
インプラント治療は、よい歯を残し、お口の中の健康を維持するためには適切な選択なのです。
こちらは当院で治療した患者さまの例です。
交通事故による前歯の欠損に対するインプラント治療
20代女性
※保険外診療(自由診療)
35万円(税抜)〜
審美的にも美しく修復することができました。
前歯の場合、歯を支える骨が薄く、歯を失ってから数か月たつと骨が吸収され、インプラント治療には条件が悪いことが多いのです。骨を作る手術や、歯肉の移植を組み合わせることもあり、高度な技術と経験が必要です。
90年代以降、インプラントに関する様々な論文や調査が発表され、現在では永続性のある信頼できる治療法であることが認められています。またインプラントを支える骨を作る手術や、素材も進化し、CTスキャンによって治療計画の精度も著しく向上しました。失った歯をとりもどすためにインプラントという選択肢をお考えなら、当院にご相談ください。
※厚生労働省平成25年介護保険事業報告書より、要介護4,5の人口が約130万人
内閣府の平成28年版高齢社会白書では、介護が必要になった主な原因について、1位「脳血管疾患」、2位「認知症」16.4%となっており、特に男性の「脳血管疾患」が26.3%と特に多くなっていると報告されています。
歯周病原因菌は、血液の流れに入り込んで血液の凝固を起こし、血液の流れを障害します。脳に到達し、血栓ができて脳梗塞が発症するのです。歯周病原因菌は、歯周病が重症になるほど血液の流れに入り込みやすくなります。
歯と歯を噛み合わせた時の刺激は、脳に伝わり、脳の感覚や運動、記憶や思考、意欲を司る部位の活性化を促します。自分の歯で食物を噛むことができれば、同時に脳を刺激するという事がわかっているのです。高齢者の歯の残存数と認知症との関係から、歯が少ないと、脳が刺激が少なくなり、脳の活動に影響があるということが、東北大学の研究により明らかになりました。残っている歯が少ないほど、記憶や学習能力に関わる海馬や、意志や思考の機能を司る前頭葉の容積などが少なくなっていた事がわかりました。
日本人は、70代で残っている歯は平均で16本程度。予防歯科の進んだスウェーデンでは21本以上です。高齢になって、歯の残っている数が多いほど、自分らしさを失わず、人生の終わりの時期を過ごすことができるのです。私たちは、脳血管疾患と認知症が歯の健康ととても関係が深いことをもう知っているのです。
口呼吸の原因は舌のたるみ。あいうべ体操は、下あごを支える舌筋とお口のまわりの表情筋肉をきたえてくれるんです。
次の4つの動作を順にくり返します。声は出しても出さなくてもかまいません。
1.「あー」と口を大きく開く
2.「いー」と口を大きく横に広げる
3.「うー」と口を強く前に突き出す
4.「ベー」と舌を突き出して下に伸ばす
1~4を1セットとし、1日30セットを目安に毎日続ける
顎関節症の方やあごを開けると痛む場合は、無理をしないで「いー」「うー」のみをくり返してください。「べー」がうまくできなかったら、大きめのあめ玉をなめて、舌を運動させましょう。舌運動と甘味の刺激で、脳も活性化します。